作業班の運営にかかる経費
 機械化作業班を実際に運営すると・・・・・・
 現状では完全に機械化作業班として機械作業ばかりを専業とするのは無理があります。作業路の作設から保育作業まで多角的な作業をこなせるようにして年間を通じた仕事量を確保するようにしなければなりません。
 年間120日程度機械化作業班3名が伐採搬出に従事したとするとこれくらいの経費がかかるという試算結果です。



 長期的な経営展望を持ち機械の維持管理費、更新経費を見込んでおくことが必要です。機械のトラブルは大きな出費につながります。さて、一般にいわれるように年間稼働日数を多くすれば伐出コストは本当に下がるのでしょうか。


 この試算では一般にいわれるほどのスケールメリットはありませんでした。
 たしかに事業量の確保は必要ですが、そればかりにとらわれないようにしたいものです。コストダウンには機械化のメリットを生かす作業路の開設などを計画的に行うことが肝心です。

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