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東洋眼虫のレポート
こんな虫がいたなんて知らなかった。目の中に寄生する東洋眼虫のレポート

目の中に虫がいる!! 
猫の右目の下に黄色い目ヤニがあるのを発見し拭き取った。
前日まで出ていなかったので、数分後に再び目を確認するが目ヤニはない。
しかし、目の中(目頭)に白いものを発見した。

よく見るとウニョウニョと動いている虫だ!猫も、まぶたの内側で動かれると気持ち悪いようだ。
長さは1〜2cmほどかな?太さは輪ゴムぐらい、白く透明な春雨のような虫で、2匹はいた。
しかし、証拠写真を撮ろうとして失敗している間にいなくなってしまた。
回虫なのか?たけしの番組でやってた体中を移動する寄生虫は違うだろう。

早速、病院で診察を受ける。
「目に虫がいる」というと、ハエが媒介する「東洋眼虫」だろうといわれる。
ハエが目に卵を産むといわれてびっくりしたが、ハエが媒介するということだった。
ハエがきてもじっとしているおとなしい猫や犬がかかりやすいそうだ。

目を診察しても最初は虫は見当たらなかったが、結膜に充血がみられた。
目をグルグルと診察すると目尻の方にいる虫を発見!!東洋眼虫だった
飲み薬では効かないらしいく、点眼麻酔をして虫をピンセットで直接取るという。
もし暴れる場合は、麻酔をして処置することになるらしい。大丈夫だろうか・・・(2006年3月30日)
目のまとわりつく羽虫に気をつけろ! 
ハエが媒介するといわれたが、家にはハエはいないのにどうしてだろう?
東洋眼虫について調べてみた。

ショウジョウバエ科の一種で、目にまとわりつく羽虫メマトイが媒介するのだった。
夕方、特に雨が降る前後などに目のまわりにまとわりつくブトのことだ。
メマトイは、山林や川、畑に多いとあるが、このあたりではよく見る虫なのだ。

外に出たときに東洋眼虫をもっているメマイトイが、まぶたなどに止まってついたのだろう。
ハエが止まってもじっとしている猫犬がかかるというが、あの羽虫ならよけるのは難しいと思う。人間にも寄生するので心配だ。
東洋眼虫を摘出! 
東洋眼虫の摘出処置が終わった。
摘出された5匹の東洋眼虫は容器に入っていた。こんなのがいたのかー!

おとなしくしてたので全身麻酔はされなかった。処置料と薬の料金3990円だった。
ゲンタシンという点眼薬を処方された。1日3〜4回、両目に点眼する。
このお薬は、充血や目ヤニがあるときに使用する細菌を殺菌する抗生物質です。
●摘出した東洋眼虫を持って帰ったので証拠写真として撮ったのが下の画像です。

直径2cmの容器の底に見える

白く見えるのが東洋眼虫

点眼薬ゲンタシン

容器の中の東洋眼虫
下からみた東洋眼虫 ゲンタシン点眼薬

家に帰るとしばらくはニャーニャーと鳴いていた。
やっと安心したのか熟睡した。病院で眠れなかったのか・・・(2006年3月31日)
人間にも寄生する 
東洋眼虫は人間にも同じように感染することがあるという。
念のため鏡で自分の目を確認して、ついでにアイボンで目を洗浄した。

(2006年3月31日 記載)

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