タイタニックのエンジンの場合
タイタニックのレシプロ蒸気機関もほぼ同じですが、ただ低圧シリンダーが2つに分けられています。 高圧シリンダー (1筒) 直径 137cm 行程 191cm
中圧シリンダー (1筒) 直径 213cm 行程 191cm
低圧シリンダー (2筒) 直径 246cm 行程 191cm
ボイラー蒸気圧 1480 kPa (15.1 kg/cm2)
(行程は,ピストンが上下に動く距離です。)![]()
つまり,タイタニックのレシプロ蒸気機関は4つのシリンダーで構成されていて,4シリンダー3段膨張機関という形式です。このエンジンが右舷スクリュー用と左舷スクリュー用に,2セット装備されているわけです。(出力はそれぞれ最大18,500 馬力(13,800 kW))
タイタニックの時期には、レシプロ蒸気機関は4段膨張機関が一般的になっていました(「北大西洋航路の主要客船一覧データ」のページの表をご参照ください)が、タイタニックの場合、そのあとに低圧タービンを備えているので、3段膨張機関にしたものと考えられます。 映画で機関室の機械が動いているシーンは,このレシプロ蒸気機関の連接棒からクランクにかけての部分を見ています。ピストンはシリンダーの中で動いているため外から見えず,連接棒とクランクの部分が,一番動きがよく見えます。
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