スケッチしました
2001.2.23〜3.2

 飛んでイスタンブール



 インターネットで航空券、ホテルを予約しました、格安です。飛行機に乗る人は学生が多い、春休みなので卒業旅行かもしれません。関空から、飛んで飛んで、イスタンブールへ。問題もなくホテルへ到着したのですが、ホテルはというとトイレの水は流れない、お湯はぬるい、バスタブの栓はない。あ〜、安宿ゆえに・・・。
 イスタンブールの街は高低差があり、通りを歩いていると、ところどころから海が見えて、何か神戸の土地形状のような感じがしました。ブルーモスクの近くへ行くと日本語などでしつこく話しかけられ、アヤソフィヤの方へ行くと、またまた、しつこく話しかけられて、落ちつくことができずに歩き廻りました。客引きの多さや所要時間のことを考えて、今回の旅行はイスタンブール周辺だけに変更することにしました。ホテルへ帰る途中、銃音のような音が・・・??ホテルの洗面所に銃を持っている人もいたなあ?治安は悪そうです。


 モスク


 イスタンブールの街には、たくさんのモスクがあります。信者は外で顔と足を洗い、モスクの中では頭に布を覆い、床に何度か頭をつけながらお祈りを行います。あぐらをかいて座っていた自分は、信者に対して失礼だったかもしれません。
 共通でモスクには中庭があり、建物内部は真ん中のドームを中心に、多くのドームが重なって構成されています。シナン設計のスレイマニエ・ジャーミィは、旧市街地の高台にあります。外部は石の目が粗く、中庭や上部の壁は白い大理石のようです。客引きがいなくてようやく落ち着き、雨が少し降る中、スケッチをすることができました。工事をしているペンキ職人さんたちが、ダンボールをお尻に敷くように差し出してくれました、サンキュ。内部は正面にステンドグラス、アーチ部分は茶、白、緑のコントラストのある大理石で仕上げてあり、スペインのメスキータとの共通性を感じました。
 ブルーモスクでは、門にアルハンブラ宮殿と似た蜂の巣のようなディテールがありました。外観は階段状にドームが重なっているのですが、一番上のドームは屋根が黒く、その上部はきれいな金色に塗り替えられていました。かなり改修をしているようです。内部は下一段が石張りで、その上はイズニックタイルであり、思っていたより色が青くありません。でも、ブルーモスクの由来、光があたって青く、薄い緑色のように見えるとこもあります。自然の光が上から降りてくるのは、やはり神秘的です。
 アヤソフィアは、キリスト教の建物をモスクに改修しています。外部は石張りの上に色を塗ってあり、内部は大理石の床、壁で構成されています。歴史が感じられる建物です。
スレイマニエ・ジャーミィ
ブルーモスク
ブルーモスク
ブルーモスク
ブルーモスクの内部
アヤソフィア
アヤソフィア
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