<紅葉>モミジ
新緑の鮮やかさ、紅葉の美しさで今も非常に人気の高い樹木の一つです。「紅葉の錦綾なす・・・」といわれ、紅葉の微妙な色の変化は秋の訪れを感じさせてくれます。
黄葉(もみちば)の 過ぎまく惜しみ 思ふどち 遊ぶ今夜は 明けずもあらぬか
万葉時代には、モミジは黄色に色変わりするように表現されることが多く、紅葉になったのは平安時代になってのようです。元来、モミジとは色変わりすることを意味し、蛙の手のような葉の形からカエルデ等と呼ばれていたようです。