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| 走行中、メーター内のチェックエンジン警告灯が点灯！んっ！油圧系？・・・でも、油圧は異常なし。何事かと心配になりながらも走行に支障がなさそうなので、とりあえずそのまま帰宅して調査してみました。 |
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| チェックエンジン警告灯が点灯している状態。OBD-IIスキャンツールを接続し、解析してみます。 |
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こういう事態になっても、「何のエラーだろう？」と、わくわくしながらＰＣをセッティング！解析ソフトを立ち上げ、コードを読みとらすと・・・
出てきました！「Ｐ１１３０」と「Ｐ１１３５」です。。おぅ、二つもあるんか・・
それでは、修理書を開いてコードを探すと・・・
バンク１のAir Fuelセンサー回路と、同じくバンク１のAir Fuelセンサーヒーター回路のエラーだと分かりました。
修理書の手順に従い、バンク１のＡ／Ｆセンサーを調べてみると、ヒーター回路の抵抗が全くありません。壊れていなければ常温で０．８〜１．４Ωあるはずなのですが、断線しているのか全く反応なし。エンジンをかけ、数値の変化を測定してみると、バンク２は電圧など数値がパラパラと変わっているのに、バンク１は全く変化なし。
以上の調査から、Ａ／Ｆセンサーの故障と判断しました。 |
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Ａ／Ｆセンサーの故障と分かれば、部品の調達です。品番を調べてみると、８９４６７−４１０３０、値段は１７，８００円。結構な値段です。ウィンダムの中古品でもないかと調べてみると、品番が違う・・・。
| ２０００年式 |
品番 |
値段 |
| ウィンダム３．０Ｇ |
８９４６５−４１０５０ |
２８，５００円 |
| ＥＳ３００ |
８９４６７−４１０３０ |
１７，８００円 |
ＥＳ３００と同じ品番のセンサーを採用している国内向け車種があるのか調べてみましたが、全くなし。何が違うのか分からないので、とりあえずヤフオクでウィンダムと同じ品番の中古Ａ／Ｆセンサーを格安入手。
届いたものを比較してみると、カプラー形状が全く違っていました。また、ヒーター抵抗が１３Ωもあり、全く別物のようです。
そうなると、共販でＥＳ３００用を品番注文するしかないと思ったのですが、一応、ＵＳ市場をｅＢａｙ調べてみると・・・結構あります・・純正品以外にも、互換性ある社外品も。ヒーター抵抗値の違いなどよく分からないことがあり、ここは失敗できないので純正品に絞ってみてみると、お値段＄１４７．６５。
１ドル＝８５円として１２，５５０円。送料＄２６．９５を加えても、１４，８４１円。
超円高のお陰で、逆輸入のほうが安くなるとは・・・驚きです。即注文して１週間ほどで到着！デンソー製でした。 |
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故障したセンサーはバンク１なので、エンジンの奥側になります。これがまた作業スペースがない！車両下にもぐり覗いて見るも、手が入らない。ならば上から攻めるとしてエアクリーナー後ろあたりから手を突っ込んで、ラチェットやらモンキやらで回そうとするが、固着して回らない。５５６を吹きかけながらラチェットを金槌で叩いて小一時間。ようやく取り外すことができました。
取り外してみると、見た目にも相当傷んでいました。写真の３本のうち、左が新品、真ん中が取り外したもの、右がウィンダム用の中古品です。 |
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新しいセンサーを取り外しの逆の手順で取り付けます。写真の矢印がＡ／Ｆセンサーです。
取付後、OBD-IIスキャンツールを接続し数値を見てみると、パラパラ変化しています。ＰＣ上からチェックエンジン警告灯を消し、エラーコードが発生しないことを確認して、修理完了！ |
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| 今回のために用意した工具です。Ｏ２センサーを取り外し・取付の時に使います。センサーの配線を逃がす切れ込みが入っています。値段は通販で９００円程でした。 |
| 作成：２０１０年８月 |
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