T−1 このテーマを取り上げるに至った経緯と前提問題

@ 経緯/ A 前提問題

ここでの参考資料

ホームページ NHK BS1地球法廷 http://www.nhk.or.jp/forum/life/index.htm


@ 経緯

 私が『人工生殖と法』というテーマを取り上げることになったのは、NHK BS1で放送された地球法廷という番組を見たことに由来します。

 私が見た放送では、『生命操作、命への挑戦』と題し、医療の現場に次々と導入される新技術と、それに直面する社会、私たち個人について取り上げていました。

 その番組の中で紹介された新技術には以下のようなものがありました。

  • 精子・卵子の提供、受精卵操作、代理母
  • 出生前診断、減数手術、
  • 中絶胎児の利用、無脳児からの臓器提供
  • 新生児の治療遺伝子診断、遺伝子治療
  • 臓器移植、脳死体の利用

  • 延命治療、安楽死

 この番組中、人工生殖の説明の折、「人工生殖は家族関係に大きな影響を及ぼす」というコメントがあったのですが、その通りであり、人工生殖について社会が抱える家族法など法律問題について考える必要性を感じました。

 

 また、 NHK BS1地球法廷の運営するホームページではいくつかの議題について、討論が行われています。

A.本人が望めば生命を操作してよいだろうか。

B.何を病気として、どこまで治療すべきなのだろうか。

C.人のからだをものとして扱ってもよいだろうか。

D.人が生きているとはいつからいつまでをさすのだろうか。

 これらは生命操作に関する事を学ぶ上で、基本的であり重要な要素、問題点です。そのため人工生殖における法律問題を考える前に検討を要します。特にDの問題は相続の問題と関わるにいたった実例もあります。

そこで、次のAでは、Dの問題について、ホームページに投稿されていた意見をまとめてみました。


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