『 43 と 34 は どうちがうの? 』 と お子さんから質問されて困ったそうな。
この質問 に対する 適切な 答えは?
明らかに 『 43 と 34 の差は 9 』 という 答え は 適切ではないだろう。
『 43 は 十の塊 が 4つ と バラ が 3つ 』 で 『 34 は 十の塊 が 3つ と バラ が 4つ 』 という 答え は
数の名前(呼び方) つまり “命数法” の法則 を 説明 したもの であり、
(参考リンク:
20より大きい数)
これは 『 43 』 と 『 34 』 という数 の 表す量(数量) が どのくらいか
を 説明 している。
この説明(答え)で 理解・納得 できる のは
桁(位)の概念 を 理解・納得 している、 かつ、
積和混合による 数の名前(呼び方) つまり “命数法”
が 理解・納得 できている ということなので
そもそも こんな質問 を しないんじゃないだろうか?
なんとなく 違和感 が 残ります。
冒頭の
『 43 と 34 は どうちがうの? 』 という 質問 は
桁(位)の概念 や
積(掛け算) や 和(足し算) どころか
数の名前(呼び方) つまり “命数法” に 法則(ルール) が 存在することすら
意識していない状態での
素朴な疑問 として
『 43 と 34 の区別 が つかない 』 という 意図 の 質問 ではないだろうか?
と 推察されます。
この推察 が 正しい と 仮定した上で、 問題です。
問1.『 43 と 34 の区別 が つかない 』 という 素朴な疑問 に対する 適切な 答えは?