長方形の面積を求める公式として『 縦×横 』がありますが、
これは元々は 縦m×横m=面積m2ではありません。
例題 縦5m 横3m の長方形の面積を求めよ。
は 縦が5m の 横1m の長方形の面積 5m2を[基準量]とし、
面積を求める長方形の横との[比率]が3であるので
5m2×3倍=15m2
とみなすのが掛け算の元々の定義からすると正しい。ということになります。
現代では計算式に単位を付けないのが一般的ですので、
5×3=15 答え15m2
ですので、どうでも良いかもしれませんが・・・
縦1m×横1m の正方形の面積を表す単位を1m2と定義すると、
縦Am 横Bm の長方形の面積は A×B で計算することが出来る。
つまり、『 縦×横 』 は 計算法である。
これを公式と呼ぶならば、
分数の掛け算の計算法 『分母は分母どうし、分子は分子どうし掛ける』や
分数の割り算の計算法 『たすき掛け』 も公式と呼ぶべきものであろう。
『数学において公式(こうしき)とは、数式で表される定理のことである。
転じて俗に、「問題を簡単に解決することができる魔法のようなもの」というような意味で用いられることがある。』by wiki 2010 11/1