問1. 「=9」派の基本的な考え方 とは何か?


×の記号が省略されているだけであり、
“四則演算のルール”に従って解くと

6÷2(1+2) = 6÷2×(1+2) = 9

である。

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ちなみに
一般に“四則演算のルール” と呼ばれるルールとは

イ. 括弧がある時は、先に括弧の中から計算すること。
ロ. 四則がまじりあった計算は、かけ算とわり算を先に計算すること。
ハ. 左から順番に計算すること。

のこと ですよね?

■ 俺の主張
この“四則演算のルール” の イ.ロ.ハ. は
(日本の)小学校で扱う数の範囲内で その数式を処理する際に適応されるルールであり
(日本の)小学校で扱う数式では ×の記号を省略することを認めていません。

×の記号を省略することを認めるのは
(日本の)中学校以降、文字を含む式(多項式)を扱う際に 出現する新しいルールである。

(日本の)小学校で扱う範囲では
6÷2(1+2) は 在り得ない式であり、回答不能である。

よって、 6÷2(1+2) は
文字を含む式(多項式)の数式を処理する際に適応されるルールに従って解くべきである。

と私は考える。

注:わざわざ(日本の)と付けたのは
この問題が 台湾のfacebookコミュニティで取り上げられたことがきっかけで広まり
そこでは、「9」を正しい答えとしていたためである。
その後、いろいろ議論されたが、日本での 結論は「1」という事で納まっている。らしい。

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問2. 文字を含む式(多項式)の数式を処理する際に適応されるルールに従って 6÷2(1+2) を解け。

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