シンジが『もう駄目だ!』と観念したとき、アスカの開いている左手が素早く動いた。
「ひぎゃぁっっっ!!」
次の瞬間、歓喜とは違うシンジの叫びが部屋に木霊した。
by 弾丸X
「あ・・・アスカ・・・・一体・・・何を?」
突然、自分の股間を襲った感覚にびくつきながら、シンジはきつく閉じていた目を
恐る恐る開いた。
「な・・・何してるの?!アスカ!?」
「・・・収まった?」
「お、収まったって、一体なんだよ!」
「こ・れ!」
アスカは視線を逸らしながら、「シンジ」の先端を軽くつついた。
「そんな事されたら、縮んじゃうのは当たり前だよ!」
先程までの威勢の良かったシンジのモノは、根元を握りしめているアスカの手の中で
ぐったりとうなだれていた。
「怒んないでよ、もう。特訓なんだから・・・」
「僕の・・・タマにソフトクリーム押し付けるのの、どこが特訓なんだよ!」
シンジの2つぶら下がったものは、アスカの左手によって押し付けられた
ソフトクリームにまみれ、見るも無残な有り様だった。
勢いを失った竿と同じく、冷たさに縮こまってしまっている。
「大丈夫。これは本を読んで調べた精力増強法と、早漏回復法をミックスした、
アタシのオリジナル特訓法なんだから!」
「そ・・・そうなの?」
自信満々に言い切って、アスカは特訓法の解説を得意げに始めた。
「まず、シンジが早いのを直す方法・・・・」
真正面から『早い』といわれ、情けない顔をするシンジ。
しかし、事実なのだから言い返す事が出来なかった。
シンジの名誉の為にいっておけば、シンジが早いといいうのは、
まだアスカの方も完全に開発されていない&シンジ自体もまだ経験を踏んでいない、
というのが、大きな要因の一つでもあるのだが、童貞&処女で結ばれた若い二人には
そんな事解ろう筈も無い。
理由はともかく、早々と早いと決めつけて特訓法まで考えてしまうアスカは、
ある意味「怖い」といえるのだが、それにシンジが気付くにはずっと後の事であり、
気付いた時には既に手遅れになっているのだった。
「イキそうになったら、動きを止めて我慢する・・・これを繰り返す事で、
持続時間が伸びるようになるらしいの。これぞ、第1の秘策、『スクイズ法』よ!」
「は・・・はぁ・・・」
「でも、シンジが動いてたら、きっと我慢できないと思うから、アタシが・・・
その・・・こうやってる訳」
語尾を小さくしながら赤面し、アスカは握ったままのシンジにそっと力を込めた。
「あ・・・ああ、なるほどね」
「・・・で、第2の秘策、それが精力増強法、『金冷法』よ!」
「きん・・・れい?」
「そう・・・まぁ、読んで字のごとく、金を冷やすって訳・・・冷やすのと、温める のを交互に繰り返して、その刺激で機能を活発にするんですって」
「へぇ・・・で、でも、これじゃ冷やしてばっかりじゃないか!」
「・・・・温めるのは・・・これからよ、これから・・・・」
アスカはそう言うと、シンジから視線をそらして、大きく深呼吸した。
「じゃ・・・温めてあげる。・・・アタシが・・・」
そう言いながら、アスカはシンジの股間にゆっくりと顔を寄せた。
ぱくん。
「あ!?あああっ、アスカ!?うっ?!・・・・」
まさに、いきなりの事で大声を上げたシンジだったが、直ぐに声を詰まらせた。
「む・・・ふっ・・・・・・はぁ」
小さくなっていたシンジが、むくむくと元気を取り戻し、アスカの口中を一杯にしていく。
並サイズのシンジのモノとは言え、流石に全部収めておくことができず、アスカは一旦口を離した。
「・・・どう?あったかいでしょ?」
「うん・・・凄く・・・あったかかった」
シンジもアスカも、頬を赤くそめ、うっとりした様な表情で見つめあった。
「あの・・・アスカ・・・下の方、まだ冷たいんだけど・・・」
シンジは目線でソフトクリームにまみれた袋を示すと、恐る恐るアスカにおねだりをした。
「解ってるよ・・・エッチなんだから」
アスカは照れ臭そうに笑うと、赤い舌を艶めかしく突きだして、そこに顔を寄せていった。
(続く)
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