by 弾丸X
「じゃ・・・してあげるね・・・」
「うん・・・」
アスカはそういうと、椅子に腰掛けたシンジの前にしゃがみ込んだ。
目の前には今やはち切れんばかりのシンジの分身。
アスカは心臓の鼓動を押さえつけるかの様に、自らの両手を胸の前で重ねて、
もう一度くいいるようにそれを見つめた。
『うわ・・・やっぱ・・・変なのぉ・・・』
童顔のシンジからは想像もつかないような逞しいそれは
アスカの愛撫を今やおそしと待ちかまえている。
『シンジは・・・大きくないっていってたけど』
アスカは自分の唇にそっと指で触れてみる。
『だ・・・大丈夫よね?!』
「あ・・・あの?アスカ?」
自分の物を目の前に動こうとしないアスカに向かって
シンジは声をかけた。
「あ!?え?何?、シンジ?!」
「あの・・・やっぱり嫌なんじゃないの?」
「そ・・・そんな事ないわよ・・・ただ・・・」
「ただ?」
アスカはそこで一瞬言い淀んだが、
直ぐに恥ずかしげに言葉を繋いだ。
「あの・・・どうすればいいのか解んない・・・」
「あ・・・ああ、そっか、そうだよね」
アスカの言うのも最もだった。
アスカにだってある程度の知識はあっても、実践するとなれば別だった。
シンジにしても、してもらうのは初めてのことで
どう答えて良いものやら、戸惑いを隠せなかった。
「じゃ、あの・・・どうしようかな」
自分の中の欲望に正直になってしまう事で、
アスカに嫌われてしまうのではないか・・・
そんな想いもシンジの口を重くさせる。
シンジが戸惑っているうちに、アスカの方でもそれに手を添えながら
どうするかを必死に考えていた。
『自分から言い出した事だし・・・でも・・・
ああ・・・もっと勉強しとくんだった。』
知らないうちに握っているアスカの指に力が籠もる。
ぎゅ。
「・・・あっ」
「え?!」
シンジがまるで女の子のようにか細い悲鳴を上げ、
アスカはびっくりしてシンジを見上げた。
「な・・・何よ・・・変な声だして」
「あの・・・もう一度、今のしてくれる?」
「今の?」
アスカは訳が解らないまま、もう一度握っている指に力を込める。
ぎゅ。
「あ・・・もっと・・強く・・・」
ぎゅ。
ぎゅ。
ぎゅ。
「・・・どう?」
「うん・・・凄く・・・いい」
シンジは目を閉じて与えられる刺激に身を任せているようだった。
『そうだ・・・確か・・・こう・・・』
アスカはにぎにぎと指を動かしながら、以前エッチなビデオで見た事を
思いだし、ゆっくりと上下に動かしてみる。
「う・・・あ・・・く・・・だ・・・駄目だよっ・・あ!」
シンジがひときわ大きな声を上げた。
『感じてる・・・シンジが感じてる!!』
アスカはシンジの顔と、ひくひくと動くそれに目をやりながら、
動きを少しづつ速めていった。
「あ・・・だ・・・駄目だ・・・もうっ!!」
シンジが『もう駄目だ!』と観念したとき、
アスカの開いている左手が素早く動いた。
「ひぎゃぁっっっ!!」
次の瞬間、歓喜とは違うシンジの叫びが部屋に木霊した。
(続く・・・(^_^;)
要望、苦情は弾丸Xまでお願いします(汗)
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