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猫のテリトリーとマーキング
 猫はテリトリー(縄張り)を持ち、マーキング(匂い付け)をする

●家猫もテリトリー(縄張り)を持っている
猫は単独生活ですが、それぞれにテリトリー(縄張り)を持ち、その範囲内で生活や狩をしています。
ホーム・テリトリーは、家とその庭程度の狭い範囲で、他の猫に侵されることのない、寝たり食べたりするくつろぎの場所です。同居している猫や人間以外の侵入を許しません。もし他の猫が侵入してくると、激しいケンカになることもあります。
ハンティング・テリトリーは、ホーム・テリトリーを中心としたおよそ直径500m以内の範囲で、狩をする場所です。かなりの部分を他の猫と共有していて、他の猫の出入りも自由で猫の社交場である集会場も共有地内にあります。顔見知りの猫同士は、ケンカにはならない場合が多いようです。しかし、全くよそ者の猫が侵入していた場合は、決闘を行う事もあるようです。
猫はハンティング・テリトリーの範囲内で行動しますが、その周辺の環境もちゃんとチェックして、おおまかな地理を頭に入れています。
●縄張りの見回りは重要な仕事
ハンティング・テリトリーにどんな猫が来ているか、自分の縄張りの見回りをします。
人間に飼われている家猫だって、狩をする必要はありませんが、自分の縄張りを守りたいという本能を忘れることはないので、行動を束縛されていない限り、定期的に外に出て、縄張りを調べて歩くのです。
●戻れなくなることもある
猫は自分の縄張りを覚えているので、見回りに出かけても家に帰ってこれますが、交通量の多い道路を渡れなかったり、ケンカをして遠くまで逃げてたり、帰り道を他の猫の縄張りに阻まれたりの理由で、戻ってこれなくなることもあるようです。
●自分の印をつけるマーキングは重要な儀式
マーキングとは、縄張りの見回りで行われる自分の印をつけるニオイつけ行為です。
ハンティング・テリトリー内の要所要所にオシッコ(尿スプレー)をかけて、自分の縄張りを示します。
猫のオシッコには色々な情報が詰まっていて、年齢・体の大きさ・喧嘩の強さ・時間などがわかるという。
マーキングしたからといって他の猫を退却するものではなく、自分が立ち寄った印をつけてるだけなので、ニオイが消えかかると、よその猫は堂々と侵入してきます。
爪とぎも同様で、爪をといだ後の傷跡が視覚的なマーキングになり、爪の周囲にある臭腺から分泌されるニオイ物質が、嗅覚的なマーキングになります。猫はできるだけ背伸びをして、高い位置に爪の跡を残し、自分は大きいから喧嘩も強いだろうという他の猫に思わせているわけです。
ただ爪とぎは、ストレス解消の効果もあります。行動を制限されたり、室内だけで暮らしていると、本能的な行動がままならず、そのストレス発散のためにガリガリと爪とぎをしてしまうこともあるのです。
猫の体には臭腺がありそのニオイを色んなところに付けて、安心感を得ているのも同じです。
猫がよく人の足にまとわりつくようにして顔などをスリスリつけるのは、「自分のもの!」という印をつけているのです。

(2005年4月10日追記)

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