CMでよく見る保険を知ろう

取扱会社

アリコ ジャパン

商 品 名

ガン保険2000

 

 イメージキャラクターが「はなまるヤッくん」の「ガン保険2000」。

やはりガン保険はアメリカンファミリーと比較すると分かりやすいでしょう。

そこで、主な保障とアメリカンファミリーとの違いを整理してみましょう。

 

「ガン保険2000」の保障概要

 「ガン保険2000」は本人のみ保障の「M1」「M2」、夫婦とも保障の「M3」「M4」の4種類です。

保険期間はいずれも10年更新型です。

ちなみに「M2」は「M1」の半分、「M4」は「M3」の半分の保障額となります。

なお、診断給付金を基準にして200万円支給に相当する部分が「1口」という計算になります。

したがって、「M1」「M3」は1.5口、「M2」「M4」は0.75口というパッケージになります。

もちろん1口での契約も可能のようですが、上限は2口までとなっています。

 本人型充実保障の「M1」について保障内容を整理すると次のようになります。

ポイント1 「がん」の定義

 保障対象となるガンとは、アメリカンファミリーと同様に「悪性新生物」「上皮内新生物」です。

ただし、「診断給付金」の支給対象となるのは「悪性新生物」のみです。

ポイント2 治療前の「診断給付金」

 ガンと診断されれば「診断給付金」が支給されるのはアメリカンファミリーと同様です。

しかし、前述のとおり「上皮内新生物」の場合は支給されません。

また、「M1プラン」の診断給付金は300万円ですが、満65歳を超えてガンと診断された場合は、給付金は半額の150万円になります。

ポイント3 入院初日から期間無制限の「入院給付金」

 入院初日から無制限で入院給付金が支給される点もアメリカンファミリーと同様です。

ポイント4 「通院給付金」は退院後の通院について支給

 通院給付金は入院による手術、治療を受けた後に退院して、その後の治療目的の通院について支給されます。

この点は「入院なしの通院治療」にも支給するアメリカンファミリーとは異なります。

ポイント5 ガンによる死亡については割増の「死亡保険金」

 死亡や高度障害の場合は9万円が支給されますが、ガンによる死亡や高度障害の場合は5倍の45万円が支給されます。

ちなみにアメリカンファミリーの場合はガンによる死亡もその他の原因による死亡も給付金は同額です。

ポイント6 満期時に「生存給付金」

 保険期間が満了したときに死亡していなければ、「生存給付金」として9万円が支給されます。

アメリカンファミリーでは「生存給付金」はありません。

  

「ガン保険2000」と「新・健康応援団MAX」との比較

 保障の概要は以上のとおりですが、もう少し詳しく整理してみましょう。

特にアメリカンファミリーの「MAX」と比較すると、よりいっそう分かりやすいと思います。

そこで、「ガン保険2000 M1プラン」と、保険期間や保障内容がほぼ同じの「新・健康応援団MAX インターネットプラン3万円コース」とを比較してみることにします。

 

アリコ ジャパン

ガン保険2000

M1プラン

アメリカンファミリー

新・健康応援団MAX

インターネット3万円コース

保険期間

10年

10年

契約可能年齢

20歳〜70歳

15歳〜60歳

ガンと診断されたときの一時金

(65歳超で診断を受けた場合)

(上皮内新生物の場合)

300万円

(150万円)

(なし)

150万円

(150万円)

(15万円)

入院1日につき

3万円

3万円

手術1回につき

30万円

60万円

120万円

(種類による)

30万円

(種類の区別なし)

高度先進医療を受けたとき

なし

6〜140万円

(技術料による)

退院して在宅療養を開始したとき

なし

30万円

退院後の通院1日につき

15000円

5000円

入院せず通院のみの治療1日につき

なし

5000円

在宅末期医療を受けるとき

なし

一時金 30万円

1日 15000円

(180日まで)

ガンで死亡したとき

45万円

10万円

ガン以外で死亡したとき

9万円

10万円

生存中に満期を迎えたとき

9万円

なし

ちなみに上記の保障を受けるための月額保険料を比較すると、次のようになります。

 

ガン保険2000

新・健康応援団MAX

男性

女性

男性

女性

15歳

―――

―――

854円

885円

20歳

1896円

1891円

946円

986円

30歳

2380円

2379円

1434円

1573円

40歳

3975円

3961円

2515円

2835円

50歳

8205円

8109円

5064円

5333円

60歳

13587円

13275円

10620円

10709円

70歳

21721円

21111円

―――

―――

 

まとめ

 表で比較したとおり、アリコとアフラックでは「こちらが必ずトク」とは言いきれません。

ニーズによってうれしい保障と余分な保障とが分かれます。

 アリコの方が有利なケースはたとえば次のような事例でしょう。

● 60歳を過ぎてからガン保険を検討する場合

● 多少とも死亡保障が付けたい場合

● ガンの心配はあるが、家系的に胃がんなど早期発見で生存する確率が高い症状と思う場合

 

 一方、アフラックの方が有利なケースは以下のような場合になるでしょう。

● 若い年代からガン保険を検討する場合

● 死亡保障は他の保険で手当ができている場合

● 保険料を低く抑えたい場合

● 発症後も家族とできる限りすごしたい場合

 

 もちろんガン保険は他社の商品も登場しています。

ライフプランや家族との生活などあらゆる面から検討して、自分のニーズに合った提案を受けることが必要です。

 

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