Sorry Japanese only

平成12年3月31日

第 23 号

岡山県自閉症児を育てる会


 目次

 「 自閉症 の しおり」 完成 
 A・A・O 活動 ボランティア募集
 ボランティア 交流&研修会のお知らせ
 学校より保護者に 〜入学式終了後の保護者への話の場で〜
 春の新番組のご案内 「天使が消えた街」「君が教えてくれたこと」
 「キッズルーム」のご報告&ご案内
 3月例会 「自閉症療育講演会」報告
 4月度 水泳教室・勉強会・サッカークラブ の お知らせ
 近隣の講演会等のご案内
 「卒業」  

「春雨じゃ、ぬれて行こう〜」
濡れて行くには、まだ少々冷たい雨が今日も降りました。
本当の春が来る前には、う〜んと寒い日がしばらく続きます。寒い日があるおかげで、春の陽射しが恋しく、その分本当の暖かい日がよけい嬉しく感じられるのかもしれません。
思えば私たちの子育てもそのようなものかも知れません。厳しい冷たい雨のような毎日も、やがてくる温かな日々を思えばむしろ楽しくさえ感じられるものです。
三寒四温を繰り返しながら、次第に春は近づいてきています。
さあ、季節ももうすぐ変わります。
また新しい季節と共に、気分を一新して元気で頑張りましょう。

自閉症のしおり 完 成!!

たばこ産業弘済会と日本フィランソロピー協会から、助成を受けて制作していた「自閉症のしおり」が完成しました。
私たち親が自分の言葉で綴ったしおりです。
拙い表現も多いですが、わが子のこと、自閉症のことを知ってほしいという、思いを込めたしおりです。
 「ご近所の方や、親戚の人、先生、級友、みんなに本当の自閉症の姿をわかってほしい」

その願いから、負担を少なく、多くの方に配っていただけるよう、助成をいただいて安価でおわけすることができるようになりました。
A5版、22ページで1冊50円です。
 またボランティアの方や、一般の方への配布については助成金の中から無料でお渡しします。考え方は、自閉症の事を知ってもらう合には無料、我が子の事を知ってもらおうとする場合は一冊50円、と思っていただければわかりやすいと思います。
ですから、たとえば自分のクラスのPTAに配るのは50円、役場やかかりつけの病院の窓口に置いてもらうのは無料、そういう風に考て必要部数を事務局までお知らせください。
吉田先生の講演会に来られなかった会員の方には、今回の会報に同封してとりあえず4冊ずつ無料で、お送りします。(4冊、そんな深い意味はありません。お手元とそれぞれの実家、担任の先生・・ぐらいの気持ちです。)
もちろん、冊子の出来は自閉症協会発行の「自閉症の手引き」にかなうべきはずもないのですが、「手引き」は勝手にコピーすることは出来ませんし、1冊 200円なので、そう大量に手配りもできません。
その代案としての「自閉症のしおり」です。
この「しおり」の方は、一人でも多くの方に自閉症という障害を理解していただくことが目的ですので、コピーも自由ですし、HPからの印刷も歓迎です。
でも考えたら、送料を入れても事務局に申し出てもらう方が、コピーするよりははるかに安くつくはずです。遠慮なく、・・というよりは、こちらからお願いします・・周りに配布できる冊数を連絡してください。
無料配布分は、送料も助成金から出ます。100冊単位で送りますから、皆で手分けして、置いていただけるところを探しましょう。(図書館・医院・役所・集会所等)
我が子が暮らす地域の理解者を増やす事が、この冊子を配布する目的のひとつでもあります。
既に、岡山児童相談所・岡山市役所・ふれあいセンターにも置かせて頂いています。
また、冊子の製本をお手伝いいただける方がおられましたら、あわせてお願いします。3月末現在、6,000冊が完成しました。目標は、10,000冊です。事務局で作っています。
子どもの事、学校の事、家庭の事、いろいろお話ししながら、内職風に手を動かしています。
こちらのほうも、どうぞ、ご協力お願いいたします。

学校より保護者に 

新入学を迎えて、子どものことをどのように他の保護者の方に伝えればいいか、悩まれておられるお母さんもいらっしゃると思います。
普通学級に入られた方は、担任の先生も自閉症の子どもを受け持つのは初めてで、ご自身がどういう風に話せばいいのか迷われているケースもあると思います。
ここで紹介するのは、ペンネーム松山千春さんが、こんな風に先生に話していただけたら・・とアドバイスしてくださったものです。
これを、少し自分の子どもに合わせてアレンジして、先生にお見せしたら、初めての先生にとってヒントとして助かるのではないでしょうか。
場面は「入学式終了後の保護者への話の場」です。

はじめまして、私は(担任の)〇〇と申します。
保護者のみなさん、本日はご入学おめでとうございます。
みなさんの子どもさんは、誕生から6年間、すくすくと成長されたことと思います。
時には、病気やけがでご心配になられたこともあると思います。
さて、本年度入学を迎えられた子どもさんの中には、生まれながらの障害があり、生活の様々な面にうまくできないことがある子どもさんがいます。〇〇〇〇さんという子どもさんです。
〇〇さんは、自閉症です。自閉症という障害はありますが、お父さん、お母さんをはじめ、〇〇さんのご家族、皆さんで大切に育ててこられ、今日の入学式を迎えられたわけです。
そして現在、みなさんの子どもさんと同じように、入学式で新しい友達といっしょに期待に胸をふくらませて式に参加しています。

しかしながら、まだ、言葉を使っての意志表示がうまくできなかったり、新しい環境の中では、不安になり、皆と同じような行動がとれなかったり、友達の方に自分からかかわっていくことなどが苦手です。
おそらく、新しい学校生活の中では、友達に助けてもらいながら覚えていくことや、先生といっしょでないとなかなかできないことなども出てくると思います。ゆっくりとではあるかも知れませんが、皆さんの子どもさんといっしょに大きくなっていく子どもさんです。
どうか、今日、同じくご入学を迎えられた子どもさんの保護者の皆さんも、自閉症のこと、〇〇さんがもつ不自由さのことを理解してくださり、機会があれば、子どもさんにもお話いただきたいと思います。
学校での生活でも、教職員、皆で、学校に通う大切な子どもの一員として教育にあたりたいと考えています。
皆さんと、皆さんの子どもさんと共に、この地域でくらしていく子どもさんです。
皆さんにその子どもさんのことを知っていただきたくてお時間をとりました。

春の新番組のご案内 

今月はちょっと趣向を変えて、4月から始まるテレビ番組の紹介です。
もうご存知の方も多いと思いますが、4月から「自閉症」を取り上げたドラマが、それも2本始まります。
まず先に始まるのが、日本テレビ系(岡山では西日本放送)の『天使が消えた街』(4月12日(水) 22:00 スタート)
これは「レインマン」をモチーフにした作品で、主役が堂本光一、兄の自閉症の青年役が藤井フミヤ、というキャストです。
  河野英裕プロデューサー:
「・・また、自閉症という言葉のイメージに反し、(自閉症の)施設の方々はとても明るい。コミュニケーションを取れない人物として描こうとドラマを考えていたのだが、彼らは“コミュニケーションを取りたくても取れない”生まれつきの脳の病気なのだと判明。
彼らは人と接することを拒否しているのではなく、周りの人々と、コミュニケーションしたい気持ちがあっても脳の機能障害でできないのだ。この現実を知って、「これは物語の組み立て方を再考せねば・・・」と思い直す。(『ひでひろ日記』より)」
 一日遅れで始まるのが、TBS系(岡山では山陽放送)の『君が教えてくれたこと』(4月13日(木) 21:00スタート)
こちらは、ともさかりえの演じる高機能自閉症の女性が主人公です。監修には杉山登志郎、辻井正次、両氏があたり、記者会見の席では自閉症協会発行の「自閉症の手引き」が配られたそうです。
  山崎プロデューサー:
「自閉症に関する誤解とか偏見とかが多い中、その誤解を少しでも番組の中で取り除くことができたらいいなと思っています。
自閉症は先天的な脳の障害で、特にコミュニケーションをつかさどる部分が欠落している。これは、治らないものなんですね。だから感情というものがよくわからない。
  ・・・・・・元精神科医との出会いで、繭子が勇気づけられて、少しずつ世の中に出て行って、最終的には恋愛を勝ち取るという。英語で言うと“I like you”とは大勢の自閉症の方が言うのですが、“I love you”と、ここまで言える人は少ないんです。それを最後に言わせてあげたいなと。   (『TV LIFE』より)」
共に、プロデューサーが真剣に自閉症を取り上げてくれているようで、期待しています。
自閉症の正しい理解のための追い風になってくれるように願っています。 

キッズ・ルームのご報告&ご案内 

キッズ・ルームは、これまで会報で、お知らせしているように、親と子で楽しんでいただくように 企画しています。その為にボランティアをおつけするのは、兄弟づれのご家族の兄弟の方と、スタッフに回っていただいた方のお子さんだけで、基本はあくまで、お母さんと子どもさんがその時間向き合って過ごしてもらうのが目的です。
また、パズルなどのトライアルの各コーナーは、できるだけ、やさしいやり方から、ちょっと難しいやりかたまで、できるように工夫しておきました。
しかし、参加されるそれぞれのお子さんに合わせてあるわけではないので、キッズ・ルーム、即 療育、ということにはなりません。その時間子どもがお母さんと少しでも楽しめて、またお家に帰った時、親と子でのやりとりの遊びの参考になれば、と思います。
(親と子で遊ぶ事ができるようになると、少しずつ、子どもの世界が広がっていくように思います。)
それから、フラッシュカードについてのお尋ねもいただいていますので、コーナーを担当しているHさんから少し説明させていただきます。

フラッシュカードとはなんぞや?

まず、私がなんでこれまでカードをやってきたか、についてからお話します。
それは1才6ヶ月で単語がたったの4つだった我が子に、なんとかして言葉を増やしてやりたかったからです。
「この子に何かをせずにはいられない」
その気持ちが強くて、当時は意味など考えたりする余裕はありませんでした。がむしゃらにやっていたんですね。
ちなみに一日に、30単語を10回聞かせていました。
階段は数えながら昇り降りしました。今から思えば・・わっはっは。
 ※ですから以下の記述は、どの子にもあてはまるというわけではありません。
   自分が家で実際にやってきての結果報告です。
Q:どんな意味があるの?
A:聞くことより見ることでの理解の方が得やすいです。
  しかも、次々変わることによって集中させやすく、記憶させることができます。
  (なんだか、あの一瞬で覚え  ることができたりしてびっくりです)
  言葉の獲得に役立ちました。
Q:子どものレベルにあってない内容もありますが?
A:とにかく脳に入れて、脳神経を発達させるためです・・・と、言われてやってきました。
  新しいことを受け入れにくいので、子どもの中に情報がなかなか広がりません。
  とっかかりを作る方法とも言えます。
Q:一つ一つをていねいに教えたほうがいいのでは?
A:確かにそうですが、これはコップに水を注ぐのと同じと思ってください。
  まずはコップすれすれまで注ぎます。さらに注ぐとコップから溢れて出てきます。
  それと同じで、単語をたくさん入れてあげます。
  満たされると口から出てくるのだそうです。
  それと並行して場面場面に合った言葉のフォローをしてあげればいいのだと思います。
何がいいかは、結果が先にあって分かりにくいので、本当に難しいです。でも、お母さんが真剣にやっていることは、きっと子どもに通じます。
子どもに合わないとか、行き詰まった時に別の方法を考えればいいのだと思います。ご参考になりましたでしょうか? おそまつでした。
K.H

3月例会 「自閉症療育講演会」報告 

去る3月20日、春分の日、津山より吉田英生先生をお招きして、自閉症療育講演会を行ないました。
「子どもに出会って。見える事、見えない事、見たい事」 と題して、これまでの先生の体験の中で培われてきた、療育に対するアドバイス、ヒントをおきかせいただきました。
先生の人柄、そのままの暖かい雰囲気で、春分の日に春風が吹きはじめるような講演会でした。
今回もボランティアの方に託児をお願いしての講演会で、おかげさまでみな安心して先生のお話に集中することができました。
吉田先生、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。
では、講演に参加されたみなさんから、アンケートや感想文が届いていますので紹介させていただきます。

吉田先生 講演会アンケート

吉田先生のお人柄が感じられ、内容もわかりやすく、聞かせていただきました。
特に具体的な体験談が身近に感じられ、よくわかりました。
DRでのまぐろも、横たわることの意味がわかりませんでしたが、ALL OFF(オール オフ)とのこと、よくわかりました。
今後も、先生のお話を継続して聞かせていただくことを、期待していおります。 (5歳 女の子 父母)
大人が変われば子どもが変わる、本当に身にしみる言葉です。
私自身が変わって頑張って子どもを育てなければ、という思いを強く持ちました。
できれば、もっと時間があればゆっくり先生とお話をしてみたいと思いました。 (小5 女の子 母親)
子どもの不自由なところを手助けしてやる方法、生活を豊かにできる工夫など、ヒントをいただけたらと思い参加しました。
子どもの気持ち、考えていることを受け止めたうえで、子どもとやりきること。
その積み重ねの大切さ。大きくなっても、ずっとできるコミュニケーションの方法、動作法などを持つことの大切さがわかりました。
またがんばろう、何かあったらご相談しようと、心強い気持ちになりました。ありがとうございました。 (小2 男の子 母親)
実際に、先生が現場で苦労されていることがよくわかりました。
子どものことをよく理解して、信頼関係をを作っていかれているのがたいへんうれしく、ひとりでも多くの先生がそのように、自閉症を理解し、受容してくださったらなと思います。 (小1 男の子 母親)
ボランティアとして、育てる会に参加させていただいています。
自閉症のことについては、まだ未熟で、正直言ってどうかかわっていくのが一番その子にとっていいのかがわかりません。今回は、子どもとの関わり方を聞きたいと思って参加しました。
将来、小学校教員を目指している私にとって吉田先生の「大人が変われば、子どもが変わる」という言葉がとても印象的でした。また、今までは子どもができることまで先入観でこの子はできないだろうと決めつけて接していたことを反省し、子どものことをしっかり考えて接していきたいと思いました。 (ボランティア学生)
吉田先生の講演会は初めてで、とても楽しみにしていました。
私の周りには、あまり話を受け入れてくれる先生がいないので、なんだか今回はホッとしました。
自分の頭で考えて、自由に行動できる心、力をつけてやりたいと思っていましたし、これからも、そう思っています。
これからも、講演会などでお話を伺いたいです。ありがとうございました。 (小2 女の子 母親)

感想文も寄せられています。

吉田先生の講演会に参加して

H.T 
このたび吉田先生の講演をお聴きして、まず一番に感じたのは先生の暖かいお人柄と障害児に対する真摯な熱意です。
お話の中にでてきたひろし君(仮名)のことは強く印象に残っています。
我が子の姿に重ねて、教育をあきらめてはいけないと自戒しています。
吉田先生には一度夏合宿のおりに教育相談をしていただいたのですが、そのときにも、あきらめてはいけない、根気強く取り組みましょうとおっしゃってくださったのでした。
ただスーパーマーケットに買い物に行くだけで次から次へともめ事を巻き起こす我が子を前にして、しかる言葉が思いつかない日もあるこのごろですが、これが教育の機会なのだと考えようと思いました。
こだわりを止めると、私以外の人や物に八つ当たりする子なので、「上手に接していかなければやりたい放題やって、いつも後からしかるパターンが定着してしまう」と、反省しました。
何せ勉強不足で、様々な療育技法があたまのなかでひしめいているので、現実には、あきらめず、我が子の行動に「さきまわり」することをめざしてスーパー通いを続けようと思います。
どうも吉田先生ありがとうございました。

 それでは、最後に講演会でもお世話になった、吉田英生先生の「卒業」です。

卒 業

吉田 英生
ひとりの6年生が卒業を迎えました。
卒業をひかえた3学期、6年生の学級で授業中に立ち歩いたり、場に合わない行動を注意してくれる友達を無視したりすることが見られるようになってきました。
1対1で勉強する教室での授業では、大きな変化は見られませんでしたが、音楽の授業では、突然、笛をピーと鳴らして笑い出だしたこともあったそうです。
中学校生活を目の前にして、ザワザワしたものが心の中に湧き上がってきたのかもしれません。
そんなちょっと落ち着かない3学期を過ごしながら、卒業式の練習が始まりました。
今まで、みんなの中でおこなう活動は、運動会であろうと、修学旅行であろうと、周りを一生懸命見て、先生のアドバイスにも耳を傾けてきた子どもです。
ところが、卒業式の練習の中では、常にキョロキョロと周りを見回したり、手かざしをして友達を見たりしています。
今までは、そんなことをよしんばしたとしても、担任の先生がそばに行って、一言注意すれば、その後は、また落ち着いて活動に参加していたのですが、今回は、その時だけしおらしい顔をして、5秒もたてばキョロキョロ、ニヤニヤしています。
注意をしたり、約束をしたりしても、全体的な落ち着きのなさが消えません。
先生の姿があることで落ち着くとか、ことばで言われたからがんばろうとかいったことでは、うまくいかないようです。

卒業式の予行から、カードに約束を書いて、前の子のイスに貼りました。
「キョロキョロは×、強く吹くのは×、よい姿勢が○、やさしく吹くが○」
目に見える文字で、常にがんばれる自分を引き出し続けたかったからです。
このカードは、効きました。頭が動いたかなと思うと、カードが目に入り、改めて姿勢を正し、座り直し、緩みかけた口を結ぶ。
一枚のお札が、緩もうとする自分をしっかりと締め直しているようです。
卒業式では、式に子どもをはめ込むばかりではなく、その子らしい姿を見て送り出したい。
しかし、そこには大きく成長した姿も見たいものです。
自由に、のびのびとした姿と、姿勢を正し、口を結ぶ姿は、相反する姿ではありません。
できることをきちんとやろうとする姿を引き出すために、一枚のお札が縛りになることだってあるのです。
 
 束 縛

後藤 静香

 汽車は、

 定められたる線路のみを走り、

 定められたる駅のみに停まり、

 定められたる時間のみに発車する。

 そこには、厳密な束縛がある。

 我らは、

 その線路を自由に選び、

 必要なる駅に自由に下車し、

 適当なる時間に自由に乗る。

 自由に走らざればこそ、自由に利用される。

 束縛、即、自由の真理を学べ。

 

先生に言われた姿勢を心がけ、練習したとおりにやさしく笛を吹き、決められた時にだけ立って証書を受け取りに行く。
そこには、入学前に、「私の言うことしか聞きません。」と母親がつぶやいた子が、成長したひとりの 6年生となっていました。
彼は、ニタニタした笑いではなく、晴れ晴れとした本当に嬉しそうな笑顔で式場を後にしました。
その笑顔は、中学校に行く喜びかもしれません。こわくて、嫌な先生から離れるせいせいとした気持ちかもしれません。卒業式をきちんとできた満足感かもしれません。
笑顔の先に、奔放な自由とこだわりに縛られた不自由ではなく、選択と必要と適当な自由があることを願って、「卒業おめでとう。」

これまで「育てる会会報」はHPに全文をUPしていましたが、容量等の事情により、一部抜粋にさせていただいています。

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詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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