sorry,Japanese only

平成13年4月1日

                                      第 35 号

NPO 岡山県自閉症児を育てる会

 卒業

 正会員のみなさんへ

 賛助会員の皆様へ ( 今年度の活動報告 )

 平成13年度育てる会総会

 ボランティア研修&交流会のお知らせ

 4月度勉強会

 平成13年度 AAO活動

 サッカークラブよりのお知らせ

 4月度水泳教室および13年度前期参加者募集

 事務局移転のお知らせ

 近隣の講演会等のご案内

 「ロールプレー」 吉田英生

 「自閉と向き合う 19」 青山新吾

 ボランティア・ボイス

  育てる会玄関へ  

 卒業、進級、そして入学の季節を迎えました。別れと出会いの季節です。

 育てる会でもお世話になった大学四回生のボランティアさん達が卒業していかれます。
 
「いつまでも岡山にいてボランティアしていたい」
そんな優しい言葉をくださる方達との悲しい別れの季節です。
遠くの学校や施設、病院でカウンセラーになる人、或いは様々な職場ヘと旅立つ彼等・…。

それぞれの地で、また新たな、若い彼らの人生の幕が開きます。
どうぞ、幸多からん事を…と祈ります。


 あなたたちと出会えて私達はどんなに救われた事でしょう。
「人の出会いには必ず意味がある。」
これが私の持論です。出会うべき時に出会うべき人と会える。
私達子どもにとっても、ボランティアをしてくれた彼らにとっても、この出会いは人生にとって必要な出会いだったと信じます。
 ボランティアの皆さん、どうもありがとう。
そしてこれからも私達は仲間です。お元気で!!

 
 さて会員の皆さん、いかがお過ごしですか?
 思えば入園入学にこれほど心を痛め、ハラハラドキドキ入学式の朝を迎えなければならない親達がいるのでしょうか?

 自閉症ほど分かりにくい障害はないとも思えるのです。
親ですら本当の意味ではなかなか子どもを理解してやることが出来にくい…、自閉症とは、そういう障害ではないでしょうか?

 その子が幼稚園・保育園そして小学校で明日から他の子と学んでいかなければならないのですから、子ども達も大変です。
いかにして周りの親達や先生に、その分かりにくい子を理解してもらうか、親も腐心するところです。


 そして、さあ、いよいよ新学年が始まります。新しい教室、新しい先生、新しいお友達・・・。

 みんながワクワクと高揚している中で、どうして何もかも変わるのか、変わらなければならないのか、理解できてなくて困惑している子もいるのではないしょうか?
 特に小学校を卒業し、新たな環境で中学校に入学する年になったお子さんには気を配っていただぃたいと思います。


 我が家の今春 中学二年生になる息子は、「四月、入学式?」と今、何度も私に確認しています。
わたしは、『四月、岡山東養護学校中学二年生です。だいじょうぶ!!』と答えます。

 小学校から中学校になった事が、よっぽどショックだったのでしょう。それまで通った学校と別れを告げ、知っている友達もいない学校へ行くことが彼の中で本当の意味で解っていないまま卒業式を迎えてしまった事が、混乱の原因でした。

卒業ということの本当の意味が納得できるほど、彼の理解力は高くなかったのでしょう。
他のクラスメートは、みんな学区の中学へ、息子はひとり、養護学校へ進学しました。

『哲平くん、元気でね!』
先生も友達もみんなでお別れ会をしたり、お便りをくださったり・・・言葉の教室の青山先生も、しっかり話をしてくださいました。

 話をしてもらったときのVTRを家で見ていて『テッペイ、卒業』と言って、涙を流しました。
「これでしっかり解ったんだ」私はそう思っていました。.


 でも、違っていたんですね。
彼の判りにくさ、障害の重さは親の理解の範囲をはるかに超えたものでした。
会報26号の青山先生の原稿の中に、その時のやり取りが書いてあります。

こんなに大変な判りにくさを抱えて生きている息子たちです。
何とか少しでも、彼が生き易いように、手助けしてやりたいと思う私です。

今の学校でも先生が根よく伝えて下さったのでしょう。
『四月、中学2年生』
そんな風にいうようになりました。
 だいじょうぶ。この調子ならしばらくは、安定した時間が続くことでしょう。

 春だというのにちょっぴり重い話題になってしまいましたね。
でも彼らにとって理解しづらいことが続きますが、せめて親たちだけは彼らのとまどい、その途方にくれた悲しみを理解してあげて、優しく道を指さしていただきたいと思います。

 

さて、気持ちを切り替えて・・、わたしは、いつもこんな風に感じているのです。
自閉症の息子との暮しは、とっても楽しいなと・・・。

こんなに難しい障害を持った息子との暮らしが、どうしてこんなに楽しいのか?
不思議です。いいえ不思議ではないですね。

彼とのやり取りが、楽しいんです。
彼は、知的レベルは低くいし、聞き取りも悪いので、こちらの思いをどうやって伝えたら良いのか、解りづらく大変です。

でも、大変だからこそ、あの手この手を使って、彼にちゃんと伝わった時の喜びが大きいのです。
おもしろい。そんなやり取りが面白いのです。

 そして私達は、子どもの少しの成長を大きく喜べるはずです。
なかなか伸びない子が、チョコット伸びた時の喜びは、どれほど私達を励ます事でしょう。
チョコットが喜べる人生って、喜びがいっぱいあるってことですよね。
なんて幸せなんでしょう。


たしかに昔は違いました。
なんで我が子が障害児なのか・・・
息子と私に与えられた試練が納得できなくて、なんとも腹立たしく感じた頃もありました.

でも、でも、子供は可愛いです。
どうせ生活するなら、前向きに今の彼との暮しを楽しもう。
やがてそう思うようになりました.

そんな風に思って暮らしているうちに、いつの間にか子どもの可愛さだけが目に映り、障害のことは何故か気にとまらなくなりました。今は本当に哲平との暮しが楽しくてなりません。

 

 今はまだ小さい子を抱えて、大変な子育ての真っ最中という皆さんも多いと思います。

でもどうせ生きるなら楽しく生きていきましょう。
クヨクヨ生きるより、前向きに生きるほうが、絶対子どもにも良い影響があるはずです。

我が家はノンビリ、ノホホ〜ン一家です。楽しく子育て、楽しく生きる。これがモットーです。
お蔭でテッペイくんは、とっても良い子に育っています。
「ネ!、テッペイくん!!」(親バカですみません、大目に見てやってください)


しあわせも不幸せも自分自身の心掛け次第という事でしょうか?
外の世界はすっかり春です。私達の家庭にも無理やりにでも春を呼びこみましょう。

「春よこい♪、はやくこ〜い♪」  ⇒  「たのしい春が、やって来る〜♪」                

                           ( 文責:鳥羽 美千子 )

 35号目次へ

 と、いうわけで(・・どういうわけで?などとツッコミは入れないで下さいね)、育てる会もいよいよ新年度にはいります。
NPOとなって初めて迎える年度です。

 先月号で、正会員のみなさんには来年度への育てる会への参加の意志をお聞きしました。

嬉しいことに現在63人もの家族の方が、来年もいっしょに頑張ろうと応えていただきました。
他にも新年度から新たに参加を申し込んでおられる方が3人いらっしゃるので、
66名の家族で4月からの新しいスタートをきりたいと思っています。

 会費の方は、前月の会報でお知らせしたように、月千円計算で、年会費12,000円で総会に提案させていただくことになると思います。


 ここで正会員の方にお願いです。現在会の中で大きな比重を占めている経費は、なんといっても会報などの郵送料です。
以前は世話人が区域を決めて手配りもしていましたが、負担が大きく限界がありました。

 そこで浮かんできたのが第3種郵便物の資格取得の案です。

 障害者団体であれば会報などの送料が15〜20円で発送できるという制度です。
ただしその為には、月に500部以上の郵送で、しかもそのうち、8割以上が有料購読者、つまり400人以上の会員が必要です。

正会員を引くと 340人ほどの賛助会員をお願いすれば、条件をクリアできるわけです。

親戚や学校関係、友人、近所の方・・、いろいろお願いしてみてください。
なにより賛助会員になっていただけるということは、我が子を支えるネットワークの輪ができるということにもなります。
あるいは、こちらの方がより重要かもしれませんね。


 続いて現賛助会員の方にお願いです。そんな訳で、ぜひ来年も子ども達への支援をひき続きお願いします。別便でお願い文を出そうかとも思ったのですが、やはり経費の面からこの会報の紙面でお願いさせていただきます。

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平成13年3月30日

賛助会員の皆様へ

                 特定非営利活動法人 岡山県自閉症児を育てる会

代表 鳥羽 美千子

 

 桜の開花がアチコチから聞こえてくる季節となりました。
会員の皆様にはいかがお過ごしでしょうか?
日頃は私達の活動にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、思い返しますと、自閉症児を抱えた母親5人が「いても立ってもおられない」思いで始めたこの会も、誕生して3年6ヶ月が経とうとしております。
 その間、賛助会員の皆様や、学生ボランティアの皆様、力を貸そうといってくださる周りの方達のお蔭で、私達の活動も大きく展開してまいりました。

 この1年を振りかえっての報告と、そして新たなる年度のご協力をお願い致したく、このお便りをさせていただいております。
 何卒、今後も私達、「特定非営利活動法人 岡山県自閉症自閉症を育てる会」へのご支援をよろしくお願い申し上げます。


  web版で、この会報を読んでいただいていた皆様へ

  いままで、私たちの会報をご覧いただき ありがとうございました。

  このたび諸般の事情により、この35号をもちまして会報の公開は一時中止
  させていただくことになりました。

  諸般の理由

  その1
  プライバシーの問題 「やはり読者が同じ会員だけの方が、会員のお母さん
  方も、自由に気楽に意見を書いていただけるようです (^。^) 
 
 全て投稿記事は匿名にしていましたが、それでも子どもがわかるのでは・・と気にされ
  るお母さんもいらっしゃいました
  

  その2
  記事の内容の問題 「今月号でもおわかりのように、ほとんどが、会員向け
  の活動の案内ですね。これをHPに載せる意味は、どこにあるの??
  とのご指摘も受けていました   (~_~;) 
  こんなに私達は子ども達のために、みんな一生懸命やってるんですよ。
  あなたもいっしょに頑張りましょう・・ そんなメッセージを込めたつもりでした。
(^_^;)

  その3
  それと個人的な事情なのですが、HPの管理人が今春の職場の人事異動
  でかなりハードな部署になってしまって・・・・
  「 じつは、これが一番切実な理由です m(__)m 
  他の話人の皆さんも、パソコンはまだ使い始められばかりの方が多く、今しばらくは・・・


  もちろん、これからも会員の方のために本来の会報の発行・郵送は毎月
  続けていきますので、よろしければ、この機会に賛助会員になっていただ
  けましたら・・

  目標、340人の賛助会員! 第三種郵便の資格を目指して
  ただ今キャンペーン中!!
 です。

  ぜひ、これからは皆様も賛助会員として、ひき続き「育てる会会報」の読者
  になっていただきたく・・ 
  よろしく お願いします 

         お申し込みは teppey@mx3.tiki.ne.jp  まで。
         年会費(4月〜3月)は 3,000円です。

 

今年度の活動報告

(今年度は事業年度の変更のため、平成12年1月から13年3月までの15ヶ月でした)

 

 * AAO活動

 子ども達が将来自立して街の中で暮らしていけるよう、出来ることを少しずつ増やしていこうという活動です。
保護者がその子の将来にとって 今何が必要かを考えて、活動内容は考えます。対象児は、小学生以上の希望者。
一年間、同じボランティアさん二人についてもらって、親とではなかなかままならない活動を行いました。

    毎月第4日曜日、5月から全8回でした。

 

 * キッズルーム

 人と一緒に遊ぶということが難しい自閉症児達ですが、遊具や人形劇、音楽、ゲームなどを媒介として、まずはお母さんと、そして慣れてくればみんなといっしょに楽しむことを覚えてほしい、そういう思いからの活動です。
 おもに就学前の子ども達や小学校低学年ぐらいを想定して組み立てています(もちろん大きい子でも本人が楽しめればOKです)。
今年はNHKのわかば基金からも教材教具への助成をいただきました。
 岡山大学児童文化部や川ア医療福祉大学の学生ボランティアさん達にお世話になっています。

    2月よりスタートして、今年度は5回行いました。

 

* 自閉症児のための水泳教室

 一般の水泳教室にはなかなか受け入れてもらえない子ども達のための教室です。
指導者もコーチもボランティアさんもみんな手弁当で協力ただいております。OSK岡山の協力で貸し切り使用させていただいています。
 月1度の活動ですが、今では全くプールに入れなかった子どもも顔つけ・水慣れからクロール練習まで、個々に応じて「クラス別」で練習しています。

     毎月第3日曜日、今年度は夏休み中を除き全14回の教室でした。

 

* OHA の会

 kayama igh functioning autism and spergeer の略で、昨年 ともさかりえ主演「君が教えてくれたこと」でも話題になった、高機能な自閉症児を持つ親のサークルです。
 知的能力は高くても、それだけ余計に自閉性障害が理解されにくく、ともすればいじめなどにも合いやすい子ども達なのです。
この子ども達特有の悩みや学校生活での苦労を親同士話し合ったり、情報交換する中から、解決を図っていこうとする会です。

     勉強会を中心に、10月から始めて6回、会を持ちました。

 

* サッカークラブ

 元気な男の子たちのクラブです。ボランティアさんにマンツーマンでついてもらって、毎月一回の練習です。
サッカーは人を相手の団体競技、コミュニケーションが苦手の自閉症児には難しいともいえるスポーツです。でも来年はいよいよワールドカップ、男の子だったらサッカーぐらいチャレンジさせたいですもんね。

     今年は前半雨に悩まされましたが、練習は10回行いました。

 

* 女の子の会

 女の子を持つお母さん達が始めた会です。
自閉症は男女比がほぼ4:1と女の子は少数派です。
 手芸や料理など、趣味としても持ってくれれば・・そんなお母さん達の願いで始まったのがこの会です。
母娘で手を動かしながら、日頃の子育ての事、女の子特有の悩み事など、話は尽きません。

     まだできたばかりの会ですが、ちぎり絵や編み物など3回行いました。

 

* 勉強会

 一年を通して読む本をきめて、その本を通して、自閉症のこと、療育のことなど学んでいます。
昨年度は、
「自閉症スペクトラム」今年度は「ともに」を読みました。
 また、療育関係の先生をお呼びしての、勉強会も持ちました。

       事務局や公民館などに集り、全12回の勉強会でした。

 

* 講演会・座談会

 先輩のお母さんを囲んでの座談会や、実際に自閉症児に接してこられた先生方のお話など、どれも参考になるものばかりでした。
今年行ったユニークな講演会としては
「おじいちゃん、おばあちゃんのための講演会」と称して、家族からの理解と支援をお願いする講演会も開きました。

     NPO設立総会や合宿・交流会などのミニ講演会まで含めると全6回行いました。

 

* ボランティア研修&交流会

 ボランティアさんを対象に自閉症への正しい理解を持っていただくためのミニ講演会や、ボランティアさん同士の交流を深めていただく為の会です。親が自閉症児に扮して、日常のエピソードを演じる寸劇や、親としての思いの朗読など毎年好評です。
 自閉症児の愛しさ、そして大変さを知っていただいたボランティアさんはその後合宿や他の活動にも大勢参加していただけました。

今年度は山陽放送さんの御厚意によりRSKメディアコムを無料でお借りでき開催することができました。

 

* 自閉症児のためのパソコン教室

 今年度初めての試みとして、子ども達のためのパソコン教室を開きました。もともと機械操作が得意な自閉症児たちです。意外なくらい集中する事が出来ました。
 ローマ字は法則性があって、自閉症児には理解し易い様です。
日々の日記を書かせるという取り組みは、定着した子どももいて、今後も続けたい事です。

      一応、今年度は会場の都合で全10回のみ開催でした。

 

* 木工教室

 木工作家の川月清志先生にお願いして、年長児は机を作りました。
事前の先生の周到な準備のお蔭で、全員完成させる事が出来ました。
 日頃は忙しいお父さん達も、この時ばかりは腕の見せ所と、大勢参加されました。
また、今回から、小さい子でも参加出来るようにと 木切れをグルーガンでくっつけて出来る作品づくりも取り組みました。
 両方に参加する親子もあって、好評でした。
一年目は椅子、二年目は本だな、今年は机、さて来年度は?毎年手作りの作品が一つずつ出来上がって行くのが楽しみです。

      今年度は、11月にボランティアさん達の協力をいただいて開催しました。

 

* 療育的山のぼり

 今年は、行事が多く山登りは1度だけとなりました。
 すでに、各家庭で山登りが趣味になって独自に登るという事も定着しつつあり、サッカークラブに続いて山登りサークルが出来るのも時間の問題という状況です。
 なにしろ頂上で食べる一品持ちより、野外バイキングの味は格別ですもの。

      9月に竜の口山にみんなで登りました。

 

* 夏合宿

 8月に一泊二日の合宿を 閑谷学校青少年の家で行いました。
総勢160人規模の合宿を、ボランティアリーダーの学生の主導により運営されました。
 講演会や親たちの分科会、子ども達はフラッグアートやハイキング、コンサートなどボランティアさんと夏の体験です。夜が明けるまで、将来への夢や目標などみんなで話し合いました。

     ボランティアやみなさんの協力のおかげで8月26・27日開催しました。

 

* 招待行事

  【ボーリング大会】6月3日、川ア医療福祉大学「育てる会を支える会」よりボーリングに
       招待していただきました。
       初めての取り組みで、混乱する子どももいたけれど、学生さんの優しさが、
       心に染みた1日でした。

  【スタンプラリー】10月28日、吉備国際大学ボランティアサークルより高梁の街で
       スタンプラリーするという行事に招待されました。
       ボランティアさんと子どもで街を巡っている間、親達は、ゆっくり高梁の
       秋を満喫できました。

  【クリスマス会】12月10日、川ア医療福祉大学「育てる会を支える会」より、
       クリスマス会に招待されました。
       スタンプ・ラリーを校内でボランティアさんと子ども達が行っている間、
       親は、講演会を行いました。
       盛りだくさんの企画、内容に感激した1日でした。                                    

     みんなボランティアさん達が企画して招待していただいた行事です。感謝です。

 

* 自閉症のしおり

  自閉症という障害を、解り易い言葉で伝えたい…。そんな思いで作った冊子です。
 「岡山県下へ、一万部」を合い言葉に会員ボランティアさんの協力のもと、作成配布いたしました。
  その後、日本自閉症協会の会報「いとしご」にも紹介されて、全国から送付依頼が今も続いています。
  日本財団より印刷機の助成、たばこ産業より「自閉症のしおり」作成の助成をいただき、
  県下に一万部の無料配布を行うことができました。

 

* 会報

 自閉症に対する親としての理解を深める為や、会員同士の意見の交換、活動案内や情報発信などのため、毎月月末をメドに発行を続けています。

     月1回の発行で、今年度15回の発行でした。

 

 以上、一年間の育てる会の活動報告でした。
来年度もどうか子ども達のため、私達の活動を支えていただけます様、心からお願い申し上げます。
 同封の賛助会員入会申込書にご記入の上、事務局までご返送ください。

事務局住所:〒709-0826
     岡山県赤磐郡山陽町和田194-1 「太陽の家」内 NPO 岡山県自閉症児を育てる会 

会費振り込み先:郵便振替 記号:15430 番号:25651871
     「岡山県自閉症児を育てる会」

 入金確認出来次第、会報を発送させていただきます。なお賛助会員会費は、年会費3,000円です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

 新規入会の方は、必ず送り先、お名前をお知らせ下さい。

 

 35号目次へ

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平成13年度 育てる会総会 の お知らせ 

 来年度の総会を下記の日程で開催したいと思います。
今回はそれぞれの活動の様子をビデオで紹介し、みなさんに見ていただきたいと思っています。

   日 時:平成13年4月18日(水) 10:00 〜 11:30
   
場 所:北ふれあいセンター 研修室

 今年は、講演会は行わず、これまでの育てる会の活動報告とこれからの会のあり方などをしっかり話し合う場にしたいと思っています。ちょっぴり地味ですが(去年はNPOの設立総会ということで、ド〜ンと行きましたね)、その分前向きな総会にしたいと思っています。

 平日の午前中ですが、多くの会員の参加をお願いします。
特に、「今年はみんなと、こんなことをさせてやりたい」などというアイデアをお持ちの方は、ぜひ出席して同志を募ってください。
 また、先日のアンケートで今年も育てる会に入会希望をしてうただおた正会員の方には、委任状のはがきを同封していますので、欠席の方は投函よろしくお願いします。

 

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  ボランティア研修&交流会のお知らせ 

 今年もボランティア 交流&研修会の季節がやってきました。
ボランティアのみなさん、詳しくは同封のチラシをご覧ください。ぜひ、友人・知人を誘って参加してください。

今年も、楽しくて、それでいて実りのある会にしようと役員一同張りきっています。

 日 時:平成13年5月13日(日) 13時〜16時
 会 場:生涯学習センター 大研修室
 申込先:岡山県自閉症児を育てる会・事務局(0869)55−6758、FAXか郵送で
 締切り:4月28日(金)

 35号目次へ

 4月度 勉強会のお知らせ 

 今年度から、勉強会の形態が変わります。
ニーズに合わせて勉強会が以下の3つに分かれます。

◎ OHAの会(アスペルガータイプや高機能な自閉症児の親対象)
◎ ツクシンボの会(カナータイプ、知的障害も伴っている中核的自閉症児の親対象)
◎ 自閉症を学ぶ会(基礎編です。告知を受けてすぐの方や、入会されたばかりの方のための、まずは自閉症を理解しようという勉強会です。)

自閉症児は本当に様々です。同じ悩みもあり、それぞれ直面している独特の悩みもあります。
勉強会を子どもの状態に合わせて、細かく行いたいと思い、このように三つに分けました。

これからは月一回、それどれの担当から、会報を通してお知らせが届きます。
ただ4月は新学期、なにかと気ぜわしい時です。
学校生活が少し落ち着いてきた5月から、それぞれ活動開始の予定です。
4月からの会報を楽しみにお待ち下さい。

AAOについてのお知らせ

                            AAO担当:長谷川

 終業式も終わり、いよいよ次の年度が始まろうとしています。
 
AAOも2年目に突入です。
 2年目と言っても、ボランティアさんとの関係は1からのスタートになる場合も考えられます。
初めて参加をしようとしている子どもさんはもちろんですが、AAOの説明会でお話した事を十分理解していただき、今年度の活動を考えていただければと思います。

 そこで気になるのは、私は申し込みをしたけれど、参加できるのでしょうか?  ということですね。
 それはまだ決まっていません。

 これから、ボランティアさんに確認をしてそれから検討したいと思います。
ちなみに参加希望者は「去年に引き続いて14名」「新規申込9名」です。昨年同様全員で23名です。

 ボランティアさんが今少し足りません。ボランティアの方、まだ受付いたしますのでどしどし申し込んでください。
ボランティアさんが集れば全員の参加がかないます。
どうぞ、早目に事務局の方へご連絡いただきます様、よろしくお願いいたします。 

 参加者はまだ決まっていませんが、もう日程は決まっています。
 参加希望者もボランティアさんも、他に予定を入れられません様にしっかりスケジュール帳にメモっておいてくださいね。

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(AAO初回、顔合わせ会)

   日  時:平成13年5月27日(日)10:00〜12:00
   場  所:京山公民館(2F講座室)
        調理室も押さえてあります。活動に調理の企画OKです。
         (但し5グループが限界かもしれません)

        2年目の人もこの日は京山公民館に集合するようにしてください。
        1年目の初回同様、前半後半に分けてそれぞれの担当ボランティアさんに子どもの話をしていただくようにします。
        それぞれボランティアさんの交代がスムーズにいくように企画してください。

 

 (2回目、それぞれの企画で活動)

   日  時:平成13年6月24日(日)10:00〜12:00
   場  所:京山公民館(調理室あり)

 今年度も、無事故ですごせますように。

 そして、みなさんで作るAAOでありたいです。
 今年度は保護者の方で各月、当番を決めます。
 当番さんには、司会、進行、お茶の準備などおねがいすることになります。
 その月だけですので、これも勉強と思ってよろしくお願いいたします。

 「AAO〜!!」と叫ぶのだけは、まだまだ皆さんには譲れませんので私がいたします。
 受け持つ月に何をするかは、担当者から当番さんにご連絡いたします。なにも難しい要求はしません。そのこともご安心下さい。

 最後に、前回の会報に締め切りを書きませんでしたが、3月末をもって締め切らせていただきました。十分ご検討いただける時間はあったと思いますので、ご了承ください。

 さて、先月号でAAOの感想を参加者から頂きたいと書きましたが、AAOの申し込みにアンケートの解答として書いてくださっていましたので無記名でご紹介いたします。

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(初めての参加希望者)

・ 7回のAAOを積み上げていき、成功するか否かは全て親のやる気にかかっている!と実感しました。自分はどこまでやれるか不安もありますが、頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

・ 企画書の内容がとても濃いもので正直言ってびっくりしました。ボランティアさんのお話を聞く事ができて大変良かったです。子どもをふくめて、ボランティアさんと親が良い関係を築いていくことがとても大事なんだなと改めて感じました。

・ AAO活動を成功させるには、やはり子どもに合った企画をすること、そしてボランティアの方との報告のやりとりなどがとても大事だということがよくわかりました。発表された方々はみなさん、企画書から報告書までとてもよく考えておられて感心しました。自分にもあのように果して出来るだろうかという不安もありますが、やる気になればこんなに我が子に合った事のできる活動はないと思いました。

・ 参加者全員の真剣さに圧倒されました。参加したいと思います。

・ ボランティアさんがとても責任感を持って取り組んで下さっている事に感心しました。親もそれ以上の一生懸命さを持って取り組まなければと思いました。

・ 6才をすぎやっと子供の自閉を認められるようになった親として、今は何から子供にさせたらよいか迷い焦っています。会長さんやお世話人の方々からの報告はとても子供を育てる方向性が見えていて羨ましくありましたが、我が子の母は私なので、これから皆さんに少しでも近づいていき、社会での自立を目指そうと思いました。

・ 今までAAOってとても難しいというイメージが強かったのですが、実際に活動された方のお話を聞いたりビデオを見せていただき、親もボラさんも一生懸命、その中で子どもさんが育っていく様子がよくわかり感動しました。
とても分かりやすくお話していただきありがとうございました。
一番大切なのは親とボラさんのコミュニケーション・・本当にその通りだと思います。
 私は人と話をするのは、どちらかといえば苦手ですが、子どもの事をわかっていただくため、快く参加してくださったボラさんのため、私自身の成長のため精一杯努力しようと思います。

・ この前「自閉症児の親は子どもに過干渉だと思う」あるボラさんの意見と言う事で聞いた。
そういう所 があるなと私は反省した。
AAOに参加することによってボラさんとのかかわりの中で親には見えない部分が見えてきて成長につながっていくのではないかと思いました。今年の活動も有意義で我が子に合わせて考えたりしています。それから家庭の中でもっと社会学習が必要だと考えました。
車ばかりでなく交通機関の利用、自分での買物(金のやりとり)などできることからAAOに参加できるできないにかかわらず、今までを反省し、どんどんやっていこうときめました。

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(2年目の参加希望者)

・ 他の人の活動内容が聞けて、それぞれの子どもに合わせて誰かに合わせるのではなく、自分の子どもに合った内容を考えることを再認識しました。それに担当のボランティアさんとの綿密な連絡をとったつもりでしたが不足気味だったかなと反省しています。

・ 発表させていただき、とても私自身よい勉強になったと思います。自分の伝えたい事を言葉を通してどのように話すと伝えられるのかと考えながら発表したのですが、上手には伝えられなかったと思います。でも、いい機会を与えてくださって勉強になりました。ありがとうございました。

・ 説明会で発表された方々がどのように子どもの事をボランティアさんに伝えていったか、又、ボランティアさんはどのような事に喜びややりがいを見出してAAOに参加されたのかがよくわかりました。
 集まってくださった学生さんがとても真剣に発表を聞いてくださっていて、子どものためにこんなにも・・とありがたく思いました。そんな学生のボランティアさんに上手く子どもの事を伝える事とボラさんは何を情報として必要としているのだろうかを考えて、しっかり企画を考えるのが親のつとめであると思いました。

・ 昨年参加していたにもかかわらずまだまだ準備不足をつくづく感じました。でも参加したことに、やはり大きな成長を感じられて、説明会も良い反省になりよかったです。

・ 他の方の企画や活動内容を知る事ができてよかったです。自分のできていない所などもわかり、今後企画を立てる時役立ちそうです。ビデオを撮らなければいけないことで頭の中がいっぱいで他の手伝いができなくて申し訳なかったです。

・ 資料にいただいた保護者の企画書を見てとても勉強になった。またビデオで活動の様子を見る事ができ、活動の内容やボランティアさんとの関わり方などが確認できてとても分かりやすかったと思う。また、ボランティアさんからの発表が聞けたこともよかったです。世話人の方々の並々ならぬ熱気が伝わってきました。

・ 発表者の方は誰も、子どもの将来を見すえた活動を企画されていて素晴らしいと思った。子供とボラさんの間をしっかり埋めるようやり取りもしっかりされていて参考になった。

・ とてもよかったと思います。親の目と第三者の見る目は違うので色々と我が子の新しい発見をすることができました。今まで絶対にできないと思っていた事ができるようになっていたりとか親の前ではしないようなこともボラさんの前では安心してやってみたりとか、本人もとても楽しく活動ができたようです。

・ 発表をされた方は企画もよく準備されたものですが、子供を普段からよく見ていてこの場合にはこうなるであろうということを企画書へ細かく書かれていて、自身の反省材料になりました。

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 皆様、それぞれ思いを持って参加できることを待っておられるのだなと感じました。

次月は、ボランティアさんのAAOに参加するにあたっての気持ちを載せようと思います。アンケートに書いてくださったものをそのまま無記名で掲載させてくださいね。

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 サッカークラブよりのお知らせ

 桜のつぼみも少しずつふくらみ日差しもぽかぽか春らしくなってまいりました。
修了式を終えほっと一息、楽しい春休みを過ごされている事と思います。

前回のサッカー練習日には念願だった青山先生が来て下さりアドバイスを頂く事ができました。
子供たちはみんな上手くパスしたい…上手くシュートしたい…と思っているのですよね。

でも体を上手く動かせなくて失敗してあきらめてしまったり、くじけて逃げ出したり…そんな子供たちを相手に何とか楽しませてあげたいと思い一生懸命やって下さっているボラさんに青山先生は子供たちへの関わり方をどうすればいいのか具体的にアドバイス下さいました。
先生のご指導をもとに今後練習内容も工夫してより良いクラブにいていきたいと思います。ありがとうございました。

 さて、4月ですが新学期何かと落ち着かない時期ではないでしょうか?また子供たちも親も新しい環境に慣れるまで精神的にも疲れが出やすい時期だと思います。GW明けぐらいまではゆったりと見守ってあげたいですよね。・・・と言う事で4月のサッカーの練習はお休みにしたいと思います。

 また5月に一学年大きくなったみんなで元気に練習しましょう。

予告  サッカークラブ 5月練習日

   日 時:平成13年5月26日(土)10:00〜12:00 (9:45分集合)
   場 所:福島小学校グランド(岡山市立川町3−37)

      

 4月度 水泳教室のお知らせ 

     日 時:平成13年4月15日(日) 15:30〜17:30
   
場 所:岡山OSKプール
    欠席される方、ボランティアさんが必要な方、4月8日までに連絡ください。

 日差しもめっきり春らしくなりましたね、希望をもって新学期を親子で迎えられていることと思います。
水泳教室は,岡山OSKの皆様にご理解頂き、4月からもプールを引き続き貸していただける事になりました。岡山OSKさん、本当にありがとうございます。

 水泳教室は,長く続ける事が大切だと思います。プールに入れなかった子がプールに入れるようになり,潜れなかった子が潜れるようになり,いつのまにか体が浮き泳げるようになります。でも長い長い期間が私たちの子供には必要です。その間を支えて下さっている、OSKの皆さん、コーチ、ボランティアさん、ありがとうございます。教室に通っている子供たちも目標を持って、頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
 これからのはげみになってくれればと思い、一年間を振りかえり、いままでどんなことを頑張ったか、参加している子供たちに賞状を送りました。

前に進めたで賞 ・・・Hちゃん
がんばったで賞 ・・・T君
皆勤賞 ・・・T君
水の中で遊んだで賞 ・・・Hちゃん
バタ足ができたで賞 ・・・K君
浮くことができたで賞 ・・・S君
金銀クリスタル賞 ・・・K君
水の中を自由に進んだで賞・・・R君
もぐれたで賞 ・・・N君
表彰状をもらったで賞 ・・・Y君
お手本を見せてくれたで賞・・・D君
水の中で遊んだで賞 ・・・Hちゃん
水になれてみんなと合わせられたで賞・・・M君
顔つけ もぐるのが上手になったで賞 ・・・Y君
顔付けができたで賞・・・Rちゃん
たくさん泳いだで賞 ・・・ I ちゃん
プールに入れたで賞・・・T君
がんばって泳いだで賞 ・・・Y君
顔付けができたで賞・・・Y君
25M泳げたで賞 ・・・S君
顔付けができたで賞・・・Y君
がんばってつづけま賞 ・・・D君

頑張っている子供たちにエールを送りましょう!!

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13年度前期 水泳教室参加者 募集します

  日 時 : 毎月第3日曜日 15:30〜17:30
  場 所 : 岡山OSKプール
  参加費 : 10,000円 (前期:4月〜9月まで5ヶ月分2,000円×5)(8月は休み)

兄弟の参加費は半額の1,000円とし参加されるときに持ってきてください。
ボランティアさんが必要な人にお願いしていた500円はなんとかいただかなくてもやって行けるのではないかと思いますので、今回は結構です。

会費振込先:中国銀行 山陽支店 普通預金口座 No 1321755
           岡山県自閉症児を育てる会 (4/10までに)
   今回も前納とさせていただきます。水泳教室の安定した開催の為、ご協力下さい。

新規参加される方・水泳教室から退会される方は、連絡ください。

 事務局 移転のお知らせ

 4月度より、育てる会事務局を移転することにいたしました。現在地より 500mほど南です。

 4月に開所予定の「太陽の家」の一角を借りて運営いたします。
ここは将来、障害児・者のためのフリースペースとなる予定の建物です。
元診療所だけあって、広い部屋もあるため、アイデアしだいで育てる会でも新しい活動ができそうです。

        新事務所:〒709-0826 赤磐郡山陽町和田194-1(元 野村医院)
               「太陽の家」 内
        Tel.Fax. 0869‐55‐6758(4月5日 より)

  近隣の講演会等のご案内

『自閉症の学校教育シリーズ 第5回(全10回予定)』

   日 時;平成13年4月25日(水) 18:30〜20:30
   場 所:倉敷健康福祉プラザ
   講 師:佐々木 正美(コミュニティカレッジ倉敷 校長・川ア医療福祉大学 教授)
   対 象:教育・保育関係者、施設関係者、保護者、その他
   参加費:1,000円
   主 催:TEACCHを学ぶ倉敷親の会
   申込先:事前の申込は不要、問合せ Tel.Fax.086‐424‐7622(岸本)

       予告…第6回 5月30日(水)


『 親のための TEACCH勉強会(佐々木セミナー)』

  日 時:平成13年4月17日(火)10:00〜12:00
  場 所:川崎医療福祉大学(倉敷市松島)当日の使用教室は玄関付近に掲示
  講 師:佐々木正美先生(川崎医療福祉大学 教授)
  参加費: 300円
  申込先:不要(当日 大学の教室で受付)


『 日米ジョブコーチセミナー 神戸』

  「プレセミナー in 兵庫リハ」(ジョブコーチ養成セミナー 基礎講座)

   日 時;平成13年6月2日(土) 10:00〜17:00
   場 所:兵庫県立総合リハビリテーションセンター(中央病院研修ホール)
   講 師:小川 浩、柴田珠里 先生 他(仲町台発達障害センター)
   参加費:5,000円 (学割 3,000円)弁当 1,000円
   主 催:横浜やまびこの里 仲町台発達障害センター、兵庫県社会福祉事業団

  「日米ジョブコーチセミナー 神戸」

   日 時;平成13年7月10日(火) 10:00〜17:00
   場 所:兵庫県民会館 9Fけんみんホール
   講 師:ジョン・クレーゲル博士(ヴァージニア・コモンウェルス大学教授)
   参加費:5,000円(早割 4,000円、学割 3,000円)弁当なし
         早割は4/28までに振込、プレとセット申込は更に1,000円割引です。
   主 催:横浜やまびこの里 仲町台発達障害センター、兵庫県社会福祉事業団

    詳しいプログラムや申込方法など、参加希望の方は事務局まで連絡してください。


 『 自閉症の人が困っていたら助けて下さい 』

 講演会の案内ではないのですが、チラシ・ポスターの紹介です。
 北海道・札幌の自閉症児者親の会が作られたポスターです。

 札幌では警察の協力を得て、各交番にこのポスターを貼っていただけるそうです。
 迷子などで保護された自閉症児にとって、このチラシがポスターとして壁に貼ってあったらずいぶん 助かると思います。
 本人にとっても、まわりにとってもずっと楽になると思います。

 このチラシ、書いてあるように営利目的でなく、著作権さえ明記しておけば、自由に印刷・配布していいそうなので、1部同封しておきます。
 公共の場など、本人が混乱しそうな・・、あるいは周りが困惑しそうな、そんな場所の壁に貼っておけばお互い助かりますね。

           http://www.eve.ne.jp/user/happy/forPolice/police.html

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  さて、続いて今月も吉田先生と青山先生から寄稿をいただきました。

  ロールプレー

吉田 英生

 学校で研修を受ける機会がありました。教育相談をどのようにすすめればよいのかということで、“荒れる子ども達への対応”を勉強するという研修です。
(オレは子どもへの対応は、ま、うまい方だし・・・)と気楽な気持ちで参加しました。

講義が終わると、
「さて、実際に子ども役と先生役になって、場面を想定してやってみてもらいましょう。」と実際にロールプレーをすることになりました。

「だれかやってみませんか?」といわれても手を上げる人はなく、だれかが「吉田先生に・・・」と言ったものですから、私にお鉢が回ってきました。それぐらいなことならと気軽に受けて、先生役。「子ども役ならやりますよ。」と言うふたりの同僚と、授業開始のチャイムがなったばかりの授業開始場面をやることとなりました。

「はい、それでは始めましょう。」と私。
「やりたくないもん、僕らー。先生ひとりでしたらいいが・・・。」と、にやついた子ども役の同僚。

「チャイムが鳴ったら始めます。では、プリントを配ります。」臆せず、進める私。
「○○ちゃん、まだ入ってないで。プリントやこー、いらん!」投げる子ども役。
無言で、拾って机に置き、投げないように圧する私。

「ええわ、なあ、しゃべっとこうで。」と今度は、子ども役が、後ろを向く。
「△△さんは、ちゃんと前を向いている。君もこちらを向く、それとも先生がきみの前に行こうか。」と表情も変えず、問いかける私。

「来んで、ええ。前向けば、ええんじゃろう。」
「そうだよ。それでいいんだよ。」

距離を詰めたり、離れたりして子どもとの間合いをはかる。
視線で押さえたり、微笑んだりしながら、こちらのペースに引き込んでいく。
ことばで行動を指示し、手を添え、動きを促す。

これらはどれもDRなどの場面でも子どもとのかかわりの中でやっていること。子ども役のふたりの同僚が、たてつづけに“反抗”をしましたが、それに負けずに模擬授業は始められそうでした。


 講師の先生は、
「『そうだよ。それでいいんだよ。』と子どもの行動を評価するように言いましたが、そこで、『前を向いてくれて、先生はうれしいよ。』と自分の感情をそのまま出したらいいんじゃないのでしょうか。」
と私へのコメント。

 子ども役のあまりのリアルさに、腹の底で怒りの炎がくすぶりだしたところに、油を注がれたような気持ちになるそのコメントに、(あの場面で「先生、うれしいよ。」なんて言ってたら、子ども役に負けてるわ。)
と反発を感じながらも、愛想でうなずく私でした。

しかし、家路についているときに思い直したことがあります。
(あの場面はさておき、私は確かに行動指示的で、あまり感情を表わすことばを子どもに向けて言わないなあ。日ごろの自分の姿は見えているようで見えていないものだ。感情をことばで子どもに伝えることが相手や場面によって自在にできるのは、確かにいいことだなあ。)

 自分の姿は、案外自分ではわかっていなくて、パターン化しているものです。

感情の起伏をなくして、どんなことがあろうと、必要なことを子どもにもとめていくというスタンスが、自分でも気づかぬうちに気持ちを表すことばを少なくさせていたのでしょう。

子ども役の同僚は、感想をこう述べました。
「先生が怒らんと、だんだんに、よけいに腹が立ってくる。」

 子どもへのことばかけは、だれかが「こう言え。」と言ったからうまくいくものではありません。
また同様に、“だれかのまねをしたらうまくいく”ばかりとも言えません。
生き方という背景のないことばかけは、「技術」の域を出ない平板なことばと化してしまうような気がしています。

私が大切にしていることばに、“大人が変われば、子どもも変わる”ということばがあります。
こどもにかけることばは、子どもを思う気持ちが自分の生き方、価値観と重なって初めて、子どもへ伝わることばになるような気がしているこの頃です。

 子どもの上を上滑りすることばとなるのか、子どもの心にクワを入れて耕すことができることばとなるのか、自分の生き方を考える必要があるようです。

先生たちはこんな勉強をされるんですか。面白そう。
私達親もお互いが、親役と子ども役になって、自分のやり方を評価し合えたら、何か気づくことがあるかもしれませんね。

「声掛け一つにもその人の生き方や、価値観が子どもへ伝わってしまう」
それが本当の『親が変わらなければ子は変わらない』

ですね。子育てとは、自分育てですネ。気をつけます。(とばみちこ)

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続いて青山先生の「自閉と向き合う 19」です。

青山先生の本文にもあるような、育てる会の「無謀な(^_^;)サッカー教室の話です。
ボーリングや水泳の方が自閉症児に向いているのはわかっていましたが、ただ男の子なんだから、サッカーも経験させてやりたい・・そんな思いだけで、後さき考えず始めた教室です。
ボランティアさんやお父さんたちの協力もあって毎月活動しています。

自閉と向き合う 19

青山 新吾

自閉症の子ども達のサッカー教室がある。

この教室を立ち上げる時に、「自閉症児にサッカーなんて、なんて無謀な・・」
そんな苦笑まじりの忠告をしてくださった方まであることを伺い・・
確かに育てる会にはふさわしい無謀な挑戦かもしれませんが、応援したい気持ちが強まった。

が、気持ちばかりで、お世話をしてくださっているUさんから
「いつ見に来てくださるんですか〜」
と叱られていた。
やっと、見に伺うことができたので、少し報告してみたい。 

 
 会場に到着すると、早速に今日のスケジュール表をいただいた。練習の流れとポイントが書いてあるすぐれモノである。
毎回、きちんとスケジュール表を準備されているその姿勢にいきなり感心させられた。すぐに私が見学しやすいように渡してくださるその気配りにも脱帽である。

さて、いよいよ練習開始。
子ども達が整列する場所にはミニコーン。運動会でもおなじみの「視覚支援」である。

その後、たいそう・ランニング・ダッシュ・パス・シュート・ゲームなどの多様なメニューをこなしていく。1つのメニューが終わると集合がかかる。次のプログラムがボードで(スケッチブックです)表示される。
見通しをもたせやすくする意図の「視覚支援」である。

また、必ず大人がモデルになって子ども達の前でやってみせる。全力疾走でのダッシュでは、男子学生ボラさんと一緒に激走されたOくんのお父さんの姿が印象的である。このような姿が、周囲の大人の気持ちに響き、ひいては場の雰囲気につながってくるのだと感じた。


パス練習が1つの難関である。
パスするために、子どもと正対しなくてはならない、すなわち子どもとの距離をとらなくてはならないからである。
「距離の法則」からすれば、子どもとの距離をおくことで、子どもの行動が不安定になる場合があると思う。

私は、うまくパスができない一人の子どもの側に行った。
相手から来たボールを止めてやり、右足のふくらはぎあたりを持って蹴らせてみた。同時に
「パス!」
とことばをかけた。

 2,3度うまくいくとボラさんにタッチした。
ぶれた行動は「距離」をつめ、しっかり触って修正する。
修正のための支援は出し惜しみしないのが肝要である。

わかりやすいことばをかけ、行動とことばを一致させていくことは、原則的に有効であることが多い。
「パス」のことばとキックを一致させていきたいと考えた。


このパターンの支援は、他の場面でもたくさん活用できそうな感じを受けた。

たとえばゴールキーパーの動きを教える場面。
手を使ってボールを取る行動と
「キーパー」のことばが一致することは、子どもの行動を安定させることにつながるだろう。
なにせサッカーなのである。基本的に手は使ってはいけないのである。状況だけを見て手を使うかどうかを判断するのは難しいのではないだろうか?

キーパーだから手で取る。
キーパーではないから手はダメ。

わかりやすいことばで思考させてみたいと考える。

 

 最後に子ども達の試合があった。

 対人接触を好まず、ボールが来たら逃げている子たちもいるが(それまでの練習では嬉々としてボールを蹴っている。念のため)それなりに、サッカーの試合らしい雰囲気に見えている。なぜだろうと思って見ていると秘密がとけた。
 参加していないようでも、自分のチームが攻めている時には、子ども達の足は相手コートの方に向かうのである。そして、攻められた時には自分のコートの方に戻ってくるのである。

だから、全体としては試合の雰囲気になっている。
よくぞここまで教えたものだと本当に感心した。

練習終了後、多くのボラさんが残られて、反省会やミーテイングをされていた。この熱心さに頭が下がる。

ちなみに、その日はボラさんが少なかったらしい。
保護者の方々が自ら、我が子以外の子どもにつかれて2時間程度の指導を一緒になさっていた。
これまた頭が下がる思いであった。

周到な準備。

気配り。

視覚支援。

「距離」の法則。

出し惜しみしない支援。

行動とことばの一致。 

子ども達は、多くの方々の思い熱意技術に支えながら成長しているのである。

いかがでしたか?
こんなに詳しくレポートしてくださった、青山先生ありがとうございました。

「我が子も…」と思わず、参加したくなったのは私だけではないはずです。
担当のUさん・Oさん達の周到な準備の甲斐あって、サッカー教室は、順風満帆ですね。

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続いて、ボランティア・ヴォイスです。

 

VOLUNTEERVOICE

                      *親とボランティアさんが、考えるページ

    

     やがて来る それぞれの 交差点を
     迷いの中 立ち止まるけど 
     それでも 人はまた 歩き出す 
 (GLAY:BELOVED)

 春ですね。
 年度末と年度始めで忙しい季節ですが、なんだかウキウキします。

 ボランティアの皆さんは、次に向かって動いておられる事と思います。
 育てる会のボランティアも引き続きよろしくお願いいたします。

 スリム化を目指そうと世話人合宿でも世話人会でも話し合いましたが、どうもそうもいかず、やはり昨年同様、いろんな行事をやることになりました。
 やるからには本気で取り組みますよ〜。(本気さが伝わってこない?)


 今日(3月26日)は我が子の終業式でした。ただの終業式とは違います。
 閉校式も行なわれる終業式です。
迎えに行くと校庭には校歌が流れていました。3年間お世話になった学校、子どもにとっては何処に何があるかよく分かっている学校。

 子ども達はみんな先生に見送られて校門を出て校舎の周りをまわりました。
 我が子も周り終えて戻ってきました。

 ここで3年間お世話になった先生ともお別れです。
 言葉が出なくて、やっとの思いで手紙を手渡しました。

 「おせわになりました。ありがとうございました」
ありきたりな言葉ですが、思いつく言葉はいっぱいあってもこれしか口にできませんでした。

 最後の授業の日の連絡帳に「淋しくなります」そう書かれていたのを思い出したからです。

「また、いつかどこかで」そう言われて最後の責任を果たされた先生の去っていく姿は今まで見てきた強く張ったものではなくて、なんだかとても小さく思えて少し胸が苦しくなりました。

 長い人生の中で、出会う人たちの数は限られています。
 担任の先生と子どもの関係は長い人生では一つの接点にすぎないかもしれません。でも、関わる時間の長さ、学ぶ事の多さ、・・新しい出会いもいい出会いでありますようにと祈ります。

 そして、ボランティアさんと育てる会との出会いも素敵ですよね。
 私はボランティアさんから若さを吸い取り・・もとい新しい考えや発見をいただき、子ども達は、柔らかな人付き合いが勉強できる。

 そんな出会いの中に、「岡大のサークル」を目指していろいろ考えてくださった、小池良太さんがいました。
結局、今のところはサークルは立ち上がりませんが、私たちはその心が嬉しくて、子ども達のためにこんなに考えてくれる人がいる事が嬉しくて、ぜひ皆さんにメールで送ってこられた文章をご紹介しようと思いました。

 これを読まれて、岡大にも何か形を!と思われた方、長谷川家に来てください。
 悪いようにはしませんから・・。

 超、長文です。コーヒーとせんべいを用意してから読んでくださいね。


                          岡山大学 小池 良太

 日をおうごとにと暖かくなり,春の足音が近づいてきましたが,皆さんいかがお過ごしでしょうか。
親の皆さんにおかれましては,今年度の活動と子どもの成長をかみしめ,来年度への期待で,ボランティアの皆さんにおかれましても,自身の成長と,来年度の活動への意欲で,それぞれの希望にみちあふれているであろうことと,お慶び申し上げます。

 さて,私は今月末には卒業式も終わり,実家に帰ります。
卒業を機に,何かを会に残したく,
岡大にも育てる会を支えるサークルを設立しよう!と活動してきました。
この話を耳にした親の方のうち,何人かから貴重な御意見を頂き,大変感謝しております。

 しかし,サークルは現時点では設立することができません。
設立しないことについては,岡大から今年度ボランティアに参加し,来年度もボランティアに積極的に活動し,会をよりよく導いてくれるであろう人々のうち,一部の後輩たちと話し合って決めました。

 この結果に関して,私自身は残念な結末であったとは感じていません。
親の方々もこの記事を読んで,そう思ってくだされば幸いです。

 前回,記事を書かせていただいたときには,硬い文章になってしまったので,今回は柔らかくしたつもりです。以下から少し述べてみます。長くなりますが,我慢して読んでやってください。3日くらいに分けて読んでもよいと思います。冗談でっす。 m(_ _)m


1. ちょっとの工夫

サークルが存在しなくても,岡大のボランティアができることは,もっと拡張できます。今年度は,個人個人で,いわばバラバラに参加していました。ところが,ちょっと工夫をしてボランティア同士をリンクづけてみると,思いのほか活動が広がります。

ここでは,この『ちょっとの工夫』として,某は○がわさんからのアドバイスに,私が前々から考えとして持っていたことをプラスして,例として述べてみます。

Mailing List(以下MLとする)を作成し,Direct Mailing Service(以下DMLとする)を活用すると,ボランティアの活動が広がります。

例えば,ボランティアによる,ボランティア対象の勉強会を連絡することや,その際の発表者を募ることを,MLを限定することにより,各学年・各大学・全ボランティアなど規模を選んで簡単に実行できます。
他にも, ボランティアの集まりを企画したりもできます。また,ボランティア間,会とボランティア・親とボランティアの情報交換が容易になります。

例えば,ボランティア同士で,それぞれの担当の子どもにどう対応しているかを意見交換することができます。また,ボランティア側から親への質問・リクエスト,親側からボランティアへの返答・申請などもできます。
それらをまとめて,会報などに掲載してもよいのではないでしょうか。

このように,情報交換をし,連絡を密にしていけば,ボランティアのモチベーションも高まり,活動の意義がさらに大きくなることは間違いないでしょう。

ちょっとの工夫で岡大のボランティアだって,力を合わせれば活動を大きく広げることができます。現段階においては,サークルなしでどこまでできるかを見極めることも必要だと思います。
「サークルなしではどうにも限界が見える」とか,「やっぱサークルがあった方がもっとよくなるかも」とかいう段階になってきたときに,もう一度サークル設立の話が,ボランティアの中から持ちあがることを期待して,私は今回,設立を見合わせることにしました。
このことを,私は設立の発展的解消だと考えています。

 

1.1『ちょっとの工夫』 あとがき

ここで述べたDMSやMagazine Mailing Serviceなどは,かなり有用性が高いです。
現在,個人専用の無料e-mail addressを,Web page上での簡単な手続きで,取得することができます。例えば,MSN hotmailなどがあります。最近は携帯電話にもアドレスが備えられ,容量などの課題もありますが,ここでのトピックは充分,実現可能な域に達しています。

記事で述べた他にも,効率的且つ正確な情報の伝達が可能となります。例えば,世話人の方々が,毎月会報を刊行してくださっていますよね。それをDMSなどを使ってボランティアに配信すれば,「あらまぁ奥様!」楽ちんですし,大幅な時間短縮・経費削減にもなります。

「経費削減だけなら,手渡しでも充分にできるじゃん。」とおっしゃる方が,私の周りに約一名いましたが,「ここが他のマシンとは違うんだよ,ジョン!」数人のボランティアによる手渡しよりも正確に,迅速に実行することができます。

これを,その他いろいろな行事の連絡にも活用していけば,企画立案者が出席の確認やボランティアの確保に煩わされることは確実に少なくなります。「はっは〜!そろそろ腹筋が火を吹いてきただろう?」「ほんとだ!他のマシンとは比べ物にならないよ!今までのマシンが嘘みたいだ!」
一部お読み苦しい点があったことをお詫びします。

柔らかすぎっすね。気を付けまっす。

 

2. サークルが今回作れなかった理由

大きな理由の一つとして挙げられるのが,突然サークルを作ることに対する弊害を回避するためです。

例えば,現在,ボランティアとして参加してくれている岡大の学生には,「サークルになるんだったらやめる」という意見が少なからずあるそうです。
いいえ,「サークルになるんだったらできない」と言ったほうが正確でしょう。

岡大には他にもボランティアに関連した団体が幾つかあり,その団体に所属しているけれど,それとは別に,個人として育てる会のボランティアに参加してくださっている方々が,多数いらっしゃるそうです。その方々の支援があって,はじめて成り立つ行事もあります(e.g. キッズルーム)。
ここで突然サークルを作っては,その他の団体との関係が,あまりよくない方向に傾いてしまうことが懸念されます。現時点において私は,他の団体とも良い関係を保ちながら,互いに理解しあった上で,育てる会を支えるサークルを作っていきたいと考えています。それには少々時間が足りません。

ある先輩に相談して,焦ることはないと感じました。私には,「頼りになる後輩や友人がいるではないか!」と悟りました。それに,距離は離れていても,この会には関われるわけで,あまり問題にはならないことにも気づかされました。ありがとう,姉上。サークル設立に関しては彼らと共に,もう少し時間をかけて思慮深く検討したいと思っています。

おまけ。私自身,サークルがなくても,できることはたくさんあるってことに気づかされたことです。そこまでこだわっていたつもりはないですが,形にこだわるのはよくないですね。きちんと段階を踏んでしっかりと土台を作ることも大切です。まだまだ修行が足りないっす。滝に打たれてくるっす。勉強になりました。

 

3. 私が言いたいこと

記事からも推測できるように,サークルというカタチをとらなくても,やはりボランティアの中にも,必然的に役員のような立場の人が,必要になります。たくさんの人と関わりを持つようになると,どうしてもそのような人たちが存在しなくては,良い集団になり得ません。

「勉強会などをいつも企画しなければならない,合宿に行けばスタッフをしなくてはならない,常に司会者の立場にいなくてはならない。」ということではありません。

これまでもそうでしたが,決して限られた人間だけに負担が集中してはいけません。
ボランティアの中で,仕事は分掌されなければ,ボランティアのためにもなりません。
しかしながら,ボランティアが最大限に力を発揮できるように,ボランティア同士の掛け橋になれるような人が必要なのです。
役員や代表者とは,本来そういうものだと考えています。

ここで注意しなければならないのが,大きく二つあります。
一つは,私たちボランティア一人一人が意識をもって,積極的に行事への参加・行事の企画をしないと,何にもならないということです。
生きるということの大きな意味の一つに,
『新しいものの創造』があります。

今回はその一つの例として,勉強会を挙げました。つまり,受身なボランティアにならず,生産的なcreative volunteerとして活動することが理想の一つだと思います。
行事の企画に関してはオープンであり,自由です。やりたいことを実行すればいいのです。

もう一つは,後に続くボランティアの確保を促すことです。
育てる会は,ボランティアなしでは活動できません。
ボランティアの確保と育成は私たちのボランティア活動の一貫でもあります。

今回,サークルはできませんでしたが,それぞれみんなボランティアとして,サークルを設立することについて,いろいろなことを考えてくれました。私自身知らないこともあったし,現段階ではサークルを設立するのは難しいと思います。まだ時期が多少早いような気もします。卒業まで日がないせいか,少々焦ってしまった点もあったかもしれません。

サークルができれば,施設やその他,いろいろな利点があるのですが,現時点では,岡大のボランティア側に,避けがたい弊害が多少存在するので,今回は見合わせました。サークルを作るのは,その弊害が解消されてからでも遅くはないと思います。

サークルがないと活動できない,良くはならない,ということは少しもありませんしね。
少数でしたが,後輩たちと話すことができて本当によかったです。お陰で,ボランティアをすることについて,もう一度考えることができ,社会へ出る前に良いきっかけを貰ったような気がします。

ボランティアの中には,多少誤解され,気を悪くした方もいらっしゃるかもしれませんが,この文章で,その気持ちを少しでも和らげられることができれば,と思います。私にとって,サークルというカタチは二の次でもなんでもありません。
この先,ボランティアを続けていくうえで,期が熟し,必要であればできたらいいとは思っています。その程度です。ホンマに。(でも,たぶん必要になる日が来るでしょう。……いつか。)

長くなりましたが,ボランティアにとって一番大切なのは『会のため・子どものため』という意識です。愛っす。育てる会が,子どもにとってもっと良いものになるために,私たちボランティアは,何ができるのかを考えることから,この会のボランティアとしての一歩を,もう一度踏み直してみましょう。

 

おわりに,この場を借りて,この会でお世話になった,すべての人たちにお礼を申し上げます。
特に,鳥羽さんをはじめ世話人の方々,岡さん,信クン,向田さん,ボランティアに誘ってくれた岩井君,いろいろ教えてくれたボランティアのみんな,名前を挙げたらきりがありませんが,この文を読んでくださったあなたにも本当に感謝しています。
『共に生きる』意識を,みんなが持った社会を築いていくために,一緒にがんばっていきましょう。
これからの人生の糧にします。ありがとうございました。

この記事を読んでの御意見,御感想・イチャモンはこちらまで。 ryoch63@hotmail.com(小池良太)

特に岡大の4年生には黙ってこんなことをしてしまい,本当に申し訳ないっす。是非とも御意見を下さいっす。但し,メールをくれないで,卒業式で嫌がらせをして去っていくのはご遠慮くださいっす。冗談ですわ。……ホンマやって。

4/3/2001 小池 良太 @数研

m(_ _)m


小池さんとってもありがたいメールでした。卒業しても、遠く離れていても、私達はメールを通して、すぐそこで繋がり合えています。

ただ今,ボランティアMLを育てる会で作成中です。
卒業して行かれた方達も入っていただきたいと思っています。先輩としてボランティアさんへのアドヴァイスをどうぞよろしくお願いします。

ボランティアMLに入りたい方は,事務局までお問合せ下さい。

  皆様、どのような感想をもたれましたでしょうか?世の中IT革命です。ぜひボランティアさんの意見は、メールで下さい。

           送信先 アドレス   tamagon@f6.dion.ne.jp(長谷川)

  

 先月のボランティアボイスの投稿者の名前が抜けていました。岡山大学4年の川上久美子さんでした。

 今日は岡大で卒業式がありました。皆様、おめでとうございました。
 各大学も卒業式を終えられたことでしょう。

 育てる会を初めに支えてくださった人たちの晴れの門出です。
 みんなで祝福いたしましょう。

 お別れは淋しいですが。

                      (文責 長谷川 和美)

 

 特定非営利活動法人

   岡山県自閉症児を育てる会

       赤磐郡山陽町和田194-1「太陽の家」

  Tel.Fax.0869556758 
  E-Mail acz60070@syd.ne.jp

 

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