『
21世紀の自閉症 』
〜豊かな暮らしってどんなことだろう〜
VISUAL メッセージライブラリー 10
佐々木 正美、横浜やまびこの里職員:著
社会福祉法人 横浜やまびこの里:発行 定価: 500円
2000年9月24日 10周年記念講演会・シンポジウムの記録
・ 21世紀、自閉症の人たちはどんな暮らしをするのでしょう。
社会は、自閉症の人たちをどう受け入れていくのでしょう。
横浜やまびこの里の理事でもある佐々木正美氏が語る、新たなる世紀の暮らし。・ 横浜やまびこの里は自閉症の人たちの暮らしを支えてきました。
この10年で、できたこと、できなかったこと、考えてきたこと、
そして、これからの課題など、現場から語ります。〜ライブラリー紹介文より〜 (2002.03)
目次
第1部 記念講演 「21世紀の自閉症」 佐々木正美
はじめに
1 自閉症の世界
(1) 「言葉」 はかなく消えるもの
(2) 社会2 共存
(1) 私たちから歩み寄る
(2) 自閉症へのバリアフリー 〜 TEACCHプログラムおわりに
第2部 シンポジウム 「豊かな暮らしってどんなことだろう」
シンポジスト 山本俊彦・中山清司・中村公昭・小川浩・篁 一誠
コーディネーター 藤村 出
助言者 佐々木正美はじめに
1 横浜やまびこの里、10年
(1) 自閉症専門施設として
(2) 地域に支えられて普通に暮らす
(3) 働くことを通して豊かな暮らしを支える
(4) 自閉症の人たちのの人生を支える
(5) 歩み寄り2 エピソード
(1) 施設からの橋渡し 〜 日々の暮らしの中で
(2) 地域での暮らし 〜 ハプニングはつきもの
(3) 仕事 〜 つらくても、社会はいい
(4) 常識を見直す3 課題と展望
(1) 連携 〜 自閉症の人たちの代弁者としての役割
(2) 施設職員としての反省
(3) 地域資源を広げる、活用する
(4) いれものではないサービスに金はつかない
(5) 援助者としての自覚
(6) 自閉症の文化 〜 違いを違いとして尊重するおわりに