(since 2010)(更新 2010/07/03)
MoneyChartの、チャートの見方の紹介ページです。
©Copyright 2010 小野智章(小野情報設計)
無断転載を禁止します。
対応するシステムは、次のとおりです。
- 名称 MoneyChart
- 開発者 小野智章(小野情報設計)
- 主図
- 主に、トレンドを示します。
- トレンドの転換時には、
元のトレンドの方向へ、
長周期のsub2線(青)の外に短周期のsub3線(緑)がはみ出す場合が多いです。
反転時にもみ合う場合は逆に、
短周期のsub3線の外に長周期のsub2線がはみ出す場合こともあります。
- 各sub図
- 主に、株価の変動範囲を示し、
上値抵抗線・下値支持線の推測に用います。
上値抵抗線・下値支持線は、次の高さになる場合が多いです。
- 直近の高値・安値の高さ
- 過去の四本値データの上限・下限となることが多かった高さ(下図の「F」)
- 最も高い上限・最も低い下限(下図の「P」)

この他、次の様な高さも候補となります。
- 予想される下値支持線まで直近の安値を押下げた場合の、上値抵抗線の高さ
- 予想される上値抵抗線まで直近の高値を押上げた場合の、下値支持線の高さ
- 四本値データ
- 安値と高値を結ぶ縦の黒い線分と、始値を示す短い横の黒い線分によって、
始値,高値,安値を示します。
- 四本値は、通常は始値,高値,安値,終値を指しますが、
本システムでは終値は省略しています。
これは、本システムでは、終値線で終値が示されるためです。
- 反動値線
各sub図にのみ、表示されます。
- 株価の変動に対する反動の水準を、紫の線で示します。
- 直近の高値・安値に対する反動の目安として、
それぞれ平均の反対側に示されます。
分析情報に対する判断の誤り等によって、
正しい投資行動が取れない危険があります。
- 本システム固有の特性として
ある時点の上値線・下値線を確定したものと考えると、判断を誤ります。
株価は、必ず上値線と下値線の間に収まる様に見えます。
しかし、実際の株価や平均線の推移に従って、
上値線・下値線は書き直されます。

特にトレンドがある場合は、トレンドの方向へ上値線・下値線が進んでいきます。
この場合のsub図は、目盛りがトレンドの方向へずれていきますが、
上下幅は変化しないことが多いです。
(スライダで確かめてください。)
- 一般的なチャートと同様、
上値抵抗線・下値支持線は株価の上限・下限となることが多いですが、
必ず上限・下限となる訳ではありません。
一般的なチャートと同様、
上値抵抗線・下値支持線を越える場合があるので、
上値抵抗線・下値支持線を絶対のものと考えると、判断を誤ります。

日足での上値抵抗線・下値支持線を越え、
週足・月足での上値抵抗線・下値支持線に到達する場合もあります。
- 一般的なチャートと同様、
上値抵抗線・下値支持線の候補が複数あるので、
特定の上値抵抗線・下値支持線を絶対のものと考えると、判断を誤ります。
- 分析情報が適用出来ない事態の発生によって、
予測出来ない結果となる危険があります。
(例えばリーマン・ショックの様に)前例の無い急激な変動では、
事後のチャートは、事前に表示している範囲を大きく超えます。
- チャートの判断について
- 日足のチャートだけではなく、週足・月足のチャートも見て、
投資判断をしましょう。
- 本システムのチャートだけではなく、他のチャートも参考にして、
投資判断をしましょう。
(本システムが株価データを収集しているサイトのチャートを利用するのが、
データ利用のお礼の意味も込めて、良いと思います。)
- チャートのみではなく、ファンダメンタルな情勢も参考にして、
投資判断を行いましょう。
質問・ご意見等、お待ちしております。
質問については、出来る範囲で答えて行きたいと思います。
小野智章(小野情報設計)
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