工事担任者

(since 1998/9)(更新　2021/02/15)

ＴＮＯ_２:取得資格:工事担任者

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＜資格の概要＞

Installation Technician
総務省(旧郵政省)の国家資格
電気通信の端末設備の回線への接続工事を行う技術者
設備の区分に応じた資格を持つ技術者が、工事又は工事の監督を行わなければならない。
実施機関：財団法人日本データ通信協会

＜取得履歴＞

デジタル第一種
Digital Type I Installation Technician
昭和６３年９月受験
　　　　＝＞昭和６３年１０月３科目中２科目合格（「法規」不合格）
平成元年２月第一種伝送交換電気通信主任技術者資格交付
　　　　＝＞「法規」受験免除
２科目合格＋１科目免除＝＞申請＝＞平成２年４月交付
AI・DD総合種
令和２年１１月受験(「AI・DD総合種」の最後の試験でした)
(伝送交換電気通信主任技術者資格により、２科目免除)
合格＝＞申請＝＞令和２年１２月交付

＜備考＞
デジタル、アナログ共に新しい資格制度になり、令和３年４月からは、更に新しい資格制度になります。
尚、旧資格もその業務範囲内で有効です。

昭和の頃の旧資格の一覧
- デジタル
  - 第一種
    パケット交換＋デジタル回線交換回線を端末設備に接続する。
    ＩＳＤＮなど
  - 第二種
    デジタル回線交換の回線を端末設備に接続する。
  - 第三種（平成１０年５月８日公布の法律で新設）
    １回線のみで、かつ１９２Kbps以下のデジタル回線を端末設備に接続する。
    実質はＩＮＳ６４の工事。
- アナログ
  - 第一種
    大規模ＰＢＸなど、ある数を超えるアナログ回線を端末設備に接続する。
  - 第二種
    小規模のＰＢＸなど、ある数以下のアナログ回線を端末設備に接続する。
  - 第三種
    １回線のみのアナログ回線を端末設備に接続する。
- アナログ・デジタル総合種
  全ての範囲が可能
上級の資格者は、下級の業務も可能。特に、アナログ第三種の業務は、デジタル資格者でも可能。
令和２年までの資格の一覧
- DD
  - 第一種
    デジタル第一種から、ＩＳＤＮを除いた範囲
  - 第二種
    デジタル第二種から、ＩＳＤＮを除いた範囲
  - 第三種
    デジタル第三種から、ＩＳＤＮを除いた範囲
- AI
  - 第一種
    アナログ第一種に、ＩＳＤＮを加えた範囲
  - 第二種
    アナログ第二種に、ＩＳＤＮを加えた範囲
  - 第三種
    アナログ第三種に、ＩＳＤＮを加えた範囲
- AI・DD総合種
  全ての範囲が可能
  アナログ・デジタル総合種と同じ範囲
令和３年からの資格の一覧
ＩＳＤＮが近い将来なくなるため、また時代の情勢で、対象範囲が変更になります。
旧デジタル、旧アナログの資格と区別するため、「第n種」後置から「第n級」前置の表記となります。また、第二種の試験も近く無くなります。
尚、今回の改定では、英字の付く資格の、対応資格へのみなし規定があります。
- デジタル通信
  - 第一級
    DD第一種と同じ範囲
  - 第二級
    DD第三種と同じ範囲
- DD第二種
- アナログ通信
  - 第一級
    AI第１種と同じ
  - 第二級
    AI第三種と同じ
- AI第二種
- 総合通信
  AI・DD総合種と同じ

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小野智章(小野情報設計)　
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