北海道(1日目)
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’99北海道ツーリング
〜原チャリ野郎、北の地に立つ〜
フェリー乗り場までが遠かった第1日目

8月26日(木)

<出発の朝>
朝6時、眠い目をこすりながら遙か北の大地を目指しての一歩を踏み出した。
って言っても、ボクが住んでるのは岡山、まずは北海道行きのフェリーに乗るため京都府舞鶴に行くことにした。 R2で姫路まで行って北上するのが近道なのだが、行きは「日本海側を攻める」ということで最初の目的地は鳥取砂丘である・・・。

<鳥取砂丘より日本海側を攻める>
鳥取砂丘は、前にも何度か行ったことがあるので、鳥取までのメインルートであるR53を避け脇道を走ることにした。しかし、ぼけーっと山間の道を走っていると・・・道に迷ってしまった。これが道っ?って所に心細くなる。これは、大変だと思いながら細い峠を2,3越える。すると目の前にR53の文字が。見慣れた道路に涙がでた。結局R53で北上し10時過ぎに鳥取砂丘に着いた。なんか前来たときより砂丘、小さくなっちゃった感じで・・。
砂丘を出発してR178を日本海を見ながら走る。天気も良くむちゃくちゃ気持ちがいい。途中、景色のいいとことで海を見ながら昼食を食いつつ城崎温泉に向かう。

<城崎にて>
午後1時過ぎ城崎に到着。昔から文豪が好む温泉街だけあって情緒豊かな町並みで雪の降る季節なんかに一度ゆっくり訪れたいものである。
城崎温泉には、いくつかの外湯がある。それらを浴衣姿に洗面用具を持ち、一軒一軒まわるのがこの街の風物詩だ。 
しかし、おいらは原チャリダー。そんなにゆっくりはしていられない(涙)。しかたなく、この時間に開いていた外湯の一つ「地蔵湯」に入った。かなりきれいなお風呂で気分は極楽であった。

<雨時々地獄>
風呂に入り、気分は最高。しかし、その時は長くは続かなかった。
城崎を出発してすぐに、なんとパラパラと雨が降ってきたのである。これはいけない、カッパを着る場所を探している途中でその悲劇は起こった。
物影に不審な人物、ハッ、おっ遅かった。誘導される原チャリ野郎。スピード違反の取り締まりである。「罰金」、痛い、貧乏旅行者にとって痛すぎる響きであった。
雨はあがったが、気分はもう、すっかり雨色ブルー。
「天橋立」、股の間から逆さに見ると天に橋が架かったように見えるらしいが・・。そんなこと、やる気もなし。横目でチラッと見て素通りした。

6時半やっとの事で、舞鶴に到着。

本日の走行距離(371.3q)

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