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’99北海道ツーリング
〜原チャリ野郎、北の地に立つ〜
360度水平線を眺めて・・第2日目

8月27日(金)

<出港>
午後11時(26日)フェリーは小樽に向けて出航した。
両隣の人達と軽く話を交わしていると消灯の時間となり容赦なく電気は切られた。しかたなく眠りにつく。長距離走った疲れもありドロのように眠る。

<目覚めると・・海>
何もすることがないので昼前までダラダラ寝ていた。
顔を洗い、コーヒーを飲み一服。フェリーの甲板に出てみる。
360度見渡す限り海、そう海しかない。
天気は晴れ、ひなたぼっこをしながら何もしない贅沢な時間が流れる。そして、日常を離れ「旅」していることを実感する。

<暇なフェリー生活>
暇である。むっちゃ暇である。フェリーの中は、もう5回も探訪した。約30時間の船旅は予想以上に暇である。
「そうだ!飯でも食おう」と思い食堂へ向かう。しかし、メニュー表を見てビックリ。結構な値段である。チラッと中を見ると、そこには綺麗に着飾った貴族の方々が・・・(過大表現)。貧乏原付野郎は、そそくさとその場を離れ給湯室へ、そこで買っておいたカップ麺に湯を注ぎ・・海を見ながら食う。「やっぱりこれが一番だな」と自分に言い聞かせ、しみじみ。
食事の後、風呂に入りにいった。驚いたことに結構大きく、窓から海が見えて立派な風呂である。 時間帯をずらして入ったので大きな浴槽を独り占めできて得した気分♪だった。
そんなことをしているうちに夕方になり船上シアターで上映会(無料)があるって言うので見に行った。
「踊る大捜査線THE MOOVE」だった。まだ見てなかったのでとてもラッキー。
「事件は会議室で起こってんじゃない!!」織田祐二にしびれました。

<そして2度目の夜>
隣の早稲田大生達(北海道へ帰郷中)と、野球の話や北海道の交通取り締まり情報(結構切実)、そして早稲田といったら超有名学生「広末」さん。彼女の初登校騒動の舞台裏なんかを聞いたりしていると2度目の消灯時間がきた。

明日の朝には上陸。高鳴る胸を落ち着かせ、体を休める。(居眠り運転しちゃうからね・・)

本日の走行距離(もちろん0q)

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