[TOP PAGE]
’99北海道ツーリング
〜原チャリ野郎、北の地に立つ〜
ついに上陸!!北に向かって爆走・・・3日目

8月28日(土)

<上陸・・その前に!>
ハッピーバースデー♪ハッピーバースデー♪
おめでとう、自分に〜♪
そう、記念すべき北海道上陸の日「8月28日」は、おいらの誕生日なのです。ハイ

<上陸>
午前3時、フェリーの船内アナウンスにより起こされた。
眠い目をこすりながら甲板に出てみると、船の向かう方向に小樽の街明かりが綺麗に見える。
近づきつつある上陸の瞬間に胸が躍る。

4時10分、原チャに魂を込め、勢いよくあこがれの北の大地に飛び出した。
気温18℃少し肌寒い。しかし、負けずに本州最北端を目指し海岸線沿いを北上するのであった。

<R231>
小樽を過ぎしばらく走るとR231にのる。ここからは、ひたすら海岸線沿いを突き進む。 少し暇になってきたとき、その出来事が起こった。後ろから来た2人のライダーが、おいらに向かって抜き際にピース。そう、ピースサインをしてくれたのである。あぁ、北海道の地でライダーとして認めてくれたんだなぁと悦になった瞬間であった。

この道を進んでいくと目の前に断崖絶壁が見えてくる。暑寒別岳の山塊がそのまま海に落ち込んでいるのである。そこに無理矢理トンネルを開け道にしている。そういう道が25キロぐらい続く。昔ここを開拓した人はすごいことをしてきたのだなぁと思う反面、崩れるんちゃうん....、なんてことを思いつつそこを走りぬけた。

まず最初に北海道の自然を体感できた道であった。

<オロロンラインをひた走る>
R231からR232にうつり道も穏やかになり、ここから先の海沿いの道をオロロンラインと呼ぶらしい。気温も暖かくなってきたので非常に心地よく流す。
途中、道沿いにそびえ立つ10機ほどの風力発電に驚いたり、某テレビ局のドラマ「白線流し」の主人公が働いていた初山別の天文台を観光しながら原チャリ野郎は、なおも北に進む。

そして天塩町に入る。ここからは道道106号線、サロベツ原野に突入である。
地図によると、この先稚内まで(約70q)ガソリンスタンドがないと言うので、この町のホクレンに寄った。そして、とうとうゲットしたのである、「ホクレンの旗」を!!。
ホクレンは、北海道中心に展開しているGSで、夏の期間(お盆あたり)に給油したライダーにオリジナルの小旗をプレゼントしてくれるのだ。その旗を、バイクの後ろに付けて走るのが北海道ツーリングの習わしだそうである。
原チャリダーのおいらもそれをまねて旗をさして走る。すると、突然ピースの確率がアップした。ほとんどのライダーが、ピースサインをくれるようになり、旗の魔力にビックリである。

サロベツ原野には、何もない。真っ直ぐな道をひたすら走る。信号もないからアクセル回しっぱなしである。先が見えないほどの長い真っ直ぐな道をガンガン走るのは、非常に気持ちいい。

でも、さすがにここまで走ってきて疲れてきた^^;。そこで、ここから一番近くの「兜沼公園キャンプ場」を今日の寝床にしようと思い、そこに向かった。
そこは、景色もよく自然味たっぷり、お風呂もあってとても良いキャンプ場でした。

いやぁ、ホントに気持ちよく走れた一日でした。明日の、本土最北端「宗谷岬」を夢見つつ眠りについた。

本日の走行距離(330.6q)

前の日 目次 次の日