■ Weathercockのどたばたパソコン拡張記(その2) ■


 普通のホームページの流れから行くと新しいパソコンを買った後は、拡張話を延々と書くのが標準なのですが、いかんせんこのころはまだ学生でしたのでそうおいそれと拡張をしていく訳にはいきません(財政的な理由より)。しかしながら、ここら辺からσ(^^)の将来の大器になる片鱗を読みとっていただけたらと思います。(^^;

4.プリンターメモリー&BNCケーブルの購入(1997年7月)

 パソコンを買って一年ぐらいはさすがに大金をつぎ込んで買っただけはありまして、当時販売されたゲームの推奨環境よりかなりオーバースペックでしたので、(Windows95環境のゲームがまだあまりこなれていなかったので、このころのゲームには品質面で問題点も多い。)わりかし快適に動作していていました。

※ このころのゲームはWindowsのゲームでも256色を利用して作っていたため、フルカラーの画像を単純に256色に減色しただけの、出来の悪いゲームが多かった。)

そこでパソコンの拡張をしようという気はほとんどなかったのですが、ディスプレイなど、ケチった部分もありましたのでその辺を何とかより快適にできないかなあと思っていました。
 ディスプレイはダイヤモンドトロンでしたので一応の性能はありましたが、それでも多少は画質の面で不満な点もありました。そこで一応できる限りきれいな画像でディスプレイをみていたいσ(^^;)は雑誌などの評価でBNCケーブルを使うと画質がよくなるのを知っていましたので、BNCケーブルを購入することにしました。(ラッキーだったのは購入した飯山電気のMT−8617EがBNC入力に対応していたこと)
 BNCケーブルを買いにお店に行ったのですが、このころBNCでディスプレイをつなぐのは一般的ではなかったので、(今でもBNCは一部のマニア向けですが・・・)どの製品をみてもNEC製のパソコンには対応しているようには書いてありませんでした。σ(^^;)は一応対応製品ばかりを買っていたのでこのときは結構うまく動作するか心配だったのですが、お店の人に「動くはずです」といわれたので買って帰りました。家に帰って接続してみると・・・動きませんでした。(へっ?)(じつは最初はうまく動かなくて一回お店に確認に持っていった。結局は動いたのだけど・・・)最終的には動きましたので、本題のBNCの画質を堪能しようと目を凝らしてディスプレイをみたのですが・・・全然変わらない(汗)。う〜ん、「リンダこまっちゃう〜」(古い)の世界でした。(爆)

※ でもこの前(99年5月)にパソコンの拡張の関連でちょっと後ろのケーブルをいじったときに昔のD−sub15ピンでつないでみたのですが、明らかに画質が悪い。なんかぼけてるんですよねえ。ということで、すぐにBNCに直しました。やっぱりBNCは偉大です。BNC入力にディスプレイが対応しているのなら間違いなく買うべきです。
  あと、BNCが使えるディスプレイだと98標準の640×400の画像はD−sub15ピンでつなぎ、BNCはグラフィックアクセラレーターから直出しという技が使えます。DOS/Vの場合はVoodoo2などの3D専用ボードとグラフィックボードを別につなぐという技が一般的です。

 プリンターメモリーの件ですが、以前からあまりプリンターは使っていなかったのですが(実際個人的な使用でプリンターをそんなに使う人はいないと思う。)、多少プリンターの動作が遅かったのと、プリンターが動いている最中はパソコンのCPUをとられてしまうので動作速度が遅くなってしまっていたのですが、これをプリンターメモリーを増設することで、解決しようと思っていました。このころはSIMM(パソコンの標準メモリー)の価格もだいぶ下がっていましたので、安く買えるかなあと期待していたのですが、LBP−310の増設メモリーは専用メモリーらしくたった4MBのメモリーがお値段8,000円也。(T_T)
 ちなみに装着後の使用感ですが、一応快適になりました。ただ、プリンター自体をそうひんぱんに使用するものではないので感動は薄いです。(ただ、卒論(60枚)の印刷にはかなり役立ちました。メモリーを増設すると本体の仕様(4枚/分)の通りに印刷できましたので・・・(ふつうは同じ内容のページの印刷を一分間に何枚印刷するかを広告には書いてあるので、なかなかこのとおりにはならないです。))

このときの購入品

機種 内容
VCM−15MBNC BNCケーブル
拡張RAM RD−4M LBP−310用増設メモリー (4MB)

5.SCSIボード&MOドライブの購入(1997年10月)

 この年に初めて大学で個人持ちのE−mailアドレスがいただけまして(ちなみにこのときのアドレスはen06234@en2ews1.*******-u.ac.jp)σ(^^;)はインターネットの世界を堪能することができるようになりました。(自宅ではこのときはまだインターネットができませんでした。できるようになったのはこの後です。)インターネットというところはすばらしいもので、いろんな情報がたくさん存在し、ほしいものも結構手に入ります。(^^;←あんまりつっこまないでね。

※ まあ、ここでいろいろいわなくてもここに来られているということはインターネットを楽しんでいるということなんですけど・・・(^^;)

 インターネットでいろいろなお絵描きさんのホームページを見に行き、いい画像をダウンロードするのですが、家にデーターを持って帰る手段がフロッピィディスクしかσ(^^;)の環境ではなかったので、このころは毎日フロッピィディスクをたくさん持ち歩いていました。(だいたい10枚ぐらい)。σ(^^;)のお友達もインターネットに興味を持っていた人が多かったので、みなさん一生懸命画像やデーターをダウンロードしていました。σ(^^;)のお友達は研究室にMOドライブがあったので自分の趣味で落とした画像やデーターなどをMOディスクに保存していたのですが、(ちなみにσ(^^;)の研究室にはMOドライブはなかったです。)そのデーターをσ(^^;)がほしいと思ったときにデーターの受け渡し方法がフロッピィディスクしかなかったのです。1MBぐらいのデーターならばフロッピィディスクでもどうにかなりますが、100MBぐらいのデーターになるととてもではないですがフロッピィディスクで受け渡しをする気分になりません。そこで、MOドライブをσ(^^;)の家でも買おうということになったのです。このころは640MBのMOドライブが各社からでており、どこのメーカーを買おうかと悩んでいましたが、友達に聞いた結果、ロジテックのMOドライブが性能がいいだろうということでロジテックのMOドライブにしました。SCSIボードはI・O DATAのSC−UPCI かAdaptec のAHA−2940AUのどちらかにしようかと悩みましたが安定して使える(業界標準の)Adaptecを信じ、大枚をはたいてAdaptecのを買いました。

※ 結論からいうとPC−9821で使用する以上、Adaptecの製品を無理に買う必要はないように思われます。I・O DATAの製品でもほとんどの製品は動きます。(本当に厳密にいうとやっぱり高い分だけAdaptecの方が性能がいいみたいですが・・・)

 このときMOドライブの単体製品を買ったためSCSIのターミネータを買うのを忘れてもう一度お店に買いに行く羽目になってしまいました。ばら売りの製品を買いに行くときにはなにが必要なのかをよく考えて買わないと無駄にお店に通わないといけないことになりますので注意しましょう。

このときの購入品

機種 内容
LMO−640F 640MB MOドライブ
AHA−2940AU UltraSCSIインターフェイスボード
 ここまでが大学4年(1997年)に拡張した部分です。やっぱり学生なのでお金がありません。拡張もほとんどできませんでした。しかしながら普通の人が買わないようなものに少しずつですが手を出してきているのがわかると思います。さて、去年の段階とほとんど変わっていませんがこの段階でのパソコンのスペックについて書いておこうと思います。

My パソコン (1997年10月)

本体名称 PC−9821 Xv13/W16
本体仕様 CPU Intel Pentium133MHz (P54C)
メモリー ECC EDO−RAM 80MB
(標準搭載 16MB + I・O DATA 64MB)
セカンドキャッシュメモリー 256KB (標準搭載)
内蔵HDD 1.6GB (標準搭載)
グラフィック Millennium (VRAM4M) (標準搭載 2MB+拡張 2MB)
サウンド PC−9801−118 + PC−9821C3−B02
(サウンドボード + MIDI音源サブボード)
周辺機器 飯山電気 MT−8617E ダイヤモンドトロンディスプレイ(BNC接続)
PC−FD321DH 増設3.5インチフロッピィドライブ
Canon LBP−310 A4モノクロレーザープリンター(内蔵メモリー4M)
Adaptec AHA−2940AU SCSI−2 インターフェースボード
Logitec LMO−640F 640MB MOドライブ(3600回転)


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