■ Weathercockのどたばたパソコン拡張記(その9) ■ |
現在2006年7月と前回の更新からその後2年の月日が流れました。さすがに現在では十分な動作速度があるとはいえない状態ですが、それでも現在でも動作速度の点を除けば問題なく動作を行っています。前回(2004年7月)の更新からパソコンの中は何も変わっていないのが現状ですが(OSの再インストールもしていない)、それでも、多少はネタがありましたので、満10年を記念してその後のXv13という形で拡張記を書いていきたいと思います。
29.8年前の新製品(プリンターの購入)
Xv13の購入とほぼ同時に購入したプリンター(LBP−310)なのですが、このプリンターは出た当時の印刷品質としてはかなりすばらしく、品質面については現在のプリンターと比較してもほとんど問題ないのないプリンターでした。しかも、以前増設したプリンター用メモリー(RD−4M)のおかげで、ほぼスペック値である4枚/分(A4換算)の印刷が可能でして、スピードも遅いといえば遅いですが、家庭で使用するプリンターとしては十分な性能を持っていました。ただし、最大の問題点があり、紙送りが全くといっていいほど最悪でした。給紙トレイに複数枚の紙をセットするとほぼ確実に重送をするというきわめてひどい状況だったのです。
※ 紙送りについては伝統的にCANONはEPSONより悪いです。(特に安物機種)
そのため、印刷の時にはひたすらプリンターの側にいなければならない(一枚ずつ手差しをしなければならない)という快適さもくそもあったものではない状態でした。とまあ、問題点もあったのですが、とりあえず一枚ずつならば問題なく印刷ができていたのでそのまま使用していたのでした。
※ そこまでプリンターを利用することもなかったし、印刷枚数も数枚程度のことが多かった。
そのような状況だったのですが、2006年4月から粗大ごみの有料化が始まる事が決定し、とりあえず家の中の粗大ごみは捨てていくことになりました。このような状況で、さすがに10年ほど利用し、2,800枚ほど印刷したためトナーも少なくなりかけていたこともあり、新しいのを購入しようと思い、2006年の3月の粗大ごみの日に処分をしてしまいました。(増設メモリーのRD−4Mは回収しています。)
※ この機種でもトナーを買おうとすると1万円ぐらいするので、安いレーザープリンターならばもうちょっとの追加資金で新品が購入できてしまうというのもあります。
というわけで4月からσ(^^;)の家にはプリンターが一台もない状態で生活をしていたのですが、さすがにプリンターのない生活というのはいろいろと不便なこともありまして、これではいけないということで、新しいプリンターを購入することにしました。
※ あるときにはあまり気にしないのですが、なくなると気になったり、必要になるものです。(汗)
さて、前回の購入から10年の間に、会社の仕事でいろいろな会社のプリンターを使ってみましたが、印刷性能(画質)についてσ(^^;)の感想としてはCANONが最高でした。一方、紙送りについてはEPSONが最高でした。また、紙送りについてトレイ方式とカセット方式ではカセット方式のほうが確実に正しく送ります。また、A4の用紙に印刷するのに縦送りと横送りについて考えた場合、横送りのほうが重送は少ないです。ということで以上の条件でプリンターを探すことにしたのですが・・・。この段階で気がつく方もいると思いますが、実は
A4の用紙が横送りで印刷できるカセット式のプリンターとはA3対応プリンターになってしまうのです。(爆)
A3対応プリンターで、まともな印刷品質のプリンターを探そうとすると、最低でも10万円程度のプリンターになってしまいます。(大汗)以前購入した、モニターの10万円はほぼ毎日使うものなので高いとは思いながらも納得ができるのですが、プリンターの10万円は使用頻度を考えると、きわめて高額な商品のように思えてしまいます。(それはσ(^^;)だけなのでしょうか?)
ということで、ほしいとは思いながらも、購入することができずひたすら悶々とした日々を送っていたσ(^^;)ですが、そんな中ふとごみあさり(暴利ショップ)に行ったときのことです。ジャンクの陳列棚にA3対応のプリンターが置いてあるではないですが・・・。型番を見てみるとLBP−740でした。ここから私の心の中ですが・・・
この機種ならLBP−310のメモリー(RD−4M)が使えるな〜。本体はどの程度使用されているのかな〜。中のトナーは純正品だな〜。(よく使用されているプリンターはほぼ確実に中のトナーはリサイクルトナーです。)しかも、プリンターの中がどう見てもきれい(印刷をしていない)だな〜。(印刷頻度の多いプリンターは必ず中が汚れます。(紙の中にある水分が定着機を通過する際に水蒸気になり、その水蒸気がトナーの粉末を壁面につける。))ただ、カセットのふた(ほこり防止用のふた)が多少割れているな〜。(涙)
とまあ、5,000円(税込みで5,250円)という価格にちょっと抵抗もありましたが、本体の綺麗さに惹かれるものがあり、これならまず使っていないだろうという感じだったので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入をしました。
※ ジャンク商品で5,000円も出すのはPrecision610(Xeon450MHz×2)以来です。
持って帰ってみて・・・デカイ。職場でA3プリンターを見てるときにはそう思わないのですが、家で実際においてみると、やっぱりA3対応プリンターはでかいと痛感します。
ということで、まずは問題の印刷枚数ですが、キャノンのプリンターはステータスシートを印刷すれば印刷枚数は確認できるので確認をしてみると1145枚(やったね。)でして、きわめて新品ぽい商品でした。(A3プリンターは基本的に業務用なので、平均的に中古で出てくるプリンターについては2万枚ぐらい印刷していることが多いです。(以前職場で購入した中古のA4プリンターで2万枚いっていたのは結構びっくりしましたが・・・。)
※標準搭載のEP−JIIカートリッジは公称4,000枚印刷可能なので、あと約3,000枚程度印刷できると思っています。(使い方にもよりますが・・・)
↑((後日談)でも職場で使ってみたら1,500枚程度しか使えませんでした。(汗))
次に紙送りの状態を確認するためいろいろ印刷をしてみました。その結果、裏紙の印刷は多少難がありますが、新品の紙ならば問題なく印刷できます。さすがに最近は仕事で30枚/分程度のプリンターばかりを使用してますので、このプリンターの8枚/分というのは結構のんびりした感じですが、印刷性能は問題ないので、個人で使うのなら十分な性能です。ちなみに、このプリンターも昔のプリンターのため、メモリーが少なかった様で、(それでもLBP−310よりはメモリー搭載量は多いのですが・・・)メモリーの増設前は多少印刷が滞り気味だったのですがメモリー増設後は滞ることなく印刷をしてくれるようになりました。(今度はパラレルポートのデーター転送速度が、滞っているような気もしますが・・・。(汗))
※ 本当は個人向けのプリンターで求められるのはスピードではなくて、印刷性能&紙送りなのですが、カタログスペックに出にくいところなので、どうしてもメーカーは高速機ばかりを出したがります。(で、安くて高速機なので紙詰まりが激しい(涙))
将来的には(現在のトナーがなくなったら)新しいプリンターを購入しようと思いますが、それまで有効に活用して行こうと思います。(しかし、このトナーがなくなるのはいつのことになるやら(笑))やっぱりA3プリンターは業務用なので個人で利用するならちょっとオーバースペック気味になりますね。
※ちょっと困っているのはこのプリンターの廃棄のときなんですよね〜。どうしよう。(笑)
今回の導入品
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30.7年前の新製品(プリンターの購入)
前回のプリンターの購入からほぼ1年が経過したのですが、いろいろと考えて購入したわりに実際の印刷枚数としては1年間で100枚程度しか印刷をしていないのが実情です。(ああもったいない。)
さて、前回のプリンターの購入後もRip−Off通いは続いていたのですが、ふと、近くにあるもう一件のRip−Offに足を延ばしたところ、3,150円でA3レーザープリンターを売っているのを発見してしまいました。(汗)なんとこちらのほうが、前回の購入品よりも1世代新しく(中身はほとんど同じですが)、しかも筐体は前回の購入品より綺麗そうだったのです。
ということで、一瞬購入を失敗したのではと思うところもあったのですが、この商品にはステータスシートを印刷しており、使用枚数は663枚だったのですが、トナーが切れていました。(←だからこの金額だった。)
※ 正確にはトナーが切れているのではなく、感光体が経年変化で劣化してうまくトナーが載らない状態になっていると思われます。(と考えないと663枚の印刷でトナーが無くなるとは考えにくい。)(光を当てなくても感光体は生ものらしく、時間とともに劣化するみたいです。←劣化を防ぐには密封しかなさそう。)
レーザープリンターのトナーは購入をしようとするとなかなかの金額でして、新品購入でトナーを購入すると2万円〜3万円。リサイクルトナー(業者を知っていても)でも数千円程度は最低かかります。(特にA3プリンターはトナーの充填量が多いため、高くつく。)ということで、一瞬ほしいかもとは思いましたが、さすがにA3のプリンターが2台あってもまったく使い道がない&トナーを購入するつもりもないので購入に関してはあまり意欲は無かったのでした。
ところが、ほぼ1年後、ふとこのRip−Offを訪れたときに事件は起こったのでした。なんとこの商品が、500円になっていたのです。
さすがに500円(税込みで525円)という価格になすすべもなく気を失ってしまい、気がついたら商品が手元にあったというのが実情です。
※ 後の廃棄時のことさえ考えなければ全く躊躇することなく購入ができる金額です。
ということで、購入に当たっては同時に必要となる新しいトナーを探していたのですが、ちょうど良いことに同じお店にSII(セイコーインスツルメンツ)のLS−901のトナーを発見したのです。この商品、本来はセイコーインスツルメンツのプリンター用のトナーなのですが、このプリンターはCANONのLBP−700シリーズのOEMなのです。従って、箱の裏にはでっかくEP−J(CANON純正のトナーカートリッジの名称)と書いてありました。(笑)
※ 最近のプリンターは印刷の使用回数をトナーカートリッジ側で計測し、(ICチップをトナーに装着している。)トナーの詰め替えだけではエラーメッセージを出し続けるプリンターもあります。
ということで、、トナーカートリッジも同時にお買いあげのうえ、動作チェックを実施しました。当然のごとく動作チェックも無事終了し、きれいな印字をすることを確認しました。しかも前回購入のプリンターより、多少紙送りが良いような気がします。(ただし、裏紙印刷の悪さについては相変わらずですが・・・。)
なお、この機種ではLBP−310のメモリー(RD−4M)は動作保証はされていませんでしたが、接続してみたところ、問題なく動作させることができました。これで、遅い機種でも少しは動作が速くなることができます。
ちなみに冒頭では1世代新しいプリンターと書きましたが、購入後、この機種についていろいろ調べてみたところ、この機種は内部的には以前のプリンターと全く同じプリンターであることが発覚しました。というか、LBP−740eの「e」はエコノミーの「e」であり、どちらかというとLBP−740の機能限定版と考えた方が正解のようです。(汗)
※ 使用するドライバーが全く同じなのもその証拠です。
さて、ということで新しいプリンターを購入したのは良かったのですが、じゃあ古いプリンターはどうしたの?と聞かれると・・・。
職場に寄贈しました。(大汗)
というのも、もともとσ(^^;)の職場にはこのシリーズのプリンター(LBP−730)があり、遅いながらもこのプリンターを使用していました。ところが、リース契約だったので、契約が終了した時点でこのLBP−730は回収されてしまったのです。(当然ですが。)その時、プリンターのトナーだけは回収・保管しておいたため、プリンターを新しく購入すれば十分に再利用をすることが可能だったのです。
ということで、以前購入したプリンターは現在のところ職場で元気に活躍しています。相変わらず重送が多かったりするのですが、一度まともに動き出すと問題なく印刷してくれるので(かなり遅いですが)有効に活用しています。
※ ちなみに2008年12月現在、5,600枚程度まで印刷しています。(職場ではA3も結構印刷しているので、思った以上に使用している。)2009年9月現在では8,400枚程度まで増加しました。
ただ、機種が古いので省電力機能等の搭載があまり無く、常に冷却用のファンが回り続けているような状況ですので、電気代までの維持費を考慮すると実はさっさと捨ててしまった方が効率がよいのかも・・・と思うときがあり、微妙な状況です。(σ(^^;)の自宅では使用時のみ電源を入れていますが、職場では電源を入れっぱなしなので・・・。)
※ でも、トナーが残っている限り使う方が環境にも優しいしいろんな意味で良いですよね、ねっ、ねっ。(笑)
今回の導入品
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現在のパソコンのスペックについて書こうと思います。
My パソコン(2009年9月)
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