■Weathercockの懲りないパソコン拡張記(その3) ■ |
とりあえず基本的なところ(家の有り余り材料)で拡張をしたXt13ですが、だんだんとPC−9821のハイエンド機種であるが故の悩み(廃END機種?)も少しずつ明らかになってきています。(爆)さて、ここからはWindowsをインストールしていろいろと試していきます。今回もやっぱりなのですが、拡張をしようという気持ちがむくむくとわき上がり、ほとんど無意味と思われる拡張を繰り返していきます。(やっぱり社会人ですね。しかし今回は低予算(ちょっと(汗・・・)というのもあるけど・・・))でも〜ネタ的にはおっけい〜てかんじ〜(オィ)7.Windows98のインストール
では懲りないパソコン拡張記(その3)をお楽しみください。
Pentium133MHzという現在では非力と見なされる(本当はそこまで非力ではないのですが・・・)パソコンには本来はより軽く動作するWindows95を入れるべきなのですが、Windows95にはいろいろと大きなバグがあり、大量の差分ファイルがマイクロソフトのページに転がってます。Windowsをインストールした後、一個ずつ差分ファイルを入れていけば問題ないのですが、あまりにもめんどくさく、めんどくさがり屋のσ(^^;)には耐えられないので、今回はWindows98をインストールしてみることにしました。
インストールをするにあたりCD−ROMドライバの設定がめんどくさいのでXv13についているMOを取り外し、インストールしました。(でも、実はXv13に標準搭載されていたCD−ROMを使用しているのでCD−ROMの設定は全くしないでもCD−ROMを動かすことができると言うことに後で気づいた。(笑))インストールはほとんど標準状態なので特に問題はなく終わりました。さて、Windowsのインストールも終わったことだしどんな物か体験してみよう・・・。
コントロールパネルを開いてみよう(ポチッとな)
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カリカリカリ・・・
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パッ。(汗)
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よし。気を取り直してHDbench(300KB程度の軽いソフト)を立ち上げてみよう・・・(ポチッとな)
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カリカリ
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パッ。(普通です。)よし、ベンチマークスタート(GOGO〜!GOGO〜!)
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カリッ
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カリッ
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カリッ
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パッ。・・・・・・・お〜い、結果が悪すぎるんですけど・・・・・ということで2回目測定開始(ポチッ)
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パッ。・・・・・・・出る出る〜本来はこのくらい出るよなあ〜うんうん。
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300KB程度のベンチマークでスワップが発生してるのかい(核爆)
とまあメモリーが16MBのためWindows上での動作にはかなりウッとくる物があります。Benchmarkをとってみるだけの動作にスワップが発生するのですから・・・。5.のメモリー増設の項でも書いてますがやっぱりメモリーが32MBはないと使い物にはなりませんね。ただ、2回目からの動作はかなり動いているみたいだったので、これはメモリーを増設すれば何とかなるかなあという感想でした。←こういうところが深みにはまる一歩だったりするんですけど・・・(^^;)。なお、おまけですがDOSの動作は問題なく動作しました。
このときの導入品
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8.メモリー追加
300KB程度のベンチマークでスワップが発生しているようなパソコンですから、ある程度まともに使用するならば、メモリーの増設は避けて通れない道だと思います。本来はXv13に標準搭載されていた余りのメモリーを付ける予定だったのが、大はずれになってしまい、メモリー16MBという本当にどうしようもないパソコンになってます。(かっこいいのは外から見たときだけ(核爆))
このままではあまりにもかわいそうですし、σ(^^;)としても29,000円のパソコンをそのままどぶに捨てるのももったいないです。ということでメモリーの増設を行うことにしました。(←実はこの辺がさらなる泥沼にはまっているとも言うのですが・・・)
さて、地方在住のσ(^^;)にとってパソコン関連の中古市場などについてはかなりの寒い状況です。地方ではまず中古品(パーツ)が安く手にはいることはありません。(というか、中古パーツを扱っている店がこの周りにはない。(まあ、PC−9801DA位(ほぼ10年前のパソコン)なら扱っている店はありますが・・・オィ))ということで、中古パソコンを購入したにも関わらず、これからの拡張はほとんど新品で行うことになっていきます。(この辺がもう無茶苦茶ですね。(笑))
で、メモリーを購入することにしたのですが、せっかく新品を買うのなら、中途半端な32MBのメモリーは買えません。(あんまり使い道がない)。男ならここは一発64MBのメモリーっしょ(終わってますね(^^;))ということで、64MBのメモリーを購入することにしました。最近のパソコンのメモリーは168ピンのDIMMが中心ですが、Xt13に付けることのできる72ピンのSIMMというメモリーで、現在ではあまり使用されていません。そのため、容量は少ないにも関わらず、お店での販売価格はかなり高めです。
(だいたいDIMM 128MB−15,000円ぐらい SIMM 64MB−23,000円ぐらい。(超新星爆))
(この時点で明らかにDos/Vを自作した方がいいと思いますが、それでも突撃を繰り返すσ(^^;)でした。)
あまりの価格に半分気を失いながら(爆)購入をしたのですが、(こういう時の店員のスマイルははっきり言って逆効果な気がする(笑))それでもお金のことを考えなければ、新しい物を買ってきて取り付けるというのは楽しい物です。(爆)
ということで、購入した64MBのメモリーをXt13に装着(しゃき〜ん)。スイッチON(ポチッとな。)
メモリーカウント上昇中〜。
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数秒後、ディスプレイ上の表示は「MEMORY 640KB+80896KB」を表示しています。(ホッ)
とまあ、増設は成功しました。(だって対応機種だもの。(^^;))
さて、σ(^^;)が感動に浸っている間も、パソコンはそんなことは一切お構いなしに起動しています。今回はメモリー増設の効果でしょうか?Windowsの起動時間も前回と比べ、かなり早くなってます。この結果に喜んだσ(^^;)は早速ベンチマークを敢行。7話で使用したベンチマークを取ってみたところ、今回はベンチマークの1回目と2回目の結果があまり変わらず、メモリーの増設の効果が現れています。
とまあ、メモリーの増設も無事に終わり、体感速度もかなり改善されました。が、しかしなんか速度が遅いですね〜。(核爆)もちろんXv13は現在400MHzで動作してますので、133MHzのXt13と比較するのは酷です。しかしながら、以前のPentium133MHzのXv13と比べてもなんかかなり遅い気がします。これからはこの辺の原因を探っていき、解決していく必要があるみたいです。(←さらにお金がかかる〜)
なお、2台目のパソコンを買うだけでもかなり無理をしてしまったのに、さらに無理をしてメモリーを購入したため、
その後大金欠に陥り、HDDを売却したのは、前のHDDの項でお話したとおりです。(核爆)
このときの購入品
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9.LANカードの導入
パソコンが2台になったら・・・家庭内乱もとい家庭内LANを行ってみようというのが、普通の人のような気がします。σ(^^;)も当然LANで2台のパソコンを接続することをXt13を購入するときから考えていましたので、LANカードを購入することにしました。
さて、LANカードにはPCIバス用と、Cバス用の2種類があります。PCIバスの少ないPC−9821ではLANカードはできればCバス製品の方がよいのですが、Cバス用の製品には最近のPCIバス用LANカードならほとんどすべてに搭載している「100BASE−TX」という規格(理論値ではCバス用の製品に使用されている規格である「10BASE−T」の10倍の転送速度を持つ。)が使用できません。まあ、実際の使用においては「10BASE−T」でも困らないので、Cバス製品を購入しようと思っていたのですが、PCIバス用LANカード・・・2000円、Cバス用LANカード・・・8000円という価格に負け(笑。財政難だし)安いPCIバス用LANカードを購入してきました。(というかもし本当に必要になったらそのときにでも買えばいいかなあ〜ということで・・・)
※ さすがにこのくらいの価格の製品ならお店の店員にスマイルをされてもそう腹が立つことはないです。(爆)(でもぼったくりの感が強いCバス用LANカードをもし購入するときはさすがに顔が引きつるだろうなあ(^^;))
さて、購入後すぐさまパソコンのふたを開け(第4話にも書いてありますが、Xtの方がXvよりもパソコンのケースを開けたり閉めたりする作業は簡単です。Xvの場合はパソコンのふたを開けるのはかなりの覚悟を決めて(笑)作業しないといけないのですが、Xtの場合はちょいちょいっと開けることができます。(さらに言うならPC−9821後期型デスクトップ(横長)パソコンはもっと作業性がいいです。)
とまあ、ハードウエアの装着は結構簡単だったのですが、苦戦したのは・・・ドライバのインストール(^^;)ネットワークの内容を変更するたびにWindows98のCD−ROMを要求するのですが、ちょうどそのころCD−ROMがどこかに散歩に行ってまして(汗)インストールにはかなり苦戦しました。
実際の使用感ですが・・・早いです。さすがに巨大なファイル(10MB〜)を転送しようとすると、今の内蔵HDDなどと比べると転送能力がちょっと悪いかな〜とも思いますが、普通の大きさのファイルであれば、ほとんど内蔵HDDと同じように使用することができます。ただ、σ(^^;)は2枚のLANカードをクロスリンクケーブルで接続したため、どうも相手先パソコンの認識が遅いです。この問題は間にHABというものをつければ問題なく解決するのですが、とりあえず今のところは2台しかパソコンがないので無理に購入しなくてもいいかな〜ということで認識の悪さを我慢しています。(ネットワークを使うときには使うのですが、普通の状態だとあんまり使用しない。)
このときの購入品
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最後にこの段階でのパソコンのスペックについて書いておこうと思います。
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次話ではこの廃エンドパソコンのさらなる拡張(核爆)について書いていこうと思ってます。結納返しLove For You(大汗)