■Weathercockの懲りないパソコン拡張記(その7) ■ |
UIDE−66の導入が成功したため、IDEによる内部増設も可能になったXt13。ところがIDEによる増設が可能となった今、Xt13とXv13の大きな差はなくなってしまいました。(汗)ということで、ほぼ拡張記も結論が見えてきたところですが、Xv13へのXt13の猛追撃その3(作戦名:宴の後(爆))をお楽しみください。19.Cバス用LANカードの導入
以前このXt13にLANカードを導入したときにPCIバス用製品かCバス用製品にしようか悩んで、結局価格の点からPCIバス用製品を購入しました。(第9話)
さて、LAN自体の有効性は導入後ファイル移動などでかなり使用しまして身をもって体感していました。ところが、貴重なPCIバスをUIDE−66で取られた結果、LANをCバス用製品で導入しないといけなくなってしまいました。Cバス用LANカードは8,000円程度し、PCIバス用LANカードの2,000円程度と比較すると大きく値段が異なるためかなり購入をためらっていましたが、UIDE−66の方が遙かに重要なので「背に腹は代えられない」ということで、泣く泣く購入しました。(笑)
※ 中古、もしくはジャンク市で手に入れても良かったのですが、中古は存在しないですしこのときはジャンク市もありませんでした。
なお、購入時にはやっぱり多少顔が引きつりました。(^^;)
さて、購入してきた製品ですが、この製品はディップスイッチで設定するタイプではなくソフト上でボードの設定を行うタイプの製品です。これだけでも結構大変なのに、さらにプラグ&プレイ(付けただけで簡単に認識する仕組み)に対応していないためWindows上でも設定を行わないといけない製品でした。(LANカードの設定を覚えておかないと設定できない。)
とまあ取り付けには結構苦労したのですが、動いてしまえばまあそれなりの製品です。で、一番心配していた実際の転送速度ですがそう大きく低下するわけでもなく(PCIバス用:約4,000KB/S,Cバス用:約1,000KB/S)実害はありませんでした。
※ 結論から言ってしまうと最初からCバス用のやつを購入していた方が良かったかも・・・(汗)
このときの購入品
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20.IDE HDDの導入
HDDの容量が手狭になったためなのか、Xt13の為なのかはわかりませんが(笑)、とにかく新しいHDDをXv13に購入したのでXt13にXv13に搭載していたHDDを取り付けることができるようになりました。ということで、ぱっぱっぱと筐体のねじをはずして取り付けなのですが・・・なんか大変です。(爆)なぜかはよくわからないのですが、HDDを覆っている金具にはなんとねじが9本も使ってあってこれをはずすのは一苦労なのです。さて、どうにかHDDを覆っている金具を取り外し今回の新HDDの取り付けです。
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取り付け完了〜。スイッチ〜おん(ぽちっと)。
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冷却ファンがむちゃくちゃ振動してる〜(爆)
Xt13には昔の高級機らしくHDDの後ろにHDD冷却ファンが付いているのですが、この冷却ファンが振動しているのです。HDD冷却ファンだけが振動しているのならば問題ないのですが、筐体を巻き込んで振動しているので(爆)これでは冷却効果以上にHDDに悪影響です。ということで、せっかくのHDD冷却ファンなのですが、今回は使用をあきらめました。(別になくても動作には影響がないし。←現にXv13では冷却ファンなしで使用していた。)
取り付け後、早速Windows98を再インストールし、動作を体感してみましたが・・・かなり速いです。以前のXt13では考えられなかった速度が出ています。(といっても新HDDに交換する前のXv13の速度と同じくらいということで、新HDDを導入したXv13には勝てるはずはないですけど・・・。)しかし、これでこのXt13も一般業務としては十分戦えるだけの速度を持つことができました。
このときの導入品
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21.グラフィックアクセラレーター&CD−ROMの導入
さて、どたばたパソコン拡張記第20,21話でATAPIのCD−ROMドライブ(CD−540E)と新グラフィックアクセラレーター(GA−S2K32/PCI)を導入したため、Xv13で以前から使用していたグラフィックアクセラレーター(GA−VDB16/PCI)とSCSIのCD−ROM(CD−532SK/B)ドライブが余ってしまいました。いくら古いといってもPC−9821ユーザーにとっては十分高速なグラフィックボード(2Dに関しては2001年4月現在でも最速のような気がします。)ですからこれを再利用しない手はありません。ということで、早速Xt13にこのグラフィックボード&CD−ROMドライブを取り付けることにしました。Xt13への取り付け自体(取り付け場所はあのGA専用スロット)は問題無くすみまして、早速スイッチオン。…Windows起動中…問題無く動作しています。早速Hdbenchを起動だ〜。
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なんか遅いなあ(汗)まあでもこのくらいかな(400MHzだし。)まあ、いいか3Dのベンチマークだ〜。3DMARK99MAXを起動〜。
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遅い。遅すぎる。(汗)
Xv13の時のスピードを知っているからかもしれませんが、Voodoo Bansheeを使用しているGA−VDB16/PCIを使ったときに、Xt13における動作時にこのくらいのスピードしか出ないのなら(しかもこのXt13はPCIサウンドボードを導入しているため、以前のXv13より単純に比較するならば速くなってもおかしくないはず。)ちょっとBansheeがもったいないです。もちろん2Dだけで使用するのなら以前のGA−PII8/PCIで問題無いので(もっというなら標準搭載のMillenniumでも大丈夫。)メリットはあまりありません。
スピードの問題以上に大問題だったのが、Windowsの起動時にセカンドキャッシュメモリーエラーが大発生したことです。(大汗)(もちろんのことですが、これが出るとWindowsは起動することができません。)以前から使用しているGA−PII8/PCIではこの問題は出なかったので、GA−VDB16/PCIとXt13の相性的な問題だと思ってます。
※ GA−VDB16/PCIのドライバの問題かもしくはセカンドキャッシュとの兼ね合いだと思われる。
ということで、せっかくの高速グラフィックアクセラレーターだったのですが、Xt13には導入することはできませんでした。一方CD−ROMについては、問題なく動作しております。(内蔵のターミネーターをOFFにするだけ。)あの使えないCD−Rで最大の問題だった音楽CDの吸い出しも問題なく吸い出せますし。(←これが普通なのですけどね。)
ということで、現在ではCD−ROMを交換してXt13には高級な(^^;)SCSI CD−ROMドライブが付いております。
※ 本当はCD−RとCD−ROMを同時につなぎたいのですが、5インチベイが1つしかないのですよ。(^^;)
このときの導入できなかった品とできた品
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最後にこの段階のパソコンのスペックについて書こうと思います。
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さて、今までにどのくらいの金額をσ(^^;)は投入してしまったのでしょうか?(爆)では・・・最後(に違いない(^^;)の拡張記へ