かざみどりのノートパソコン購入大作戦(^^; ■

 ここではσ(^^;)こと「かざみどり」がノートパソコンを購入するまでに至るまでの歴史について語ります。涙なしでは読めないでしょう。きっと。(爆)
5.ノートパソコン購入計画(2002年5月)
 職場にパソコンがないことでノートパソコンを購入することになったσ(^^;)。まずは購入するに当たって最低の条件ですが、いくらでもお金を掛けるわけにも行きません。(金額をいくらでも掛けることができるのならば、何も考えずにパソコンが買えます。)しかも、職場で使用するパソコンなのですから、そこまで高級機を購入してもしょうがないです。そこで、基本的条件として

ノートパソコン本体の価格は20万円程度(増設メモリーと消費税込みで25万円以内)

を挙げました。現在(2003年1月)のノートパソコンで一番安い機種がだいたい11万円程度で最高機種(一般向け)がだいたい32万円程度であることを考慮するとこのくらいで検討をするのが良いという結果になりました。
 次に、この条件の下でいろいろ検討していくのですが、この中で条件を挙げていくと次のようになりました。

1.できるだけ性能の良いパソコンであること。
2.液晶画面のきれいなパソコンであること。

 1.についてはパソコンを買おうと思っている人は当たり前のことなのですが、2.については人によって多少感覚が違います。とにかくσ(^^;)は画面等のユーザーインターフェースに関するところには気にする性格なので、ここが悪いといくら良いパソコンであっても使い物になりません。

※ 画面については映ればいいという人もいますが、どうしてそれで満足できるのか不思議です。

今後はこのあたりをふまえた上で検討を続けていくことにしました。
6.ノートパソコン購入計画(2002年5月)
 さて、基本的なスペックを決定した上で、今度は細かいスペックについての検討を始めていきます。σ(^^;)が考えたスペックは次のとおり。

1.液晶の大きさは15インチ(画面の解像度はXGA(1024×768)以上)以上
2.CPUはPentium4かAthlonであること
3.メモリーは768MB以上搭載可能であること(DDR−SDRAMであること)
4.グラフィックチップは統合チップセットではないこと(できるだけ高速なグラフィックチップを)
5.USB2.0,IEEE1394,LAN(100BASE−TX)が付いていること


注文が多いです(核爆)←(他の人にも注文が多いと言われた。)ただ、これらの理由はより速いパソコンを購入するに当たっては必須の条件となっています。以下にこれらの条件について書いていこうと思います。

1.やっぱり画面は大きくないと使い勝手が悪いです。最近の流行は15インチ液晶でSXGA+(1400×1050)ですが、個人的には17インチディスプレイモニターで1024×768を使用していたので、15インチ液晶でXGAの方が見やすくていいです。

※ もちろんSXGA+よりXGAの方がお値段がお求めやすいというのもあります。(笑)

2.とにかくCPUはCelelonやDuronのような安物CPUは買えません。(特にCelelonはPentium4と比較して400MHzほどサバを読んでおく必要がありますし。(CPUの能力で比較するとCelelon 2.0GHz≒Pentium4 1.6GHz))

3.現在のOSであるWindowsXPは起動時の段階で256MBのメモリーを使用します。従って現在の段階でも快適に使用するためには512MBのメモリーが必要なのですが、今後のこと(OSのアップグレードや重たいアプリケーションの追加)を考えた場合には、余裕を見て768MBは搭載できることが必要です。さらにPC−9821時代の観点から言って、最終的に9821がPC/AT互換機に勝てなかったのはこのメモリーのデーター転送速度で勝てなかったためという苦い記憶がありますので、メモリーのデーター転送速度にも注意を払う必要があります。


4.ノートパソコンのグラフィックチップはデスクトップパソコンと異なり、購入後のパワーアップはできません。グラフィックチップの性能は今後のパソコンの快適な動作のためには、かならず検討しておく必要があります。そのためには統合チップセットなんていうものは論外ですし、VRAM容量も16MB以上搭載していることが望ましい(できれば32MB以上)です。

5.今後のことを考えた場合USBが1.1から2.0に変わっていくのは当然ですし、(デスクトップパソコンはすでにUSB2.0になってます。)IEEE1394も今後は標準になっていくと思われます。LANに関してはこれからの時代は当たり前ですし、業務で使用するときもこれがないと話になりません。(^^;)


※ 1000BASE−TXはもう少し先の話(2〜3年後)の話のような気がします。

このような条件を付けて、パソコンを検討していくと・・・ないです。(爆)特に条件的にきついのがUSB2.0の存在で2002年5月の段階での新製品にUSB2.0がついているパソコンはほとんどないですし、あったとしても超高級機でとても予算内に収まるようなパソコンではありません。これは秋モデルまで(10月頃)まで待つ必要があるかなあ〜と思いつつも、意中のパソコンを求めてさまようσ(^^;)でした。(笑)
7.ノートパソコン購入計画(2002年6月)
 ノートパソコン購入計画が発動して2ヶ月。いろいろノートパソコンの性能について知識を得つつあるσ(^^;)。今までノートパソコンのことについてほとんど知識のなかったσ(^^;)ですが、少しずつ知識を増やしてきていました。

※とは言ってもデスクトップパソコンについてはそれなりには知識はあります。(笑)

 液晶画面についてはHITACHIのPriusNoteがラスタービュー液晶を使用しており、綺麗であること。グラフィックチップはNVIDIAのGeforce4 440 Goというのがモバイル用チップで最速であり、それに続くのがATIのMobility Radeon 7500であること。チップセットはインテル純正であればi845MPというのが最良のチップセット(メモリーの最大容量が1024MB、DDRのクロックが266MHz)であり、i845MZは安物チップセット(メモリーの最大容量が512MB、DDRのクロックが200MHz)であることがわかりました。

 そこでこれらの情報をふまえた上で実際にお店に行って使用感の確認です。
 さて、綺麗と言われているラスタービュー液晶ですが、実際どの程度綺麗なのかな〜と思って実際にお店で見てみたのですが、(このときのパソコンは200C5TMC(Celelonモデル)です。)・・・とってもイイ。(^^;)とっても画面が綺麗です。(ダイヤモンドトロンディスプレイみたい)しかも液晶の画面の明るさを最大にしなくても十分に綺麗だし。思わずこの画面の虜になってしまいました(爆)
 次にグラフィックチップの件ですが東芝のパソコン(DynaBook)がNVIDIAのGeforce4 440 Goを使用していたのでそのパソコンを見ることにしました。確かに動作は速いみたいでしたが、(アプリケーションの立ち上げ等の描画が速い)どうも画質的に好きになれない画質だった(なんか色合いが・・・)上に、もともとNVIDIAのグラフィックチップの画質が悪いのはデスクトップ用についても有名だったので、これはどうにもならないな・・・。ということで、NVIDIAのグラフィックチップはやめにして、次点のATIのMobility Radeon 7500で検討をすることにしました。

※画質については個人の主観がありますので、一概には言えませんが、NVIDIAの画質は少なくともS3やMatroxの愛用者であるσ(^^;)には良くは見えないものでした。
8.ノートパソコン購入計画(2002年6月)
 お店での展示を見て、とっても気に入ったHITACHIのPriusNote。そこで、PriusNoteについて検討をしていくことにしました。このシリーズでPentiumIVを搭載しているパソコンは200C5TMPしかなかったのでこの機種について検討を行っていくことにしました。
 200C5TMPのスペックは下のとおり。
機種 200C5TMP
液晶モニター 15インチ 1024×768 (XGA)(ラスタービュー液晶)
CPU Pentium4 1.6GHz−M
メインメモリ 標準256MB 最大1024MB
グラフィックチップ ATI Mobility Radeon 7500 (32MB)
インタフェース USB(1.1,IEEE1394,LAN(100BASE−TX)
お値段 約270,000円
 スペックのとおり、ほとんどすべてσ(^^;)の望み通りの仕様になっています。ただし、問題点が最後の最後にあり、USBが1.1なのです。今後USBが1.1から2.0に変わっていくのは当然のことでしたし、(このときすでにデスクトップではUSB2.0に変わっていた。)しかもUSB1.1と2.0の転送速度の差は歴然としていました。

※ USB1.1 : 12Mbps , USB2.0 : 480Mbps (その差40倍)

 この状態をふまえると当然のごとく今後ノートパソコンでもUSB2.0が来るのがわかっていましたので、そこが一番の問題点でした。さらに性能は良いのですが、お値段が約270,000円。自宅用のパソコンならば金額面は気にはしない(我慢はする)のですが、職場で使用するパソコンにここまで高額なパソコンを使うのもどうか・・・。という感覚があり、次回の新製品まで待つかなあ〜。(どうせ次回にはUSB2.0を載せてくるはずだし。)ということになりました。

※ お値段の件は待てば待つほど下がってくるので、ゆっくり待っていればそれでいいかな〜というのもあります。

かざみどりのパソコン購入大計画NEXT(その3)へ