かざみどりのノートパソコン購入大作戦(^^; ■

 ここではσ(^^;)こと「かざみどり」がノートパソコンを購入するまでに至るまでの歴史について語ります。涙なしでは読めないでしょう。きっと。(爆)
9.ノートパソコン購入計画(2002年10月)
 さて、ノートパソコン購入計画が発動してはや6ヶ月。ノートパソコンもすでに各社秋モデルの発表を行う時期に来ています。そこで、各社の秋モデルのスペックを見ながらノートパソコンの購入を検討します。

※ 待てば待つ程良い商品が出てくるのはわかっていましたが、今回の購入を見送るのは来年の3月ぐらいまで買えなくなってしまうので、今回はどうしても購入する必要がありました。

まず、最初に製品発表を行ったのはSonyですが・・・。すべての商品がUSB1.1です。しかもその点を我慢したとしてMobility Radeon 7500と同等の性能を持つグラフィックチップを搭載しており、しかもメモリが768MB以上搭載できるのは・・・。

VAIO GRXシリーズしかありません。(核爆)(GRSシリーズはチップセットがi845MZ

※ VAIO GRXシリーズはTVチューナーが付いていたり、DVD−Rが付いていたりとVAIO Noteの最上位機種です。

 VAIO GRXシリーズはどう考えても20万円程度では購入できませんので、Sonyは却下となりました。

次にFujitsuですが・・・。USB2.0の搭載(NBシリーズ)とスーパーファインビューというラスタービューと同等の液晶を持っており、画面的には綺麗なパソコンでした。が、しかし・・・。

※ 実際に画面だけだと、ラスタービューよりはスーパーファインビューの方が、視野角が多少広く、明るい感じがしました。

 NBシリーズはすべて統合チップセット(ATI RADEON IGP 340M)であり、一方、MRシリーズはグラフィックチップはMobility Radeon 7500なのですが、VRAMが16MBしかなく、しかもUSBは1.1なのです。しかも、MRシリーズはスタイリッシュスリムノートであり、軽量なノートではあるのですが、(3kg未満)、それはお値段を無視した場合の話であり、お値段のことを考えるとスタイリッシュスリムノートというのは論点からはずれてきます。

※ 職場に置きっぱなしにするノートですから、そこまで携帯性にこだわる必要もないです。

 どうしても不治痛というのも昔の名残でσ(^^;)の中から抜けきれないものもありますし、MRシリーズもVRAMが16MBという点から却下になりました。

 次にTOSHIBAですが、ここはグラフィックチップにNVIDIAのGeforce4 460 Goを使用していますので、描画も速いのですが、NVIDIAの画質はσ(^^;)には好きになれないので却下となりました。(お値段もそれなりにするし。)さらにSHARPですが、ここも統合チップセット(SIS M650)であり、却下となりました。

 そして大本命のNEC(PC−9821ユーザーとしてはここを検討するのは当然です。)及び新機種に期待がかかるHITACHIです。NECはUSB2.0をPentium4マシンにはすべて搭載し、しかも統合チップセットを使用していません。Pentium4マシンにはLTシリーズとLCシリーズがあり、LTシリーズはMobility Radeon 7500を搭載しており、十分な速度を得ることができます。またLCシリーズにはMobility Radeonを搭載しています。この2種類4機種については検討を行うべき機種として残ることになりました。一方HITACHIの新機種ですが・・・。

統合チップセット(SIS650)の上に今回もUSBが1.1(核爆)

※ 参考 HITACHIの新機種と旧機種との性能比較
機種名 200D5TMP(新機種) 200C5TMP(旧機種)
CPU Pentium4−2.0GHz モバイル Pentium4−1.6GHz
チップセット SIS650 i845MP
グラフィックチップ SIS650(チップセットに内蔵) (16MB) Mobility Radeon 7500 (32MB)
液晶 15インチ ラスタービュー液晶 (1024×768(XGA))
ハードディスク 40GB
USB 2(USB1.1)
光学ドライブ CD−R/RW With DVD−ROMドライブ
(CD−ROM 24倍速、DVD−ROM 8倍速)
(CD−R 24倍速 CD−RW 10倍速)
CD−R/RW With DVD−ROMドライブ
(CD−ROM 24倍速、DVD−ROM 8倍速)
(CD−R 16倍速 CD−RW 8倍速)
バッテリー リチウムイオンバッテリー
 はっきり言って前のモデルの方が性能的に上なのではと思ってしまうようなスペックでした。(実際に値段も前のモデルよりは速く下がりましたが・・・。(笑))これでは、旧機種(200C5TMP)のほうがトータルの性能が上だと思いましたので、検討は旧機種(200C5TMP)で行うことにしました。
 
 ということで、購入対象はNECの新機種とHITACHIの旧機種(200C5TMP)となったわけですが、それについての検討は次話で行うことにします。
10.ノートパソコン購入計画(2002年10月)
 さて、購入対象となったNECの新機種とHITACHIの旧機種(200C5TMP)ですが、まず最初にこれらの機種のスペックについて書いておこうと思います。スペックについては下のとおり。
メーカー NEC HITACHI
機種名 LT700/4D LT500/4D LC700/4D LC500/4D 200C5TMP
CPU P4−M 2.0GHz P4 1.5GHz P4−M 1.6GHz
チップセット i845MP
メインメモリ 256MB (最大1024MB) DIMMソケット2(うち1つは使用済み)
グラフィックチップ Mobility Radeon 7500 (32MB) Mobility Radeon
(16MB)
Mobility Radeon
(8MB)
Mobility Radeon
7500 (32MB)
液晶サイズ 15インチ
液晶 高輝度・高視野角
ハイレゾTFT液晶
高輝度TFT液晶 高輝度・高視野角
ハイレゾTFT液晶
高輝度TFT液晶 ラスタービュー液晶
解像度 1400×1050
(SXGA+)
1024×768
(XGA)
1400×1050
(SXGA+)
1024×768
(XGA)
ハードディスク 60GB 40GB
光学ドライブ DVD−R/RWドライブ CD−R/RW With DVD−ROMドライブ
USB 4(USB2.0) 2(USB1.1)
IEEE1394 1(S400) 2(S400)
LAN 100BASE−TX
その他 ハードウエアMPEG2
リアルエンコーダーボード
(TVチューナー付き)
バッテリー ニッケル水素バッテリー リチウムイオン
バッテリー
さて、σ(^^;)が購入を検討した5機種のスペックを並べてみたのですが・・・。実は今までσ(^^;)が述べてきたことをすべて満たす機種が存在するのです。その機種は・・・

LT700/4DとLT500/4D

 高速なグラフィックチップを搭載し、しかもUSBが2.0。文句のない機種なのです。ところが、いざ購入しようとするといろいろ問題が発生します。それは・・・

お値段(爆)

 σ(^^;)が考えている以上のスペック(ハードウエアMPEG2リアルエンコーダーボード(TVチューナー付き)やDVD−R/RWドライブ)の存在のため、どうしても値段が跳ね上がってしまうのです。このときの実勢価格(kakaku.com)を下に示します。
メーカー NEC HITACHI
機種名 LT700/4D LT500/4D LC700/4D LC500/4D 200C5TMP
お値段
(2002年10月)
約370,000 約290,000 約240,000 約210,000 約220,000
 お値段が考えていた以上に高額です。これにさらに追加のメモリー代金や消費税がかかってきますのでLT500/4Dでも30万円を超えるのが確定となってしまいます。
 さらにちょっと考えてもらえればわかるのですが、職場にあるパソコンでテレビを見たり、DVD−Rを焼いたりするでしょうか?テレビを見るためにはどうしてもケーブルを引っ張ってこないといけませんし、(職場の自分の机の前までテレビの線がきているなんてのは考えられません。)業務中にテレビを見るなんてのは言語道断です。

 さらにもう一つ問題があったのが液晶画面です。LT500/4DとLC500/4Dに使用している液晶は高輝度TFT液晶で、一方LT700/4DとLC700/4Dに使用されている液晶は高輝度・高視野角ハイレゾTFT液晶なのです。一度お店で見てもらえると一番よくわかってもらえるのですが、LT500/4DとLC500/4Dの液晶は所詮”高輝度なTFT液晶”であって見やすく快適な液晶(視野角が大きく、色合いも良い液晶)ではないのです。LT700/4DとLC700/4Dに使用されている液晶を見たことがなければそう思わないかもしれませんが、この高輝度・高視野角ハイレゾTFT液晶を見た後では、どうしても見劣りがしてしまいます。
 となってくるとLT700/4DかLC700/4Dになるのですが、LT700/4Dはフラッグシップモデルですから、当然NECの方もふっかけてきます。お値段約370,000円。

仕事に使うパソコンにここまで高級なパソコンが必要ですか?(笑)


 一方、LC700/4Dの方は液晶画面は良いのですが、グラフィックチップがMobility RadeonというMobility Radeon 7500からいうとちょっと性能の低下が激しいグラフィックチップを使用しています。さすがにせっかく高いお金を出して買うのにこのグラフィックチップではねえ〜。と思ってしまいます。

※ 仕事用のパソコンにMobility Radeon 7500が必要か?というつっこみは却下です。やっぱり仕事には2Dや3Dの描画速度が必要だし〜。(爆)

 ということをふまえた上で、HITACHIの200C5TMPを見ていくと・・・。USBが1.1なのを除けは極めて優秀な機種です。USB2.0の周辺機器を利用するときにはPCカードスロットを利用しないといけなくなりますが、個人的に拡張をして行くにあたっては、無理にUSB2.0の周辺機器を買わなくてもIEEE1394の機種を購入すれば問題ありません。

※ 外付けのハードディスクやDVD−R/RW等がUSB2.0で普及するのか、それともIEEE1394で普及するのかが、現在ではまだちょっと判別しにくいのです。最初のUSBとIEEEの起こりの時の話ではIEEEで普及をしていく予定だったのですが・・・。
※ 個人的な拡張はIEEE1394で行う予定だったのですが、大阪のお兄ちゃんがUSB2.0のポータブルHDDを作ってしまったので、後日USB2.0のPCカードを買う羽目になりました。(爆)

 しかも、新製品が販売されたことで、旧製品(型落ち)である200C5TMPは以前と比較してかなりお値段が安くなっています。

※ 型落ちしたパソコンが手にはいるかどうかという問題はあるが・・・。

ということで、σ(^^;)のパソコン購入機種はHITACHI Prius 200C5TMPに決定したのでした。(次点はLC700/4D)
11.パソコン購入計画発動(2002年10月)
 パソコン購入機種がHITACHI Prius 200C5TMPに決定したことで、200C5TMPを求めるσ(^^;)の戦いがついに始まります。さっそく地元の電気店に「この機種ありますか〜」と聞いてみるも全滅(爆)。型落ちの機種ですから地元ではすでに手に入らないのです。一方、インターネット等の書き込みでは、この頃でも購入することができるらしく、「購入しました〜」という書き込みを見ることができていました。

※ こういうときはやっぱり東京(秋葉原)って強いなあ〜。と思います。

じぇらしぃを感じるσ(^^;)
 しかぁし。σ(^^;)には強い味方がありました。その名も・・・

職場旅行(超新星爆)

 たまたま、今年の職場旅行は東京(東京ディズニーシー)になりまして、それならば帰りにでも他の方と分かれて、秋葉原に行けるのでは・・・。(^^;)と思って幹事の方に聞いてみると・・・、現地解散でも特に問題はないとのこと。ということで、職場旅行の後で1日秋葉原をさまよう時間(!)を得ることができました。(やったね。)

 さて、職場旅行を明日に控えた前の日に、インターネット(kakaku.com)で秋葉原のお店の在庫状況の最終チェックです。・・・一応秋葉原で商品自体は存在するのね。(チェックOK。)ということで、なけなしの貯金を入れたぶたの貯金箱を持って・・・ではなく、とりあえずなけなしの(ここは一緒。)通帳を職場旅行に持っていくことにしました。

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