従来の方法による間伐作業

間伐前の林内


作業路沿いの比較的傾斜のなだらかな村有林です。
39〜42年生のヒノキ(一部スギが混じる)林です。
立木密度1,400本〜1,800本/ha(平均1,640本/ha)の少し間伐の遅れた人工林でした。
樹冠はほぼ密に接しており、林内は暗く下層植生は一部にしか見られませんでした。


選木

間伐率30%を念頭に、不良木や暴れ木を伐採することにしました。







伐倒作業

4名の作業員がチェンソーで伐倒作業を行いました。掛かり木が多く発生し(48本中29本、60%、功程調査中)、これの処理に多くの時間をとられました。
列状間伐と異なり伐倒木が各所にバラバラの方向を向いて倒されている様子が写真で分かります









枝払い、玉切り

足場の悪い林内でチェンソーを使って作業する様子。

材が重なっており、慎重に作業を進めています。








小型運材車による集材作業

ここでは林内に小型運材車が入れましたが、場所によっては作業路の開設が必要な場合があります。また、小型タワーヤーダを用いて集材する場合もありますが、ある程度まとまった作業量(50m3程度以上)が必要であり、材が散在しているため横取り作業が必要でなかなか能率が上がりません。




















運材

集材された材はトラックに積まれて市場へ出荷されます。

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