「日々のできごと」その7

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平成10年6月18日(木)たぶん晴れ

きょうも朝10時からバイト。
朝9時半に起きるのはかなりつらい。
そつなく仕事をこなし、駅で「ファイト」を買ってから原付で研究室へ。
先週はわたしが発表のばんだった「地理学の諸問題(授業名)」に出る。
人の発表聞いてちゃちゃいれるのは気が楽である。
そうそう、きょうバイトしてて、謎の文章に出くわした。
きょうやったのは、進研模試の問題と、今年の高校入試との類似問題を探すものであった。
そこで、某SMN県の問題を見ていると・・・。

『次の文を読んで問1〜問8に答えなさい。
「公民の授業で・・・政治の勉強が終わり、・・・姉と一緒にデパートに行った。・・・。姉は、・・・、気に入ったブラウスを、クレジットカードで購入した。それを見て、たいへん便利な世の中になったなぁと感じた。」』

いや、これを見たときは吹き出しそうになったよ、まったく。
中学生が書いた、と言う仮定だろうが、中学生と言えば13〜4歳だろ・・・。
ものごころついて10年っていったら、実質的には平成しか知らないんだろう。
そんなやつが、こんなジジくさい(ブラウス売り場についていくくらいだから妹か?)こと普通言うか?
生まれたときからカードはあっただろうが・・・。
なぜそんなやつが、カードでもの買ってるの見て、そんなこと考えるんだよ!!!
もう、年寄りが問題制作したのバレバレやね・・・。
バカっぽくて笑えるね、こりゃ・・・。
あと、なんと某HG県の高校入試の問題に堂々と、
将軍足利義満は明の求めに応じて勘合貿易を始めた」
って書いてあった・・・。
だ〜か〜ら〜、史実ではそのときすでに義満は将軍じゃなくなってたんだってば・・・。
実際にその場を見て問題つくってるんだったら何も言わんが、
そうでないのならせめて史実にしたがった問題文をつくってほしい・・・。
わたしも、バイト先で弘文館の『国史大辞典』読んだだけだからあまり言えないが・・・。
まぁ、高校入試にとっての「史実」である教科書に、「将軍」って書いてあるんだから処置なしか・・・。  


平成10年6月19日(金)ほぼ一日じゅう雨

雨ふってるのにバイトはだるすぎ・・・。
かっぱ着て原付はめんどくさいし、しかも、雨の日は原付危ないし。
それにしても阪神どうしたぁ?
あしたはひさびさの休みっていうかんじがする。
といってもバイト再開したの、おとといの水曜日なんだけどね・・・。
まぁ、「9時半」を気にすることなくゆっくり寝よう。


平成10年6月27日(土)晴れもしくは曇り

きょうの山陽新聞朝刊に「京山ロープウェイ遊園」閉鎖の記事が載っていた。
なんでも、今年9月に閉園となるらしい。
岡山のいろんな場所から見えた京山の上に立つ観覧車と回転展望台。
それも撤去されるらしい。
もう見れなくなるのかと思うと、かなり寂しい。
一種、岡山のかくれたシンボルでもあったのに・・・。
もし時間と金が許すなら、閉園前にもう一度行ってみたい・・・。


平成10年6月30日(火)天気は忘れた(雨は降ってなかったと思う)

きょうでバイトが終わった。
といっても、学費がたまったからというわけではない。
辞めたのである。
いつものように、あさ出勤し、昼の休憩を終えて仕事に戻る。
さぁ、これから仕事再開というときである。
担当の某K氏、つかつかとわたしの元にやってくる。
何かと思えば、「仕事が遅い」とでかい声でのたまう。
前にも言われたことがあり、べつに、それだけが辞めた理由ではない。
というのも、最近、家の事情もあり、精神的にまいっていたのだ。
そこへ、そうこられたもんだから、「じゃぁ、辞めます。」という風になっただけである。
仕事が遅いのは、自分でも自覚はしていた。
ただ、二度もいわれるということは、ほかのバイト連中と比べて目に余るくらい遅かったのだろう。
もはや、そこでのわたしの存在意義はゼロになったわけだ。
昼過ぎのそのできごとがあって、急に辞めようという気持ちに火がついた。
いろいろな伏線は、それまでにあった。
わたしがやってたバイトは、ぶっちゃけた話、人のケツを拭くバイトだった。
ただ、あまりにもその「ケツ」が汚れていたので、「やってられるか」とは以前からおもっていた。
あと、一人で黙々とやっていたので、気が滅入るといったこともあったかもしれない。
だいたい辞めた理由はそんなとこである。
まぁ、この一件でわたしも、世間曰く「最近の若者」であることが証明されたわけだ。
ただ問題は、これからどうするか、ということである。
とりあえず、家庭教師なんぞ考えているのだが・・・。
ま、なんとかなるでしょ。


平成10年7月3日(金)同じく天気忘れた

きょうは「復学届」を教務の窓口に提出しに行った。
そう、いちおうわたしは現在休学中の身である。
9月1日から復学する計画であった。
そこで、窓口に行ってみる。
いつもにやにやしてるおにぃさんが応対に出た。
復学届を提出したい旨申し出る。
少し考えた末こうのたまわれた。
「休学届に書いた休学期間が過ぎれば、勝手に復学になるので届は要らない。」
休学届を出したときは、確かに復学届を出せ、ということだったと進言した。
すると窓口氏は、少し待ってくれと言った。
しばらくして、窓口氏Uが現われ、結局、復学届を提出することに相成った。
ついでに、学費のことについて尋ねてみる。
9月分に関しては8月中に、後期分に関しては1月中に口座にないとだめらしい。
はたして学費は貯まるのであろうか・・・。


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