テンペリアウキオ教会
 いろんな教会


 ヘルシンキの街には、アアルト建築以外にもすばらしい建物が点在しています。その中から、テンペリアウキオ教会、シレン夫妻の設計したオタニミエチャペルをどうぞ。テンペリアウキオ教会の内部は岩盤の上に岩を積み上げ、コンクリートの梁により銅板のドーム天井が構成されています。狭く低い玄関から教会へ入ると、梁の間からの光、広く高い空間により、広がりを感じることができます。
 オタニミエチャペルは、木を横に並べて隙間をもたせた塀で囲まれ、その前庭に鐘楼が立っています。ここでも、低い玄関から木製の小屋組みの教会へ入ると広がりが感じられます。正面のガラス窓の外には鉄の十字架があり、自然と共存した教会を見ることができます。
(アクセス)
ヘルシンキ市街
 テンペリアウキオ教会、アアルトのアカデミア書店、フィランディアホールなどは、駅から歩いて行ける範囲にあります。市販のガイドブックにも載っていると思います。
オタニミエチャペル
 地下鉄ハカニエミ駅がある広場にヘルシンキ工科大学行き(502番)のバス乗り場があります。オタニミエチャペルはヘルシンキ工科大学の学生村にあります。ヘルシンキ工科大学もアアルトの代表作であり、図書館の高窓から柱の影を落としながら入ってくる光はきれいでした。
参考資料:「Strayt Sheep」ホームページ
 ヘルシンキ工科大学内の地図があり、参考になりました。


 寒い、高い、だるまさんが転んだ


 さて、嫌な予感はというと、ヘルシンキへ着いた数日後にとても寒くなったのです。季節は日本でいうところの晩秋から、まさに冬に変〜身。セーターを着ていても寒く、コートなどが必要となりました。上着を買うために商店街へ行くと、まあ、高〜い。そのため、しかたなく厚手のセーターを買い、重ね着をしました。消費税はなんと約22%なのです。
 フィンランドの旅を終え、スウェーデンのストックホルムへは船で移動しました。ヘルシンキを離れ、夕焼けを見ながらビールを飲み、船で一夜を過ごしました。早起きは三文の得、眠たい目をこすりながらデッキへ向うと、朝焼けしたバルト海、そしてしばらくすると朝日を見ることができました。日の出ってきれいですね。
 その一方、ストックホルムではちょっと怖い体験をしました。街の中で写真を撮ったときに、ストーカーのような人に狙われました。自分が動くとついて動き、止まると相手も止まるのです。まさしく、だるまさんが転んだ状態なのです。近くの店などに逃げ込み、なんとか相手をまくことができました。よいことばかりではありませんね。
テンペリアウキオ教会
オタニミエチャペル
オタニミエチャペル
鉄の十字架
鉄の十字架
バルト海の朝
バルト海の朝
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