しんぶん 赤旗 2000年 6月 14日 朝刊社会・総合面より転載

総選挙 特定政党支持せず

金沢市の医師連盟が決議



 森喜朗首相の地元、石川県の県庁所在地金沢市の金沢市医師連盟(「医師会の 目的を達成するために必要な政治活動を行うことを目的」に医師会会員で組織す る団体)は25日投票の総選挙について5日、「国政選挙に関しては、特定の 政党を支持しない」ことを決議。西村功委員長名で連盟員に通知しました。
 金沢市では、民主党の支持も多く、同連盟として自民党を支持できない状況も ありますが、この間、佐藤清城北病院院長(金沢市医師会理事・医師連盟執行委 員、清水巍(たかし)石川県民主医療機関連合会会長(医師会代議員・医師連盟 各区代表者の一人 が、会議の場で「医師会にはいろいろな政党支持の人がおり、 組織として一党支持を決めるのは問題」「医師会会員が自動的に、政治団体である 医師連盟の会員にされるのはおかしい」と発言してきました。
 佐藤院長は「自民党支持の人も含め数人の方から同様の発言がありましたと 話しています。


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