歯科医師連盟の参院比例候補/評議委員会が推薦否決

2003.09.26 赤旗日刊紙 1頁 1総合 (全342字)


 
 日本歯科医師会の政治団体、日本歯科医師連盟が、次の参院比例代表選挙で執
行部提案の笹井啓史氏の推薦を、二十日の評議員会で否決していたことが二十五
日わかリました。
 同執行部が二〇〇四年の参院選比例候補として自民党現職の大島慶久参院議員
(経済産業副大臣)をさしかえて、厚生労働省の歯科医師臨床研修專門宮だった
笹井氏を推薦。ところが、採決の結果、賛成三十一票、反対三十二票で否決されま
した。
 医療改悪法案を参院厚生労働委員会で自民、公明などが強行採決した際、出身
議員の中原爽議員(自民党)が賛成したことに会員から批判が噴出。各地の連盟か
ら脱会者が相次いでいました。
 こうしたなかで、職域代表として参院選のたびに自民党から比例侯補を擁
立してきたにもかかわらず、異例の否決となりました。

to home      マスコミのページへ戻る