牛窓港に臨み、北にせり上がった山の頂に牛窓オリーブ園はあります。
敷地面積は約10㏊でオリーブを成木で約2000本を栽培しており、小豆島オリーブ園と並び日本最大規模を誇ります。 |
本蓮寺の歴史は南北朝時代の正平2年(1347年)京都妙顕寺の座主であった大覚大僧正が法華堂(本堂)を建立したことに始まります。牛窓は古来より風待ち・潮待ちの港として栄えていました。江戸時代に朝鮮通信使が寄港した際には、本蓮寺に滞在し、岡山藩の饗応を受けていました。 室町時代の明応元年(1492年)に再建された本堂は番神堂、中門と共に国の重要文化財に指定されています。 平成6年(1994年)10月11日、「朝鮮通信使遺跡」として史跡に指定されました。 |
旧牛窓警察署本館跡を利用して建てられた白い建物が印象的です。樹齢150年と推察される大蘇鉄と玄関のステンド グラスに文明開化の頃の浪漫が漂います。 館内は2つのコーナーから成り、そのひとつには岡山県の重要有形民族文化財の指定を 受けている山車(だんじり)8基のうちの2基が展示されています。牛窓の秋まつりで町を練り歩く竜頭の船型だんじりは、 それぞれに見事な彫刻や細工が施され豪快かつ豪華。本当に目を見張るほどの素晴らしさです。 そしてもうひとつのコーナーでは、江戸時代に幕府の表敬訪問に海を 渡った朝鮮通信使使節団が、ここ牛窓に寄港したという歴史を伝えるため、使節団の衣装や当時の町の様子を描いた絵画など貴重な資料を展示。目にも鮮やかな 極彩色の展示品の中に、当時の善隣友好の熱い絆を感じることができます。(使節団の衣装を試着することができます。海遊文化館の受付でおたずね下さい。) |
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牛窓海水浴場すぐ横 の石段は、牛窓神社の正面参道。うっそうとした木立ちの間に刻まれた長い石段を登った林の中に、牛窓の地の霊神と代々世々の先祖
の神霊を祭った、東備の鎮守・牛窓神社が鎮座しています。 家内安全や開運厄払い、交通安全などを願う参拝者も数多く、由緒ある御本殿のたたずまいには、庶民の幾多の思いが託されているかのような格調がにじんでいます。 そして、この牛窓神社にはそんな社の荘厳さと共に、もうひとつの名物が。なんとそれはここ の神主さん。いかつい顔(ゴメンナサイ!)に似合わぬ話好きな方で、声をかければ、牛窓神社にまつわる話から世間話まで、気軽にいろいろと語って聞かせて もらえます。堅苦しいイメージの神社についつい敬遠しがちな人も、ここ牛窓神社なら大丈夫。足腰のトレーニングを兼ねて石段を登り、御本殿を訪ねてみれ ば、きっと楽しい時間が過ごせることでしょう。 |
大名行列や朝鮮通信使の一行が立ち寄り、ひと時の休息を求めたということで、牛窓はその賑わいの中に経済や文化を発展させていきました。格子窓のある家、白壁の土蔵、大きな井戸や焼板の塀、造り酒屋の豪商家など、そんな今も残る生きた歴史に、往時の繁栄の面影がしのばれます。おそら
く、かつてはここには商家が並び、その向こうでは行きかう旅人の声々があふれていたことでしょう。 日に日に新しいリゾートゾーンとして開発の進む海沿いの賑わいに反して、ここにはまだ歴史が静かに現存。牛窓の繁栄の昔と今が渾然一体となって共存している風情は、また格別の郷愁を誘ってくれます。 |
牛窓オリーブ園を拠点に30年以上制作を続けられ、「オリーブの画家」として親しまれた佐竹徳画伯の作品を中心に、瀬戸内市ゆかりの美術作品を展示・紹介した美術館です。
◆開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで) |
◆開館時間 9:00~17:00/入館無料 ◆休館日 月曜及び祝祭日の翌日が休館日です。月曜が祝祭日の場合と祝祭日の翌日が土・日曜の場合は開館いたします。(臨時休館日もございます。お電話、メールにて確認をお願いいたします。) ◆所在地 〒701-4301 岡山県瀬戸内市牛窓町長浜5092 ◆電話・ファックス 0869-34-5680 寒風陶芸会館ホームページへ |
〒701-4302
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓6051
TEL.0869-34-2190
FAX.0869-34-2362