問6
数[かず] とは何か?
について数学的思考する際
思考の前提に採用するものは 何か?
0 と 1 と +1
まず、「体感的納得」の 量の概念(数)
無・・・存在しない。
を前提に採用します。
この概念(数)を "ゼロ" と呼び、 "0" の文字で 表す。と決めます。
(この概念(数)を表す名前や文字が無い場合でも、この量の概念 自体は存在しています。)
次に、「体感的納得」の 量の概念(数)
単・・・単独で存在する。
を前提に採用します。
この概念(数)を "イチ" と呼び、 "1" の文字で 表す。と決めます。
次は、
「体感的納得」の 量の概念(数)
双(両)・・・2つ存在する。
をそのまま採用する のではなく
"0" と "1" の違い と
"1" と "双(両)" の違い
の相似点として、
「ちょうど "1" だけ 増える。」
これを "+1" で表し、 思考の前提に採用します。
言い換えれば、
"比較する" 作業を行い、"増減(多い少ない)" を「論理的理解」する。
ことを通して、 "+1" を 思考の前提に採用します。
この場合、
"双(両)"を "1 +1" と「論理的理解」する。ことになります。
そして、この 1+1 で表せる概念(数)を "ニ" と呼び、 "2" の文字で 表す。と決めます。
「体感的納得」可能な "双(両)"の概念(数)を
わざわざ このように「論理的理解」しなおすことにより、
2+1で表せる概念(数)を "サン" と呼び、 "3" の文字で 表す。と決めます。
3+1で表せる概念(数)を "ヨン" と呼び、 "4" の文字で 表す。と決めます。
以下同様に 理論的には、無限に大きな量の概念(数)まで、"かぞえる" ことが可能になります。
このように "かぞえる"という 作業は 学習によって 「論理的理解」 されたものであります。
"かぞえる"という 作業も 人によっては 「体感的納得」できる場合もあるかもしれませんが、
数学的思考の場合、
「体感的納得」ができなくても
「論理的理解」ができれば十分なので、
「体感的納得」ができるかどうかは 気にしません。
そして、「体感的納得」の 量の概念(数)
多(他)・・・3つ以上存在する。
は使用しません。
次、結論?です