反論5.
文字を含む式(多項式)の計算では
正:6÷2(x+2) = [ 6 ]/[ 2(x+2) ] = [ 3 ]/[ x+2 ]
誤:6÷2(x+2) = 6÷2×(x+2) = 3×(x+2) = 3(x+2)
ではなく
正:6÷2(x+2) = 6÷2×(x+2) = 3×(x+2) = 3(x+2)
誤:6÷2(x+2) = [ 6 ]/[ 2(x+2) ] = [ 3 ]/[ x+2 ]
だろ!
回答5.
(日本の)中学校の文字を含む式(多項式)の計算について
学び直してください。
■ 要点まとめ
ポイント1
扱う数の範囲が変化(拡張)すれば、演算のルールも変化(拡張)する。
ポイント2
6÷2(1+2) という式は “四則演算のルール”の範囲(日本の小学校算数)では出現しない。
ポイント3
(日本の)中学校以降の数学では“四則演算のルール”に従っていないから
2×(1+2) = 2×1+2×2 = 2+4 = 6
の計算過程(分配法則)は誤りである。 とはならない。
ポイント4
文字のない式も広義の多項式の一つと考えることができる。
ポイント5
多項式の演算のルールに従えば 6÷2(1+2) = 1 である。
ポイント6
6÷2(1+2) = 1 でないと 多項式が関数としての意味を消失する。
ポイント7
多項式が関数としての意味を消失すると多項式を学ぶ意味がない。
というわけで
6÷2(1+2) = [ 6 ]/[ 2(1+2) ] = 1
となってもらった方がいろいろと 都合が良いと思います。
次 おまけです。