問4.
数字(数詞)が 10までしか 無かった 当時
10より大きい数量(個数) は どの様に扱っていたのか?

たくさん で 済ませる。
なんとか 工夫して 表現する。

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工夫の方法は大きく分けて2つあります。

その1つとして
10より大きい数量(個数)に 順番に 特別な名前を付けていく
という方法があります。

例として、 英語では
11 eleven [イレヴン] 12 twelve [トゥエルヴ]
13 thirteen [サーティーン] 14 fourteen [フォーティーン]
15 fifteen [フィフティーン] 16 sixteen [シックスティーン]
17 seventeen [セヴンティーン] 18 eighteen [エイティーン]
19 nineteen [ナインティーン] 20 twenty [トゥウェンティ]
フランス語では
11 onze [オンズ] 12 douze [ドゥーズ]
13 treize [トレーズ] 14 quatorze [キャトルズ]
15 quinze [キャーンズ] 16 seize [セーズ]
20 vingt [ヴァン]
といった感じです。

全く新しい名前を付けていく(覚える)のは 面倒ですので
1〜9 の名前を規則的に変化させているものが多いようです。

無駄に多くの名前を付けていく(覚える)のは 大変ですので
この方法は 20までか 60まで 多くとも100くらいまで です。

別の工夫として
和(足し算)で表す。
単純に並列する。
という 方法があります。

例として、和語では
11 とう・あまり・ひとつ
12 とう・あまり・ふたつ
・・・
19 とう・あまり・ここのつ
漢語では
11 十一
12 十二
・・・
19 十九
フランス語の
17 dix-sept [ディセット]
18 dix-huit [ディズユイット]
19 dix-neuf [ディズヌフ]
も この方法です。

この方法 ”和(足し算)単純並列” の場合
19 までは 同じですが、
20の表現の仕方でまた 3種類に分かれます。

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問5.
数字(数詞)が 10までしか 無かった 当時
11〜19を ”和(足し算)単純並列” で表現していた場合
20より大きい数量(個数) は どの様に扱っていたのか?

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