by 弾丸X
「あ、あの・・・アスカ、デザートって・・・いったい?」
「うふふ」
アスカはシンジの問いに、意味あり気な微笑みを返すと、
『例の機械』に歩み寄っていった。
「あっ、そうそう!これが無いと駄目よね〜。」
機械の前面に取り付けられた取っ手を引くと、
その中から円錐状の物を取り出した。
「・・・ああっ!!それって!!」
シンジはアスカの取り出した物体・・・”コーン”を目にして
やっと、自分の前の機械の正体に気付いた。
「やっと解ったの?ふふ♪・・・シンジも好きでしょ?”ソフトクリーム”」
「好きでしょって・・・わざわざ、こんなもの家に持ち込まなくても・・・」
「何よ〜、シンジ、食べたくないの?せ〜っかく、通販で買ったのに〜」
『通販って、どこでこんなの取り扱ってるんだ?・・・それにこんなに高そうな物を・・・』
手錠で拘束されているのも忘れて、シンジはそのお金の出所が気になり始める。
「あ・・・アスカ・・・お金はどうしたの?」
「・・・えへへ、”お義父様”にお願いしちゃった☆」
「”お義父様”って、まさか父さんに頼んだの?!」
「うん♪
”お義父様おねが〜い☆”って頼んだら、”うむうむ”って。
顔は怖いけど、碇司令って結構優しいのよね!!」
『・・・父さん、あなたって人は・・・』
呆然とするシンジの目の前に、真っ白なソフトクリームが差し出された。
「さっ、シンジ。食べよっか?」
「・・・その前に、これ外してよ〜。」
シンジは拘束されたままの手を外そうともがいてみるが、
2つの手錠でしっかりと椅子に繋がれた両手はびくともしなかった。
「駄目よ、シンジ。今日のデザートは特別なんだからね。」
「特別って、ソフトクリームを食べるのに何でこんな事・・・」
「・・・今日のデザートはソフトクリームとアタシ・・・」
アスカは空いている左手で、そろそろとスカートの端を持ち上げていった。
『ごくっ・・・』
アスカは真っ赤に頬を染めながらスカートを完全にまくり上げた。
シンジの視界は、上品なレース模様で飾られた真っ白な下着で一杯になった。
「・・・どう、似合う?」
「あ・・・その、」
シンジの知る、アスカが以前身に付けてたものは、
ストライプの入ったものや、パステル系の色の、
悪くいえば、子供っぽさの残るものだった。
「ちょっと、冒険しちゃった・・・気にいってくれた?」
何も言えずに、シンジは只、ブンブンと首を縦に振った。
「・・・いつも、シンジにして貰ってばかりだから・・・」
アスカはスカートをつまんだまま、ゆっくりとシンジに歩み寄った。
「今日はいっぱい、いっぱいサービスさせてね・・・」
そのまま、椅子に腰掛けているシンジの足の上に、
アスカは両足を大きく広げて跨がっていく。
「ふふ。」
ソフトクリームを左手に持ち帰ると、右手でシンジの肩に手を回していく。
「アスカ・・・サービスって、その・・・、んん」
シンジは耳まで真っ赤に染めてアスカに抗議しようとするが、
その口元にソフトクリームを押し当てられてしまう。
「・・・いつも、アタシがシテあげようとすると、シンジ逃げちゃうんだもん。」
「んん・・・いいんだよ、アスカにそんな恥ずかしい事、させられないよ。」
「・・・いいの、アタシばっかりじゃ嫌よ。
シンジだって、ホントは・・・シテ欲しいでしょ?」
アスカはシンジの眼前で、真っ赤な舌を付きだし、
ぺろぺろとソフトクリームの表面をなぞっていく。
視線はシンジの瞳を捕らえて離さない。
「・・・ん、あふ。んん・・・あま〜い・・・」
「あう・・・」
目の前のアスカの舌の動きがシンジの想像を掻立てていく。
身体の方がシンジの思いより、先に敏感に反応していく。
むくっ。
「あっ・・・やだあ、シンジったらあ、うふっ☆」
シンジの股間がせり上がり、跨がったアスカの女の部分にぐいっ、と押し当てられる。
「ああ!?ごっゴメン、アスカ!!」
腰を引こうにも椅子に固定され、アスカに跨がられているシンジは、
逃げようにも逃げられない。
その上、アスカは自ら、ショーツに包まれた敏感な部分を
ぐりぐりとシンジの男にすり寄せていく。
「凄いよ、シンジい。・・・もう、こんなに大っきくなってるよ・・・」
「だって、アスカが・・・」
アスカは口を大きく開けてソフトクリームを頬張ると、空になったコーンを下に放り出した。
「ンン♪」
そのまま両手でシンジの頭を抱き寄せると、
口付けながらクリームをシンジの口腔に流し込んでいく。
舌がクリームとともに、シンジの中に侵入しシンジの口腔をクリームの冷たさと、アスカの熱さが蹂躙していく。
『んん・・・あすかあ・・・』
シンジはもはや、何も考えられなくなって、
甘いクリームと、なぜかそれより甘く感じられるアスカの舌を
夢中になって味わいだした。
くちゅ・・・くちゅ・・・くちゅ・・・
口の中のクリームが無くなってからも、二人は互いの舌を存分に味わい尽くすまで離れなかった。
ちゅぽん。
小気味よい音とともに、二人の唇が離れた。
つっ、とひかれた細い銀色の糸がまだ二人を繋いでいた。
「アスカ・・・おいしかったよ。」
「アタシも・・・、ねえ、シンジ・・・もっと欲しい?」
シンジはもう拒まなかった。
奥底に眠っていた何かが、期待と欲望に火をつけていた。
「うん、もっと欲しいよ・・・デザート・・・」
アスカは嬉しそうな顔でシンジの頬に軽くキスすると、
跨がっていた膝の上から降りた。
「じゃ・・・シンジ、始めるね・・・」
「・・・始める?」
「トレーニングよ・・・ふふっ」
(続)
やっと始まりました。でもこの後の展開全然考えてません(笑)
リクエスト下さい(爆)
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