- ●猫の抜け毛で困ること
- ・毛づくろで病気(毛球症)になることもある。
・部屋に溜まった抜け毛は、ノミやダニが繁殖しやすくなる。
・電話、テレビ、ビデオ、パソコンなどの静電気で毛を引き寄せる。
・掃除機で吸ってもなかなか取れない。洗濯しても取れない。
・抜け毛が空気中に舞い上がって部屋のあちこちに飛ぶ。
・服やカーテン、ソファやクッションに毛がついて取れない。
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- ■猫の抜け毛対策
- ・ブラッシングが一番です。
- 短毛には馬毛などの細かいブラシのほうが、細くて小さい毛まで取れると思います。
- ・濡れた手で頭から尻尾をなでるだけでも結構取れます。
・長毛種の場合は、シャンプーもするとよいです。
・ライオンカットにする。
- 毛が大量に抜ける春から夏の時期は、ライオンカットにするのもよいでしょう。
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- ■掃除をするしかない
- ・掃除機をかける!
- ハンディクリーナーがあると、こまめに掃除ができて便利です。
畳やフローリングは雑巾などで仕上げます。
さまざまなタイプの強力な掃除機も販売されているので検討するのもよいでしょう。
- ・クイックルワイパーは、本体が軽く、天井や壁の掃除もできるので便利です。
- ・カーペットの掃除には
- 掃除機はできれば毎日、最低でも1週間に2回はかけましょう。
まず毛並みの方向、次は逆方向と二度がけするのが理想です。カーペットが汚れているようならぞうきんで拭きましょう。
仕上げに粘着テープやガムテープ、
- ・カーペットなどに絡みついた毛はかき出す集める
- ブラシやタワシ、洗濯用のゴム手袋などで毛をかき出して取ることができます。
スリッカーや馬毛ブラシ、ラバーなどの猫の手入れ道具を使っても取れます。
毛を収集するグッズはゴム製やスポンジの様なものなど市販されています。
「毛取り上手」「一毛打尽」「ペットのぬけ毛お掃除ワイパー」「V7スーパーブラシ」など
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- ■衣類についた毛を取るには
- エチブラシや粘着テープ、ガムテープで毛を取りましょう。
抜け毛のついた服を洗濯しても、あまり毛は取れません。
静電気防止スプレ−をかけておくと、簡単に毛を払い落とせるようです。
静電気防止効果のある柔軟仕上げ剤を使うのもよいかもしれません。
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- ■その他の工夫
- ・静電気を取り除く
- 帯電防止剤を使うなどして、なるべく静電気を取り除く。
また室内を60%程度の湿度を維持していると静電気が防げます。
・入り口付近や廊下の歩く場所にラグマットを部分敷きをする
- フローリングは掃除がしやすいが、部屋の隅に毛が移動してしまいます。マットを敷くとホコリをキャッチして他への広がりを防げます。マットは取り外しや洗えるものがベストです。
- ・ソファーやベッド、家電品などにはカバーをかけます。
- ペットの毛付着防止加工済のカバーなど、できるだけ繊維の目のつまったものを選びましょう。
- ・カーテン、ソファー、クッションは毛がつきにくい素材にする。
- カーテン素材は、綿よりもナイロンの方が、毛がつきにくい。
ソファーやクッションも綿やウールなどの織物ではなく、皮や合成皮革など表面がツルツルしているものがおすすめ。
・カーペットは、目の詰まったパイルが、毛が絡まりにくい。
- 編目の細かいサイザル麻などの硬質なタイプも毛がとりやすいでしょう。
サイザイル麻の手入れは、吸湿性が高いので水は避け、ぞうきんで乾拭きします。
・空気清浄機やペット用吸毛機を備え付ける。
・こまめに換気をして新鮮な空気を部屋に入れる。
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(2005年8月24日掲載) |