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平成21年6月30日

 

 第134号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 134号 目次

     梅雨の晴れ間に

     支援者養成セミナー 報告

     キッズルーム

     AAO活動 案内

     赤磐ぐんぐん見学会

     18歳の春をめざす親子療育クラブ

     母の想いを語る会

     OHAの会

     即実践講座

     サッカークラブ・水泳教室のお知らせ

     私のお薦め本コーナー
        『「その子らしさ」を生かす子育て 【改訂版】』

     近隣の講演会等のご案内

     事務局&ぐんぐんだより

梅雨の晴れ間にこの原稿を書いています。
梅雨時は、お洗濯が乾かないし、ムシムシして暑いし、食べ物は痛みやすいし・・・、主婦としては、いいことがない季節のように思えて嫌になりますよね。
でも、そんな季節でも、敢えていいところを捜してみると見つかるものです。
まず助かることは、庭の花に水をあげなくてもいいということです。
雨が降っているのですから、水やりは必要ありません。
雨のお蔭で緑は青々して、山も田も生き生きして見えます。
ツバメのヒナが5〜6羽も 窓から見える電線の上で羽ばたきの練習をしています。
梅雨は、命の季節ともいえるでしょう。
また、長い梅雨があるお蔭で一年間の水を山は、蓄える事ができるのでしょう。
翻って、自分のことを考えてみると、湿度のお蔭でお肌が潤っているようです。
こんな風に考えると、梅雨時も悪くないなぁ〜と思えてくるでしょう?
どんな事にもいいことがあります。どんな苦しい時にも視点を変えたり、立ち位置をほんの少し変えることで、幸せは見えてくるもの・・・。そんな風に思います。
しんどいはずの自閉症の子どもとの暮らしの中にも、梅雨の晴れ間のような幸せを、捜せばきっと見つける事ができるに違いありません。
毎年毎年、梅雨の季節には、こんなメッセージをこの会報に書いているわたしです。
先日、テレビを見ていると、ホームレスを支援しているNPOの代表の人が支援をしている方に、最初にこんな手紙を渡しますとお話されていました。その手紙にはこんな事が書いてありました。
「あなたは、たった一人ではない。私たちは貴方と共に考え、貴方を支えていきたい」
聞きながら、泣きそうになりました。
こんな風に言われたかったと、昔の私が思っています。小さかった哲平を抱え、どこにも助けがなかった当時の岡山での状況を思い出してしまいました。
「お子さんは自閉症です」
そんな風に診断を告げられただけで、お医者さんは何かをしてくださる訳ではありませんでした。診断が下れば、病気なら治療方法が示されます。でも、誰も何にもしてくれない。辛い苦しい想いを引きずったまんま、相談するところも捜し当てられず、暮らしていたあの頃を一気に思い出してしまいました。
私たちが、今ここでNPO法人として活動しているのは、その頃の私のような人を減らしたいと思うからです。
何とか、悲しい母を減らしたい、力になりたいそう思って、私はここで旗を振っています。「ここにいるよ、私たちがいるよ」「一人じゃないよ。あなたは、一人じゃないよ」「私たちは、あなたの悲しみや苦しみを一緒に考えたい、あなたを一緒に支えてあげたいと思ってここにいるよ」
そんな気持ちで、NPO法人岡山県自閉症児を育てる会の代表でありたいと強く思いました。私たちが、NPO法人としてここで活動している理由を深く感じさせられた番組でした。

さて、お話変わって、去る6月27日には、愛媛県今治市から「つばさ発達クリニック」の院長:藤岡宏先生をお迎えしての講演会を開きました。
当日、新聞やテレビでの掲載をご覧になって来てくださった方も多く、一般の方がたくさん来てくださいました。今回、はじめて 自閉症とはどういう障害で、どういった支援が必要なのか、そして彼らがどんな事で困難を抱えているのか・・・、皆さん熱心に聴き入られていました。
はじめて自閉症を学ぶ方には、丁寧で暖かい先生のお話は、皆さんの心に希望の灯をともしたことでしょう。
支援の実際の映像もふんだんに紹介してくださったので、参考になったことと思います。また、あるお子さんの事例を上げてくださったのが特に分かりやすかったようでした。小さい頃の多動で大変な頃の映像から、現在中学生になった落ち着いた様子が映像を通して見せていただけて、特に現在のお子さんの状態に不安を持っておられるお母さんには、希望や勇気を持って子育てが出来るきっかけとなったことでしょう。
私自身は、先生のお話をお聴きして、心が軽くなるような明るい気持ちになりました。
講演会は、講師の先生の個性がとてもよく出るものなんだなと改めて思います。
お話によって 「よーし、子どもとの生活をがんばるぞー!」と、張り切るような講演会もあるし、今回のように「家へ帰って、哲平に優しく丁寧に接してあげたい。一緒にこの世界の楽しさを、生きていく喜びを教えてあげたいなぁ〜」と暖かい気持ちにさせてもらえるような、そんな講演会もあります。
先生がとてもお優しくって、暖かい空気に包まれた講演会でした。
TEACCHメソッドを実践されている先生方は、皆さん本当に優しい方たちばかりだと、いつもいつも講師に迎えるたびに思います。
そして、自閉症スペクトラムの子どもたちを愛おしく思ってくださっていることが、ジンジン伝わってきて、胸がキューンとなります。
自閉症の子どもたちって素敵です。自閉症の大人の方だって、真面目で律儀でとても素敵な方たちなのに、苦労をされていて気の毒です。みんなに幸せな人生を送って欲しい。そうつくづく思える講演会でした。
さて、育てる会にお休みはありません。続いては、8月8日(土)の講演会と支援ツールの展示交流会についてのお知らせをいたします。
今年は、香川大学教育学部から武蔵博文先生をお迎えして講演会を行います。
武蔵先生は、3年前から「18歳の春を目指す親子療育クラブ」の講師として連続講座をしていただいております。
武蔵先生の講座のお話から、導き出されたお母さん達の支援ツールは、アイデアに満ちていて、お互いのアイデアからまた次のアイデアが生まれていくといった形で、進化しています。また、先生が毎回お持ちくださる支援ツールの数々が、圧巻です。これらを惜しげもなくコピーさせてくださるので、どのように作ればいいかわからない人にも先生の支援ツールを、子どもの身の丈に応じて、改良する事で使えるツールとなります。
そんな先生のお話と、支援ツールの数々を、岡山の育てる会以外の皆様にも紹介させていただきたいと思っての講演会です。
詳しい事は、案内チラシをご覧ください。
それと同時に、県下の特別支援学校や特別支援学級、幼稚園、保育園にも呼びかけて、支援ツールの実際を展示していただこうと考えております。
会場いっぱいにたくさんのツールを持ち込んでの説明会も同時に行いますので、皆さんお誘いあわせておいでください。
岡山の底力を、全国へ向けて発信したい・・・なんて夢も密かに考えております。
岡山県内外を問わず、皆さんのご参加をお待ちいたしております。
去年は京都府立向ヶ丘養護学校の澤月子先生が来てお話くださいました。先生の講演会やツールも優しく思いのこもったものでしたね。今年は、去年の交流会を踏まえて、より進化した支援ツールの数々をお見せできたらと思っておりますので、ご期待ください。

さて、我が家の哲平君のようすですが、なんと世界不況の嵐は、自動車部品会社である哲平君の職場にも静かに影響してきています。
業界自体は、トヨタのハイブリットカーなどの売り上げ上昇のお蔭で、忙しくなったようですが、夢工房のお仕事の方は、ほとんどなくなってしまったようで、会社の皆さんも困っておられます。
哲平の入社以来、頑張ってやっていたトレイの袋かけやバーコード貼りの仕事が、出荷方法の変更のため、ほとんどなくなったということです。そのため、お仕事がありません。6月の出社した日は、なんと10日だけでした。残りの20日間がお休みでした。
よく首にならないものだと思いながら、会社の温情に感謝です。お休みが多くてもお給料はキッチリいただけることを申し訳なく思いつつ、毎日哲平とのお休みを暮らしております。
哲平が家にいるために私は家事をやってもらえて、助かるのですが、20日間の休みは、さすがにキツイです。夏休みがあるみたいでいいようですが、キチンとしたお休みではないので、早めの予定も立てられません。いつまで待ったら、お休みがなくなるのか、見通しももてない状態は、哲平にとっても不安なようで、話しても理解できにくいものですから、少し不穏な空気に包まれる毎日です。サポートもかなりいりますから、わたしも忙しく疲れます。
私がいない日に事務局でシュレッダーで怪我をして、パニックになったようです。まだまだ、突然のアクシデントには弱い哲平です。
そういうわけで、事務局でお仕事をさせるのにも、皆に迷惑がかかりますから、家で私のいる日は、お手伝いをしてもらっています。草取り、窓拭き、部屋掃除・・毎日毎日忙しそうにやってくれていますが、仕事が速くて、私に休む暇がありません。新しいお仕事を教えるのは、大変です。「早く会社へいってくれ〜!」と思う私って、贅沢でしょうか?
そういうわけで、今月の鳥羽家は、大忙しです。
皆さんの夏休みは、これからですね。
夏休みこそ、親子でじっくり楽しいことや、何か身に付くことに取り組む最大のチャンスです。
次の会報は、夏休み真っ只中の8月初旬の予定です。
その時、皆さんはどんな夏を過ごされているでしょう。
今から予定を立てて、夏休みを迎え撃ってくださいね。健闘を祈ります。
鳥羽 美千子

支援者養成セミナー 報告

先日、6月27日(土)に岡山ふれあいセンター大ホールにて愛媛県「つばさ発達クリニック」院長の藤岡宏先生をお招きし「自閉症の特性理解と支援」の講演会を行いました。

参加された方から報告が届いておりますので紹介します。


6月27日(土)に開催された藤岡宏先生のセミナーに参加させていただきました。
「自閉症の特性理解と支援〜特性に沿った子育て〜」という主題で、午前の部は「自閉症の特性、ひととしての特性」、午後の部は「自己決定〜自分の空をとべるように〜」の2部構成の計5時間というボリュームのある講演内容でした。
午前の部では、自閉症の特性について、お話してくださいました。自閉症の診断基準による基本症状や、発達障害の分類についてや、コミュニケーションについてのお話がありました。
コミュニケーションについてのお話では
「例えば、見知らぬ人から自分が理解できないことばをずっと話しかけられたら?私たちがことばの通じない国をたった一人で旅行したときのことを想像してみてください」
「例えば、相手に対して自分の気持ちを伝えたいときに、伝える方法がわからなかったとしたら?」
「例えば、コミュニケーションというものがこの世に存在するという事実すら知らないそんな世界に生きているとしたら?」
「例えば、周囲にわけのわからないものがあふれ、これからどうなっていくのか先の見通しが全く立たないそんな世界に済むことになったら、私たちは耐えられるのか?」
など、自閉症の人がいかに他者とのコミュニケーションをとる際に困難さを抱えているかを、例をあげながら分かりやすく説明してくださいました。
改めて、自閉症の人たちの特性を理解し、私たちが自閉症の人たちの世界に近づいてく工夫をしなければいけないのだと感じました。
また、外に見えるハンディの場合は補助具(目の不自由なひとならば点字など)の必要性を感じやすいが、自閉症の人は外に見えにくいハンディのため補助具(自閉症の人でいえば視覚的てがかり)の必要性を周囲が感じにくく、自分自身の力で乗り越えていくように求められがちだというお話がありました。
理解できない・表現できないということに気づいてもらえず「やればできる」と叱咤激励され、多くのことを求められ、思春期にいたって感情を爆発させたり自身を喪失してしまうパターンもあるそうです。また「子どもの「将来」を予見し、未来像を描いて支援をして行くことが重要だ」というお話もあり、子どもが大人になった姿を想像しながらその子自身の特性に合わせた幼児期の療育をしていく必要性を感じました。
午後の部では自己決定についてのお話がありました。
一人で出来ることを一人で出来るように支援すること、すなわちプライドを上手に育てることが大切だというお話や、行動上の「問題」への対応を考える上で「特性理解」がいかに大事かというお話がありました。
また、会場に来られていた多くの方が印象に残っておられているのではないかと思いますが、ある自閉症児の方の事例のお話がありました。
その子どもが幼少期から思春期にかけていかに変化していったかを、映像を通じて紹介してくださいました。この映像を見て、子どもをとりまく周囲の人間がその子どもの特性を理解することの必要性や、特性に基づいた支援を継続していくことの重要性を改めて感じることが出来たように思います。
継続は力なりとはよく言いますが、支援とはすぐに効果が現れるものではなく、その子どもに応じた支援を「ああでもない、こうでもない」と模索しながら、子どもにフィットした支援方法を発見し、その支援を続けて行きながら、子どもが成長したらまた支援も少しずつ形を変えていく・・・まさにPLAN−DO−SEEを繰り返し行いながら支援をしていくことの必要性を感じることが出来る事例だったのではないかと思います。
このように盛りだくさんの5時間でしたが、藤岡先生の優しい語り口調からなる分かりやすいお話と事例を交えた興味深いお話に、時間はあっという間に過ぎていったのでした。実際の支援現場の画像も盛りだくさんだったので、お話だけ聞くよりも私たちも「視覚的手がかり」があったほうが分かりやすく、実際の支援に結びつきやすいなあと思ったセミナーでした。
(療育者:Yさん)

【保護者からのアンケート】

・ 自閉症のことについて分かりやすくお話していただき良かったです。子どもを育てる上で、自閉症の特性を理解しないといけないなと思いました。途中で眠たくなったらどうしようかと思っていたのですが、そんな心配もなく、先生のお話に引きつけられました。事例のお話がとても面白く、ためになりました。
・ 改めて「自立的に動けるために」自分で選んだり自分で決定することの大切さを感じました。そのために支援ツールやスケジュールが必要であるし、日常の支援を親も取り組むこと。今やっていることへの自信が高まってきました!
・ 「卒園児の親御さんたちの想い」では、息子のことや療育で携わっている子どもさん・そして保護者の方のことを照らし合わせて見てしまい、涙が出るほど心に思うことがありました。根気が大切…。支援する者にもそうで、親御さんにも葛藤の時期ではありますが、根気強く、継続して問題行動に立ち向かっていくことの大切さを前向きに進めるようにサポートしていかなくてはならないと思いました。
・ 因果関係を説明し、後々に誤解の積み残しをしないというところは、日々の子どもへの対応について反省しました。
・ 先生のお話の仕方がとても落ち着いていて、ゆったりしたペースでお話が聞けました。今回は小学生の自閉症本人の息子も一緒に参加させていただきましたが、彼もかなり聞かせていただけました。
・ 特別支援は一生涯必要であるという先生のお言葉。岡山も今治と同じような現状であり、ぜひ改善していってほしいと思いました。
・ 子どもがどんなに不明確な政界で不安や戸惑いを抱えて生活しているのかを感じることができました。日頃の接し方を反省しました。視覚支援を日常の生活に取り入れて自立した行動が出来るようにしていきたいと思いました。もっと穏やかに笑顔で接したいと思います。事例のお子さんの小さい頃の様子が、わが子と重なり、思い出して泣きそうになりました。上手な支援ですくすく成長されている様子を見ると、私も頑張ろうという気持ちになりました。ありがとうございました。
・ 口調が穏やかで分かりやすかった。特に後半は具体的であり、生活に使える支援方法がたくさんありました。5時間が盛りだくさんであっという間でとても充実した内容でした。参加して良かったです。
・ 高機能自閉症のとらえ方がどの本を読んでもなかなかしっくり理解できなくて悶悶としていたのですが、今回の先生のお話をお聞きし、すっきりしました。
・ 実際に使われている構造化をスライドで分かりやすく映し出してくださって、とても分かりやすかったです。私も何かしないと…と不安とやる気が出てきました。とても優しい気持ちになりました。がんばるぞー!!
・ 自立的に動けるように…というところ。どのくらい息子にそのようにできているのか…と反省しました。ついついもう少し・もっとと欲張って、できないことをさせてしまう(叱るまではいかないにしてもやってみて親が気付いて子どもと一緒に落胆)ことや、褒めることをいつの間にか忘れるなどがあるので。原点をついつい忘れがちですが、セミナーの度に思いだされ、元気がもらえます。
・ 自己決定の大切さを改めて認識しました。まだ子どもが小さいので親の指示を受け入れて動きますが、今後の将来を見据えて生活していきたいと思いました。また、幼い時の映像と少し大きくなってからの映像を見せていただいたので、支援を続けていく希望や意味を実感できました。
具体的に分かりやすいお話と、心温まる先生のお人柄に触れ、元気が出ました。
・ 優しい口調で淡々とお話される内容が心に染みるような思いで聴かせていただきました。またレジメの内容が箇条書きのものだけでなく文章で書かれていたのは、内容が理解しやすいと思いました。

【教育関係者からのアンケート】

・ 改めて自分が障害特性の理解がきちんとできていたのかを反省させられました。胸が痛くなる場面が多々ありました。
・ 支援の必要性とその中で考えるべきこと。特性理解の重要性を感じました。私自身、今まで以上に深く考えを持たないといけないと感じさせられました。
・ 自閉症の特製を再認識できました。具体的事例を通し、実際の支援の仕方を見せていただき、今後の支援をしていく上で参考になりました。
・ 「外に見えにくいハンディキャップ」という表現が、まだ理解できていない人に伝えやすいなと思いました。自分が人に説明するときに役立ちそうです。充実した一日でした。ありがとうございました。
・ 適切な支援で子どもたちがうまく成長できることがよく分かり、自分もまた頑張ろうと思いました。
・ 実践の資料(写真やVTR)が多く、大変勉強になりました。自閉症児の特性やニーズに合わせて構造化していくことが具体的にどういうことかよくわかりました。支援者として必要な慈愛の心と冷静に捉える目を持つことができるよう、今日学んだことを生かして教育現場での実践に臨んでいきたいです。

★ キッズルーム ★

6月28日(日)、岡山大学津島キャンパス第二体育館にて、今年度第一回のキッズルームが開催されました。
本人11人・兄弟児4人と大勢のお子様が参加してくれました。

参加された保護者の方から感想をいただきましたので、紹介します。


・ 初めて参加しました。人見知りの激しい長男がどうなるかドキドキでしたが、長男好みの優しいお姉さんのボラさんにすぐ懐いてホッとしました。ワガママに付き合ってくださって本当にありがとうございました。次男のボラさんも暑い中お世話になりました。(Hママ)
・ 久しぶりに参加させていただいたのですが、子どもはキッズルームの流れを覚えていたようで、親の方を振り向きもせず(?)、よく遊んでいました。帰るときも、楽しかった!と機嫌良く帰ることができました。事務局の松田さん、子どもについてくださったアポロさん、岡大の皆さん、ありがとうございました。(Tママ)
・ 何回目のキッズルームになるかしらと思いながら参加しました。いつも同じ遊び道具があるので、子どもが落ち着いているのは以前から感じていましたが、今回は、同じだからこそ、私にも見えたことがありました。
毎回最初に飛びつくバランスボール。今まではボラさん二人でもってしても、ボールの上から転がり落ちていましたが、今回は一人のボラさんのお手伝いだけで、長い間座っていました。上手になっていてビックリ!
円盤&キャタピラ。今までは、コーナーへは立ち寄るものの、感覚を楽しむこともなく、すぐに別の場所へ行くことがほとんどでした。今回は、本来の使い方とは別の使い方ではあるのですがすべての円盤やキャタピラを並べ、自分で障害物競走のような空間を作り出していました。かなりボラさんを自分のペースに巻き込んでいましたが、ボラさんには嫌な顔ひとつせず、付き合っていただいていました。見ていて嬉しかったです。また、遊んでいる最中に、他のお子さんに並べた障害物の一部を持って行かれてしまい、「返してー」と、爆発するのではないかとヒヤヒヤしましたが、「まっ仕方ないか、じゃあ、こういう風にしよう」とコースを作り直して遊び続けていて、成長した面を見ることができたように思います。
ダンボールハウス。今までは入って出てくるだけの場所でしたが、今回は子どもについていないフリーのボラさんが、お化けちゃんになって自然と仲間に加わってくださり、お化けちゃんと友達になっていました。
このように自然に手を化してくださる皆さんがいてくださってこその楽しい一日でした。以前と同じボラさんで、それだけに名残惜しかったようでした。カレンダーをめくっては「次は9月何日?」と尋ねてきます。暑い中、準備も片付けも本当に大変だとは思いますが、次回もよろしくお願い致します。(Oママ)
・ うちの子は本人小5・妹小4と、キッズの参加の中でも年が大きい方で、過去何回も来ていることもあり、行く前からとても楽しみにしていました。ボラさんともすぐ打ち解けることができました。本人は新しい踊りは苦手で以前は「嫌だ〜」と言ってできなかったこともありましたが、今回は、ボランティアのお兄さん達をまねて踊ろうとしていた様で父親が口や手を出す事もなかった様です。
キッズは一つの楽しみになっている様で、2人とも次回もとても楽しみにしている様です。お世話をしてくださった方、ボランティアのお兄さん、お姉さんありがとうございました。これからもよろしくお願いします。(Hママ)
・ キッズ二度目の参加でしたが、兄弟ともに楽しく過ごさせていただいてとても嬉しく思います。ボランティアの方もとても優しく接していただいたので感謝です。また次回も参加したいと思います。(Sママ)
・ 中2と4歳で参加させていただきました。広い体育館、次から次におもちゃに目移りして駆け回る4歳を、靴を持ってすばやく追いかけてくれたボラさんのありがたさ!(母は高齢で無理です・・)中2の息子は、ボラさんと目と目でコミュニケーション。あっという間に旧知の仲のようにうちとけ、リトミックでは大張切り!人形劇も、いつも同じお話というのがいいですね♪安心してみていられるようです。暑くなると、涼しい室内でだらだら過ごし、親子もストレスをためがちですが、いい汗書くことができました。(母は汗かいてないです)ボラさん、本当にありがとうございました!(Mママ)

★ AAO活動 ★

今年度の活動の担当をさせていただくことになりました、Kです。
開始時期が遅くなってしまいましたが、今年度はぜひ活動を再開したいと考えております!
AAO(エイエイオー)活動に参加したいと思われる方は、ご連絡ください。

 〜AAO活動とは〜

親が企画した内容に沿って、ボランティアさん2人と子供とで活動するものです。親が企画するので、わが子に合わせた無理のない活動ができます。その中で親や親戚ではない人との関わりや社会のマナーなどを学ぶいい機会にもなります。親にとってもわが子の新たな一面を知ることができ、勉強になります。
 我が家の活動例:@バスに乗り岡山駅へ? 入場券でホームに入り新幹線を見る ?
              マクドナルドでお昼ごはん? 京山公民館に戻る
             A路面電車に乗る?後楽園へ行く? 京山公民館に戻る
   ※事前に子どもを連れて下見をした上で、子ども本人にはスケジュールカード、ボランティアさんには企画書を作り、活動していました。
◇参加して下さるボランティアさんが非常に少ない状況にあります。
  募集人数に合わせてボランティアのお願いをしに回りますので、実際に活動を再開できるのは、夏休み明けになるかもしれません。
  ご了承ください。
  申し込み〆切:7月10日
(AAO活動担当:K.K)

赤磐ぐんぐん見学会

新規利用者対象に赤磐ぐんぐん見学会を開催します。
赤磐ぐんぐんは、自閉症や発達障害をお持ちの幼児さんを対象に週1回の療育を介護給付費(保護者1割・国県市町村から9割補助)で行っている児童デイサービスです。
日 時  平成21年7月15日(水)11:00〜12:00
場 所  児童デイサービスセンター赤磐ぐんぐん(赤磐市和田194-1)
対 象  就学前(幼児)のお子さんをお持ちの保護者
       (見学会はお子さんを連れての参加はできません。ご了承ください)
申込先  前日までに育てる会事務局(086-955-6758)へご連絡ください。
       ぜひお友達・お知り合いにお声かけお願いします。
なお、今後も開催しますので、興味のある方はご連絡ください。

「18歳の春を目指す親子療育クラブ」

前回は、代表のお話、スケジュールの必要性のお話の後、各家庭で持ち寄ったスケジュールの実物を囲み、持主の方に「わが子にあわせてここを工夫、改善した」というお話をしてもらいました。各家庭ならではの工夫がいっぱいで、これはうちでも試してみよう、と思える発見がたくさんありました。
その後、写真 絵、文字のグループに分かれて、スケジュール作成をしました。「項目の順番はどうしたらいいかな」とグループで知恵を出し合ったり、「イラストや材料はこんなの使ってるよ」など みなさんあちこちで情報交換などもされていました。
次回は、香川大学の武蔵博文先生をお迎えして 講義とアドバイスをしていただきます。
前回つくった(または現在使用中の)スケジュールを元に、お1人2分くらい質問する時間をとります。
工夫した点、使ってみての子どもの様子はもちろん、「途中まで作ってみたが、この後どう作っていいの?」「使ってみたが、何だかうまくいかない」など、どんな小さな「?」も 先生に質問してみましょう!(全く作る時間がなくて参加だけという方もOKですよ)
日 時  平成21年7月10日(金)10:00〜13:00 (受付9:45〜)
場 所  きらめきプラザ2階 研修室(岡山市北区南方2-13-1)
対 象  育てる会正会員
参加費 年5000円(途中からの参加も可)
持参物 スケジュールの実物(未完成でもOK)
      筆記用具
      昨年度武蔵先生が宿題として出された「支援ツールまとめシート」(未提出の方)

「母の想いを語る会」

なかなか他の人に話せない子育ての不安や悩み。母親としての想いを同じ立場の人同士で語りあって、明日からまた頑張っていく活力を得るための会です。辛い話を吐き出してもよし、嬉しかった話を聞いてもらうもよし。泣いたり笑ったり勉強になったり。お母さんたちだけで思いっきり話せる場です。
日 時  平成21年7月6日(月)9:30〜12:00        
場 所  育てる会事務局
対 象  育てる会正会員(母親限定)
参加費  300円(当日集金します)
締切り  7月4日(土)までに育てる会事務局へお申し込みください。
      

「OHAの会」

高機能自閉症・アスペルガー症候群のお子さんをお持ちの保護者の方のための勉強会「OHA(オハ)の会」の第一回を6月19日(金)開催しました。
なんと参加者20名!アドバイザーの利守先生もビックリ!!
でもそれだけ知的障害を伴わない自閉症のお子さんをお持ちのお母さんたちは、仲間作りの場を求めておられたということですよね。

参加者の方から感想をいただいたので紹介します。


・ 年度始めのアンケートでお願いした事がこんなに早く実現した事に驚嘆しています。参加者が多いことに驚きました。
高機能自閉症やアスペルガーの子ども達は見た目が「自閉症らしくない」とか、対応がよく判らないという理由で、特別支援級に所属していないお子さんも多く、支援もどういう内容を誰にお願いすればよいか判らないお母さんが多くいらっしゃると思います。見た目が健常のお子さんと変わらないだけに、説明も理解も難しく、孤独に闘っておられるお母さんも多いと推察します。今回仲間の存在が勇気を与えてくれ、アドバイザーの利守愛子先生の温かい助言をいただいて、少し希望をもてる気がしました。この会がお母さん方の元気の素になり、子ども達にも「楽しい」をいっぱい分けてあげられるようになるといいな、と思いました。OHAの会をアドバイザー付きで再生させてくださった事を心から感謝しています。(Sママ)
・ 中学3年生のお子さんをもつお母さんのお話を聞くことができました。うちはまだ小学生になったばかりとはいえ、いずれ直面するかも・・・という話題に他人事と思えず聞き入りました。利守先生のお話も大変温かく、ありがたかったです。次回も楽しみにしています。(Tママ)
・ 今まで話したことのあるお母さんと言うと子どもの年齢が近い方が多かったのですが、今回は、少し先を歩いているお母さんのお話を聴くことができてよかったです。 それから利守先生の笑顔!最高ですね。心が明るくなります。また、診断名の整理をしてくださったことが改めて、よかったです。 我が子は「支援の要る子ども」なんだなと再確認しました。(Oママ)
・ 先日はお世話になりました。育てる会の講演会以外の集いに初めて参加しましたが、私にとって、元気をもらえる場となりました。療育の場では同年代のお母さんとのおしゃべりが多いので、様々な年代のお子さんをお持ちのお母さんと話をする事もとても参考になりました。また、本読みでは「人一倍頑張ってるお母さんが、まず楽しもう」という内容で、心打たれる内容でした。私自身、ストレスの為か体調を崩していて、心身共にギリギリの毎日ですが、ポジティブシンキングを早く身に付け、病気を自力ではね除けていきたいと思っています。次回の会も楽しみにしています。(Mママ)
・ 今回は、初回だったので自己紹介+ひとことから始めました。それを聞くだけでも、共感し、年上の子のお母さんの話は勉強になり、年下の子のお母さんの話には自分の体験談を聞いてもらいたいと思い…いろいろなことを感じました。また、親同士話をするだけではなく、勉強できるところがいいと思います。その勉強も、利守先生おすすめの本で、利守先生に解説していただきながらできるので、とてもありがたいです!ずっと続けて参加していきたいです。(Kママ)
・ 予想を超える人数に少しびっくりしましたが、それだけ自分も含めて、たくさんの方が、こういう場を求めていたんだと思います。なかなか家族としての困り感をストレートに話せる場がないので、自分の悩みを聞いてもらえたり、他の方の話しを聞けることは、いい気分転換になったり、分かってくれる同士がいるんだと励みになったりします。まずは自分が元気でいられる毎日を作ることから頑張ろうと改めて思いました。なかなか出席することが難しいですが、都合がつく時には是非出席させていただきたいと思います。(Iママ)
・ 娘が、以前ぐんぐんでお世話になった利守愛子先生がOHAの会をしてくださるということをお聞きして、私は、迷わず、参加の申し込みをさせていただきました。当日、私は、参加させていただいて、本当によかったなあと思いました。この子達の、生きづらさを、よーくわかってくださっている利守先生だからこそ語られる言葉が、本当に優しいなあと、感じさせていただけたからです。OHAの会は、親として、人として、学ばせていただくことがいっぱいな感じです。前回、利守先生が言われていた、今、子どもの持っている力のできていることとできそうなことをミックスした生活がわが子と送っていけれますように、心がけたいと思っている毎日です。また、次回参加できることが、とても楽しみです。本当にありがとうございました。(Nママ)

どうぞ前回来られなかった方も、共に話し合い学び合う「OHAの会」へご参加くださいね。
日 時  平成21年7月14日(火)10:00〜12:30
      ※以前のお知らせと日にちが変わっていますのでご確認ください!
場 所  きらめきプラザ2階 中会議室(岡山市北区南方2-13-1)
対 象  知的障害を伴わない自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)を持つ子どものお母さん(育てる会正会員限定)
参加費  500円(当日集金)
内 容  皆で困っていることや心配なことを相談しあって、仲間作りをする。
アドバイザー 旭川荘療育園・けやき通りクリニック医師:古元順子先生(9・12月)
         ぐんぐんスタッフ・臨床心理士:利守愛子先生
申込み  7月10日(金)締め切り 事務局まで
★今後の予定★
9月18日(金)、10月16日(金)、11月20日(金)

教師・保育士対象 即実践講座

6月12日(金)に、第二回の重松孝治先生による「即実践講座」が、岡山県生涯学習センターにて開催されました。
今回も大勢の先生方が参加され、空いている席を探すのが大変なほどでした。
第二回のテーマは「評価について」ということで、自閉症と診断される医師による「障害の評価」と、「日々の生活の評価」は違うこと、私たちにできる「評価」は、子どもたちの出来ること・出来ないことを見つけるだけでなく「もう少しで出来そうなこと」「本人がやろうとしていること」などの未修得スキルを見つけていくためのものだとお話されました。
例えば「雑巾で机を拭く」という活動の中で「未修得スキル」がある2人の子どもがいたとして、その力はバラバラであると考えられます。
「雑巾を絞る」のが苦手な子、「まっすぐ拭く」のが苦手な子、「汚れた雑巾を洗う」のが苦手な子・・・。そういう本人の苦手な部分・支援があればできる部分を見きわめて、やれるところは手を出し過ぎず、本人の出来る力を伸ばしていくことが大切だとお話されました。
ついつい支援者側が親切心と思ってやりすぎる支援が、本人の自立を妨げているケースが多いとのお話には、参加者一同頷くと共に反省の気持ちになりました。
また後半では、4〜5人ずつのグループに分かれ、ある事例についての記録を読みながら、どこで躓いているように見えるか、どのような支援を進めていけばいいのかを考える時間があり、知らない先生同士でも活発な話し合いの時間となっていました。
参加された方々から感想をいただきましたので一部紹介いたします。

・ 芽生えスキルで、できかけていることができるようになることを目標する、という話。人に頼らずできることが自立ではなく、困ったときに助けを求められるのも自立であること。「これを頑張ったら次これができるよ」という見通しを持たすこと。短いことを頑張ったら好きなことができる、という動機付けも育てていくこと。
「雑巾を綺麗に洗いなさい」など抽象的な表現では伝わらないこと。たくさんのことを教えていただきました。(保育士)
・ 子どもがどの程度理解しているのかをきちんと評価しなければならないことと、その支援をする大人の評価もしていかなければならないことを学びました。(療育機関)
・ 同じ「評価」といっても医師しか行えない「診断」と、普段関わっている私たちだからできる「観察を含む評価」があることが分かり、勉強になりました。また、自立に向けて、と一言で行っても本当に難しいなぁと思いました。保育士によっても子どもの見方は違うが、お互いに子どもを見る目を持っていきたいと思った。(保育士)
・ 第一回目の講座は参加できずDVDをお借りしましたが、家に帰り家事を済ませてから見ると、どうして眠たくなったり「?」と思うところがあり、分かりやすいお話しなのに、自分が未熟で理解できず、ついていけない…と感じました。でも、先生をよく見てお話を聞くことができた今回は、自分にできていないこと、しなければならないことというのがよくわかりました。やはりコミュニケーションというのは、映像(一方方向)でなく、生身において成り立つものだなぁと感じました。
現在の私は「行動を拾う」という作業は何となくできますが「特性におろす」作業をしたことがなかったので、演習は勉強になりました。グループで話あうことで「なるほど」「そっかー」ということが増え、さらに考えを深めることができました。また、先生が具体的な事例をたくさん出してくださるので、今までに関わってきた子どもの行動と照らし合わせて考えることができやすく、より分かりやすかったです。次回の講座まで、できることは手伝わない・芽生えを見つけて目標を立てて支援・自分を意識的に評価することを意識して過ごしてみようと思いました。(保育士)
・ 検査では適切な評価は受けにくいこと、検査をしたことで安心してはいけないことがよく分かりました。また、「できることは手伝わない」ということ、肝に銘じます。経験から学ぶということは、先生が手伝っていることもその一部になってしまうこと・・・支援の仕方についてもよく考えたいと思います。(養護学校教師)
・ 自閉症児の評価の方法のところで、私自身がこの行動はどうこの子は思っているのか・・・など、思うこととはまた違う見方や考え方があるのだと話し合いの中で気付く点が多かったです。ひとつの面だけ見て判断するのではなく、色々な面から試しながら見てその子を知っていくことが必要ということを知りました。(保育士)
・ 幼い頃から見通しが持てるように積み重ねていくことの大切さ。また指示を出すときについついジェスチャーや指差しを使うことが多いので、自分の支援を見直すことに気付かされました。(療育機関)
・ 実際に、書かれている記録から特性を考えるというのはとても勉強になりました。グループで行ったことで、自分の気付いていなかったことを他の方から学ぶことができました。「こうだ」と決めつけるのではなく、このような可能性もあるのではと色々な見方をすることも大切だと思いました。(小学校教師)

   ☆第三回☆ 平成21年7月10日(金)19:00〜20:45
            岡山県生涯学習センター 大研修室(情報創作棟2階)
             岡山市伊島町3-1-1 三学ぱる・・・池田動物園の隣烏城高校や児童館と同じ敷地内にあります。
             無料駐車場完備。

   ☆第四回☆ 平成21年9月12日(金)19:00〜20:45
              同上

   対 象 : 教職員・保育士やそれを志す人対象。ただし施設・福祉関係職員も可。
           (申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
   参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円
          途中からの参加も可能です。欠席回のDVDは貸出します。
   申込先 : 育てる会事務局(086-955-6758)

サッカークラブのお知らせ

日 時:平成21年7月26日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場 所:旧岡山中央南小学校グラウンド(岡山市中山下)
持ち物:マイボール、ゼッケン(ボラさんの分も)、ハチマキと名札、
     お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード
     親リーダーはグループノート、スーパーの袋(ゴミ拾い用)
* 雨天時または前日に雨が降った場合は、体育館シューズを持ってきてください。
  保護者の方も忘れずにおもちください。
* 欠席の方はサッカークラブ担当までご連絡ください。
* 見学・体験のお問い合わせは担当までお願いします。
(サッカークラブ担当:M.T)

水泳教室のお知らせ

日 時: 平成21年7月19日(日) 15:30〜17:30
場 所: 岡山OSKプール(貸切プールで行います)
連絡先: 育てる会事務局
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
★欠席される方、ボランティアさんが必要な方は必ず7月13日(月)までに事務局に連絡してください。
★当日の急なキャンセルなどは水泳教室担当に直接ご連絡ください。
★今年度の活動予定日(毎月の会報で確認してください)
9/20・10/18・11/15・12/20・1/17・2/21・3/21
(水泳担当:M&I )

事務局&ぐんぐんだより

田植えが終わった田んぼに、6月の雨がシトシト降っています。梅雨らしい毎日が続いていますね。外に出るのが少し億劫なような・・・一日中家で寝ていたいような季節です(笑)
6月27日の藤岡宏先生の講演会では、テレビやラジオ局・新聞社などが記事を掲載してくださって、当日参加の方も大変多かったです。マスコミの方々も、岡山駅のあの事件以来、広汎性発達障害について関心が高まっているのでしょうね。
発達障害をお持ちの保護者の方の中には「うちの子もあんな風に思われるのでは」「誤解されたくないから障害があることを黙っていることにする」そんな風に言われる方もおられます。
私は、そうなのかなぁ〜と思います。子どもたちが障害を持って生まれたことに、何の罪があるのでしょう。正しく理解され適切な療育・関わりをした子どもならば、必ず立派に成長することを私たちは知っています。それならば。周りの人に正しく適切な理解を深めるための活動を私たちは目指すべきなのではないでしょうか。「臭いものには蓋を」という姿勢は、誤解を生み、偏見を生む元になると私は思います。
怖いものではない、愛すべき純粋な子どもたちなのだということを、大勢の方に知っていただくことこそ、今私たちが目指すものではないかと、私は思います。
日々掛ってくる問い合わせのお電話に、誤解がないように、子どもたちの障害について、特性について、そして良いところを、出来る範囲でお話させていただいています。こういうお電話の一つ一つで、岡山の理解者は少しずつ増えていくと私は信じています。興味を持ってくれる方が一人おられるのなら、支援者も一人増えると私は信じています。
さて先月の会報に少し書きましたが、6月最初の日曜、岡山後楽園にて和装での写真撮影をしてきました。メイクをして髪も綺麗に結いあげてもらい色内掛を着た私と、黒い紋付き袴の旦那様。母と哲平が待っている後楽園入り口に、カメラマンさんと到着。私たちを見た瞬間、母は何故かテレまくり、哲平はニヤニヤ。普段と違う姿だったせいでしょうか。笑
その二人の様子に緊張も一気にほぐれました。その時の写真がこちら。母ともせっかくだから一緒に撮っておけばよかったなと少しだけ後悔しています。
8月に向けて、公私ともに忙しい日が続きます。皆さまお疲れ出されませんように。
(育てる会:松田紗代)
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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