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平成22年5月31日

 

 第145号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 145号 目次

     夏の前に

     育てる会 平成22年度総会 報告

     支援者養成セミナー 報告
          「鳥羽代表セミナー」

     教師・保育士対象 即実践講座 報告とご案内

     保護者対象 支援ツール教室

     18歳の春 親子療育クラブ ご案内

     OHAの会 ・ キッズルーム ・ AAO活動 の ご案内

     サッカークラブ ・ 水泳教室 の お知らせ

     私のお薦め本コーナー
         「自閉症スペクトラムの子どもへの感覚・運動アプローチ 入門」 

     近隣の講演会等のご案内

     支援センター NEWS

     赤磐ぐんぐんだより

5月といえば爽やかな一年で一番いい季節のはずですが、なぜだか今年は、寒さと暑さがせめぎ合うような、春が座を占めるのを冬が嫌がっているというようなそんな日々がいつまでも続いているようです。
皆さんは、いかがお過ごしですか?
気温が日ごとに変わるので、上にはおるものの選択がむずかしいですね。
ぱっとTシャツ一枚になれるそんな日がなかなか来ないので、いつも何か羽織るものを用意しながらの毎日です。
今年は、何十年かに一度の冷夏になるとかテレビで言っていましたが、どうなるのでしょう。
夏は暑いのがいいですね。なんでも例年通りがありがたい。夏の暑さが厳しいと秋の涼しさが喜べるし、冬の寒さが厳しければ、厳しいほど、春の暖かさがありがたい。
そんな当たり前のはずのことが変調しているのは、漠然とした恐ろしさを感じてしまう今日この頃です。
不安なことが多い日々ではあるけれど、そんなことは考えても仕方ないかと、またまた日常の忙しさにまぎれて、今日も生きている私です。

さて、先月号でお知らせした洞爺湖マラソンに行ってきました。
大きく新聞で取り上げていただいたおかげで、大勢の人の励ましをいただきましたが、実は哲平は足の故障で、洞爺湖マラソン完走を断念しました。
5月の初め頃、山登りで足を痛めてしまった哲平は、しばらく走れない状態が続き、マラソン前日までほとんど練習もできないまま、本番を迎えてしまいました。
こんな状態でのマラソン大会参加でしたが、本人はやる気満々で「42.195キロ、走ります!!」と大きく宣言して譲りません。
足の故障個所はもう少しですっかり治りそうな状態ですが、このまま走ると、今後のことがやはり心配です。
無理やり走れば走れないこともないかもしれないけれど、まだ若い哲平。長い人生これから何度でもチャンスは巡ってくるはず・・・と、諦めることを勧めました。
ようやく諦める決心をしてくれたと思ったのに、当日スタート前に、またしても「42.195キロ走る!!」と言い出しました。
それで、コースの途中で待っている場所を教えて「ここまできたらお終いです。ここまで頑張ったら2000円あげるから、我慢しょうね」と言い聞かせました。
幸いなことに、7キロ地点のその場所で、やめる時にはすんなりとレースを止めてくれました。
その時の順位は、哲平は出場3800人中13位でした。
素晴らしい脚力。そばで一緒に見ていた多くの観客の皆さんが、どうしてやめるのかと、もったいないと言われました。
でも、来年またこの大会に帰ってくるためにも、足の故障はすっかり直しておくことが大切と考えました。
哲平は22歳、まだまだマラソン人生は長いのです。今は我慢して早く足の故障を直してもらいたいと、親としても泣く泣く我慢をさせました。
お父さんの方は、頑張って10キロレースを走って、いつも通り1時間ちょうどくらいのタイムでした。
洞爺湖はまだ桜の花も咲き誇り、対岸には羊蹄山も望め、素晴らしいコースでした。
来年は、必ず体調を管理してリベンジを果たしたいと思います。

さて、次の話題は、新澤セミナーについてのお話です。
新澤先生は、実は最大の私の恩師です。自閉症の事を学び始めたころ、大阪の自閉症の母親の為の講座で先生の教えを受けたという形で出会いました。
先生はその他大勢の受講生の一人として私のことは覚えておられないかもしれませんが、先生に教えていただいたTEACCHプログラムは、私の子育て人生の最初の一歩でした。
その後多くの技法や療法と触れて、途中たくさんの脱線や寄り道があったけれど、やっぱりTEACCHの考え方に戻っていくことが出来たのは、はじめの印象が鮮烈だったからです。
子どもとの大変な暮らしの中で何とか活路が見出したくて、藁をもつかみたいという思いで通い始めた大阪でした。
月2回の講座は色んな講師の先生が来られました。佐々木先生や服巻智子先生ともお会いしました。その中のお一人が新澤先生でした。他の先生方は、一回とか二回だけという講座でしたが、新澤先生は、大阪在住でしたから、何度もお話を伺った先生でした。
その日先生からお聴きした自閉症の子どもの支援方法の数々を、家で待っている我が子に試したいと心が躍るような気持ちで電車に揺られて岡山への帰路を急いだものでした。
今でもあの頃の鮮烈な思いが私の心の中に懐かしく残っております。
自閉症という障害を系統だてて、丁寧に学ぶ機会でした。
TEACCHと初めに出会っていたから、私は哲平を育ててくることができたのだと今でも思っています。
今回先生にお越しいただくのは、3回目になります。いい先生は何度でもお呼びします。それが育てる会のやり方です。
今回は、自閉症の特性を詳しく解りやすくお話いただく予定です。
初めて自閉症児の担任をされる先生や、もう一度初心に帰って学びなおしたい方の為の、自閉症の基礎を学ぶ講演会です。こんなこと恥ずかしくていまさら聞けないわというようなことが、ある程度子どもが大きくなったお母さんにもあるのではありませんか?
自閉症の特性を学び続けて20年。
基礎的なことは、よーく知っているわ〜とついつい思ってしまう私ですが、何度お話を聴いても学んでも、目から鱗がぼろぼろ落ちます。
それほど、自閉症の特性は学んでも学んでも奥が深いのかもしれません。解らないことがあって当然ですよね。
恥ずかしがることはないと思っていつでも素直に質問をする私です。
みんな一緒です。解らなくっていいのではないでしょうか?
知らずに間違った対応をしていたのなら、解った時に改めればいいのですから。支援者として大切なことは、柔軟性であると、メジボブ教授が言われていました。解らないところは、学んで聴いて理解をし直す。そして、間違ったところを素直に認め、改める。
そんな暮らしが、大切ではないでしょうか。
今、新澤先生を岡山へお迎えし、皆さんと共に先生のお話を聴けるということは、なんというよろこびでしょう。
多くの皆様と共に先生のお話が聴けますように、多くの方をお誘いしたいと思います。自閉症の子どもたちの支援を考えてくださる方が、ぜひ必要です。
どうか、初めて担任になられた先生や、お知り合いのお母さんにもお声をかけて、多くの皆様にお誘いをしてみてください。広い会場ですからまだまだ、座席に余裕がありますので、よろしくお願いいたします。
新澤先生のお話は、解りやすく、そして深いお話です。ふれあいセンターの会場をいっぱいにして、新澤先生をお迎えしたいと思いますので、ご協力ください。
よろしくお願いいたします。

続いて、総会が5月12日にきらめきプラザにて行われました。
議事はすべて滞りなく了承されました。また前任の理事さんの退任に伴い、新たな理事さんの就任も了承されました。
参加できなかった正会員のみなさんの為に、当日の代表としての所信表明を載せますので、よろしくお願いいたします。

皆さん、また今年度も代表をさせていただくことになりました。
一年間どうか、よろしくお願いいたします。
先日吉田友子先生がいらした際「岡山県自閉症児を育てる会は、すばらしい会ですね」とお褒めの言葉をいただきました。
毎月お送りしている会報を読んでいただいているらしく、こんなに活発で充実した会は、ないと思いますよ・・・ととても褒めてくださいました。嬉しいですね。
スタッフやお母さんたちの雰囲気がとても良かった事もその理由の一つだと思います。
自閉症児を育てる会は、とても熱心でまれにみる良質な親の会だと自負していたのですが、そこが解っていただけたと思うと、代表として誇らしく、尊敬する吉田先生がそこを解って評価してくださったことも嬉しいことでした。
育てる会は今年13年目の春を迎えております。早いものですね。
思えばこの歳になって振り返ると、人生も駆け足みたいに感じるのです。
ついこの間学生だった私が、結婚して子どもを産み、障害のある子の母となりました。
自閉症の子育てに悩み、誰か助けてくれる人はいないかと、仲間を探し求めて果たせず、仕方ない・・・それならいっそ自分たちで作るしかないか・・・というような次第で、この自閉症児を育てる会を五人の母親たちと共に作ったのが、平成9年9月のことでした。ないものは自分たちの手で作るしかないと、がむしゃらに子どもたちの為に走ってきました。
あれから12年半が経ちました。
今、13年目の春を迎えて、育てる会と共に息子も大きくなりました。あんなにかわいかったマシュマロほっぺの小学3年生だった息子は、22歳の社会人です。子どもが大きくなるのは、早いものです。
それと共に私たちもいつの間にか歳をとっているのでしょう。
うかうかしている暇はありません。頑張って悔いない人生にしたいものです。
さて、今年の育てる会は、どんな会になるでしょうか?
自閉症児の幸せな暮らしを地域の中で確立するためには、もっともっとやらねばならないことが多い、多すぎる・・・。岡山を変えたい。
もっと自閉症の事を理解して欲しいし、より良い支援や理解者が必要です。
私たちは、自閉症の子どもを持つただの親でしかありません。
でも、ただの親たちが、集まれば、力を合わせれば、どんなことも実現できるんだ。
そう思って、あきらめず、粘り強く、頑張りますと、ここで改めて決意も新たに皆さまにお誓いいたします。
今年は、行政との協働をどんどん進めていきたいと思っております。
今年も文科省からの補助金がいただけることになりました。
また去年は、服巻智子先生の講演会を、県庁が共催という形で、サポートしてくださったので、とても助かりました。今年もやりましょうとお話いただいておりますので、どんどんお願いしていきたいと思っております。
また、赤磐市から委託を受けて「あかいわ発達障害支援センター」の運営を任されることになりました。
すでに赤磐市より年間予算をいただき、現在相談支援が始まっております。
この相談センターは、一人ひとりのお子さんの支援を行います。学校や園で対応に困っておられる場合は、中に入っていくことをお許しいただけるなら、協力させていただくことも可能です。
ないものは作っていこうと、がむしゃらに13年頑張ってきました。しかしこれからは、行政とも連携しながらお力をお借りしながらやっていくことが必要と実感しております。
また、今年は、自閉症を一般の皆さんに正しく理解していただく年にしたいと思っています。
ご存じのように、今年の4月には、自閉症のしおりを出しました。
マスコミがたくさん取り上げてくださったおかげで、たくさんの問い合わせがありました。
無料配布は、ほぼ無くなりましたが、増刷した冊子が届きましたので、今後も必要な方にはお分けいたしますので、どうぞ、お問い合わせください。
正しい理解のために講演会を 今年も頑張ってやっていく予定です。
4月には、吉田友子先生、6月には新澤伸子先生、8月武蔵博文先生、10月服巻智子先生、1月門真一郎先生と、ビッグネームが続きます。
3月にもうお一人出来ればと考えています。
育てる会は、正会員向けの活動も多く、色々な活動が充実しております。
会員になってはいるけれど、どんな活動があるのか知らない・分からなくて参加していないというような方がありましたら、それはあまりにももったいない事です。今回はそんな皆さんのために、活動紹介冊子を作りました。この冊子をお読みになって、活動にどしどしご参加くださいますように。
また、こんな活動があったらいいなと思われるものがありましたら、年度の途中でも出来ることは取り入れてやっていきたいと思いますので、どうぞ、事務局へお話しください。
一般の方への外向きの活動と、会員対象の活動と、そして児童デイサービス「赤磐ぐんぐん」の事業、「あかいわ発達障害支援センター」などの相談・支援事業も始まり、運営も多岐にわたります。
昔の育てる会と違い、代表として要求されることも多く、気持ち引き締めて、頑張らないと大変です。責任もどんどん大きくなっております。
私に出来るか、少々心もとない部分もありますが、その状況に甘んじるのではなく、やるしかないなら積極的にその仕事を選びとるという生き方をしたいと思っております。
「はい、私が今年も代表をさせていただきましょう」
そんな気持ちで決意も新たにまた、一年やってまいりますので、皆さんどうかご協力いただきますようお願いいたします。

先日、発達障害支援センターの開設に伴う挨拶周りを、原相談員と一緒に回らせていただきました。
その時、ある保育園の保育の様子を見せていただきました。
その保育園は、大勢の自閉症のお子さんがおられると、以前から聞いておりました。
「赤磐ぐんぐん」にも通っておられるお子さんもいらっしゃるので、どんな様子かしら??と興味を持って見せてもらいました。
さぞかし大変なんだろうなと思っていたところが、なんととてもいい感じで保育が出来ているのです。
たとえば、3人も自閉症のお子さんがおられると思えるクラスでは、ホワイトボードに絵を描いて「滑り台を滑るときの注意をすること」というようなお話をされていました。
子どもたちは、ちゃんと椅子に座って、その絵を見ながら説明を聴いているのです。
滑り台を滑るときには、後ろから押してはいけないというような、解りにくい注意も絵に描いて示すことで、理解が進むようでした。
この先生は、育てる会の即実践講座の昨年度の受講生だということでした。
自閉症の子どもに良い支援は、他の子どもたちにも良いのでしょう。全員の視線が、ホワイトボードに集中していて、クラスみんなへの説明が、混乱もなく行えているのにびっくりしました。13人の子どもに対して3人の保育士さんのクラスでした。
もしこのホワイトボードを使った指導がなかったら、どうなっていたかしら?そう思うと視覚支援の大切さを思いました。
育てる会の講演会や、即実践講座の勉強に来てくださる熱心な保育園の先生たちです。
文字通り即実践していただいていることが嬉しくて、感動しました。
今年は、即実践講座もアドバンスコースも増えたので、益々勉強も進むことでしょう。
「今からでも入れますか」という問合せがありますが、大丈夫です。これまでの講座のDVDをお送りいたしますので、いつからでも勉強は出来ます。でも、できればあのピーンと張り詰めた熱心な先生方の空気を、共に感じながらの一体感のある講座は、DVDでの勉強では味わえないものではないかと思います。ぜひ皆さんと一緒の勉強を始めてください。
初めての担任の先生方でも、10回の講座の修了後は、自閉症の良い支援者・理解者になっていただけると思います。
不安な状態で支援を続けるのではなく、きちんと勉強をしなければ、自閉症は理解できません。皆さまの参加をお待ちいたしております。
お問い合わせは、育てる会事務局へどうぞ。
さて、季節はもうすぐ蛍飛び交う頃となります。この会報が出る頃には、いくらなんでももう暖かくなっていると思います。どうぞ皆さん季節の変わり目、体調など気をつけてお過ごしください。では、また来月号でお目にかかりましょう。
鳥羽 美千子

育てる会平成22年度総会報告

先日、5月12日(水)きらめきプラザ大会議室にて、育てる会平成22年度総会が行われました。
正会員116家族中、参加15名・委任状70名で総会が成立し、議案について全て滞りなく承認されたことをご報告します。
今年度の理事さんを紹介します。
  代表   鳥羽 美千子
          (以下、HPでは略)
   
22年度はこのメンバーで育てる会を運営してまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
総会に参加されなかった正会員さんには、総会資料と今年度活動紹介の冊子をお送りします。

支援者養成セミナー 報告

5月12日(水)育てる会総会後、きらめきプラザ二階 大会議室にて当会代表:鳥羽美千子による
「息子22歳の春に思うこと 〜自閉症児との日々の暮らしで大切にしてきたこと〜」というタイトルでの講演会を開催しました。

参加された方から感想をいただきましたので紹介いたします。


今回、鳥羽代表の講演をお聞きしました。
私は保護者の立場の方の講演会に参加するのは初めてでした。
参加する機会がなかったのもありますが、立場が違うからと思う部分もありました。
でも代表を務める鳥羽さんのお話で、さらに重度の知的障害を伴う自閉症である哲平さんを就職に導いた育て方はどういったものか興味があり、参加いたしました。
始めに就職した当時の哲平さんの映像を見せてくださり、現在の作業の映像と比較して働く状況を説明されました。
一般企業での雇用で、定常作業の中から障がい者が作業をできるものを抜き出して、就業されておられました。
作業台や治具はよく工夫されていて、すばらしい職場でした。きちんと支援をしながら行えば、立派な従業員であり、さらにその作業は、素晴らしく正確で無駄がありませんでした。
成長のお話では、愛らしい幼い哲平さんの写真や楽しそうな家族の写真をおりまぜ、ユーモアも挟みながら話されて、重たくならずお話を聞けました。
しかし告知の時の話は、印象的でした。
いつも楽しくお話される鳥羽さんも20年前は普通のお母さんでした。
告知を受けた時の、悲しい辛い気持ちをお話されている時、私は思わず涙してしまいました。
告知された時の発育状況や立場は違っていても、いきなり先の見えない暗いトンネルに入りこんだような、喪失感や孤独感でとめどない不安は同じでした。
でも、そこで鳥羽さんは、先日の吉田友子先生の講演の中でのお話を引用され、『自閉症の親に甘んじることなく、親になることを選び取った』とおっしゃいました。
情報の少ない当時に、手探りで知識を集め、学び、取り組みができたのは、早くから障がいの受容ができていたからとお話しされました。
鳥羽さんの云われる『18歳まで出来ればと考えれば』という考えでいれば、気持ちの余裕もでき、わが子に合わせたペースの子育てをすれば良いのだと思えました。
そしてその中に、成長に応じた目標を持つことで、将来の自立した生活に繋がっていくのだとわかりました。とても良いお話でした。ありがとうございました。
(Hママ)

・・・自転車の教え方について(要望がありましたので紹介します)・・・

一人で通勤できるようになるためには、駅までが遠い我が家では自転車に乗れることはとても大切な事でした。行動半径も自転車に乗れるのと乗れないのとでは大違いです。でも、交通ルールがまだ分かっていない時に乗れるようになるのは、かえって危険です。交通ルールがきちんと入った6年生の時教えました。
はじめはスタンドを立てて、ブレーキのかけ方から教えました。私の自転車と哲平の自転車を並べて「ヨーイ、スタート!」私が漕ぎ始めると、それを見ながら哲平も漕ぎ始めます。
「ブレーキ!」と私はブレーキを哲平に分かるようにかけて見せます。すると見て学ぶ特性を持つ自閉症の哲平は真似をします。そしてまた「ヨーイ、スタート!」。私のブレーキという声かけで止まれるようになってから、乗ることを始めました。
家の近くのなだらかな下り坂(交通量の少ない)で、両足を地面につけて足の裏をズルズル擦りながら、坂を下りていくというやり方でバランスを教えました。右に傾けば左に、左に傾けば右に、ハンドルを切ることができればバランスは学べます。そして時々「ブレーキ!」と声かけをします。すると、前もって練習していますので、すぐに止まれます。
そうやって坂を一日何往復もしながら一週間ほど経ちました。するといつの間にかペダルに足がのっかっていて、自分で漕いでいました。

【保護者からの感想】

・何度お話を聞いても、辛い告知のところのくだりでは、代表も涙声になられるように私も共感して、悲しい気持ちになります。でもきっと明るい明日があると信じられるお話でした。
「今回が最後」と言わず、ぜひ今後も新しい方々にも聞かせてあげてほしいです。
・自分が今の指導で良いのか、将来の自立のためになっているのか不安な毎日でしたが、同感できる部分が多くあり少し安心しました。今までの読んだ本は自閉症の行動をそっと見守るとしか書いてなく、教えれば(親がこうと決めたら曲げないなど)必ず時間がかかっても理解できるようになると信じていたのですが、少し自信がつきました。ありがとうございました。
・ビデオでの映像が見られてよく分かり、実感として伝わってきました。これまで悲劇的に考えていたことが目からウロコですっきりしました。明日からまた頑張ります。
・今日、代表のお話を聞いて、とても気持ちが楽になり前向きになりました。一日一日が子どもにとってとても貴重な時間であり、無駄にすることなく、親の支援次第で子どもに大きな影響を及ぼすということを肝に命じなければと思いました。
・「地域の中で普通に暮らす」目標を持たれて取り組まれていった過程を聞くことができて良かったです。将来に希望が持てました。本当にありがとうございました。
・我が子のこととダブって何度も涙してしまいました。今日から日々また頑張っていこうと勇気が湧いてきました。

教師・保育士対象 即実践講座

川崎医療福祉大学:重松孝治先生の即実践講座(基礎編&上級編)が5月14日からスタートしました。今年も合計で130名ほどの参加者があり、先生方の熱意に感動しております。

第一回目の講座について、参加者からの報告をいただきましたので紹介します。


「自閉症の特性」というタイトルでの第一回重松先生の講座に参加しました。例を用いて説明してくださり、とても分かりやすくハッと気付かされたことがたくさんありました。
一つ目は、ある自閉症の方が言っていた「自分は小さい頃イライラしたときに叩いたり、蹴ったりしてはいけないと教えてもらったが、イライラしたときにどうしたらいいのか誰も教えてくれなかった」という話です。
障害のない人はイライラしたときの対処を教えてもらわなくても身についていくが、自閉症の方は感情のコントロールを教えていかなければならないということを知りました。手が出ているときは、叱らずに、話をきくことの大切さを学びました。
また、叩いている子どもなどを怒ってしまう母親に対して、どうしたら怒らないでよいか考えることも、支援者の役割ということも学びました。支援は理解するところから始まるということを改めて考えさせられたので、子ども一人一人理解する姿勢を持つことを忘れずに関わっていきたいです。
二つ目は、関わりにおける三つのタイプの一つである受動型の話です。
特に受動型は、積極的に関わらないが指示したことを従うため、何もないと思われがちですが、落ち着きすぎているので、注意が必要ということも知りました。落ち着いているからよいのではなく自分の思いを伝えられているのだろうかと思い、言葉ではなく、電子機器を使ってボタンを押したりカードでやり取りしたりして思いを伝えられる支援をすることも大切ということも学びました。子ども一人一人に合ったやり方を見つけ、自分の思いを的確に伝えられるように支援していきたいです。
三つ目は、ある自閉症の方が言っていた「悪いとこあるけど良いとこはない」という話です。
友達を叩くなどしたらいけないことをしたとき支援者は的確に教えがちで、偉いことをしたときは具体的に褒めないため、そう思わせてしまうということをきき、確かにその支援は、何を求められているのか分からないし自信をなくすと思いました。単に褒めればよいということではないということを身に沁みて実感し、これから何が偉かったのか具体的に褒めていきたいです。さらに、自閉症は、経験したことを覚えることが得意なため、嫌なことを忘れることができないので、失敗経験をさせずに良い経験を積ませていきたいです。
四つ目は、自分に向かって怒られていなくても怒られていると思う、人の笑い声をきく笑顔を見るだけで馬鹿にされたと思うという話です。
この場合は、「あなたと話すときは名前をよびますよ」などと伝えるということを知り、その子に話すときは違うやり方をすることも必要ということも学びました。他にも、抽象的な言葉は伝わらないので、「丁寧に拭いて」ではなくて「拭き残しがないように拭いて」など丁寧を分かるように伝えることも大切ということも学びました。目に見えない情報は誤解しやすいので、分かる言葉で表現していきたいです。
重松先生の講座をきいて、自閉症は個人の問題ではないということを身に沁みて実感し、支援者は自閉症を知ってもらえるように、周りに伝える努力をしなければいけないと思いました。そのためにも私自身、自閉症のことをもっと知っていきたいです。
(療育スタッフD)

【即実践講座 基礎編】

   ☆第二回☆ 平成22年6月25日(金)19:00〜20:45 「評価(個別化)」
           岡山県生涯学習センター 大研修室
   対 象 : 教職員・保育士やそれを志す人対象。施設・福祉関係職員も可。
         (申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)

【即実践講座 アドバンス(上級編)】

   ☆第二回☆ 平成22年6月3日(木)19:00〜20:45 「評価(自閉症の特性)」
           岡山県生涯学習センター 大研修室
   対 象 : 過去の重松孝治先生の即実践講座を受講したことのある人。

  どちらの講座も参加費・申込先は一緒です。
   参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
         途中から参加の方も同額です。それまでの回のDVD貸出をします。
   申込先 : 育てる会事務局(086-955-6758)

保護者対象 支援ツール教室

香川大学教育学部:武蔵博文先生の「保護者対象 支援ツール教室」を今年度全4回で開催します。
第一回が5月11日(火)に開催されました。参加された方からの感想を紹介いたします。


武蔵先生のお話は、「18歳の春」や講演会で何度もお話をお聞きしていますが、また基礎からじっくりお話しいただけるということで楽しみな気持ちで迎えました。
参加してみて、色々と「しなければ!」と思いながらも、漠然としていて、実際に行動に移せていなかった新たな支援ツール作りを「さあやろう!」と、思えたことが良かったです。ボランティアさんとの活動の中で、ステップアップさせたくて、マクドナルドで、自分一人で注文できるようなツールを考えているのですが、先生から具体的に「財布のポケットを利用してもいいと思いますよ」とアドバイスをいただけたことも良かったです。今年度もどうぞよろしくお願い致します。 (Kママ)
今年は6月になると、息子が初めての外部での現場実習となるので、少しでも勉強したいと思って申し込みしました。参加してみて、ただ支援のグッズを作るだけが目的ではなく、もちろんそれが支援ツールではないということも気づかされました。
特にチャレンジ日記などを利用していなかったので、前向きな気持ちを持たせることの重要さを痛感しました。これからも、色々なお母さんたちのアイディアを知って、参考にしたいです。
先生、わかりやすく、丁寧に、また実践的な講義ありがとうございます。しっかり吸収したいと思います。  (Sママ)
勉強会の申込みをしてから、わが子にどんな支援ツールが必要か、日々わが子を観察していました。やっぱりこういう勉強の機会がないと、なかなか行動にうつせないので。開催をすごく楽しみにしていました。
毎朝制服に着替えた後のみだしなみチェックの時、えりは?ボタンは?と声かけすることが多かったのですが、武蔵先生がもってきてくださった数々の支援ツ−ルの中に、参考にしたいツールに出会えたことが良かったです。
また、支援ツールの本来の目的も再度確認することもできました。そして、学生の方にも相談にのってもらえて、次回アドバイスをしていただきながらツールが作れそうな気がしました。自分ひとりでは、なかなか行動にうつせなくて・・・日々反省しています。他の方の支援ツールをみせて頂くだけでも、私にはいい勉強になるし刺激になります。
このような機会を与えてくださいましてありがとうございます。 (Sママ)

  日 時  【第2回 】 6月 8日(火)
        【第3回 】 6月22日(火)
        【第4回 】 6月29日(火)
  時 間  9:30〜12:30(遅刻・早退も可)
  場 所  きらめきプラザ 2階(岡山市北区南方2-13-1)
  参加費  育てる会正会員  5000円(全4回 一括)
         一般・賛助会員 10000円(    〃   )
  申込先  育てる会事務局(086-955-6758)
  ※第1回はすでに終了しましたが、途中からでも参加できます。
   欠席の会がある場合は、DVDを貸出します。

会員のページ
 以下のページの行事は、育てる会正会員の方向けのものです。
      ※ボランティアとして参加する場合は除く 
 参加希望の方は、入会金3000円+1カ月1200円×3月までの会費が必要です。
 入会についての問い合わせは、育てる会事務局(086−955−6758)まで。

「18歳の春親子療育クラブ」

6月の予定

日 時 平成22年6月2日(水) 9:30〜12:00(受付9:15〜)
場 所 きらめきプラザ2階 研修室
*詳細はメールでお知らせしています。

7月の予定

日 時 平成22年7月9日(金) 10:00〜13:00(受付9:45〜)
場 所 きらめきプラザ2階 研修室

・事前にお渡ししている『我が子の IEPを考えよう』の長期目標と短期目標を記入してきて下さい。

・短期目標の内容によって、下記のグループに分かれて活動を始めていく予定です。
(目標達成に向けて我が子に合った支援を考えます。必要なツールなどを作成するにあたって、グループで意見交換しながら楽しく活動していきましょう)

・支援ツール作成の準備など、各自必要な物を準備してきて下さい。

・今までに作ったツールがある方は、持ち寄って参考にできるところは取り入れながら考えていきたいと思います。
身だしなみ、学校の時間割、学校の中のコミュニケーション、外出時の用意・片付け、告知、性教育、感情コントロール・・・・・・などに関する物
              <作った物がある方は、ぜひご持参下さい。>

*初めての参加の方も相談しながら一緒に考えていきましょう。

< グループ分け >
 @身辺自立
 A学校生活(学習 友達 など)
 B学校以外(地域社会 余暇 外出 など)
 Cコミュニケーション
 D自己理解(告知 性教育 など)
わからないことは遠慮なく担当者までお知らせ下さい。
(平成22年度担当者: NO、E、KU、KA)

【18歳の春 親子料理教室のお知らせ】

今年度も年2回の親子料理教室を開催することになりました。
第一回目は恒例のサンドイッチ作りです。お家でも休日のブランチやおやつなど、気軽に作ることができるメニューです。
「サンドイッチ作り」をテーマに18歳の春で学んだ、支援ツール、グッズを作って7月27日の親子料理教室で実践します。(先着8家族)
また今回は、より多くの方に支援ツール、グッズの良さを実感していただこうと思い親子料理教室への参加が難しい方も事前勉強会への参加申し込みが可能になりました。
お子さんのために、一緒に支援ツールを考えましょう。
作った支援ツールは夏休み中に各家庭で実践していただき、後日振り返りの会で報告していただきます。
ご希望の方は別紙の申し込み用紙にご記入ください。(18歳の春参加者にのみ配布しています)多くの方の参加をお待ちしています。
(担当:NO、O、TA)

「OHAの会」

OHAの会は高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんのための会です。
知的障害がないからこその悩みや将来への想いなど、同じ立場のお母さん同士で想いを語り合いましょう。利守先生が毎回暖かなアドバイスもしてくださいます。

日 時  平成22年6月25日(金)10:00〜12:00
場 所  きらめきプラザ2階 研修室
参加費  500円(当日集金)
持ち物  「アスペルガー症候群の子育て 200のヒント」(東京書籍)
申込先  育てる会事務局(086-955-6758)
    ☆今後の開催予定・・・9月24日(金) 基本的に第四金曜日開催予定です。
     ※7・8月はお休みです。

「キッズルーム」

岡山大学児童文化部の学生さんのご協力のもと、年3〜4回開催しているキッズルームを今年も開催いたします。
キッズルームは、学生さんと思いっきり身体を動かして遊んだり、人形劇を見たりすることで、自閉症の子どもたちが主役となって楽しめる場を提供している活動です。
兄弟児にも学生さんがついてくださるため、子どもたち皆が楽しめる活動になっています。
ぜひ一度ご参加ください。

日 時  平成22年6月27日(日)13:00〜15:00
        ※サッカークラブが終わってからでも十分間に合います
場 所  岡山大学津島キャンパス 第二体育館
参加費  本人800円、兄弟500円(保険代・おやつ代。当日集金)
申込先  育てる会事務局(086-955-6758)へ6月20日まで
         締切を過ぎていても、定員に空きがあれば受け入れができますのでご相談ください。

「AAO活動」

第一回目の活動はいかがでしたでしょうか?
今回は、昨年度できなかった「親同士の親睦会」をすることができ、皆さんの活動の様子や工夫など色々と知ることができ、勉強になりました。有意義な時間を過ごせて、とても楽しかったです。またできたらと思っています。
2回目からは、各自の活動に合わせた日時・場所で活動してください。
活動日の目安として:7月・9月・11月・1月 の 第2日曜 としています。
 (あと、2月ありがとう集会)
※公民館での調理の活動を希望される方は、ご連絡ください。
  京山公民館の料理講座室を予約いたします。
ボランティアさんには、こちらの方で「ボランティア活動保険」に加入していただいています。要項をコピーしたものを同封しておりますので、次回の活動時までに担当ボランティアさんへお渡しいただけますよう、よろしくお願い致します。
活動に関して、何かお気付きのことがございましたら、どんなことでも構いませんので、担当者にご連絡ください。よろしくお願い致します。
(AAO活動担当:KI)

サッカークラブのお知らせ

日 時 : 平成22年6月27日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場 所 : 旧・岡山中央南小学校グラウンド(岡山市北区中山下)
持ち物 : マイボール、ゼッケン(ボラさんの分も)、ハチマキと名札
       お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード
       親リーダーはグループノート
*雨天時または前日に雨が降った場合は、体育館シューズを持ってきてください。
 保護者の方も忘れずにお持ちください。
*体験・見学の申し込み・お問い合わせ・欠席の連絡は担当までご連絡ください。
(サッカークラブ担当:SI、TA)

水泳教室のお知らせ

日 時 : 平成22年6月20日(日)15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
          ※プールは育てる会水泳教室 貸切で行っています。
連絡先 : 育てる会事務局
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
  体験は1回2000円(保険代込み)です。
★欠席される方は、必ず6月14日(月)までに事務局に連絡してください。
★当日の急なキャンセルなどは 水泳教室担当に直接連絡ください。
※次回の水泳教室は、会場側の都合で7月25日(日)に開催します。ご注意ください。
(水泳担当:MI、I )

支援センターNEWS

先月の会報でもご紹介いただいた「あかいわ発達障害支援センター」が、いよいよ始動いたしました!ここで少し活動の様子を報告させていただきたいと思います。
相談室を構えている山陽児童館は、5月に入り周囲の山々の新緑が一層まぶしく、軒先にはつばめが行き交うなど、新しい活動をスタートさせるにはぴったりの活力あふれる場所となっています。
早速、開設の情報を耳にされ来所相談いただいた母子がいらっしゃいました。穏やかな時間の流れを感じるこの場所と児童館スタッフの温かい出迎えにより、子どもたちがリラックス過ごせたことで、お母さまも安心してたくさんの思いをお話してくださいました。次回のお約束をして終了…今後は個別支援の計画に入っていきます。
また、鳥羽代表と共に広報活動にも歩きました。「待っているだけでは支援は始まらない!まずは知ってもらうこと」を合言葉のように、赤磐市長、福祉課、保健センターをはじめ公立保育園、そして赤磐ぐんぐんを利用している子どもたちが通う保育園などなどを訪問させていただき、支援センターの機能を説明させていただきました。
いずれにおいても激励の言葉をかけていただき、「発達障がいへ理解と支援を丁寧に伝えていこう」と決意を新たにすることができました。これからも足を運んでの巡回相談や情報提供(広報活動を含む)は、積極的に行ってきたいと感じています。市の広報誌・情報誌などにも、掲載していただいたので、今後一人でも多くの方の目に留まればありがたいなと思っております。
多くの方々の賛同と協力があり、この事業をスタートできたのだと実感し、またそれに対する期待の大きさを感じながら歩み始めた1ヶ月でした。
今後も折にふれ、支援センターの活動を発信していきたいと思います。
どうぞお楽しみに☆
(原 未春)

赤磐ぐんぐんだより

5月、ゴールデンウィークも明けていよいよ新年度本格スタートの赤磐ぐんぐんに、新しいスタッフが加わりました。
ご紹介します。

はじめまして。
5月から新しく赤磐ぐんぐんの療育スタッフに仲間入りをしました、滝本玲子です。
3月に香川県の大学を卒業し、新しい土地、新しい仕事や子どもたちに出会えてすごく嬉しく思っています。まだまだ未熟ものなので、先輩方に色々教わりながら頑張っていきます。
私は、子どもが大好きなので、たくさんの子どもたちと出会い、子どもたちに貢献出来るよう、頑張っていきたいと思いますので、これからよろしくお願いします。

児童デイサービスセンター赤磐ぐんぐんは、育てる会が作った児童デイサービスです。
母親である理事さんたちが「うちの子には間に合わないけれど、小さいお子さんをお持ちの方のために、療育できる場所を少しでも増やしたい」そう願って少しずつ準備をし、スタッフを育て、多くの方の期待を受けて、平成17年春にオープンしました。
手探りで始めた赤磐ぐんぐんに通って来てくださった親子さんたちは、育てる会やスタッフを信頼し、時に失敗することもあった私たちを支えて、育ててきてくださいました。
「赤磐ぐんぐんに通ってくださる保護者さんは、子育てに本気で熱心なお母さんが多い!」それは、開所から5年経った今でも私はよく感じています。
毎年3月になると、卒業親子さんがおられます。小学校高学年でも中学生でもいつまでも療育をしたいのが本音なのですが、「新しい、診断を受けて、どこにも行くところがなくて途方にくれている幼児さんや保護者たちを受け入れていきたい」というお話をすると、皆さん「卒業は残念だけど・・・私も昔はそうだったから」と後輩のお母さんたちに譲ってくださいます。
卒業する親子のために「ぐんぐんクラブ」を月1回ずつ開催しています。
小さかった子どもたちが小学校や中学校で元気に過ごしている様子、そしてお母さんたちが赤磐ぐんぐんに通っていた頃と変わらず子どもに本気で向き合っている様子を教えていただけて、大切なお子さんの幼児期の支援に関われたことを、嬉しくありがたく思えます。
これからもどうか皆さん、育てる会を、赤磐ぐんぐんを応援してくださいね。
 (松田 紗代)
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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