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平成22年12月31日

 

 第152号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 152号 目次

     あけましておめでとうございます

     クリスマス会報告

     育てる会 掲示板

     支援者養成講座 案内&報告

     18歳の春を目指す親子療育クラブ 案内

     おやじの会 新年会のお誘い

     OHAの会・母の想いを語る会 案内

     サッカークラブ・水泳教室のお知らせ

     お母さんコラム
          〜薬について〜

     あかいわ発達障害支援センター NEWS

     赤磐ぐんぐんだより

     私のお薦め本コーナー
          
「アスペルガー症候群だっていいじゃない」

     やさしい後見人制度
          A 成年後見人にはどんな人がなるの?

     近隣の講演会等のご案内

明けましておめでとうございます。
新しい年が始まりました。
新年を迎えるというのは、厳粛な気持ちにさせられるのは、なぜでしょう。不思議な気持ちがします。
いつもより空気までが清らかな感じがします。
空気が澄んで音も殆どしません。平和で静かなお正月です。
こんな日が、どれだけ続くかしら…と思うと、一日一日がいとおしく感じます。
年末に古くからの友だち、女三人で忘年会をしました。
ちょっとお洒落なお店でお食事をして、そのあと家から5分のところにある桃太郎温泉で、ゆっくりお湯につかりながら四方山話に興じました。
毎年、こんな風に集まるとしてあと何回3人が元気でいられるかしらね〜なんて話をしました。本当にそうだなと思いました。
何回お正月が迎えられるかしら・・・。日々を大切に過ごさねばと思いました。
さて、のんびりとおこたの中で家族だけでゆるゆると過ごすお正月です。
大晦日には、紅白歌合戦を見ながら寝てしまったので、合間を見て録画していたものを観ています。今回の紅白で最もこころに響いたのは、サザンオールスターズの桑田佳祐の「それいけ!!ベイビー」です。
以下は「それ行けベイビー」の歌詞です。
適当に手を抜いて行こうな
真面目に好きなようにやんな
我れ行く道中は予期せぬことばかり
歩みを止めたきゃ言いな
悩み多き時こそ笑いな
我が胸の奥の葛藤や身を切るような絶望も Oh,yeah
すべてを背負いながら生きるは重たかろう!?
吹く風に押され 身体預けて
それ行け!! Going Going
追い風 Blowing Blowing
それ行け!! 男の子(ベイビー)!!
Wow… ファイト!!
    ・・・中略・・・
適当に手を抜いて行こうな
ボチボチ好きなようにやんな
終わりなき旅の道中は予期せぬことばかり Oh,yeah
命をありがとネ
いろいろあるけどね
それなのに明日も知らぬそぶりで
それ行け!!  Going Going
追い風 Blowing Blowing
それ行け!! ボク!!
Wow… ファイト!!
食道ガンからの生還と、復活の舞台でした。
ご自身への応援歌だったのかしら・・・思える曲でしたが、私には桑田さんから私たちへの応援歌のように聞こえました。
我が胸の奥の葛藤や身を切るような絶望も 
すべてを背負いながら生きるは重たかろう!?
絶望の淵をのぞきこんだからこそ、こんな歌詞が生まれるのではないでしょうか?
死なないで帰ってきてくれてありがとう!!
あらためて桑田ファンになりました。活躍期待しています。

さて、元旦は、静岡から帰省中の長男に加え、近くに住む長女一家も赤ちゃん連れでやってきて賑やかなお正月です。
今年のお正月は、甥であるコタロウ君に、哲平が叔父さんとして初めてお年玉をあげることが出来るかどうか・・・。大いに興味を持って見守りました。
お正月前に、哲平に聞いてみました。
私「哲平君、コタロウ君にお年玉をあげますか?」
哲「はい、あげます!」
私「いくらあげますか?」
哲「???」
私「1000円ですか? 500円ですか?」
哲「1000円!!」
私「えらい!!」
いつもは、お金に細かい哲平が、おじさんとして1000円もあげるというのです。
「よしよし、いいぞ、いいぞ」
実は、哲平の15歳の春に書いた私の文章にこんなのがあります。
「目指せ 就職! めざせ 結婚!」なんてね。あんまり夢が大きすぎるかしら?
ああ、孫の顔が見てみたい。
・・・それが無理でも、お正月に甥っ子や姪っ子にお年玉を渡す、すてきな叔父さんにはなってほしいですね。
                     〜息子15歳の春に思う〜より
こんな風に書いておりました。さあいよいよ、その当時の夢が叶う時が来たのです。
「目指せ 就職の夢」は叶いました。でも、結婚はちょっとまだ無理みたいです。
けれど、甥っ子にお年玉を渡す素敵な叔父さんにはなれそうなお正月です。
さあ、いよいよ元日の朝です。
私と帰省していた兄から、自分のお年玉をもらった哲平は、嬉しそうにお財布の中に入れてニンマリと笑いました。さて、その次は・・・。
しばらくすると哲平がいなくなりました。多分お姉ちゃんの家へ行ったのでしょう。
そして甥っ子に初めてのお年玉をあげたのだろうと思って待っていました。
ところが、その後お年始に来た娘に聞くともらっていないというのです。
帰ってきた本人に聞いてみると、「(お年玉は)お姉ちゃんの家です」と答えます。
それで、お姉ちゃんと一緒にもう一度姉の家に行き、家の中を探してみると・・テーブルの上にぽち袋がそっと置いてあったそうです。なんて奥ゆかしい・・・。
哲平は、赤ちゃんにどうやって手渡したらいいかわからなかったのでしょうね。
なんて可愛いんでしょう。
ところが、ところが、娘いわく、
「中を見てみると空っぽだったよ」
おお〜、中身を入れずに袋だけ置いてきたのか・・・。
お金にシビアな哲平君らしいエピソードが、またひとつ・・・。
そんなこんなで、我が家の2011年も楽しい幕あきです。
後で、改めて袋にお年玉を入れて渡しに出かけました。

ところで、2011年は、岡山県自閉症児を育てる会発足15周年の年です。何か15周年をお祝して、今年は有意義な企画を考えたいと思いますので、皆さんドシドシご意見をお寄せ下さい。お待ちいたします。
思い返せば、自閉症の親の仲間が欲しくて始まった育てる会も、多くの親のみなさん、支援して下さる方や、ボランティアさんに支えられて、15年が来るのですね。
新年にあたり、少し当時のことを思い出して、育てる会ができたいきさつなどを書かせていただきます。
15年前の岡山には自閉症の親たちの会が、ほとんどありませんでした。当時から自閉症協会の支部はありましたが、すでに大きくなられた子どもさんたちを、小さな頃から一緒に育ててこられた年配のお母さんたちの会でした。まだ小さい子どもを抱えた私たちの世代のニーズには、申し訳ないが応えられないから、と入れてもらえませんでした。
では、どうすればいいのかしら・・・、誰か作ってくれないかしら・・・と思いつつ、何年間かを暮らしました。
幸いなことに、その間、兵庫県の自閉症協会支部に厚意で入れていただいたり、大阪で朝日新聞厚生文化事業団主催での勉強会で学んだ母親たちのグループが出来て、その仲間たちとキャンプをしたり、勉強会をしたりもしました。
けれど、岡山では支え合える仲間はできませんでした。兵庫や大阪からの帰り道、暗くなったJRの窓には、仲間のいない岡山に帰る私が一人映っていました。
そんな時、お世話になっていた兵庫県の自閉症協会の田中涼子さんから、「親にとって一番大切なことは、将来にわたって支え合える仲間よ。仲間を岡山で作りなさい」そう言われました。
でも当時、哲平は小学一年生になったばかりでした。まだまだ多動で一瞬も目を離すことができず、学校へも付き添って行っていた頃のことでしたので、親の会を自分で作る余裕はありませんでした。無理を言って、その後もしばらくは兵庫県支部で、キャンプなどの行事にも参加させていただいていました。
そして哲平が小学校4年になった頃、少し落ち着き始めた哲平のお蔭で、私も楽になりました。ようやくなんとか余裕もできて、やっと当時の知り合いのお母さんたちに声かけて、岡山で親の会が立ち上がりました。
それが、平成9年9月のことでした。初めて手を挙げた指に、多くのみなさんが県内から応えてくれました。私と同じように本当に切実に仲間が欲しかったお母さんが、こんなにたくさんいたのだと涙がでてきました。
それから15年、今ではリニュアルされた自閉症協会をはじめ、たくさんの親の会が岡山でも立ち上がり、岡山県内の発達障害を持つ親の会連携協議会も発足しました。みんな真剣に自閉症児や発達障害児を育てている親の会だと思います。
みんなで力を合わせて、岡山の子どもたちの為に活動をしていきたいと思います。

さて、今年最初の育てる会の大きな行事は、1月22日の門眞一郎先生をお迎えする講演会です。山陽新聞社本社のさん太ホールという岡山でも最高のホールでの講演会です。
年末のNHKニュースでも特集されていましたが、日本では発達障害に詳しい児童精神科医や精神科医が少ないため、診断が正確に行われなかったり、安易に薬に頼ったりという弊害が多いようです。問題行動を薬で抑えこもうとしても、“問題”が改善されない限り、別の問題が起こったり副作用に苦しめられ、さらにその副作用を抑える薬が増え、薬漬けの日々となるというような内容でした。
自閉症児のパニックや自傷・他害はコミュニケーション手段を持てないことから引き起こされることも多いと思います。
そんな問題行動を薬の力で無理やり抑えこもうとするのではなく、環境を整理し、彼らに理解できるコミュニケーション方法を提供することにより、子ども達はもっと楽に、もっといきいきと暮らしていけるようになるはずです。
今回は、そんな「薬よりも絵で」というテーマで、日本でPECSやコミック会話の普及に尽力されている門 眞一郎先生に、児童精神科医の立場からお話いただくことにしています。
ぜひ多くのみなさんに参加していただいて、その支援の方法を学んで、そして使っていただきたいと願っています。
それでは最後に、年末に取材を受けた新聞記事を紹介させていただきます。
先月号で、哲平がマラソンで3時間を切るサブスリーを達成したのですが、一緒に走っていただいたKさん(杭ノ瀬先生)に、給水所で迷惑をおかけしてしまった・・・という話を書きましたが、その後日談も含めて、丁寧に取材していただき、とても暖かい記事にしていただきました。
(記事の内容はトチタロさんの「自閉の北斗星」にUPしています)
育てる会 代表  鳥羽 美千子

育てる会 クリスマス会 報告

12月12日(日)に、毎年恒例の育てる会クリスマス会が開かれました。
今年は、岡山大学児童文化部さんの全面的協力により、場所も岡山大学の清水記念体育館にみんな集まっての、楽しいクリスマス会でした。
クリスマスツリーの工作やビンゴゲーム、人形劇、それにお待ちかねのケーキタイムなど盛りだくさんの内容にみんな大喜びでした。

それに、いつものクリスマスプレゼントに加えて、今年は明治製菓の株主の方からのたくさんのお菓子のプレゼントもあり、感謝の一日となりました。
それでは、参加されたみなさんからの、楽しい感想が届いていますので、みなさんにもご紹介します。


今年のクリスマス会は、大勢の学生さんが支えて下さったことがすごくよかったです。
人形劇やビンゴはもちろんですが、工作をする子のサポートや励ましの声かけをしてくれたり、ケーキを話しながら一緒に食べてくれたりして、子どもたちはより楽しい時を過ごすことができたように感じました。(しかも親はラクできました)
学生さんにとっては、とまどったり大変だったりしたこともあったと思いますが、いつも笑顔で盛り上げて下さって本当に感謝しています。
キッズルームと同じ場所、ボランティアさんで、初めは少し混乱していた息子ですが、いつもキッズでお世話になっている慣れたボランティアさんと話しているうちに、落ち着くことができました。帰る前も帰ってからも、来年も岡大の人とクリスマス会をしたい〜と言っている息子です(^w^)
(K母)
人形劇は前から好きでよく見ていましたが、今回は集中して楽しみながらも、小声で感想を言っていて「前と違うなぁ」と思いました。そして「ひざに手を置く」という約束を特に守っていて成長を感じました。
子どもを間にはさんで、学生さん達と話ができるのが楽しいですね。子どもの反応を楽しんでくださってホッとしました。
( I 母)
岡大の体育館はキッズルームで訪れたことが何度かある場所で、着いて親が会場にはいると、すでに知っている学生さんへまっしぐら! ひたすらかかわってもらっていました。
クリスマス会の間、いきいきと嬉しそうに参加している息子を見ながら、今日参加して本当に良かったとつくづく思いました。嬉しすぎてテンションが高かったり、ジュースを何杯も飲んでしまったりしていましたが、家でくずれやすくなっているなんて感じさせないような、楽しんでいる姿は親の私も元気づけられました。ありがとうございました。
(H母)
企画から準備、当日の運営、片付けまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。息子たちが「今何をして過ごしたらいいのだろう」と思ってしまう時間がないくらい流れがスムーズで、特性への配慮が随所にあり、とてもよく考えられた内容だったと思いました。ざわざわとした騒々しさもなく過ごしやすかったような感じがします。
児童文化部の学生さん方も、子どもの様子を見てさりげなく手を差し伸べてくれて、安全にも配慮してくれていたように感じました。人形劇は何度観てもよく考えられていて面白かったです。特に下の子のつぼに入る内容で、上の子と観た時とまた違った楽しみ方ができました。 本当にありがとうございました。
(K母)




育てる会 掲示板

<鉄道好き集まれ!>

電車、新幹線などの鉄道好きのお子さんはいらっしゃいませんか?うちは、電車、新幹線、飛行機がとても好きで、いろんな所へ見に行っています。先日は、うちのすぐ近くの新幹線が見られるトンネルへ行き、ドクターイエローを見ました。
こんな息子の好きなものに一緒に付き合ってくれる仲間を募集しています。家族とだけではなく、子ども同士でも好きなものの話ができたり、時間を共有できたりすると素敵だなあと思いませんか?堅苦しく考えず、まずは集まってみたいと思っています。興味がおありの方は、事務局へご連絡ください。

        発起人 : K  事務局 086-955-6758

<一緒に山歩きしませんか?>

山登りが好きで、息子と一緒にお弁当を持って出かけています。
春はカタクリの花咲く毛無山、夏は爽やかな風の吹き渡る大山、秋にはススキの揺れる蒜山などがお気に入りです。
でも冬は県北の山々は雪に閉ざされているので、もっぱら県南の山々をハイキングです。
結構、味のある山も多いです。岡山市街が一望できる竜の口山や、不思議な石積み遺跡のある熊山、あとの温泉が楽しみな和気アルプス(?)などなど・・・
運動不足になりがちな冬の一日、寒さに負けずに山歩きしませんか?
興味のある方は事務局まで連絡ください。

         発起人 : T  事務局 086-955-6758

教師・保育士対象 即実践講座

【即実践講座 基礎編】
   ☆第8回☆ 平成23年1月28日(金)19:00〜20:45
         「社会性の支援」
           岡山県生涯学習センター 大研修室
  対 象 : 教職員・保育士や目指す人対象。施設・福祉関係職員も可。

【即実践講座 アドバンス(上級編)】
   ☆第8回☆ 平成23年1月20日(木)19:00〜20:45
         「社会性の支援」
           岡山県生涯学習センター 大研修室
   対 象 : 過去の重松孝治先生の即実践講座の受講者。

第10回 基礎編・上級編 合同講座の日程が会場の都合で当初の予定から変更になりました。
ご注意ください。
     3月11日(金) ⇒ 3月10日(木)
          場所:岡山県生涯学習センター 大研修室

毎回、たくさんのアンケートや感想をいただいています。今月はその中から、【基礎編】への参加者の中から、「第7回 余暇支援」についての感想を紹介します。


 「余暇支援」というタイトルでの第七回重松先生の講座に参加しました。今回も、例を用いて説明してくださり、とても分かりやすくハッと気付かされたことがたくさんありました。
 一つ目は、園でうろうろして遊びに誘っても参加できない子どもがいて、参加の仕方を直接関わらずに園の先生と一緒に遊びの様子を見ることから始めたという話です。誘うことより経験、理解していくことの大切さを学びました。また、その子どもができた遊びは入ることができたということをきき、集団に入れないのではなくてやり方がわからないということも知りました。支援者は遊びの実施、手順、工夫の仕方や役割、ルールを教えることも必要ということも学びました。
 二つ目は、ある成人の自閉症の人で「寝るまで何してもいいですよ。」と言われ、仕事が終わるのが不安になったという話です。自閉症は何をすべきなのかわからない時間は、不安ということを改めて実感しました。「好きなことしていいよ。」と言って友達を叩いたりテレビを投げたりする可能性もあるので、周りの人が「これとこれとこれしていいよ。」と限定していくことも必要ということも学びました。
 三つ目は、自閉症の子どもも交えて7並びのゲームをしたとき、13をおいた後1をおける、おけないで大喧嘩になったという話です。一人一人思っているルールが違うかもしれないので、先にルールを確認してからすることも大切ということも学びました。7ならべやババぬきや黒ひげ危機一髪など同じことの繰り返しをするゲームは、わかりやすいということも知りました。
 四つ目は、園で水鉄砲をして、的ではなくて、先生にむけて打つ自閉症の子どもの話です。水鉄砲で的に当てても楽しくなく、それに対して反応が楽しくて明確だったため先生にむけてうつということを知りました。トイレットペーパーに的を描き、打った水が的に当たったら、その子どもが好きなマリオのカードが出てくるなど、結果の部分を考えることも大切ということも知りました。
 五つ目は、園で製作をするとき皆に説明するときはゴールを伝えずに、後から自閉症の子どもだけに補足説明をするという話です。自閉症の子どもは見通しが立たないと不安なためゴールがわからないとやりたいと思わないが、定型の子どもにゴールを伝えると発想力などをさえぎってしまうため、仲介しながらうめていくことも必要ということも知りました。
 重松先生の講座をきいて、私達の楽しみに合わせるのではなく、簡単なものでも一人で作って食べられるなど自閉症にとって意味のある余暇支援をすることが大切ということも学びました。その人にとって楽しめていたか、何に喜びを持つだろうかを考えて、受ける側を意識した取り組みをしていきたいです。
(D)

「18歳の春を目指す親子療育クラブ」

日 時 : 平成23年1月14日(金) 10:00〜13:00(受付9:45)
場 所 : きらめきプラザ 2F 研修室 1 (正会員 限定)
【 前半 】 段ボールを使った製作(服たたみジグ)
 ○ 準備物
  はさみ、ガムテープ、カッターナイフ、色マジック3色、あれば50cmものさし、子供の服(Tシャツなど1枚)、
  段ボール2つ(開いた状態の大きさが50cm×80cm、25cm×50cm程度のもの
  ・・・ビールの空き箱やスーパーでもらえる箱を利用しましょう。
     ※分厚過ぎると扱いにくいです。)
【 後半 】 プチ発表(テーマ・・・新年度に向けて)
  ☆就学や進級に向けて実践したことやこれから取り組もうと考えていることについて
   情報交換をしましょう。(関係のツールがあればご持参下さい。)
【 今後の予定 】
  ○ 2/18(金)・・・※未定
  ○ 3/ 4(金)・・・茶話会(今年度の反省と来年度に向けて)
  ○ 3/11(金)・・・武蔵先生との勉強会+昼食会9:30〜14:00)
    ☆お弁当を準備しますので後日出欠の確認をさせていただきます
    ☆感情コントロールについてゼミの学生(白井さん)と武蔵先生がお話をしてくださいます。
      時間が可能な方はぜひ午後もご参加下さい。

“おやじの会”新年会 の お知らせ

“おやじの会”今年の第一回目の活動として新年会を開催したいと思います。
お互いの近況報告や情報交換、今後の活動についての話も交えながら、楽しく飲みたいと思います。
初参加の方も大歓迎です。“おやじの会”も仲間を増やして、
ワイワイと楽しく活動していきたいと思っています。
この機会に是非、ご参加ください。

[開催日時] 1月29日(土)PM6:00〜(時間は予定)
[場   所] 岡山駅周辺の居酒屋を予定しています。
詳細が決まり次第、参加希望の方には連絡致します。
[予   算] 1次会会費1人¥3500(2次会は別途)

参加希望の方は1月15日(土)までに、事務局まで連絡お願い致します。

また、今回はお仕事などの関係で都合のつかない方もいらっしゃると思います。
育てる会正会員の父親同士によるメーリングリストもありますので、アドレスをお持ちの方はどうぞこちらにもご参加ください。今後の活動についてみんなで知恵を出し合えたらと思っています。
参加希望の方は事務局 acz60070@syd.odn.ne.jp (正会員 限定)まで連絡してください。

「OHAの会」

OHAの会は高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんのための会です。
知的障害がないからこその悩みや将来への想いなど、同じ立場のお母さん同士で想いを語り合いましょう。利守先生が毎回暖かなアドバイスもしてくださいます。

【次回予定】

日 時:  平成23年1月28日(金)10:00〜12:00
場 所:  きらめきプラザ(岡山市北区南方)
参加費:  500円(当日集金)
持ち物:  「アスペルガー症候群の子育て 200のヒント」(東京書籍)
申込先:  育てる会事務局へ1月24日までに(正会員 限定)
対 象:  育てる会正会員で、高機能・アスペルガー症候群の子どもを持つ保護者

「母の想いを語る会」

日 時  平成23年1月18日(火)10:00〜12:00
場 所  きらめきプラザ 中会議室
講 師  今田 恒子 さん(43歳になる息子さんを育ててこられたお母さん)
参加費  500円
申込先  育てる会事務局へ1月14日までに(正会員 限定)

今回からは、参加者の質問に今田さんが答えてくださいます。私たちの大先輩に何でも聞けるチャンスです。どうぞふるってご参加ください。
それでは、前回参加されたお母さんからの感想です。


今田さんが、私を見て第一声「今日はいい顔してる」と、おっしゃられました。前回泣いてしまった私のことを気に掛けて下さり、覚えて下さっていたことがとても嬉しかったです。
今回は、学校を卒業してからのお話でした。我が子に合った就労先を探すことはとても難しく、また長く継続することの難しさも感じました。そう感じたことをしっかりと胸に刻み、そこへ向けての息子への支援、周りへの働きかけ方を今からしっかりと考え行動していく必要があることを痛感しました。
「情熱・愛情・行動力・確たる理念」を持って!
税金を使う大人ではなく、税金を納める側の大人に育てていくために!
私なりのゆっくりペースでですが、これから頑張っていこうと思います。
3時間もたっぷりとお話いただき、ありがとうございました。次回も楽しみにしています。どうぞよろしくお願い致します!
(りょうママ)

先日は 母の想いを語る会に参加させていただき、ありがとうございました。
毎回、参加したいと思いながら、なかなか仕事の都合がつかず、楽しみにしての参加でした。
今田さんに 初めてお会いしましたが、想像以上にバワフルで、お若くて、気さくで、すてきな人だなぁと思いました。
まだまだ 我が子は小さいですが、時々 この子が私よりほんの少し早くに死んでくれたら、私は安心して死ねるのかな、なんて思ったりすることがあります。でも、今田さんは 自分の亡き後のことまで ちゃんと自信を持ってお話されていて、すごいなぁと思いました。
今よりもっともっと厳しい時代に子育てをしてこられて、つらい思いもたくさんしただろうに、本当に強いなと思いました。
まだまだ先は長いですが、私も 我が子のことを自信を持って周りの人に伝えていける 強い親になりたいなと思いました。
なんだか 元気をもらったひとときでした。
出会えたことに感謝です。ありがとうございました。
(Kママ)

今田さんが息子さんのために作業所を立ち上げたり、一緒に実習を重ねて仕事ができる場を開拓された話をうかがいました。障害者が就労するということが難しいという現実を思い知りました。
ご自身のお子さんのことだけでも大変なのに、今田さんは他のお子さんたちの就労のためにも尽力されていて素晴らしいと思いました。子どもの就労のために、自分の情熱、愛情、行動力、かくたる理念を持っていくことが大事と言われました。自分が「子どもを働く大人にする」「子どもが働ける場所をさがす」という強い気持ちをもって取り組む姿勢が必要だと思いました。
今から子どもができることを増やせるよう、毎日の生活の中から身につけられることをさがしていこうと思います。
就職の面接の時、「こういう支援があれば、こういう仕事ができます」と堂々と言えるようになっていたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました。
(Tママ)

サッカークラブのお知らせ

日 時 : 平成23年1月23日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場 所 : 旧・岡山中央南小学校グラウンド(岡山市北区中山下)
持ち物 : マイボール、ゼッケン(ボラさんの分も)、ハチマキと名札
       お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
   *雨天時または前日に雨が降った場合は、体育館シューズを持ってきてください。
     保護者の方も忘れずにお持ちください。
   *体験・見学の申し込み・お問い合わせ・欠席の連絡は担当までご連絡ください。(正会員 限定)
(サッカークラブ担当:S & T)

水泳教室のお知らせ

日 時 : 平成23年1月16日(日)15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
        ※プールは育てる会水泳教室 貸切で行っています。
連絡先 : 育てる会事務局
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験は1回2000円(保険代込み)です。(正会員 限定)
★欠席される方は、必ず1月11日(火)までに事務局に連絡してください。
★当日の急なキャンセルなどは 水泳教室担当に直接連絡ください。
(水泳担当:M & I )

お母さんコラム

今月の門先生のセミナーでは、「薬よりも絵で」というテーマで、PECSなどの視覚支援を使って、自閉症児にわかる形でのコミュニケーション手段を提供して、薬に頼りすぎない子育ての話をしていただく予定です。
一方で、薬をうまく活用することで、気持ちを安定させ落ち着いた暮らしを得ている方もいます。要は、薬だけで問題行動を押さえ込もうとするのではなく、状態を見ながら賢く使っていくことが大事なのでしょうね。
では、そんなお薬を使っているお母さんから寄せられたコラムです。


〜薬について〜

小3の高機能自閉症の息子(兄)と小1のASの息子(弟)がいます。兄は情緒学級に、弟は普通級に通っています。
現在は2人とも薬を服用しています。そのことについて思うところを書かせていただきます。今回は弟についてです。
弟は普通学級でそんなに問題はないと思っていました。保育園の先生も病院の先生も同意見でした。担任の先生には、初めから本人の特性を伝えており、配慮して下さっていました。初めてのことに対する不安や人数の多さ、子ども同士でのトラブルなどからイライラすることが多かったようですが、学校生活に慣れると減るだろうと思っていました。
しかし、イライラが抑えられず暴言暴力が出てしまう毎日。本人もしてはいけないと分かっているのに抑えられず悩み、怒られるばかりで登校も自分自身も嫌になりかけていました。担任の先生は、できる範囲で配慮して下さっていましたが、普通級で皆と同じように過ごしている手前限界があり、悩んでおられました。
私は、情緒学級や通級も含めてこれからどうするか、いろいろな人に相談して考えました。しかし、情緒学級だと多くの授業時間を情緒学級ですごさなければならない(岡山市の規則のようです)…本人にとって、授業中は普通級で輝いていられる時間です。結局、通級を利用しつつ、普通級で過ごす選択をしました。そして、普通級で過ごすにあたり、薬を使うことにしました。
校長先生に相談したときに、普通級にも薬を飲みながら頑張っている子がたくさんいますよと話をされて、とても驚きました。校長先生は私を励まそうと言って下さったのでしょう。薬が一概に悪いというわけではないし、みなさん様々な事情があるのでしょう。それでもとても複雑な思いがしました。
私自身に対してもそうです。飲ませたくないと思いつつ飲ませている自分…結局頼ってしまっていることに、これでいいのかと毎日悶々としています。
本人に薬のことを説明すると、そんなにいいモノがあるのか!ととびつきました。あと背が高くなる薬もほしいなあ〜なんて、頼る気満々でした。子どもなのでそう思ってしまうのも仕方がないことです。しばらくは薬の力も借りるけど、学校や通級や家でイライラしたときにどうするか一緒に勉強して、薬が必要なくなるようにしようと話をしました。
今は「イライラしたときの解決方法ファイル」(本人命名)を作り、イライラしてしまった時の状況や自分の気持ち、相手の気持ちについて図や字で表し、どうすべきか場面毎に一緒に考えています。この勉強をしつつ、薬の力を今は借りて、本人の成功体験を少しでも多く積んで、しっかり褒めて、少しでも早く薬から卒業したいと考えています。
(K)

あかいわ発達障害支援センターNEWS☆

新年 あけましておめでとうございます!!
2011年の幕開け…西日本は「ゲリラ豪雪」に見舞われて、大きなニュースになっていましたね。温暖化している地球が寒い冬を迎えるなんて安心していいんじゃないの? 
というのは、安易な考えで、温暖化で北極・南極の氷が解けて水蒸気となり、強い寒気にさらされたものがこの大雪を招いているらしいのです。
先日巡回訪問の予約をいただいた吉井地区の保育園でも「地形上、凍りやすかったり霧が出やすかったりするので、気をつけてお越しくださいね〜」と、お気遣いいただきましたが、きっと赤磐でも雪が降っているんだろうな…と思いながら、このNEWSを書いています。
このたびは、新年の最初の支援センターNEWSなので、2011年の抱負を記していきたいと思っています。
まずは、2011年4月までに、立ち上げから一年間で寄せられた相談支援に係るニーズや、相談実績から分かる赤磐市の現状をまとめていきたいと思います。これがセンター2年目の活動の基礎になると考えるからです。
次に、今年は啓発活動にも力を入れていきたいと思っています。赤磐でも支援センターの活動が少しずつ認められ、その存在を知って下さる方が増えてきました。それにより、様々な機関と連携して発達障がいの方を支えていくことができる見通しがもて始めたと実感しているからこそ、発達障がいに対する共通認識をここでしっかりと持っていきたいと考えているからです。その共通認識を持った上で、特に赤磐では乳幼児期での早期発見と早期療育への道筋をきちんと作っていかねば…とも思っています。療育出来る場所も、市内に増えていってほしいという願いもあり、赤磐で唯一の児童デイサービスである赤磐ぐんぐんでの実績や療育の効果なども、ぜひとも(市へ向けて)アピールする機会が設けられればと思うのですが。。。その仕掛けも共に考えてみたいと思っています。そして今年は、昨年以上に巡回相談を精力的に行い、その内容も充実させていけるよう頑張っていきます!
赤磐発達障害支援センターは市の委託事業であり、いわゆる市民のために行政が用意した機関であります。ですから、その活動をよりよいものや使いやすいものに変えていくのは、利用者である赤磐市民の皆さんであることを頭に留めておいていただき、様々な意見や要望や感想を、どんどんセンターや行政の方へお寄せいただければと考えています。
2011年も素敵な出会いに恵まれて、支援センターの活動がより充実し活発なものとなっていきますよう、そして利用していただく皆さまの生活が、より豊かで安定したものになっていきますよう祈りながら…スタートいたしましょう!!
(支援センタースタッフ:原)

赤磐ぐんぐんだより

あけましておめでとうございます。
今年一年またよろしくお願いします。
お正月も過ぎ、本格的に寒くなり、いよいよ冬真っ只中といった感じになってきました。
この時期、お正月の初詣、里帰りなど様々なイベント等があり、ご家庭では大変なこともあると思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
風邪をひいているようなお子さんも、ちらほら見受けられます。体調不良でお子さんに会えないことになるとスタッフはとても悲しいので、しっかり予防して、体調を崩されないようにお気をつけください。
ぐんぐんでは、個別教育計画(IEP)に基づいて、各々のお子さんの目標達成に向けて、ご家族、スタッフが一丸となってがんばっています。
昨年末から、連絡帳を個別支援計画に沿った形で書いていただく形にしました。家庭での取り組みを、スタッフにも伝わりやすいようにと考え、「コミュニケーション」や「学習・作業」などの、各項目ごとに設定された目標別に各家庭での今週の取り組みを記入していただくといったものです。これによって、ご家庭とスタッフで、行っている支援の情報を交換することが以前よりも容易になったように感じます。
また、様々なご家庭での取り組みについて見てみると、お母さんたちが多忙な毎日を送っておられる中、皆さん非常に熱心に子育てに取り組んでおられることがわかります。
例えば、文字を書くことができなかったあるお子さんが、簡単な文字なら書けるようになっていたということや、一週前までは出来なくて悩んでいた「じゃんけん」が突然出来るようになっていたということなどがありました。驚くと同時に、ご家庭での支援の大切さについて再認識することとなりました。
ぐんぐんのスタッフは、週に1度、限られた時間しかお子さんと関わることが出来ません。やはり、ご家庭と連携をとりあって、互いに目標達成に向けて取り組むことこそが、お子さんの成長には不可欠であると思います。私たちぐんぐんスタッフは、お子さんに対して何が出来るのかをいつも考えながら療育を行っていきたいと考えています。
ぐんぐんは、1週間ほどの年末年始のお休みをいただきました。新しい年が始まり、お子さんたちに会えることがとても楽しみです。
冒頭でも述べましたが、親御さん、お子さん共々風邪などひかれないようにお気をつけください。では、皆様にとって今年が良い年でありますように。
(赤磐ぐんぐん療育スタッフ:白井 雄大)

やさしい後見人制度

今月は、後見人の話を始める前に、まず先月12月3日の臨時国会最終日に滑り込みで可決成立し、12月10日に公布された、通称、障害者自立支援法改正案 (正式名称:障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて、障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律)について触れておきたいと思います。
少し長ったらしい正式名称にあるように、障害者総合福祉法(仮称)が成立するまでの、つなぎ法案ですが私たちに関係する箇所も多いです。
この、コラムのテーマである後見人制度についても、これまで実施していない市町村もあった成年後見制度利用支援事業が、市町村の必須事業に格上げされています。それにより制度利用促進の広報・普及がはかられるとともに、費用負担が困難な人には申立費用や後見報酬の助成が行われるようになります。(平成24年4月までに施行)
他にも、この法律では
○ サービス利用の個人負担料を、応益負担から、原則、以前の応能負担に戻す
○ 発達障害が障害者自立支援法の対象となることを法律上明示
○ 障害児対象の放課後デイサービス・保育所等訪問支援の創設
○ グループホーム・ケアホーム入居者への家賃補助
○ 児童デイサービス利用年令の18歳から20歳までへの引き上げ
などが決められています。反対意見もありましたが、私には結構評価できる内容だと思えました。
それでは、本題の後見人制度についての話に戻ります。

 A 成年後見人にはどんな人がなるの?

 かつて、平成12年までの禁治産・準禁治産の制度の時代には「家の財産を守る」という目的のため、後見人はほとんどが親族がなっていました。その傾向は成年後見制度に変わってからもある程度続いています。
それは、後見制度によらなくても、親は子を、子は親を扶養する義務があり、通常の家庭では成年後見制度などは利用していませんね。この扶養義務は直系血族や兄弟姉妹に課せられ、場合によっては3親等内の親族に及びます。したがって、日常生活においては、法律によらなくても家庭内では互いを扶養しているのが自然の姿だと思います。
それが、この成年後見制度を利用しなくてはならなくなるのは、認知症などにかかり、判断力が乏しくなった人にも法律行為が必要となる時です。一般的に多いのは、遺産相続協議や財産処分が必要となるときでしょう。その時に老親に代わって、後見人となり印鑑を押すのは、実際に面倒を見ている子どもや兄弟であるのが、これまた一般的でしょう。成年後見人になるのが親族が多いのはある意味、当たり前ですね。
 ところが、ここにきて次第に親族でない、第三者後見人の割合が次第に増えてきています。平成10年には10%とわずかであったのが、平成20年度には31.5%まで増えてきており、まもなく40%程度になると予測されています。それは家制度の崩壊や、核家族化がさらに進み独居世帯となる人も増え、成年後見人を頼める親族がいないケースが増加しているためでしょう。また、後見制度が従来の財産管理だけでなく、生活全般を見守る身上監護も含むため、年金生活や生活保護で暮らすような独居世帯においても判断能力を無くした際には成年後見人が必要となってきているようです。
 私たち、自閉症児を育てる親にとっても、先に旅立つ身、兄弟たちに後の面倒を見てもらおうと思わなければ、第三者成年後見人をお願いしておくのが安心でしょう。それは知的障害や身体障害をもつ子ども達を育てている親にとっても同じはずで、それが第三者後見人が増えている一因かもしれません。
 第三者後見人となるのは、現状では専門職後見人あるいは職業後見人といわれる弁護士、司法書士、社会福祉士などが多いのですが、その絶対数の不足から近年、一般市民による市民成年後見人の養成事業も始まっています。
ただし、市民後見人はボランティア的な要素が強いため、その希望者は民生委員経験者など比較的高齢な方が多く、高齢者の見守りなどには適していても、私たち親と同じく若い障害者の後見人に適しているかというと、若干の疑問が残ります。
もっと良いと思われるのは、法人として責任をもって支援を行う法人後見であるように思えますが、岡山において法人後見を行っているのは、先に述べた専門職の団体や入所施設の親の会によるものであり、自閉症の特性を理解して後見を行ってくれる法人を見つけるのは・・・これからの課題のようですね。
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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