sorry,Japanese only
平成24年5月31日
 
第169号
NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
![]()
169号 目次
    
 蛍の群舞の夜に
    
 教師・保育士対象 即実践講座
    
 18歳の春を目指す親子療育クラブ
    
 「キッズルーム」のご案内
    
 「OHAの会」・「母の想いを語る会」
    
 「保護者のための即実践講座」
    
 「AAO活動」のお知らせ
    
 平成24年度 クローバーの会のご案内
    
 「サッカークラブ」「水泳教室」のお知らせ
    
 私のお薦め本コーナー
           「子どもの気持ちがわかると 子育てはもっと楽しい」
    
 すすむっち report from TOTTORI
    
 ぐんぐんだより
          「赤磐ぐんぐん」
          「ぐんぐんキッズ」
    
 支援センター NEWS
![]()
夜の8時になるといっせいに蛍の群舞が始まります。
ここ赤磐市和田の育てる会事務局の前の用水には、源氏ボタルが生息しています。
今年は、気温が高いせいか例年になくたくさんの蛍が出ています。
毎年5月の下旬から、6月上旬にかけてのこの時期に、蛍見物に大勢来られます。蛍の見られるのは、ほんの限られた期間です。
6月の第一日曜日には地区の溝掃除が、田植えに備えて行われますので、その翌日には、蛍は一気に減ってしまうのです。
事務局の駐車スペースには、沢山の自動車が、止まり賑やかです。
岡山駅から車で20分という和田地区は、岡山からの子ども連れの方も来られます。
ぜひ来年は、いらしてくださいね。
さて、総会が無事終わりました。
NPO法の改正による定款変更や、新理事さんも無事に承認されて、新体制でのスタートを切ります。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
総会と同時開催で、5人のお母さんによる 「私の子育てを語る会」を行いました。
お子さんの年齢が違うお母さんたちの今までの子育てを振り返ってのお話を、していただきました。
それぞれの皆さんの苦労が語られました。同じ親だからこそ分かる共感できるお話でした。
内容が、一人ひとり素晴らしく、これは本にしたい・・・という声まで出るくらいでした。
自閉症の子を育てながら、親が“育って行った”過程が語られた・・・と、私は思いました。
子を育て、子が母を育てていくということです。育てる会とは、みんなが育つ会なんですよね。育てる会にふさわしい総会行事でした。
総会の講演会の様子は、DVDがありますので、正会員の方は、見ることができます。
事務局まで、お問い合わせください。
また、6月10日(日)の、本年度第1回自閉症児の自立を果たすための支援者養成セミナー、諏訪利明先生の講演会が迫ってまいりました。もう申し込みは済まされましたか?
まだ席に余裕がありますので、どうぞ、お知り合いやお友達をお誘いください。
今回のテーマは「幼児期・学童期からの自閉症児支援 〜TEACCHに学びながら〜」です。
午前中は自閉症の特性について、基礎からわかりやすくお話しいただき、午後からは実際の支援について、TEACCHに基づく具体的な手法についても教えていただく予定です。
今回の会場は、いつもの2倍もある大きな会場です。
張り切って大きな会場を押さえておりますので、皆様、どしどしお誘い合わせておいでください。
事務局が移転したのを御存知でしょうか?
移転したと言っても住所は、そのままで、2階から1階へ移動しただけです。
実は、太陽の家作業所が、市内の幼稚園跡へ移転したのに伴って、1階が広々と空きました。
それで、以前は7畳半だった事務局は、事務局だけで32畳分の広さになりました。
また、会員の方に利用してもらう為の広いサロンも用意できる事になりました。
只今、準備中です。
そこには、自閉症の書籍が、ズラリと並び、いつでも貸出ができるように整えます。
DVDや昔のビデオは、その場でも見られる形にしたいと考えております。
お茶やコーヒーのコーナーも作り、お子さん連れのお母さんの憩いの場になったらいいなと思っております。
キッズルームで使っているビッグボールやおもちゃも置いて、楽しい場所ができる予定です。
子ども用の絵本や、おもちゃなど、いただけるとありがたいので、お持ちください。
室内で使われていた子どもがのって遊ぶ自動車や電車などあるといいなと思います。
また椅子やソファーはありませんか?買い替えを考えられているようなら、ご連絡ください。
そして、事務局移転で空いた2階の部屋は、赤磐ぐんぐんの新しい療育室になる予定です。赤磐ぐんぐんのお部屋も広くなります。子どもたちが、使いやすいようにリフォームをすることになりました。スタッフと相談しつつ、模索中です。
ところで、166号からお願いしておりましたぐんぐんキッズの移転に伴うご寄付についてですが、おかげさまで目標金額150万円を大きく超えることができました。
たくさんの方が、ご寄付くださいました。大口のご寄付もあり、ようやく目標金額を達成いたしました。ありがとうございました。
多くの方々のご厚意に感謝いたします。
今後も、赤磐ぐんぐんの改装費など、必要になります。安定した運営のために引き続きご協力いただけるとありがたいです。今後もどうかよろしくお願いいたします。
寄付総額 2,226,200円(5月31日:現在)
振込先:中国銀行 赤磐支店 (普)1321755
名義 岡山県自閉症児を育てる会
今日は、少しテレビのお話をしたいと思います。サワコの朝という番組を御存知でしょうか?
土曜日の朝、阿川佐和子さんが、ゲストとお話される「徹子の部屋」みたいな番組です。
阿川さんが自分自身楽しんでゲストとお話しされるので、聞いていてとっても気持ちがいい番組です。
先日の放送のゲストに「さかなクン」が、出演されました。番組表で見つけて、さっそくチャンネルを合わせました。
東京海洋大学客員准教授で、2010年天皇陛下からもクニマスの発見で功績をたたえられた例のさかなクンです。
私がここで紹介したいのは、さかなクンのお母さんの教育方針についてです。
小さい頃から、お魚がすきだったさかなクン。
ゴミ収集車が好きだったさかなクン。
お母さんはどんなことも否定したりしない人でした。
学校の先生に呼び出されて、「絵ばかり描いていないで、もっと学校の授業にも集中して、もらいたいんです」と言われたそうです。
「それだと、みんなおんなじになってしまいますよ。
うちの子は、絵が好きで魚が好きなんです。それでいいんです。」
と答えてくれたそうです。
なんておおらかな子育てでしょう。怒られた記憶がないそうです。
だからこそあの天真爛漫で、ユニークなさかなクンの個性が形成されたのでしょう。
ただユニークなだけではなく、大学の客員准教授という職につき、70年前に絶滅したと言われたクニマスの発見をしたのですから、素晴らしいです。
子育てとはかくあるべしと思いました。
出来ないところを、できるようにするのではなく、できるところを伸ばす教育。
親の価値観、教育方針がしっかりしていないと叶いません。
大学は行けなかったさかなクンでしたが、ちゃんと道はありました。
自身が入ることができなかった大学が、客員准教授として迎えてくれたのもすごいことです。
さかなクンの事は、ユニークでどこか憎めないキャラクターが好きで、以前から注目していたタレントさんでした。
以前、私の知り合いが、飛行機の中でさかなクンと出会った時にも、彼は、しっかりハコフグの帽子をつけたうえにニット帽をかぶっていたそうです。楽しくなりますね。
今回の番組では、それについてもお話してくれました。
ハコフグの帽子は、彼にとっては、皮膚の一部のようなもので、お風呂以外では、決して脱がないそうです。でも、目立ちすぎるので、上から何かをかぶっているそうです。(かえって目立つようにも思いますが・・・)
楽しいさかなクンのお話でした。どんなことでも極めること。とことん認めて伸ばしていくこと。子どもの良さをしっかり知っている母がいたからこその現在のさかなクンが、いるのではないでしょうか?
私たちもこころして、子育てに臨まねばと思ったテレビのお話でした。
さて、嬉しいお話をしましょう。
我が家の哲平が、めでたく会社へ復帰いたしました。
ご心配かけた皆様へ、ご報告いたします。
1月20日の事故から、3カ月と20日。長いリハビリの日々を超えて、やっとNTN夢工房への復職がかないました。
今は、午前中リハビリで午後からの半日出社という変則的な勤務ですが、何とか以前のお仕事をさせていただいております。
大きく手を上に挙げることはできませんが、ほぼ前のお仕事をさせていただけるようになりました。
5月には、障害者スポーツ大会の1500mに出場し、元気に走れるまでに回復できました。
まだベストタイムとまでは行きませんが、毎日近所の周回コースを走っています。
支援員のIさんが、お仕事の様子を動画にとって、送ってくださるので、会社でのお仕事の様子もよく解ります。
それでも、まだ半日は、リハビリに通っている哲平です。
腕の中に入れてあるチタンの棒とビスを抜く手術が終われば、もう少し痛みもなくなるのではないかと期待しているのですが、今でも腕は痛いようです。
時々、手を使った後には、「手、痛いです。ネジ抜きます」と言います。
事故から1年後には、その手術をしてもらえる予定です。
「1月21日、手術する」
と本人は、勝手に日にち指定をしていますが、さあどうなることでしょう。
事故があったその時には、命もないかもと思ったくらいの事故でした。運よくヘルメットのお蔭で、脳挫傷を免れた哲平でした。
それが、ここまで回復して、しかもお仕事まで、出来るようになりました。
運のいい子です。本当に運の強い子ですよ。感謝しながら、これからの年月を生きて行きたいと思います。
ご心配をおかけした多くの皆様に紙面を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからも頑張ると思いますので、今まで通りご声援ください。
さあ〜、6月です。今年の梅雨はいつからでしょうか?
梅雨の前の季節は、一年中で一番過ごしやすく、いい時期です。お仕事も勉強もはかどる時期です。
5月からはじまった即実践講座の支援者の方向けのものと、もう一つ今年の目玉は、保護者の方向けの即実践講座の開催です。
この講座は、お母さん達に子ども事をしっかり知って、家庭での支援をしていただきたいので、はじめました。よく判らないでは子育てもできません。
重松先生が、楽しく判りやすいお話をしてくださいました。
2時間が、あっという間に終わってしまうほど、内容が濃く、しかも皆さんの理解が進みました。
10回講座ですから、継続して参加いただくときっとご家庭での子どもとのやりとりも楽しく、家庭が変わること請け負います。欠席された方には、DVDを送ります。
どうぞ、まだ申し込まれていない方は、ご参加ください。今からでも、第一回目のDVDを送らせていただきますので、間に合いますよ。
申し込み方法や参加者の感想が、後のページにあります。ご覧ください。
私に許されたページも残り少なくなりました。
6月は、田舎の田んぼでは田植えの準備に向けて大忙しになる季節です。
事務局の前の田んぼにも水が間もなく張られて、田植えが始まることでしょう。
早苗が風で揺れて水もが風で風紋を作って・・・・私は、そんな風景を見るのが大好きです。田舎暮らしが嫌で、都会にあこがれた若い日々もありました。でも、今は穏やかな田舎暮らしが身の丈にあって、大好きです。
夏に向けてのこの季節。楽しい事がどんどんありそうに思えるこの季節。
次は、夏の日差しが降り注ぐ季節の会報発送となることでしょう。
皆さん、お元気で次号170号でお会いしましょう。
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)
![]()
教師・保育士対象 即実践講座
【即実践講座 基礎編】
      ☆第2回☆ 平成24年6月29日(金) 19:00〜20:55
           「評価(個別化)」
           岡山県生涯学習センター 大研修室
           対 象 : 教職員・保育士やそれを志す方、施設・福祉関係職員の方
対象。
                  (申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
【即実践講座 アドバンス(上級編)】
      ☆第2回☆ 平成24年6月21日(木)19:00〜20:55 
           「評価(自閉症の特性)」
           岡山県生涯学習センター 大研修室
           対 象 : 過去の重松孝治先生の即実践講座を受講したことのある人。
どちらの講座も参加費・申込先は一緒です。
  参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
          途中参加の方には、それまでの講義のDVDをお貸しします。
申込先 : 育てる会事務局(086-955-6758)
![]()
「18歳の春を目指す 親子療育クラブ」
日 時 平成24年6月26日(火) 9:30〜 (受付9:15〜)
場 所 きらめきプラザ 2F 大会議室
内 容 9:30 〜10:00 ツール展示・本やグッズなどの情報交換
10:00〜13:00 講演(香川大学教授 武藏博文先生)
・夏休みの過ごし方
・休みの取り方
・チャレンジ日記の続け方
13:00〜 現在使っているツールの相談・アドバイス
今回も、盛り沢山の支援方法を教えていただきます。
13時以降は、昼食を取りながらですので、引き続き参加される方は、ご準備下さい。
5月に立てたIEPを完成しておいてください。10月に見直しをします。
【今年度の予定について】
6/26 武藏先生講演
9/14 茶話会(夏休みの報告)
10/5 IEP、見直し
11/未定 武藏先生のツール相談会・座談会
12/13 先輩お母さん又は当事者のお話
1/11 サポートブック(来年度用)・中1のお母さんの話
3/8 茶話会(来年度に向けて)
※新規加入者をお待ちしています。
尚、見学は参加無料ですので、遠慮なくご参加下さい。(正会員 限定)
![]()
『 キッズルーム 』のご案内
今年度最初のキッズルームのご案内です。
岡山大学児童文化部のお兄さん、お姉さんが子ども一人一人についてくれて一緒に遊んでくれます。
おもちゃで遊んだり、人形劇(影絵劇の場合もあります)を見たりして、楽しい時間を過ごすことができますよ。
毎回、締め切り前には定員いっぱいになってしまうことも多いので、早めに申し込むことをおすすめします!
★参加される方で、今年度のお子さんのプロフィールを提出していない方は6/20必着で提出してください。
日時 : 平成24年7月1日(日) 13:00〜15:00
場所 : 岡山大学第2体育館
定員 : 約20名
申込締切 : 6月20日(水)(正会員 限定)
申込 : 育てる会事務局(Tel.086-955-6758)
参加費 : こども1人につき400円
おつりのないようお願いします)
持ち物 : 上ぐつ、お茶
![]()
「OHAの会」
OHAの会は高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんのための会です。
知的障害がないからこその悩みや将来への想いなど、同じ立場のお母さん同士で想いを語り合いましょう。
アドバイザーは臨床心理士の利守愛子先生にお願いしています。
<6月度 OHAの会>
日 時 平成24年6月15日(金) 10:00〜12:00
場 所 吉備公民館 (岡山市北区庭瀬416 Tel.086-293-2170(ナビ用))
参加費 700円 (正会員 限定)
申 込 事務局(Tel.086‐955‐6758、Fax.086‐955‐6748)
![]()
『 母の想いを語る会 』
日時:6月12日火曜日10時〜12時
開催場所:育てる会事務局
申し込み締め切り:6月11日月曜日 (正会員 限定)
事務局が、広くなりました。いつでも会員の方が集える場所ができました。
今回はそこでの初めての母の思いを語る会です。
入会されたばかりの方や、困ったことや、相談ごとのある方、安心してご参加ください
色々なお話を参加者で一緒に考えましょう。
今回も、私たちの先輩である今田さんを囲んでお話しましょう。
お話会は、1学期に一回くらいですので、ふるってご参加ください。
次回以降の計画についてもお話したいと思います。
【7月の予告】
日時:平成24年7月10日(火)10時〜
場所:太陽の家作業所 見学会(赤磐市西中)
![]()
『 保護者のための 即実践講座 』
5月29日、保護者の為の即実践講座 第1回が、行われました。
参加者は、46名。赤磐市の高月公民館が、いっぱいになりました。
先生の丁寧で楽しいお話しに、2時間があっという間の時間でした。
以下は、参加された皆さんからいただいた感想です。
○ 今までぐんぐんに通っていたのに、自閉症についてはあまり詳しく知らなかったので、今回の講座に参加して、まだ一回ですが、何となく理解出来たように思います。
話を聞きながら、自分の子どもと色々な症例を比べて、どういう障害なのか、親としてどのように接してあげればいいのか、とても勉強になりました。これから先の講座がとても楽しみです。
○ 良いお話をありがとうございました。
特に自閉症を文化としてとらえ、尊重すること、私たちにとっての当たり前が当たり前でない、という言葉になるほどと感銘を受けました。
自閉症の子にわかる方法で伝えることが大切だと言われていても・・・ついつい自分の方法を押し付けていたかも…と反省しました。
特に、したらいけないというべきでないことの意味が自分なりにわかった気がします。
本人の視点に立って、支援ができるように家で実践したいです。
○ 我が子は知的障害のある自閉症なので、そういう子どもについての事例が聞けたところも非常に良かったです。
今後も、知的障害のある子に向けての支援の実例をもっと聞きたいです。
どうしてもアスペルガータイプの子と比較してしまい落ち込んでしまいます。
言葉が出る事が第一の目標ではなく、いかにコミュニケーションをとっていくか、できることをこうこつ増やすということを目標に頑張っていますが、親としては、やはり、もっとできたらなあ・・・と思うときもあります。
話せるほうがいい!と思ってしまう自分もいます。
今、後悔しても始まらないので、我が子の将来に向けて、できることをしてやりたいと思います。次回からも色々なお話をお聞かせ下さると期待しております。
本当にありがとうございました。
【次回予告】
日 時:平成24年6月20日(水) 10時〜12時
場 所:旧太陽の家の事務局 北側の部屋「のびのびサロン」(そう言う名前にしました)
講 師: 重松 孝治 先生(川崎医療福祉大学 講師)
対 象: 育てる会正会員
参加費: 全10回 10000円(欠席の際はDVDを貸し出します)
申 込: 育てる会事務局 Fax.086‐955‐6748 E-mail acz60070@syd.odn.ne.jp (正会員 限定)
駐車場が少ないので、出来ればみなさん乗り合わせてきてください。 よろしくお願いいたします。
![]()
「AAO活動」
今年度のAAO活動の担当をさせていただくことになりました。
開始時期が遅くなってしまいましたが、活動をしていきたいと考えております。
AAO活動に参加してくださるご家族、ボランティアさんを募集します。
〜AAO活動とは〜
親が企画した内容に沿って、ボランティアさん2人と子供とで活動するものです。一年間、同じ方と活動します。親が企画するので、わが子に合わせた無理のない活動ができます。親や親戚ではない人との関わりや、公共の場でのマナーなどを学ぶ良い機会にもなります。親にとっても、わが子の新たな一面を知ることができ、勉強になります。
◆参加家族の募集について
対 象:小学2年生以上(兄弟児の参加はできません)(正会員 限定)
活 動 日:7月、9月、11月、1月の第二日曜日、4回を予定しています。
(参加家族数にあわせてボランティアのお願いに回りますので、
9月からの活動になるかもしれません。ご了承ください。)
活動時間:基本としては、10時〜12時
※活動日、活動時間は、活動内容や都合により変更して下さって構いません。
活 動 例:ボウリング 公園で遊ぶ 映画を見に行く
電車、バスを利用してショッピングに行く などなど
活 動 費:ボランティア保険代を最初に集めます。
活動にかかるお金や、ボランティアさんが活動場所に来られるまでの往復交通費、
その他も、親が負担します。
交通費は、担当ボランティアさんの住所により家庭ごとに異なってしまうため、
一年間終了後に集計を行い、支払い金額が平等なるよう調整します。
◆ボランティアさんの募集について
一年間を通して、一緒に活動して下さる方を募集しています。
活動に興味を持ってくだ さった方は、事務局の方へご連絡ください。どうかよろしくお願い致します。
◆AAO活動説明会について
6月下旬に、お申し込み下さったご家族に活動についての説明会を行う予定にしています。
(24年度 AAO担当:O)
![]()
平成24年度 クローバーの会のご案内
   〜高機能自閉症・アスペルガー症候群の女の子の会〜
育てる会の24年度の活動が、スタートしました。
クローバーの会も、そろそろ活動を始めたいなあと思っています。
正会員の皆さんの中で、クローバーの会に参加してみようかなあと思われている方や、参加はまだ決めていないけど、どんなことをしているのかもっと詳しく聞いてみたいなあと思われている方が、おられましたら、今、活動している7人の子ども達の母親と一緒に集まってお話をする会を、下記の様に計画致しましたので、事務局にご連絡ください。
クローバーの会は、どんな思いで発足したのか。
今まで、どんな活動をしてきたのか。
活動をしてきてどんな良いことがあったのか。
反面、どんな問題点もあるのか。
会報に載せている報告内容だけではわからないことについて、活動中のメンバーから話しを聞き、または、自分も、参加したいとは思っているけれど、こんなことを不安に思っている。とか、なんでもいいので、お互いに雑談をしあいましょう。クローバーの会に興味をお持ちの保護者の方のご参加をお待ちしています。
ちなみに、今、現在活動しているのは、高校1年生、中学2年生(2人)、中学校1年生、小学校6年生、小学校5年生(2人)の高機能自閉症・アスペルガー症候群の女の子達7人です。
記
1 日時 平成24年6月11日(月) 10:00〜
2 場所 ガスト平井店 (平井小学校の近く)
3 対象 クローバーの会に参加したい、または、詳しい話を聞いてみて考えてみよう
と思われている保護者
(高機能自閉症・アスペルガー症候群の女の子対象です)(正会員 限定)
4 申込先 育てる会事務局(086-955-6758)
以上
(クローバーの会担当:N)
![]()
サッカークラブのお知らせ
日時 : 平成24年6月24日(日) 10:00〜12:00(9:45集合)
場所 : 岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン(黄色チームはボラさんの分も)、ハチマキと名札、
お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、
親リーダーはグループノート
※ 活動日前日、当日のいずれかに雨が降った場合、活動は中止となります。
中止の場合は、メールでお知らせします。
※ 体験、見学の申し込み・お問い合わせは、担当までご連絡下さい。(正会員 限定)
(サッカークラブ 担当:M)
![]()
水泳教室のお知らせ
日 時 : 平成24年6月17日(日) 15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
※プールは育てる会水泳教室 貸切で行っています。
連絡先 : 育てる会事務局
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験は1回2000円(保険代込み)です。(正会員 限定)
★欠席される方は、必ず6月12日(火)までに事務局に連絡してください。
★当日の急なキャンセルなどは 水泳教室担当に直接連絡ください。
(水泳教室担当:S & H)
![]()
すすむっち report from TOTTORI
こんにちは。小6となった進。岡山市で生まれ、5歳の時に渡米し、帰国転入したのは、伯耆大山のふもと、海抜170mにある小学校でした。全校児童数80名足らずの小学校の特別支援学級(以下なのはな学級)での生活をお話します。
なのはな学級の担任は、特別支援学校高等部から転任された、男性教諭です。高等部で、自閉症を伴う生徒の担任経験もありましたが、最初の1か月は、お互い思考錯誤のようでした。
進に小学校周辺の地域を知ってほしいという私の希望により、 毎日ある生活単元の時間のうち週に1回は、周辺地区への散歩を取り入れてくれました。
最初は、大好きなバスケットボールと、シャボン玉セットを入れたリュックを背負って、近くの児童公園にでかけていたようです。日ごとに良い人間関係も構築されました。道中サラサラと流れる側溝に、小石や雑草を落とし、流れる様子を楽しむ進。側溝ばかりに気をとらわれずに、車にも気をつけることを、実践指導しながら、片道20分ほどの道のりでした。
のどかな田園風景の中での、40代の先生一人と小6の進。近くを通りがかった地域住民が、声をかけることもあったようです。犬を飼っている家の前を通ることもあり、犬が苦手な進は、いつしかその犬の飼い主や、畑のおばあさんとも挨拶をするようになったようです。そのうちの一人である私の同僚は、「こんな田舎では、自閉症の人と接することが今までなかった。(略)あなたの息子さん、とても楽しそうにしていたよ。私も、担任の先生と、少しお話をしたよ。」と言いました。
また、春から同じ集落の小学生の通学方法が、徒歩通学になりました。進も通学班で、ヘルパーといっしょに徒歩通学をするようになりました。集落の人に、「おはようございます。いってきます。」とあいさつをするようになりました。
帰国当初、100世帯ほどの私たちの集落では、とても気軽に声をかけてくれるものの、「アメリカで暮らしていたから、英語しか話せないの?」と言う老人もいました。
また、運動不足の進のために、毎朝2キロほどジョギングをしていましたが、「お父さんが居ないから、お母さんかわいそうだ…」と、私たち母子に直接言う人もいました。
しかし、通学の様子などから、次第に進を共通理解してくれるようになり、下校時なども声をかけてくれる様になりました。
2学期には、目的を変更し、コンビニ程度の小さなスーパーまで、歩いて出かけることにしました。店内に入った時のあいさつから、商品の選択、支払い、あいさつまでの一連の買い物の行動を練習することができました。店員さんの名前を覚え、話をしたり、自分が食べたいスナックを選択できるようになりました。
小さな地域ですが、少しずつ進のことを知ってくれる人が増えてきました。散歩や買い物をしている様子を、母親の私に話してくれたり、小学校PTAが発行する広報誌で、進の(卒業について)記事を読んで、改めて私に声をかけてくれる人も増えてきました。
来月は、帰国当初から、中学校は、特別支援学校中等部への進学を決めていた方針を変えるきっかけとなった、修学旅行への参加について、お話をしたいと思っています。お楽しみにしてくださいね。
(すすむっちのMom)
![]()
| ぐんぐん だより | 
赤磐ぐんぐん
4月から、ぐんぐんキッズがスタートして、赤磐ぐんぐんは小学校就学前のお子さんだけを対象に療育を行っています。2歳や3歳の低年齢のお子さんも増えてきました。
今まで使っていた机やいすではサイズが合わないこともあるので、そんな時には足元に踏み台を置いて足がフラフラしないようにします。
身長が低くて机の課題が見えにくい子には机に斜めの台を設置します。
課題を入れているトレー自体が斜めになるような工夫をすることもあります。
子どもたちが学習しやすい環境を考えながら療育をしています。
今年から始まった保護者のための即実践講座の第1回目が先日行われました。赤磐ぐんぐんの保護者の方も、たくさん参加されています。一番身近にいる人たちが自閉症について理解したうえで子どもたちの支援を考えていくことはとても大切なことです。
私たちスタッフも、子どもたち一人一人の自閉症の特性を理解たうえで日々の療育を考えていくこと大切にしています。保護者の方がお子さんの自閉症の特性を理解することのサポートもしていきたいと思っています。子どもたちが自分たちの特性を「長所」だと思えるように、子どもたちの特性を伸ばしていくための支援を一緒に考えていきましょう。
(赤磐ぐんぐん療育スタッフ:河野友紀)
ぐんぐんキッズ
5月終盤になり、小学校は遠足・春の運動会・参観日などに大忙しのようです。小学校に入ったばかりの子ども達は、一ヶ月かけてやっと慣れた日課の変更に、戸惑っているのではないでしょうか。
何人かのお母さんから学校で準備してもらっていた朝の支度の手順書が、「声かけすればできているので、なくしますね」と片付けられてしまって、見なくてもできている日もあるけれど、できずに戸惑っていることもあるとのお話を聞きました。
子どもたちはできる力を持っています。やる気もしっかりあります。ですが、「絶対あっている!大丈夫!」という自信を持つまでには、とても時間がかかります。不安な気持ちのまま「ここかな…?どうかな…?」とドキドキしながら行動し、「ちがうよ」と修正されたり指示されたら、ますます自信をなくすことでしょう。いつも修正されていると、指示されないと動けない指示待ちでいつも不安そうな子どもになってしまう危険性もあります。
小学校での暮らしはそれまでの保育園や幼稚園の生活と激変します。
これまではお母さんが送り迎えしてくれていたのに、重たいランドセルを背負って一人で学校に行かなければいけません。
時間割りが決まっていて、休憩は分刻みで決められ、制服があり、たくさんの教室や授業があり、おやつやお弁当がなくなり、毎日がとても忙しいです。
私たちは日々の生活で、視覚的に書いてあるもの(メモ帳・スケジュール帳・携帯のメモ機能)が、どれほど便利か日々感じていると思います。別に覚えていられるでしょう、と他人にそれを取り上げられて自由に見れない状況で、不安にならないでいられますか?新しい部署に異動になって、そこでの独特な約束事などを一切メモ取らず、全て覚えて間違いが一つも許されない状況で、自信満々でいられますか?スケジュールやメモがないとあやふやになってしまいますし、不安で仕方ありませんよね。
どうか「できていることの方が多いです」ぐらいでは、子どもの頼りにしているものを片付けないでやってください。小学1年生のうちは、「丁寧すぎるかも」という支援でもいいと私は思います。こんなに色々な変化や修正がある子どもたちが、頼りにできるものはあって邪魔にはならないと思うからです。「120%自立しています」というぐらいになって、「もう絶対見なくてもできます!!」と先生もお母さんも自信持てるぐらいになって、それで片付けるのでちょうどいいのではないでしょうか?
私がそう思うのは、実際にぐんぐんキッズで子どもたちに「お手伝い」の指示書を提供してた経験からです。
机拭きや食器洗い・食器拭き・掃除機・雑巾がけ・玄関掃除・草抜き・トレイ分け・ゴミ捨てなど、内容は様々ですが、初めて行う時には「お手伝いのやり方」の手順書を読んでから実施しています。何度もやったことがあるお手伝いをする際、「手順書どうする?見なくても大丈夫?」と子どもに聞いてみると、ほとんどの子が「見たい」と言います。
パラパラと確認して、鼻歌混じりでできています。
以前、「できるスキルはあるから」と指示書を用意せずに取り組んだところ「こう?」「もっと?」「どうしたらいいん?」「手伝って」と全く自立できずに、口頭で指示や介助が必要だった子どもたちです。ほんの数枚の写真をつけたやり方の手順書を読むだけで、先生の手助けなしにしっかりとお手伝いに取り組み、「できました!」とニコニコ報告をしてくれています。
自信を持って取り組める人・仕事をできる人・安心して仕事を任せられる人を育てるためには、子どもの自立心・自尊心を育てることが必要です。「これさえあれば僕できるよ!」という力を育てるために、どうか指示書や確認グッズなどの支援ツールを有効活用してください。今日の一歩が、必ず将来の明るい毎日につながるはずです。
子どもたちに視覚的に伝えることの大切さを改めて教えてもらいました。「伝わらない時は伝え方が悪い」「できないのではなく、教え方が悪い」それを日々感じ反省しつつ、できる限りより良い療育をしていきたいと思っています。
これからもぐんぐんキッズでの取り組みを紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。
(ぐんぐんキッズ 松田 紗代)
1月より、ぐんぐんの療育スタッフの仲間入りさせていただいた三上です。
今までは分野は違いますが、子供にかかわる仕事をしていました。
子供の透き通るようにきれいな心にはいつも感動を覚え、傍にいるだけで私自身もまっすぐな気持ちになれる気がして、どうしても子供と関わる仕事がしたくって・・・。
ご縁あって、四月よりぐんぐんキッズの療育スタッフとしてお世話になっています。
子供たちから教わることは山のようにあり、また愛情いっぱいにお子さんの成長を見守っておられるお母さん方にはいつも感動しています。
まだまだ勉強中の私ですが、お子様一人ひとりと丁寧に関わっていき、一人ひとりに添った支援ができるように努力していきたいと思います。また、保護者の方々の気持ちに寄り添いながら、一緒にお子さんの成長を喜んでいけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
(ぐんぐんキッズ 三上 尚子)
![]()
支援センターNEWS☆
はじめまして(!?)、あかいわ発達障害支援センターに所属になりました政田です。
前任の山田先生と同様に、赤磐ぐんぐんの療育スタッフを兼務しております。なので、はじめましてではない方もおられると思います。
支援センターでお仕事をするにあたり、センターって何するところ?という基本のところを少し調べてみました。
発達障害支援センターの事業内容は大きく分けて以下の4つがあります。
@相談支援 発達障害児(者)とその家族、関係機関等から日常生活でのさまざまな相談に応じます。また、必要に応じて関係機関への紹介も行います。
A発達支援 発達障害児(者)とその家族、周囲の人の発達支援に関する相談に応じ、家庭での療育方法についてアドバイスします。特性に応じた療育や教育、支援の具体的な方法について支援計画の作成や助言を行うこともあります。その際関係機関との連携を図ります。
B就労支援 就労を希望する発達障害児(者)に対して、相談に応じるとともに、労働関係機関と連携して情報提供を行います。必要に応じて、学校や就労先を訪問し、助言や環境調整を行います。
C普及啓発、研修 より多くの人に理解してもらうために講演会を開催したり、パンフレット、チラシなどを作成し配布することもあります。保健、医療、福祉、労働などの関係機関の職員や、行政職員などを対象に研修を行います。
今 1歳半健診や3歳児健診に同席したり、保育園、幼稚園、小学校などに訪問させていただいて、少しずつですが皆さんに顔(^O^)/と名前を憶えていただいているところです。初めてのところに行くのはドキドキしますが、新しい出会いが楽しみでもあります。子どもたちの笑顔や、元気なあいさつに出会えると、心があたたかくなりますね。
同じ赤磐市内でも、支援センターと深く関わりを持っているところ、そうでもないところ、様々なようです。一つ一つの相談に丁寧にお応えしていくのはもちろんですが、広く地域の皆様に発達障害、自閉症スペクトラムを知っていただくことも、大事な仕事だと思っています。
この赤磐で、みなさんと一緒に子育てしていく母という立場からも、赤磐市をもっと子育てしやすい、住みやすい街にするためにどうしたらいいのか、皆さんと一緒に考えていけたらいいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。
(支援センター 相談員:政田 亮子)
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「育てる会 HP」に記載しています。
![]()