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平成25年8月31日

 

 第184号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 184号 目次

     秋のうろこ雲

     支援者養成セミナーの報告
          『 明石 洋子さん 講演会 』

     即実践講座のお知らせ

     18歳の春を目指す 親子療育クラブ
          成年後見制度について 「後見制度は我が家に必要か?」

     夏休み「木工教室」のご報告

     クローバーの会報告

     母の想いを語る会
          第2回 先輩お母さんの話を聞く会

     花づくりボランティアの募集

     サッカークラブ・水泳教室・OHAの会・「俺ノート」の会 お知らせ

     岡山ひともの探報
          「第12回 言ってることがバラバラ」

     私のお薦め本コーナー
          『 30歳からの社会人デビュー 』

      近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
          赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ

     支援センター NEWS 

昨日、空を見上げたら、うろこ雲が空一面に広がっていました。
ああ〜、秋の空だと思ったら、急に感傷的になりました。
人生を考える年頃なんです、私。
3日間降り続いた雨があがったら、あの暑さはどこへやら・・・、すっかり秋の季節になっていました。
今年の夏は、本当にすさまじい暑さでしたね。
皆さん、お元気でしたか?
いつもより暑い夏を何とかかんとか、やり過ごし、やった〜という感じです。
秋がやっとやっと来てくれました。
人生の秋というと、物悲しい感じに受け取れるかもしれませんが、恵みの秋とも言える時期です。
子育てもほぼ終わり、仕事も少し余裕が出来て、楽しい事を始める自分の為の時間を持てる時期とも言えますよね。
私は、まだそこまで行ってはいないのですが、昔の切羽詰まったような忙しさではない現状があります。少しずつ余裕が出来て、色々なことに目配り気配りができるような心の余裕も出来てきたように思います。
育てる会の代表としても、長い年月が経ちました。
この会報の出る、2013年9月1日で、育てる会は創設16周年になります。代表を引き受けて、14年です。(途中で2年間代表を引いた時期がありました)
かっこよく引退する日を楽しみにしてきましたが、今は、後を引き継ぐ人が、あまり大変でなくやっていける形を考えなければ、無責任かもしれないな、などと考えています。
多くの会員や子どもたち、育てる会で働いてくれるスタッフの為にも、育てる会が、無理をしないでもずーっと続く形にしていく事が大切です。その為の準備を今はしっかりやっていきたいと思っています。人生の秋、でもまだまだ黄昏ている場合ではありませんね。

さて、育てる会でも、夏休みの最後を飾るイベントが二つありました。
一つは、明石洋子先生をお迎えしての、「自立への子育て」という講演会。
もう一つは、一年に一度の恒例の木工教室です。
はじめに、自立への子育てについての感想や報告をさせていただきましょう。
講演会当日の8月24日は、朝からあいにくの雨となりました。
それでも雨にもかかわらず、申し込みいただいた皆さんは、遠くは、京都、広島などからも参加していただいて、明石洋子さんの熱意と情熱にあふれるお話に、参加者一堂、心を震わせながら聴き入りました。
明石さんから、小さい頃から現在までの長い道のりを、お話いただきました。
間で休憩をはさむ予定でしたのに、途中休憩なしの、お昼に1時間休憩をとっただけで、5時間半もの時間を一気に話し続けていただいた、その想いとパワーにも驚きました。
「明石さん、ステキ!!」「あんな風に生きたい!!」「頑張る勇気が持てました」「元気が出ました」など、感想がぎっしり詰まったアンケートが、後のページにありますので、ご覧ください。
休憩室で先生とお話していると、溢れるようにお話が膨らんで、おもしろくて楽しくて、すっかり出番の時間を忘れてしまうほどでした。結局ステージでも控室でもお話し続けてもらったので、先生にとってはお休みなしの6時間半でした。
明石先生、お疲れは出ませんでしたか?
先生のようにはとてもなれない私たちかもしれませんが、前を行かれる先生のずーっとずーっと後ろを、先生の背中を追い求めながら、ついていきたいと願いました。
頑張っていこう、この道を、と、こころも新たに思えた講演会でした。

講演会の余韻さめやらぬ中、翌8月25日(日)、生涯学習センターでの木工教室には、8家族、10人の子どもたちと、11人の親が集まりました。お父さんも4名参加でした。
今年は、秘密の宝箱のあるフォトフレームつくりでした。
とてもかっこいいフォトフレームが出来ました。
教えてくださるのは、高梁市の木工作家、川月清志先生です。
先生には、毎年一点ずつ今までに14年間(?)教えていただいた作品があります。
我が家は、そのすべてに参加してきたので、たくさんの手作り木工作品があるということです。
先生は、誰でも作れるように組み立てを考えてくださるので、簡単でしかも正確に出来る木工キットを用意して下さいます。準備が大変だろうといつも思います。
毎年毎年、考えるのも大変だろうと思いますが、いつも斬新なアイデアと、内容にあっと驚くキットが用意されて、ありがたいです。
年によっては、私から、「こんなのがあったらいいですね〜」と、無理な注文を伝えていく年もあります。でも、いつも誠実にきっちりそれにこたえてくださる先生に、感謝です。
こんな風にいつも私たちの子どもを見守り丁寧に対応していただける先生のような支援者が、地域におられることが、私たち育てる会の親にとって幸せです。

さて、最近読んだ本が、おもしろかったので、紹介します。
『発達障害工夫しだい支援しだい 〜私の凸凹生活研究レポート2〜』(しーた著)と『あたし研究2』(小道もこ著)です。
共に前作に続く、2弾目のご本です。
しーたさんのご本には、梅永雄二先生が解説を書かれていて、これがまた実に面白いのです。
自閉症スペクトラムの人の感情が急に爆発することを赤ちゃんの紙おむつにたとえてみましょう。
最初のおもらしくらいでは、紙おむつはあまり濡れていません。2回目のおもらしでも、紙おむつを触るとそれほど濡れていると感じ無いかもしれません。
しかし、3回目4回目とおもらしを重ねると、ある瞬間にドバッと水分がこぼれ、紙おむつがベチョベチョになってしまうことがあります。
このように自閉症の人がパニックを起こすのは、一つの事だけではなく、いくつかの積み重ねがあり、それが耐えきれなくなって生じる場合があるのです。
なんか面白い例えですね。私たち子育てをしてきた母親には具体的で解りやすい表現です。
環境を整え、見通しを持たせて、解りやすい状態にしていることが、子どもたちのパニックを軽減させる為に、もっとも必要なことだということが、とても良く判るではありませんか。
パニックを起こす子への対応は、と聞かれたら、いつもスケジュールや環境についての配慮を、というのが、基本ですよね。
紙おむつの例、参考にさせていただきました。
その、しーたさんは、私に似たところがあって、共感しました。
「普通がなんだ!人と同じ事をしてたら進歩しない!」という強靭な精神でがんばってこれた事が、私の考える力を発達させ、さまざまな能力を成長させることになったのだと思います。
私を含め、多くの発達障害の人が「普通」をしいられて苦しんでいます。
けれど、その「普通」って何なのでしょうか。
大抵は、その人が置かれている環境での「普通」を意味しているように思います。
例えば、一般的なサラリーマン家庭の「普通」、親が育ってきた環境の中で教えられた「普通」が基準になっています。特殊な環境の家に育てば、一般常識とかけ離れたことが「普通」となります。例えば、歌舞伎の家元、大学教授の両親の家庭、音楽家の家庭、芸術家の家庭、政治家の家庭、国際結婚の家庭・・・それぞれの家庭の「普通」は一般家庭の「普通」とは、異なるでしょう。(中略)
つまり、私たちが特に考えも無く「普通」と呼んでいるものは、実は、親や教師など子どもの成長に関わる大人が、「普通」だと感じ、自分自身が気張らずに過ごせるものを「普通」として、子どもに強制しているだけの事なのです。
世界が変われば、その「普通」は普通でなくなるのです。そして一番親がラクで「普通」に過ごせると感じる世界が、必ずしも発達障害の人にとっての楽に過ごせる「普通」の世界ではないのです。
大切なのは、(中略)発達障害の人がムリに気張ることなく過ごせる・・・・そのままでいても「普通」に過ごせる世界を見つけることなのです。
親や教師・支援者がすべきことは、自分たちが居心地の良い世界の「普通」に適合させることを考えるのではなく、発達障害の人がそのままの自分でいても「普通」でいられる世界を当事者と共に探すことなのだと思います。
しーたさんの「普通がなんだ!人と同じ事をしていたら進歩しない!」というこの文章は、いつも私自身が、自分を勇気づける為に使っていた言葉でした。
私も小さい頃から、みんなと少し違うなと思うところがあって、良く言えば個性的、悪く言えば、変わった子、変な子でした。小さい頃、特に中学くらいの頃は、周りから浮いた存在でしたね(影の声:「今も充分浮いてますよ」)。
でも、その変わった部分は、私のいい部分です。
「人と違っていて何が悪い! 私は私!」
そんな風に、誰かとうまくいかないな〜、環境に適応しづらいな〜と感じる度に、言い聞かせながら、生きてきたように思います。つまり私は、あまり環境に合わせてこなかったということです。「自分は自分」と早くから思い定めて生きてきたから、私は今元気で生きているのだと思っています。

次に長くなりますが、『あたし研究2』についてお話を続けますね。
小道もこさんの講演会には、高知まで言ってお話聴いて来た私です。
どこまでも行くでぇ〜って感じの鳥羽さんです。
さて、その講演会で面白いなぁ〜と思ったところが、今回の本にも書いてありました。
「とんちんかん」という項目がありまして、そこにこんな漫画が描いてあります。
窓から外へ出ようとするもこさんに対して先生が、怒ります。
「コラーッ」先生は、「どーして 窓から出るンダ?」と訊きます。
   「ん・・・えーっと 外に近い から(?)
重ねて先生は、「近かったから 窓から出ていいのか!」
   「え・・・は、はい よい時もあります(火事がおきたら窓から出ることもあるよねぇ〜)」
「なにを考えてるんダ!」
   「え? 何を? 何をダロウ?」
「一体どーゆーつもりダ!!」こんな風に確かに大人は、次々と質問形式で怒りますよね。
みなさんも思いあたるのではないでしょうか。
こんな時の返事や応えは、「ごめんなさい」と謝ればいいのですが、自閉症スペクトラムのもこさんには、解りません。一生懸命、質問に対する“答え”を探します。
子どもたちは、こんな風に考えているのか・・・と思わず笑いながらも、深刻だなと感じた話でした。
子どもに説教する時は、質問形式は、やめましょうね、皆さん。
さて、この本でも門眞一郎先生の「はじめに」の文章がとても納得のいくもので紹介させていただきます。
最近、私と同業の本田秀夫さん(山梨県立こころの発達総合支援センター所長)は、自閉症スペクトラムの特性はあっても、障害レベルに至っていない場合を、「非障害性自閉症スペクトラム」と呼んでおられますが、私はそれを「自閉スペクトラム」あるいは「自己主義スペクトラム」と呼び、障害レベル、つまり日常生活に支障をきたすレベルになっている場合を、「自閉症スペクトラム」と呼んでいます。本田さんは「非障害性自閉症スペクトラム」の人は10人に1人入ると喝破されていますので、私の言う「自己主義スペクトラム」に十分該当するはずです。
なるほど・・・・、すると、私も「自閉症スペクトラム」とまではいかないかもしれませんが、「自閉スペクトラム」であることは、確実だなと思いました。
10人に1人はいるというのも納得できる数字です。
最近、一歳半検診で要観察に数えられる子どもたちは、全体の20パーセントもいる様ですが、この子たちは、これから先、「自閉症スペクトラム」の大人になるのか、「自閉スペクトラム」の大人になるのか、どちらなのでしょう。ちょっと気になる数字ですよね。
早期に適切な支援をすることで、「自閉症スペクトラム」ではなく、「自閉スペクトラム」にとどめておける可能性もあるのでしょうか?
超早期療育を行う機会に恵まれた幼児は、その後の社会適応が飛躍的にいいということを、服巻智子先生が、言われていましたが、その程度は、どのくらいなのでしょう・・・。
私は、いったい症抜きなのか、症付きなのか…。自分では生活に支障はあまり感じないのですが、周りは、迷惑イッパイ掛けられていると思っているとしたら、それは生活の支障ではないのでしょうか? 色々、楽しく、それでいて深く考えさせられるお話でした。
まぁ〜、私の事は、どっちでもいいですが、子どもたちのこれからの事は、とても気になることです。
このようにご本人の書かれた本文も面白いけど、その良さを引き立てる専門家の方の挿入されている文も楽しいというお話でした。2冊とも、ぜひ読んでみてください。
長々と、本の引用などしたせいで、私に許されたページが残り少なくなりました。
グループホームの見学に横浜まで行って来たという話や、我が家の面白話の紹介は、来月号でゆっくり話しましょう。それでは皆さん、また来月号でお会いしましょう。
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)

支援者養成セミナーの報告

平成25年8月24日(土)に、岡山ふれあいセンター大ホールにおいて、「平成25年度第2回(第72回)自閉症児の自立を果たす為の支援者養成セミナー」を開催いたしました。
今回は「ありのままの子育て 〜社会での自立に向けて〜」と題して、川崎市自閉症協会会長、社会福祉法人あおぞら
共生会副理事長の明石洋子氏をお招きしてのセミナーでした。
育てる会で明石さんを岡山にお呼びするのは、今回で4回目、最初は平成15年のことだったと思います。
その頃からまったくお変わりなく、かえってお若くなったようにも見える明石さんでした。
今回も元気をいっぱいいただきました。
徹之さんの40年の子育て、就職されてからでも20年以上の変わらぬ支援。後に続く私たちの大きな明るい道しるべです。
「地域で、働き楽しみ、自分らしく生きるには」というテーマで、自己決定の大切さや、前例がないからといってあきらめてしまったら、そこで扉が閉ざされてしまうこと、などお話しされました。
そして地域で暮らしていくためには、日中活動の場、暮らしの場(グループホーム)、地域生活支援の3点セットに加えて、権利擁護という視点も忘れてならないということ、親亡きあとも“望む暮らし”を続けるために、今やらねばいけないことなどを熱く語っていただきました。途中休憩の時間ももったいないと、終わりの時間もギリギリまで延長して質問に答えていただき、もっともっと聞きたいと思えて5時間半の講演でした。
それでは、当日の感想も、これもみなさん熱い想いでアンケートに答えていただいていますので、ほんの一部ですが紹介いたします。

【保護者の方のアンケート】

・わが子も水が大好き、発語(発声)がまだ出始めたばかりの超多動の8歳。まだまだこれからの子育てで不安、悩みもあるので、ぜひ参考にしたいと思い、講演に参加させていただきました。
意思決定と合理的配慮のお話を聞かせてもらい、大変参考になりました。プラス思考で頑張っておられる40年、大変なこともあったと思います。私も負けていられないなあと思いました。
・子どもの育ちで気になる点があり来年1月受診予定の者です。子どもとどうかかわっていけばよいか、20歳になった時自立できるために今から何をすればよいかヒントになるお話が聴けて良かったです。また、ホームヘルパーとして知的障害のある方のお宅に仕事で入っているので勉強になりました。いろいろな方に相談したり、今日のようなセミナーに参加し勉強して、子どもが「明るく元気に働く大人」になれるよう頑張ります。今日は本当にありがとうございました。
・「自己決定できるようになるためには、意思決定が大事」 本人が意思決定できるように支援する方法をもっと工夫したいと思いました。本人の想いに寄り添いたいです。そして、想いをどんどん育ててあげたい。徹之さんが清掃局で仕事がしたいと言ったように、こうしたいという欲求が出るんだなと気づかせていただきました。ありがとうございました。
・初めて明石先生のお話を聞きましたが、実際の子育て談など具体的なことがきけて良かったです。「肯定的に話す」と分かってはいましたが、なかなかできないので今からでも気をつけようと思いました。

【学校の先生からのアンケート】

・ありがとうございました。久しぶりに明石さんのパワフルなお話をうかがって、力をもらいました。もう一度、明石さんの3冊の本を読み返そうと思います。
・インクルーシブな社会の実現に向けて、知的障害を伴う自閉症の方が、実際に、どのように自立、社会参加していくことができるか、そのための具体的な支援はどのようなものか、大変よく分かりました。学校の中で、地域資源を活用して実際的な場で学ぶこと、本人の気づきによる選択決定の機会、主体的な活動に対して自信が持てるようほめること等、大切に行っていきます。それらが、合理的配慮につながっていることもよく分かりました
・これから社会が変わっていく、地域も変わっていくということを感じました。(変化が求められている)人の意識の変化、学校現場の変化も強く求められている。そのことがまだ学校ではほとんど認識されていないなあと思いました。また、ポジティブな思考でやっていこうと思いました。
・展望の持てる、分かりやすいお話でした。参加して本当に良かったと思います。

【保育士の方のアンケート】

・幼児の現場での仕事ですが、今回の講演は本当に分かりやすかったです。保護者から子どものパニック等について相談を受けたりします。声かけの仕方や自分の意思決定(カードを選ぶ)等参考にしていこうと思います。
・用意されていたレジメも、お話も、分かりやすくて、いい内容でした。問題行動の裏には本人にとって苦手なことをさせられているなどのストレスがある。本人目線で物事をとらえなおす必要性があることを、周囲で困っている親御さんたちにも教えてあげたいと思いました。

【その他の方からのアンケート】

・徹之さんをお育てになった過程での様々なエピソードを聞くことができ、とても勉強になりました。現在、療育施設で働いているため、今関わっている子どもたちになにができるだろうか、どう関わればよいかとても考えさせられました。出力の仕方を見て入力の仕方を考える、こだわりをいかす等、印象に残る言葉をたくさん聞かせていただきました。
・幼児の発達支援センターで働いています。まだまだ、スケジュールの理解もできていない子もいて、多動で、「将来どうなるんだろう」と思うこともあります。でも今回の講演でビジョンが持ててよかったです。ありがとうございました。
・納得!!のお話でした。明石さんの「この子を知りたい!」「この子が『自分で』生きるために…」という思いがあればこその40年だったのだろうと感じました。一人一人の願いや思いをどれだけ受け取ろうとするか、アセスメントという専門用語以上の支援する側の姿勢の重要さも感じました。本当に良い話をありがとうございました。自分の活動の確かめになり、自信にもなりました。

教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ

☆第4回☆ 「構造化@ : 自立に向けた支援について」
平成25年9月6日(金)19:00〜20:55
岡山県生涯学習センター 大研修室
対 象 : 教職員・保育士やそれを志す方、施設・福祉関係職員の方 対象。
       申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
講 師 : 重松 孝治 先生(川崎医療福祉大学 講師)
参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
       ★途中からでも参加OKです(それまでの講義のDVDはお貸しします)★
申込先 : 育てる会事務局(086-955-6758)

18歳の春を目指す 親子療育クラブ

  日 時:平成25年9月13日(金)  10:00〜13:00(受付9:50〜)
  テーマ:成年後見制度について「後見制度は我が家に必要か?」
  講 師:司法書士 牧沙緒里さんのお話
  場 所:岡山ふれあいセンター 第1研修室 (岡山市中区桑野715-2)
  定 員: 30名
  参加費: 1000円(正会員 限定)、18歳の春会員 無料
  締 切: 定員になり次第締め切りますので、ご希望の方は、至急、育てる会事務局へ電話・ FAXでお申し込みください。
  申込先:Tel.086-955-6758、  Fax.086-955-6748

夏休み 『木工教室』 の ご報告

今年も夏休み恒例の木工教室を、8月25日(日)に生涯学習センターにて行いました。
今年は、秘密のBOX付きフォトスタンドでした。
代表の巻頭文にもある通り高梁市成羽在住の木工作家、川月清志先生が、子どもたちでも失敗なく作れるようにと、木工キットを工夫して作ってきていただきました。
それでいて、子どもたちの創作意欲が発揮できるよう、オリジナルな部分も用意してくださり、みんな彫刻刀や貼り付けなどに工夫して取り組んでいました。
最後にオイルステンを塗って、本格的なフォトスタンドができあがりました。きっと今頃はオイルも乾いて、子どもたちの机を飾っていることでしょう。
秘密のBOXには何が入っているのでしょうか?
それでは、さっそく当日の感想が寄せられていますので紹介します。

・今日は木工教室に参加させていただきありがとうございました。 我が家は今年で4回目の参加になります。どんな作品がつくれるのか、毎回楽しみにしています。作品を作るたびに、「よく考えてあってすごいなあ」と感心します。今日作った写真たても、磁石で取り外しができたり後ろに小物入れがあったりと、すごく凝っていて驚きました。わが子たちも小物入れに何を入れようかと嬉しそうに話していました。 (SH母)
いつもぼくたちがかんたんに作れるようにじゅんびしてくださってありがとうございます。 (弟)
ぼくが作っている時にそばに来てサポートしてくれてありがとうございます。 (兄)

今年も素敵な作品をつくることができました。また一つ木工作品が増えて、ほっこりした気持ちになることができました。 
昨年から、この木工教室だけはお父さんと参加が目標です。
今年も子どもよりお父さんが一生懸命の時間でしたが、子どもの描いたイラストを彫り、本人も満足の作品に仕上がった
ようです。 
先生には毎回いろんな準備をしていただき、充実した時間を過ごさせていただいて、ありがとうございます。帰る時から、来年はどんなものかなといつもわくわくしています。次回もぜひ参加したいです。 (SA)

長男が木工製作に興味を持ちだした事もあり、初めて兄妹で参加させていただきました。
小2と年長なので作ることが出来るのか心配でしたが、やすりで木を磨いたり、塗装をしたりと色々な作業に真剣に取り組んでいました。
終わってから、「楽しかった。また行きたい。」と。そして、出来上がった作品をじっくり眺めていました。
帰ってからも、おじいちゃんおばあちゃんに「みてみて!!」と早速見せていて、満足気な自信たっぷりの顔をしていました。
是非、来年も参加させていただきたいと思っています。
先生には丁寧にやさしく教えて下さり、ありがとうございました。 (T)

参加するたびに、どんどん作品が増えていき、毎年楽しみに参加しています。楽しく話しながらできて、とても嬉しかったです。作るのがんばれたっていう達成感を感じさせてくださる、川月先生に感謝です。ありがとうございました。 (SI)

今回小学校1年生になり、初めて木工教室に父親と二人で参加しました。
難しくてできないのではないかと考えていましたが、準備をしていただいていたおかげで父親と二人、楽しく作成できたようです。
出来上がりを見て宝物もしまいやすく、開け閉めも1年生の息子でも簡単にできるようになっており、なるほど!といった感じです。
フォトフレームの周りに飾るものも準備しているので、近いうちに飾りつけをして完成させようと思っています。
息子も大満足で、「次はいつ行くん?」と帰りに聞いてきたそうです。
家ではさせてあげたことのない経験ができ、大変感謝しています。
また来年もぜひ参加できればと思っています。本当にありがとうございました。 (K)

クローバーの会活動報告

8月4日にカフェにてお茶会を開催!4家族がアフタヌーンティー体験をしました。
春からみんなでボランティア活動を頑張ってきました。休憩時間に次のやりたい活動の話し合いをしています。大きくなってきた子供達には、それぞれやりたいことがあります。
一人ではちょっと…と思えても、クローバーの仲間と一緒に実現できたら素敵ですね!
参加者の感想です。

・初めてのアフタヌーンティーが出来てうれしかったです。もともと私がやってみたいことが、会のお母さん達が私の願が叶えてくれて本当にうれしかったです。沢山のお菓子で、得した気分でした。
・とてもおいしかったし、メンバーでお話ができたのも楽しかった。あと、急きょ体験したお菓子の型抜きも記念になって楽しかった。
・個室で周りを気にしないで、色々な話ができてうれしかった!座席もちゃんと考えてくれていて、安心して話ができました。また行きたいです!
・アフタヌーンティーという少し大人っぽいイベントで、最初は少し緊張していたようですが、個室でゆっくりと気兼ねなく話すことができる環境だったので、大人も子供も関係なく映画やゲームやテレビの話などで盛り上がって楽しかったです。母と子関係なく話ができるようになり、つくづくみんなの成長を感じました。

次は8/29の日帰りレオマワールドです。お楽しみに!

母の想いを語る会 案内

育てる会正会員 + 赤磐ぐんぐん保護者向け 合同企画!!

    新1年生になるお子さんをお持ちのお母さん方のための  
 第2回 先輩お母さんの話を聞く会

日 時:平成25年9月12日(木)10:00〜12:00
場 所:おひさまハウス(赤磐市和田194‐1 事務局1F)
定 員:20名
参加費:300円
話し手:鳥羽代表 他 先輩の育てる会会員のお母さん方、赤磐ぐんぐんスタッフ
対 象:育てる会正会員、赤磐ぐんぐん保護者の内、来年小学校の新1年生となられる
お子さんをお持ちの方(優先)、定員に達しなければ他の年齢の方でも参加でき
ますので、申し込んでください。
申 込:育てる会事務局 Tel.086‐955‐6758 定員になり次第締め切ります
先輩のお母さん方や赤磐ぐんぐんのスタッフから、学校選びのポイントや、特別支援学校、特別支援学級、普通学級のそれぞれのメリットやデメリット、就学までに配慮しておくことなど、をお話しいただきます。
詳しい内容については、後の「ぐんぐんだより」のページで紹介しています。

花づくり 子どもボランティアの募集

いつもはボランティアをしてもらうことの多い子どもたちですが、自分たちも誰かのために役にたちたい!とも思っているのではないでしょうか。
なにより、親として「自分のためではなく、ひとのために頑張った」ことを、いっぱい褒めてやりたいですね。
そんな親と子ども達の想いに応える形で「花づくり ボランティア隊」の企画を考えてみました。
この夏は「クローバーの会」の子どもたちに植えてもらったひまわりやマリーゴールドが、きれいな花を咲かせていましたが、もっと多くの子どもたちにもこんな体験(おおげさにいえば、自己実現のための経験)が有意義なものになると考え、正会員の方に広く募集いたします。
今回の企画に賛同していただいた岡山県福祉事業団より、「山陽新聞ふれあい基金」の助成もいただけることになりました。
「子どもたちの初めてのボランティア、花いっぱい活動」です。事務局の周囲の花壇を花いっぱいにして、通ってくる赤磐ぐんぐんやぴっぴの子ども達、散策されている地域の方々にも喜んでいただきたいと思います。
詳しい日程などは、参加していただける方とも相談して、無理のない日程で行いたいと思います。
とりあえず、第1回は9月21日(土)10:00〜 1時間ほどを予定しています。
ボランティアに参加希望の方は、事務局 086-955-67587まで、ご連絡ください。
第1回は草抜きと花壇の耕しを考えています。固い土を柔らかくして、肥料や腐葉土を入れて土づくりから始めたいと思っています。

サッカークラブのお知らせ

日時 : 平成25年9月22日(日) 10:00〜12:00(9:45集合)
場所 : 岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、サッカークラブ担当までご連絡ください。(正会員 限定)

水泳教室のお知らせ

日 時 : 平成25年9月15日(日)15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
          ※プールは育てる会水泳教室 貸切で行っています。
連絡先 : 育てる会事務局
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
体験は1回2000円(保険代込み)です。(正会員 限定)
★欠席される方は、必ず9月10日(火)までに事務局に連絡してください。
★当日の急なキャンセルなどは 水泳教室担当に直接連絡ください。

OHAの会のお知らせ

OHAの会は高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんのための会です。
知的障害がないからこその悩みや将来への想いなど、同じ立場のお母さん同士で想いを語り合いましょう。

  〈 9月度 OHAの会 案内 〉

日 時:平成25年 9月5日(木) 10:00〜12:00
場 所:西ふれあいセンター (岡山市南区妹尾880-1)
アドバイザー:利守 愛子 先生(臨床心理士)
参加費: 800円
持ち物:『「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版』(吉田 友子:著)お持ちの方
申 込:育てる会 事務局(Tel.086-955-6758)(正会員 限定) 

『俺ノート』の会 お知らせ

日時 : 平成25年9月8日(日)10:00〜12:00
場所 : おひさまハウス(赤磐市和田194‐1)
持ち物: のり、はさみ、ノートや画用紙、切抜き用雑誌など、おやつ、飲み物
小学校4年生以上の男子! 対象の『俺ノート』の会です。
夏休みも終わり、気分一新、また楽しく作りましょう。
初めての方も気軽に参加ください。
申込みは事務局(Tel.086‐955‐6758)まで。(正会員 限定)

 岡山ひともの探訪
川崎医療福祉大学 重松孝治

第12回 言ってることがバラバラ

久しぶりに会った親子との会話の中でお子さんが混乱してしまった話です。
お母さんから最近の様子を聞いていました。お母さんが言うには、そのお子さんが最近思ったことをそのまま口にしてしまうのだが、それが周りの子からすると指摘されているような内容であるために、嫌がられているとのこと。 確かに「どうして毎日学校に来ているのに60点しか取れないの?」や「一輪車に乗れないのは、○○さんだけなんだけど、どうして?」というコメントや質問は、言われている側からするといい気持ちはしない内容になりますよね。そうしたことが学校でよくあるので学校で困っている、という話でした。
そんな話を聴いていて、思わず私がその子に「確かに思ったことをそのまま口にするって、罪だっていうもんね」とコメントした時です。その子が急に「それはおかしい」と言いました。そしてこう続けます。「先生は3年前の7月21日に、『思ったことがあったらちゃんと口に出せ』と言った!」
確かにそうなんです。3年前の彼は、自分が困っている時に助けがもらえないたびに、「何でわかってくれないんだ!」と怒っていました。そのため表出支援において、「人の気持ちは多くの場合、言わないと伝わらない」ということを教えていたのでした。
彼の記憶力の強さには驚かされるのですが、同時に彼が様々な情報に触れた時に感じる混乱もあるのだと感じました。つまり「思ったことは伝えないといけない」ということと、「思ったまま(全部は)伝えてはいけない」ということの2つの情報について、どの様に整理し、理解したらよいかに混乱があるのです。
これらの伝達や情報は大抵、断片的なものになります。その結果、このような似たような状況におけるその断片的な情報が、自閉症の人にとっては時に正反対のものに感じたりするなど、混乱する要因にもなります。彼はこのメッセージを受け止める気がないのではなく、言われた2つの情報の整理ができないのです。
こうした混乱を示した子どもに対して、時に支援者が「反発的な態度をとる」という言い方をすることがありますが、もう一度立ち止まって考えてみましょう。多くの場合、子どもたちは「混乱」しています。そしてその混乱は、自閉症の学習スタイルの結果であって、私たちの配慮が足りないメッセージが結果として、こうした混乱を招いているという事実を忘れないようにしなければなりません。
だからこそ、自閉症支援では情報の整理が重要な配慮の1つとなってくるのです。視覚支援をしたらOKという単純なものではなく、前回の指導で示した視覚支援と、今回の内容との整理や関係性を明らかにしながら、説明をすることが必要となります。
先ずは私たちの頭の中の知識や情報の整理から、支援はスタートします。

 ぐんぐん だより 

赤磐ぐんぐん

まだまだ日中は暑い日が続いていますが、朝は少し過ごしやすくなっってきましたね。
でも、今年も残暑は厳しそうですね。
先月号の会報で、第1回赤磐ぐんぐん座談会のことを紹介しましたが、座談会を終えて、参加したお母さんたちからは、「子どもの特性を理解して支援を考えることの大切さがわかりました。」という感想を多くいただきました。座談会に参加できなかったお母さんたちにも当日の資料をお渡しして、当日の様子などもお話ししました。
その後・・・お母さんたちとお話をする時、日常生活の中で困ったことがあったことの相談が、「どうしたらいいんでしょう・・・」で終わらず、「こんなことがあったんですけど・・・・きっと、こんなふうに対応したらよかったんでしょうね」と、どうしたらよかったかまでお話ししてくれる方が増えてきました。
「こうしたらよかったんだろうな・・・」とわかっていても、その場では冷静に対応することができずに、後で反省してしまうことも多いかもしれませんね。でも、そこで落ち込んでしまわずに、その経験を次に活かしていけるように前向きに取り組んでいきましょう。まずは、「考える」ことを大切にしていきましょう。
お仕事をされている方も多いので、日程の調整など難しい面もありますが、ひとりでも多くの方が参加できる座談会をこれからも計画していきたいと思っています。
さっそく、9月12日には、育てる会の企画と連携させて、第2回目として、『先輩お母さんの話を聞く会』を計画しています。この座談会は、来年度、小学校入学を控えて様々な悩みを抱えているお母さん方に向けて、先輩お母さんたちがどのように進路を決められたかなどをお話ししていただく予定にしているので、参加可能人数の関係もあり、来年度小学校に入学されるお子さんの保護者の方を優先させていただきます。希望者全員が参加できる座談会ではありませんが、第3回目の座談会は10月頃に計画しています。
第3回目の座談会はどなたでも参加できる座談会です。
テーマは『お子さんの特性について考える2・家庭でのスケジュールなど支援グッズについて考える』にしようと思っています。特性に配慮した支援を考えていくためには、お子さんの特性について理解することは必要不可欠です。なので、第3回目の座談会のテーマにも、「お子さんの特性について考える」を入れたいと思っています。パート2です。
そして、新しいテーマとして、「家庭でのスケジュールなど支援グッズについて考える」を入れようと思っています。自閉症スペクトラムの特性について理解を深めていけば、お子さんに必要な支援についてわかってくると思います。
しかし、いざ実践しようと思ってもどこから取り組んだらいいのか、どのようにしたらいいのか悩んでしまって取り組めないままでいる・・・そんなお母さんたちにとって、この座談会をきっかけに、家庭で取り組みがはじめられるようになればと考えての企画です。多くの方に参加していただき、療育の中だけでは取り組めないことを一緒に考えていく座談会にしたいとおもっていますので、よろしくお願いいたします。
まだまだ残暑厳しいですが、次号をお届けするころには少し過ごしやすくなっているでしょうか・・・。暑さに負けず、ぐんぐんスタッフ一同、今月もがんばっていきます(^−^)/
(赤磐ぐんぐん療育スタッフ 河野友紀)

ぐんぐんキッズ

暑かった今年の夏ももうすぐ終わり、朝晩涼しくなってきました。
キッズに通う子ども達は、夏休みに楽しい思い出がたくさんできたようです。
ぐんぐんキッズでは、お母さんたちが連絡帳に書いてくださったエピソードを、子ども達に聞いたり、他の子と「お盆に出かけたこと」等のテーマで話をしたりしています。
保育園や幼稚園の頃に比べ親が先生と直接話したりすることが少なくなる小学校期は、学校でどんなことがあったのか、どんな嬉しいことがあったのか、どんなことで困っているのかの情報源は、わが子が中心です。少しずつ、学年が上がると「面倒くさい」「別に何も(ない)」と話をしたがらなくなるケースもあるようです。本当に単純に面倒くさい・特に報告するようなことがない、という場合もありますが、多くは「順序立てて説明するのが難しいから」「何回も聞き返されるのが嫌だから」など、「自分の体験・経験・気持ちを話す練習をしてこなかったから」という場合も多いです。
お母さんたちは「わが子がいじめられていないか」「困ったことがないか」ということを聞きたいと思われると思いますが、最初は嫌なこと・辛いことを話すより、楽しいこと・嬉しいことなどのポジティブなことを話す方が褒めたり共感したり、肯定的に聞けるのでお薦めです。キッズではお母さんたちに「子どもと楽しいことをたくさん共有して、家でその写真等を見ながら話をしてみてください」とお伝えしています。いきなり学校の様子を聞こうとすると、子どもがどう説明したらいいか分からなくなったときに助け舟を出すこともできません。療育の中でも楽しい活動をした後、誰とどんな活動をしたのか、時系列で聞いていく練習をしている子もいます。ざっくりした聞き方ではなかなか伝えられなかったり面倒がる子も、1つ1つ順番に聞きながら、時系列を整理してそれを書いていくと「あ、これも楽しかったけど、その前にこれをしたんだった」と思い出したり、「先生、○○って書いて」と自分の思いを追加して書いてほしがったりもします。これは作文を書く際にも応用できます。頭の中を整理するという意味でも、視覚的に示してあげるということは有効ですね。
楽しいことの共有は、何も特別なイベントやお出かけだけに限りません。例えば同じテレビを見て笑った、一緒にご飯を作った、今日のデザートはおいしかった…。そんな一見小さいことでOKです。
笑顔で話をする経験をたくさんしてください。少しずつ学校での出来事も笑顔で話ができるようになることと思いますよ。聞き方も「今日どうだった?」という抽象的な聞き方よりは、「今日の給食はどんなのが出たの?」「その後の昼休みは何をして遊んだの?」など、具体的に本人も思い出せるような声掛けをしていく方が分かりやすいと思います。最初はうまく説明できないと思います。焦らず、ゆっくりした気持ちで笑顔で聞いてあげてくださいね。
先日8月20日(火)、ぐんぐんキッズに通っている子どもたちの学校の先生対象に、ぐんぐんキッズ見学会を行いました。
赤磐市内をはじめ、たくさんの学校の先生が来てくださり、子どもたちの学校での様子を教えていただくこともできました。先生方は皆さんとても熱心で、キッズの療育内容や課題などもたくさん写真を撮られ、構造化やスケジュールにも質問されたり「作ってみたい」と積極的に話してくださり、私たちもとても刺激を受けた時間となり、今後も一緒に子どもたちの支援を・連携をしていきたいというお話をしあうことができました。
夏休み中にも関わらず多くの学校の先生が来てくださり、とても嬉しかったです。ご案内・お誘いくださった皆さん、ありがとうございました。熱心な先生が多くて本当に心強く、嬉しかったです。二学期は、長い夏休みの反動で少し行きづらかったり、行事続きで疲れてしまう子もいると思います。どんなことでつまずいているのか、学校の先生とも連絡を取り合いながら、楽しい二学期になるよう、考えていきたいですね。
困ったことがありましたら、キッズスタッフも相談に乗りますので、どうぞご相談ください。皆で一緒にチームとなって、考えていきましょう。
(ぐんぐんキッズ スタッフ:松田 紗代)

支援センターNEWS

月末に降った雨で、少し気温も落ち着き、空には鱗雲が浮かんでいます。
秋の訪れを確信するのは、まだ早いのかもしれませんが、今年は秋が長いとうれしいな〜と個人的に思う今日この頃です。
今年の夏は、小学校の個別懇談の中で紹介をされた形で、新規に相談を希望する声が多く寄せられました。その多くが、学校からのすすめであって、保護者の気づきから寄せられたものではありませんでした。「相談先がある」「支援センターで相談をするとよい」などの考えが小学校へ浸透してきたことは喜ばしいことですが、お電話をいただいた方々の話を聞いて、かなめになって動いていただくはずの保護者が置き去りになってはいないかと強く感じました。
「先生に、学校で気になる行動があると言われました。
支援センターに相談してみてくださいと言われました。
私は気になることはないのですが、何を相談したらいいのでしょうか?」
小学校に限らず、子どもの所属園や学校から紹介されたときに起こりやすい現象といえます。
こうした相談には、「お母さんにとっては、心当たりのない話でビックリされたのですね。それは、かえって混乱をされましたね。」
というところから話が始まります。電話をかけてこられたのは、(きっかけこそ受け入れがたい事態であったものの)先生の情報提供から子どもの様子が気になったからであり、ここで曖昧にせず相談につながったことは、チャンスだった・ラッキーだったと思えるように導いていかねばなりません。先生方が気になることをお話になったのも、学校である子ども姿を正しく親に伝えることは務めであり、学校では子どもたちの理解者でなければならないという思いがあってのことです。「一緒に考えていきましょう」という姿勢がうまく伝わらなかっただけのことと、私は理解しています。
家での子どもの姿と学校での子どもの姿が異なることはどの子にもあり得ることですが、どっちが本物でどっちが偽物というわけではないと思うので、今ある事実からきちんと本人像を把握する必要があると思います。
ただ、保護者自身が目の当たりにしたわけではない学校での様子を、担任からの伝達情報のみ理解しそれをもって相談を進めていくには、あまりにも情報量として足りないと感じます。
  気になる行動は、場面が異なるときは変化するか
  気になる行動をするときに、規則性はあるか
  うまくいくときはあるのか
  うまくいくときがあれば、どんな状況だとうまくいっているのか
 
など…保護者と情報共有しておいてはじめて、相談できる土台ができると思うのです。
先日、赤磐市の保育士・幼稚園教諭向けの合同研修を依頼されたので、その中でも「連携の在り方」という節でこの話をしました。保育士さんからも、連携と言えば、「外部機関と…というイメージが強かったのですが、園内の職員全体とも、もちろん保護者とも子どもの情報を共有して、支援や保育の在り様を考えていくことは連携になるのですね。一番身近で大事なところを見逃していたように思います。」という感想をいただきました。
気になる行動や、その他の行動に着目し、
             しっかりと観察や整理が出来たら「連携」!
     そして、一緒に考えていきたいという姿勢で!
                謙虚且つ前向きに…!
先生方と、保護者の皆さんが子どもたちの事でつながって、一つでも正しい理解につながっていきますように応援していきたいと思います。
(あかいわ発達障害支援センター 相談員:原 未春)

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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