sorry,Japanese only

平成27年3月31日

 

 第203号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 203号 目次

     雨に濡れる桜

     即実践講座のお知らせ

     18歳の春を目指すクラブ ・つばさの会 お知らせ

     『俺ノート』の会・OHAの会 お知らせ

     水泳教室・サッカークラブ お知らせ

     私のお薦め本コーナー
          「 真っ先に読む アスペルガー症候群の本」

     近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
        赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ

     支援センターNEWS

     グループホーム建設寄付 お礼

桜が、雨にぬれて震えているように見えます。
満開の桜が、土手沿いの道を彩ってきれいです。
土手の緑は桜に負けじとばかりに、一層緑を輝かせているように見えます。桜の薄いピンクと黒々とした太い幹が、対比をなして際立って見えます。
一年に一度、桜並木に人の注目が集まるこの季節です。
せっかくの桜が、雨で散ってしまいませんように・・・
私は、満開の桜より、散る時の桜が好きです。川面を流れて下る花びらが、好きです。
また、はらはらと散る桜並木を、体いっぱい桜の花びらを受けながら歩いている時、まるでお姫様になったような、そんな気持ちがします。
「見て〜」と手のひらに受けた花びらを手に、小さい女の子だった頃に、一瞬戻ってしまう・・・そんな魔法の力を桜は持っているようです。
それから、夜の闇の中に浮かぶ桜も好きです。
夜遅くなってから帰る自宅近くの義兄の家の桜を車のヘッドライトを照らして見上げるのが、好きです。兄は、普段は大阪で暮らしているので、誰も住んでいないこの家の庭の桜を愛でている人は、たぶん私くらいのものです。
漆黒の夜空にヘッドライトを当てた桜が、浮かび上がる様は幻想的で、この世のものとは思えない美しさです。
ほとんど人通りのない我が家へ続く田舎の道ですから、車を止めても誰も文句を言う人はありません。相当怪しい花見ですが、しばし見とれておりますと、後ろから車が近づいてきました。ああ〜、夫が帰ってきたようです。花見は、今日はここまでですね。
〜とまあこんな感じで、毎年お花見は近いところで済ませる私です。
皆さんは、どこでお花見しましたか?

さて、この忙しい年度末に我が家は、九州のハウステンボスへチューリップを見に行ってきました。
いつものようにツアーでのバス旅行です。
親子三人、何にも考えなくていいバスのツアーは、結構好きです。
ちゃんとハウステンボスに連れて行ってくれるし、お土産物やさんには寄ってくれるし・・・
団体旅行と言っても、特にお話しなければ、気にすることもありません。
深く立ち入ってくる人はいませんし、哲平の事を奇異な目で見る・・・なんていう失礼な人にも出会ったことはありません。
どんどん勇気を出して、皆さんも子どもを連れて出かけてみませんか? 地図を見たり、駐車場を捜すなんていうことが、めんどくさくなった私には、ちょうどいいです。
でも、途中ですれ違った、キャンピングカーに乗られた少し私たち夫婦より高齢に見える方が、気になりだしました。
こんな風に夫婦二人で九州一周旅行なんていいなぁ〜なんて憧れました。
それからはバスの中から見えるキャンピングカーがやたら気になりだして、次買う車は、キャンピングカーがいいねぇ〜なんて、夫に話す始末です。
どこかで展示会なんかないかしら・・・、素敵なアクティブな老後に憧れる私です。
さて、ハウステンボスの話題に戻りましょう。
哲平は、どこでも楽しそうでした。写真の笑顔を見てください。
私たちも哲平のお蔭で、いろんな経験をさせてもらえました。
ハウステンボスでは、パレードを道端に座って、見ました。
こういうことにあまり興味を感じない私ですが、哲平と一緒だとう〜んと楽しく感じます。
拍手したり手を振ったりを見本としてやっているうちに、本当に楽しくなってきました。
仮面舞踏会というネーミングはオーバーですが、パラパラダンス見たいなのを舞台の仮面をしたダンサーがされるのを見ながら踊りました。
哲平も私の振りを見ながら、律儀に踊っています。満更嫌そうでもなく、何曲も何曲も一緒に踊りました。夫と二人だったら、こんな事恥ずかしくて出来なかったかもしれませんが、哲平と一緒だからこそ、ハウステンボス仮面舞踏会を満喫できました。楽しかった〜♪
そうそう、九十九島の遊覧船にものりました。
小さな入り江で360度の旋回をするのですが、ググッと船が斜めに傾いて、それはそれは迫力ありました。
何しろ私たち3人は、小さな子供たちと一緒に船で一番高いマストの中段くらいの高さのところに登っていたものですから、ちょっとばかり怖い思いもしました。哲平ときたら恐怖でひきつった様子でギュッと手すりにつかまっていました。
色々あった小旅行でしたが、ふと思いました。哲平が巣立った後の夫婦二人だけの旅行の事を・・・。
一年に一度は、二人で旅しましょうね。とか、一カ月に一度は、二人でお酒を飲みに行こうね〜とか、色々言うのも、夫婦の危機が来るのではないかと思うからです。
哲平は、二人の仲を取り持ってくれるジョイントの役割をはたしているように感じます。
楽しいこともしんどいことも、これまでは、哲平が中心の私たちでした。
来年の4月には、グループホームが完成して、哲平は、そのホームに入居予定です。
夫婦二人だけの暮らしが始まります。なんだか不安・・・、そんなことを今から考えている私です。もしかしたら、新婚のころみたいに、二人だけの楽しい日々がはじまるのかもしれないのにね〜(笑)

さて、(私の文章には、“さて”が多いという娘からの指摘がありましたが、これに代わる良い言葉が見つからないので、とりあえずこれで行かせてもらいます)・・・・
さて、4月2日は世界自閉症啓発デーです。日本国中、世界中で、この日に合わせて色々な啓発イベントが行われました。
育てる会でも、4月2日には、DDネット(岡山県発達障害児・者の親の会連携協議会)の主催行事として、赤磐市やあかいわ発達障害支援センターのスタッフも参加いただき、赤磐市のスーパーマルナカでチラシを配りました。
来店される方に一人ひとり手渡しで、DDネットのチラシとあかいわ発達障害支援センターが作ったチラシの両方を手渡しさせていただきました。
ぐんぐんのスタッフや保護者の方、その子どもたちも協力いただいて、頑張って500部を配りました。
哲平が以前お世話になっていた旭川荘バンビの家のM先生たちも参加くださって、総勢25人もの協力をいただきました。
赤磐市では、今回で3回目になります。毎年毎年配っているので、おなじみの方も出来て何人もの方と話し込んでしまうほどでした。哲平の事をテレビで見たという方や小さい頃の哲平を知ってくださっている方には、今の哲平の事を報告したり、また自閉症を詳しく知りたいという方もいらっしゃるようで、とても熱心に聞いてくださる方もありました。
また、久し振りで出会う人とは、近況を話しあったりして、1時間30分ほどのチラシ配りの間私は、主にお話をしていたような感じでした。これも啓発にはいるのでしょうか??
子どもたちが、頑張ってチラシを手渡ししてくれました。

ボランティアで参加してくれたスタッフのMさんのお子さんが、とても上手にお客さんに手渡しをしてくれました。
はじめてのボランティアだそうです。春休みが明けたら、学校できっと皆に報告するのでしょうね。なんだか、目に浮かぶようです。みんな誰かの役に立ちたいと願っているように思います。こんなに小さな子どもたちでも、これが何かの役に立つのだと思うと嬉しいのでしょう。とてもいい経験をしたと思います。
N君の弟君は、まだ5歳ですが、おばあちゃんと一緒に頑張って手渡ししてくれました。
とても温かい和やかな時間でした。
来年も再来年も続けていけたらと願います。
チラシ配りを終えて、赤磐市の職員の方や、旭川荘の先生方とは、さよならして、おひさまハウスの離れで、今度は大懇親会です。
保護者の方や、発達障害支援センターのスタッフ、ぐんぐんのスタッフも加わって、会のお料理上手なTさんをリーダーに、3人のお母さんたちが作ってくれたサンドイッチやおいしいスープの軽食をいただきました。
賑やかで楽しい時間を2時過ぎまで過ごしました。
自閉症啓発デーin赤磐の報告でした。

さて、4月4日は、私たちの会の自閉症啓発デー記念講演会がありました。
詳しいことは来月号で報告しますが、この会報で先にほんの少し触れたいと思います。
講演会は、年度の変わるちょうど学校の先生方には、一番お忙しい時期と重なってしまいます。
この時期の啓発セミナーは、参加者が少ないのは仕方ないかなぁ〜と思いながら、開催することにしたのは、やはり「世界自閉症啓発デー」のイベントとして、啓発を目的にやりたかったからに他なりません。
この機会に、少しでも自閉症の事を一般の方に知ってもらいたいとも思いました。

また、自閉症の孫をもたれたおじいちゃんやおばあちゃんにも、聴いて欲しくて企画しました。
重松先生に講演会をお願いしたのは、以前とても解りやすい講演会を初心者の方にも解るようにしてくださった事があったからです。
先生は「自閉スペクトラム障害について、できるだけ専門用語を使わないで話してほしい」、という面倒なお願いに、丁寧に応えてくださいました。はじめての方には、難しかったかしらという心配をよそに、アンケートの感想は、皆さん「よく解りました」「理解出来て、大変参考になりました」というものばかりでした。
これからの、理解や支援に役立ったかと思います。忙しい思いを先生にもスタッフにもさせてしまいましたが、やってよかったと思いました。
重松先生は、私たちの会の行う赤磐ぐんぐんの療育アドバイザーとして、去年までずーとお世話になってきた方です。
先生がおられたから、今の育てる会の療育事業は何とか運営ができてきたと思っております。
実は、11年前、私どもの会で子どもの為の療育機関を作って欲しいといわれるお母さんたちのご要望を受けて、どうやってそれを作っていけばいいのか、悩んだ末に相談させていただいたのが、大阪の中山清司先生でした。
その中山先生が、「岡山へ、もう一人若いとても有能な人を連れていくから・・・」と言われて、最初の日にお二人で私どもの事務局のある赤磐市和田に来て下さったあの日の事を、私は良く思い出します。
先生は、今から11年前ですから当然11歳お若いわけですが、とっても純粋な青年教師という印象でした。
何とかみんなの役に立ちたいと思ってくださっているのがよく解る感じで、当時、2人の若い療育担当希望だったYさんとTさんそれに事務局スタッフで後に療育担当になるMさん、そして私の4人で先生のお話や、講義を一生懸命学んだものでした。
あのときのみんなが一丸となって「とにかく自閉症の彼らの為に、いいことがしたい」という、止むにやまれぬ熱い情熱、高揚感を忘れることが私は出来ません。
そしてその想いは、今でも脈々と私たちの体の中を流れています。
スタッフは次々、結婚、妊娠や出産など、家庭の事情で入れ替わっていきましたが、重松先生を中心に作り上げていった育てる会の療育事業所「赤磐ぐんぐん」は、今でもその想いと共に健在です。今のぐんぐんがあるのは、先生のおかげと言っても過言ではありません。
本当に先生のお話は、分かりやすくお気持ちがこもっていて、何にもわからなかった素人の私たちを、ここまで連れてきてくださいました。本当に感謝しています。
今から11年前、まだ先生が大阪で養護学校の教師をされていた時からのお付き合いで、一番長くこの育てる会が、お世話になっている先生です。そんな先生のお話でした。

さて、今回の会報は、すっかり遅れてしまいましたが、頑張って出しますね。
年度末と年度初めが一度にきます(当たり前ですね)。
色々、あって大忙しですが、律儀に会報を出すというのが、私たちの会のいいところです。
こんな風に毎月会報を出している会は、ほとんどないらしいと200号を出す時に聞きました。それならと、余計頑張る元気が出ましたね〜♪
今回、賛助会員の方で会員の期間が終わる方、どうぞ次の一年間もどうか会員でいてくださいね。
私たちの会は、皆さんのお力添えで成り立っております。多くの賛助会員の方が、居てくださるので,会の運営が出来ています。目指せ500人の賛助会員というのが、今年の目標です。
現在の賛助会員数は、430人です。どうか辞めないで、そしてお友達も出来たらお誘いいただいて、継続をよろしくお願いいたします。
また、今回の会報には、6月の水野敦之先生の「「気づき」「できる」から始める自閉症支援」という講演会の案内と、門真一郎先生の即実践講座の案内チラシを同封しております。どうか、学校の新しい担任の先生や、お知り合いにお勧めいただきます事をお願いいたします。
桜が散ると、いよいよ本格的な春ですね〜。新緑の若葉の季節がやってきます。
また、新しい年度が始まります。新しい学校、新しい先生、新しいお友達、新しい職場・・・・いろんな新しいが始まります。心も新たに頑張りましょう!!
では、皆さんお元気で、ごきげんよう!!
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)

教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ

☆ 第1回 ☆ 平成27年5月13日(水)19:00〜20:55
テーマ : 自閉症スペクトラムとは(1)
場 所 :岡山国際交流センター 国際会議場 (岡山市北区奉還町2-2-1)
第1回に限り国際交流センターです。
第2回以降は 原則、県生涯学習センターで開催の予定です。
対 象 : 教職員・保育士やそれを志す方、施設・福祉関係職員の方 対象。
          (申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
講 師 : 門 眞一郎 先生(児童精神科医:京都市児童福祉センター)
参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
        欠席された回の講義については、BDをお貸しします。
今年も、いよいよ即実践講座が始まります。
岡山からの熱い想いに応えていただき、今年も門先生が京都から毎月講演に来ていただけることになりました。 
貴重な機会ですので、ぜひ多くのみなさんの参加をお待ちしています。
詳しくはチラシをご覧ください!

18歳の春を目指すクラブ お知らせ

4月の活動は、お休みです。 5月から定例会をはじめます。
日 時:平成27年5月8日(金)  10:00〜12:00(受付 9:50〜)
場 所:東山公民館  美術工芸室(岡山市中区平井4丁目13−33)
         TEL  086-276-6202 (ナビ用)
内 容:顔合わせ、IEP(長期目標,短期目標)の作成
持ち物:IEP作成用の資料「指導目標サンプル一覧」(継続会員の方)
     資料がない方はこちらで用意します。
正会員の新規加入者をおまちしています。
なお、見学は正会員限定で無料です。

つばさの会の報告とお知らせ

つばさの会は平日に活動している「18歳の春を目指すクラブ」に参加するのが難しいお母さん達が、土日に集まって勉強している会です。 
次回開催は
日時:4月12日(日)10時〜12時
場所:おひさまハウス(育てる会事務局)
参加希望の方は、事務局(Tel.086‐955‐6758)にご連絡ください。(正会員限定)

『俺ノートの会』のお知らせ

『俺ノート』の会です。
参加は小学校高学年(四年生)以上の男子です。
興味のある方、ぜひ見学にいらしてください。
今回は作品を紹介します。
Y君の作品は、旅行雑誌 ●ゃらんの、にゃ●んが色々なところにいます。
きれいなマンションの部屋に、まるで元から居たかのように切り抜いたにゃ●んを貼っています。
さらに、サイズもちょうど良いものを探し、情景に合ったポーズの切り抜きを貼っていて、素晴らしい!!
Y君の説明では、部屋には犬もいるけど、それはお手伝いさんなんですって♪
とてもユニークで可愛い作品です。
それでは次回予定です。
日時:4月18日(土曜日)14:00〜16:00
場所:おひさまハウス
持ち物:のり、はさみ、ノートや画用紙、切り抜き用雑誌など、休憩用のお菓子や飲み物
参加希望の方は、事務局(Tel.086‐955‐6758)にご連絡下さい。(正会員限定)

OHAの会のお知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。
今月もお母さんからの感想が寄せられているので紹介します。

○ 今日は「生理的機能のこと」についての話でした。睡眠薬を飲んで、逆にはしゃいでしまったり、睡眠障害が多かったり・・・今のところ、うちの子に該当する事はなかったのですが、参考になりました。
後半は「今年度よかったこと」「今年度の成長」「これからの心配ごと」について皆さんと話をしました。皆さんそれぞれに、卒業を控えていたり、入学・進級についての不安だったり、いろいろ考えておられるのがよく分かりました。こういう場で、「自分だけじゃないんだな〜」と思えるのがとてもありがたいです。
私も子どもが中3になり、受験のことを考えざるをえなくなるので、頑張っていこうと思います。 (S)
○ OHAには、今回2回目の参加でした。
本の読み合わせの中で、うちの子供の気になるところ、食事についての部分で、読んでいくうちにもしかして、うちもこういうことなのかも・・・!?と今まで思ったこともないようなことに気づかされ、新たな発見がありました。
分かっていたように思っていたことも、視点を変えたり、他のお母さんのお話を聞いたりと、とても勉強になります。
利守先生の的確なアドバイスには、とても驚かされます。
仕事の都合で参加できる日が少ないのですが、又、必ず伺いたいです。ありがとうございました。  (Y)

【次回の OHAの会】
日時:平成27年4月17日(金) 10:00〜12:00
場所:きらめきプラザ 小会議室 1 
アドバイザー:利守 愛子 先生 (臨床心理士)
持ち物:「青年期のアスペルガー症候群 仲間たちへ まわりの人へ」
          ルーク・ジャクソン:著(スペクトラム出版社)
       今年度の参考書籍です。お持ちでない方は事務局で手配します。
参加費:1000円 (書籍購入希望の方は、別途1900円・・書店よりお買い得です)
申込み:育てる会 事務局 (п@086−955-6758) (正会員限定)

水泳教室のお知らせ

日 時 : 平成27年4月19日(日)15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
連絡先 :育てる会事務局(Tel.086‐955‐6758)
        当日のキャンセルは担当まで連絡してください。

  水泳教室に 梶谷福祉基金 よりの助成決定!!

このたび、公益信託 梶谷福祉基金より、「自閉症児のための水泳教室」でこれからも子どもたちが楽しく活動できるようにと助成金をいただけることになりました。
おかげで、新年度も、昨年と同じ会費で運営できますので、ぜひ大勢の子どもたちの参加をお待ちしています。
水泳教室 27年度 年会費:11,000円(8月を除く、年11回開催予定)
      (途中入会の方は、残りの回数分の会費となります)
OSKのプールを貸し切りにしてもらっていますので、全員が育てる会の会員と子ども達です。安心してご参加ください。
水慣れのコースから、一人で泳げるコースまで、無理をさせない楽しい水泳教室です。
きょうだい児の参加もOKですし、体験も随時行っていますので(どちらも1回 1000円)
興味のある方は、ぜひ事務局までご連絡ください。 (正会員限定)

サッカークラブのお知らせ

日時:平成27年4月12日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、サッカークラブ担当までご連絡ください。(正会員限定)

 ぐんぐん だより 

赤磐ぐんぐん  

ようやく暖かくなってきて、いよいよお花見シーズン。
心もウキウキしてきますね。
3月は、ぐんぐんを卒業する子どもたちと最後の療育を迎え、慌ただしくもちょっぴりさみしい日々でした。
カレンダーを見ながら予定を確認する練習をしていた子どもさんの中には、最後の日だということを事前に自分で確認して、お手紙を書いてくれたり、最後の言葉を考えてきてくれたり・・。子どもたちの成長を感じました。
4月からいよいよ新しい生活のスタートです。小学校の入学を控え、新しいランドセルを買ってもらった子どもたちはウキウキする反面、ドキドキもしていることでしょう。
子どもたちよりもお母さんたちの方がドキドキしているかもしれませんね。
新しい生活に向けて、子どもたちに関わるはじめての人たちにお子さんのことを知ってもらうための支援ツールのサポートブックをお母さんたちが一生懸命作成していました。
私たち療育スタッフもそのお手伝いをほんの少しさせていただきました。
お母さんたちが作成したサポートブックを一緒に見ながら書き方を工夫したり、入れておいた方がいい情報を確認したり、とっても忙しい3月でしたが、サポートブックも無事に完成してほっと一安心・・・でも、渡すまではドキドキが続くでしょうね。お母さんたちが心を込めて作成したサポートブックが子どもたちの新しい生活の場面で有効に活用されることを願っています。
先日の山陽新聞の「発達障害と歩む」の記事に、赤磐ぐんぐんでもスーパーバイズをお願いしている川崎医療福祉大学の諏訪利明先生の記事が掲載されていました。
「家族も育てる療育を」、というタイトルの記事で、発達障害で早期療育が大切とされる理由・・・について、
『まず、本人の発達の時期を逃さずに伸ばすことができる。それから、家族が迷い迷い関わって、親も子もストレスをためる時期を長く続けないため』
『子どもだけを育てようとしがちだが、忘れていけないのは家族を育てる視点。家族にも子どもの特徴を理解して適切な関わり方を学んでもらう。親抜きの療育はありえない。』
と書かれていました。
赤磐ぐんぐんにも1歳代のお子さんが通ってこられるようになりました。家族の方にも参加していただいての療育を行っています。以前は、年中さんや年長さんの年齢の方からの問い合わせが多かったのですが現在はそれよりも小さいお子さんからの問い合わせが増えています。
毎日の生活の中で、子どもにどう接したらいいのかわからない・・・と悩んでいる家族の方もたくさんいます。家族の方々がお子さんへの関わり方が学べるように・・・療育では、家族の方々にお子さんとのかかわり方の工夫を伝える・・・ということを大切にしています。
今年度の赤磐ぐんぐんでは、「家族を育てる視点」を大切にしていきたいと考えています。
家族の方がお子さんの特性を理解して適切な関わり方をすることで毎日の生活は安定してきます。ストレスの少ない生活になってくるでしょう。特性を理解していけば、サポートブックもとてもスムーズに作ることができるようになるでしょう。特性の理解は将来への支援につながるなくてはならないとても大切なことです。家族の方々と学び合う時間を大切にしていきたいと考えています。
いよいよ新年度スタートです。
赤磐ぐんぐんもお部屋の構造化を変更しました。
子どもたちがどんな反応をしてくれるのか・・・スタッフ一同、ドキドキ、ワクワクしています。
お部屋のレイアウトは変わっていますが、今まで使っていたスケジュールやワークシステム、支援ツールは同じです。
変化に対応することが苦手なお子さんも多いですが、変化があっても、いつもと変わらない物があることで安心できます。
今まで使っていたスケジュールやワークシステム、支援ツール・・・いつもと変わらない物が子どもたちの安心につながるはずです。
次号の会報では新年度の療育の様子も紹介したいと考えています♪
今年度も、赤磐ぐんぐん・ぴっぴ、をよろしくおねがいいたします。
(赤磐ぐんぐん 河野友紀)

ぐんぐんキッズ

春の嵐が過ぎ去り、ようやく暖かい日差しが増してきました。
ぐんぐんキッズの周りの空き地では、タンポポやツクシがどんどん出てきています。もうすぐ近所の桜並木も開花しそう。
素朴で優しい場所にぐんぐんキッズはあります。
先日の3月6日、今年度最後のぐんぐんキッズ座談勉強会を行いました。
今回のテーマは、「子どもとの暮らしの中で、『こんな時どうしたら良かったか』を考え合おう」でした。
子どもの困った行動(その場で求められる適切な行動がとれないこと)の背景には、子どもが持てる力をうまく発揮できない状況があります。それを解消するためには、まず子どもを観察し、そうした行動が起きる原因を見つけていき、子どもを見てどんな支援ができるかを考えることが必要です。
原則論(例:自閉症の人に視覚支援は有効だよなど)はもちろん有効な支援の一つです。
でも、本人やその場の状況に合っていないとうまくいかないことも多くて「アドバイス通りやったけど、なんだかイマイチうまくいかない」と思って支援をそこでストップさせてしまった経験、ないでしょうか?
本人をよく観察して、何に原因があるのか、なぜそういう行動をしたのかを理解して、支援を考えていくことが大切だということを、レジメや事例を使っての演習をしながら実践しました。
「これが正解である」「こうすればうまくいく」という魔法の支援を探すよりも、その行動の評価をし、家族皆で一緒に考えて、悩みながら取り組んでいくその作業が、今後また困った行動が出てきた時に、どうしたらいいかを探るヒントになるということ。
できそうにないことを強制されることが続くと、子どもの中で挑戦しようと思う気持ちがなくなっていき、自信がない子になってしまうので、まずはできたこと・できそうなことを続けていくことで、「分かる」「できた」と自分に自信をつけていける人になること。
不適切な関わりを止める・指導するだけよりも、本人がなぜその行動をしているのかを見ること・その行動をどういう良い行動に置き換えていけるのかを見つけることで、例えば「困らせる乱暴な子」から「遊びたいのにそれがうまく言えない子」という子どもへの印象・見えていた姿そのものが変わったりしていくこと。
などを、文献を参考にしながらお話させていただきました。
参加者からのアンケートの一部を紹介します。

☆最近の子どもへのイライラが半端なかったのですが、皆で集まって改めて勉強することで、気持ち的にもリセットすることができました。
後日、松田先生が参加者に配ってくださったまとめのプリントのケース事例Bの最後のまとめの文章が印象的でした。
これは、この他多様なケースにも言えることだと思うので、しっかり行動の事実を見ていきたいと思いました。
難しい用語などが出ていて、すぐには頭に入りくい箇所もありましたが、分かりやすく補足したり言い替えてくださったので、何とかついていくことができました。
☆冷静に行動分析することが大事だと、改めて思いました。事例を考えることによって、兄弟二人とも、お互いに適切に関わることができていないのが喧嘩の原因なんだという話が「ああ、そうか」とすんなり入りました。これは、私にとって大きな収穫だと思います。制止をするだけのことが多いので、ではどうすればいいのか、望ましい行動に置き換えられるよう、子どもをよく見ていきたいと思いました。ありがとうございました。
☆参考文献を読んで、説明をお聞きしながら、行動分析を考えることができて良かったです。グループワークでは、三上先生が上手にお話を進めてくださり、行動分析への色々な視点があることに気づかされ、皆さんの意見を聞ける話し合いはすごく大事だなと勉強になりました。今回も貴重な勉強会を開催していただき、ありがとうございました。
☆勉強会に参加させていただき、ありがとうございました。グループに分かれてケース事例の行動分析をする際に、松田先生がどこから書き始めていけば良いのかなどや望ましい行動へつながっていくためのヒントをたくさんくださったのが、大変分かりやすかったです。事例も、我が子にも当てはまりそうなよくある事例で、取り組み安かったです。「自閉症スペクトラムと問題行動」の本も、代表のセールストークがお上手で、買わせてもらいました。背中を押してもらえて良かったです。頑張って読んでみます。
☆毎回、自分が普段あまり読めていない本を、皆さんと一緒に読めて一緒に考えあえたことが一番良かったなぁと思いました。原因や具体的な対応の仕方を話し合える良い機会にもなり、ありがたかったです。演習時間では、グループの他の方やキッズの先生からのアドバイスもあり、考える視点は一つだけではないこと、こちらの支援のやり方次第で困った行動も、子どもを褒めるチャンスがあるなと思いました。また、おすすめの本も紹介してくださり、ありがとうございます。
☆先日は勉強会、お世話になりました。毎回、参考になる資料を用意していただき、皆で読み合わせるのは、とても勉強になるなぁと思っています。終わった後は、いつも「よし、また頑張ろう!」と思える会です。何か子どもに問題があった時に、どうしてもその子に問題があるように捉えてしまいがちだな、と学校の先生と話をしていても感じていました。環境も一つの支援だと言われますが、やはりその行動の背景を探ることがとても大切なんだということを、改めて確認できたような気がしました。行動が学習されるメカリズムも、なるほどなと思いました。我が子のことも、もう一度見直してみようと思いました。

毎回、たくさんの方が参加してくださり、私たちスタッフ自身、良い学びをさせていただいている座談勉強会でした。
保護者とスタッフが、一緒に学び、一緒に支援を考える場として、子どもを中心に共に手を取り合って考えていく会ができていること、嬉しく思います。
参加されて、実際に家庭でも取り組んでいかれることで、子どもたちの成長が本当に大きく、お母さんパワー
のすごさを実感します。
来年度も、企画していきたいと思いますので、お楽しみに!
3月末が年度末のぐんぐんキッズでは、このたび卒業のお子さんが数名いらっしゃいました。卒業されるお子さんから感謝の手紙をいただいたり、お母さんからお礼の言葉をいただいたり、お子さんが涙を流して別れを惜しんでくれたり・・・。毎日スタッフも泣かされてばかりです。卒業レポートを作成しながら、過去のレポートやファイルを見ながら、一人一人の頑張りや成長に驚きます。未熟な自分の支援を反省したり、子どもやお母さんから教えていただき、学ばせていただいたことの多さに感謝ばかりです。
子どもたちが、「周りの人は信頼できる」「自分はやればできる」と思えること。
お母さんたちが「子どもの力を信じる」「私が一番の味方になって支援を考えていく」と思えること。
それがぐんぐんキッズの療育では、一番大切なことだと私は思います。
自閉症は育て方のせいでなる障害ではありません。
ですが、子どもたちがこれからどんな大人になっていくかは、これまでの関わり、そしてこれからの関わりに大きく影響を受けていきます。
ぐんぐんキッズから巣立った子どもたちが、「人生楽しいよ!」と笑顔で教えてくれるようになる日がくることこそ、私たちの心からの願いです。
自閉症児の明るい元気な笑顔のため、2015年度も心を引き締めて、頑張っていきたいと思います。どうぞ応援よろしくお願いします。
(ぐんぐんキッズ:松田紗代)

支援センターNEWS

岡山県教育委員会の広報誌「教育時報」3月号(特集テーマ:「通常学級における特別支援教育について」)に、「地域の声」として、次のとおり「あかいわ発達障害支援センター」から寄稿しましたので報告します。

 「切れ目のない支援体制を」

「発達障害」については、多くの情報が得られ、様々な処方が示されるようになりました。
それでも、学びにくさや苦手さをもつ子供たちやその保護者が、希望を持って生活していける社会をつくる取組は、まだ始まったばかりです。
赤磐市は、人口約 45,000人。小学校12校、中学校5校で、児童生徒数は約 3,600人。
特別支援学級に在籍する児童生徒の割合は、小学校4.4%、中学校5.0%と高い状況です。
あかいわ発達障害支援センターは、発達障害がある人について、乳幼児期から成人期までの各ライフステージに対応する一貫した支援体制を整備し、発達障害のある人の福祉の向上を図ることを目的として、赤磐市からの委託を受けて、平成22年度から運営されています。
主な業務は、発達障害のある人やその保護者等の個別の相談支援、保育所・幼稚園、小中学校等への巡回訪問、乳幼児検診の支援、関係者の研修などであり、地域の相談支援機関等と連携して業務を進めています。
1歳半、3歳児健診へ参画し、保健師さんと共に、市内のすべての乳幼児の様子に触れ、発達について意見交換していることは、大きな特徴です。気になる幼児については、要観察児教室にご案内し、ていねいな支援につないでいます。
相談支援の対象者は、幼児期及び義務教育段階の児童生徒が大半を占めています。
相談支援は、主に保護者等の来所や電話、園・学校での巡回相談などによる個別相談と、園・学校への機関コンサルテーションを行っています。
今年度から、組織的な相談支援が実施できるように、園・学校での生活の様子を伝えていただくレポートの作成をお願いしています。
園・学校の職員間と支援センターとの情報共有や園・学校における主体的・組織的な取組につながっています。
年度の早い時期に、いくつかの園・学校から要請をいただき、幼児児童の一人一人の活動の様子を見、行動や発達の見立てを先生方と共に行い、対応法を紹介したり、特別支援教育の視点を取り入れた学級経営について助言をさせていただいたりします。
また、保護者からの相談に対しても、不適応行動の理解・対処や学校との連携について助言したり、医療機関、療育機関、その他相談機関の紹介を行ったり、問題行動がある児童生徒については、スクールソーシャルワーカーさん等とケース会を持つなどして、課題に対応しています。
教育関係者の研修では、ピーチネットの取組に協力して、「障害のある子どもへのキャリア教育研修会」を夏期休業期間中に三回開催し、キャリア教育の視点に立った特別支援教育の推進について研修を深めました。
乳幼児期からの一貫した支援の実現のため、赤磐市では「ピーチファイル」(相談支援ファイル)を作成し、その普及・活用に努めています。
当センターでは、保護者を対象にピーチファイルの作成にかかる研修会(座談会)を開催して記入方法などの工夫をしてきましたが、さらに、市教育委員会と連携して、広く活用されるよう取り組んでいく予定です。
今後も、子供たちの成長・発達に不安や悩みを持つ保護者の皆様、学校生活の中で子供たちを伸ばしていこうと熱心に取り組んでおられる多くの先生方の支えになるよう努めていきたいと考えています。 
支援センター開設から5年目を迎える平成27年度は、赤磐市に新たに組織される「自立支援協議会」とも緊密に連携し、個別の相談支援業務など従来からの取組のほか、保育園・幼稚園等の先生方の研修支援、計画的な学校・園訪問の実施、ピーチファイルの普及・活用、絵カード推進事業などにスタッフ一同、力を合わせて取り組んでまいります。
あかいわ発達障害支援センター  岡本 啓

グループホーム建設寄付 御礼

今月も温かいご寄付、ありがとうございます。
子ども達の夢を現実の形にするため、大切に使わさせていただきます。
【 ご寄附をいただいたみなさま 】 (3.4〜3.31)
○ M.K 様 (赤磐市)     ○ M.S 様(赤磐市) 
○ T.Y 様 (岡山市)     ○ 鳥羽 代表
○ K.M 様 (岡山市)     ○ F.H 様(岡山市)
平成27年3月31日現在 寄付金合計 14,456,000円となりました。
ありがとうございました。 今後とも、応援よろしくお願いいたします。
 寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
           岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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