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平成27年10月31日

 

 第210号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 210号 目次

     桃太郎ブドウ

     即実践講座のお知らせ

     育てる会 クリスマス会・18歳の春を目指すクラブ お知らせ

     OHAの会・『俺ノート』の会・つばさの会・さをり織り教室 お知らせ

     水泳教室・サッカークラブ お知らせ

     私のお薦め本コーナー
         「発達の気になる子の 学校・家庭で楽しくできる 感覚統合あそび」 

     近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
        赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ

     支援センターNEWS

     新聞記事の紹介・グループホーム建設寄付 お礼

刈り入れの済んだ田んぼが、澄み切った秋の空の下に広がっています。
盛りを過ぎたコスモスが、倒れながらも、頑張って花を咲かせています。
すぐ近くの休耕田では、ススキとセイタカアワダチソウが背の高さを競うように立っています。
秋の深まりと共に,肌に感じる空気が冷たさが増し、冬の到来を身近に感じる今日この頃です。
次々と届く秋の味覚の中で、王様は、やっぱりブドウでしょうか・・・。
桃太郎ブドウを届けてくださった御津のグレープファーム・ウミノのUさんのブドウを見てほしいと思って、この写真を掲載しましょう。
いつも育てる会の事に気を配っていただいているUさんの力作です。
普通の房なら10房くらいとれる量のジャンボ桃太郎。なんとこれが一房です。
隣に置いてある東田さんの単行本と比べていただけるとその巨大さがおわかりいただけると思います。
子どもたちが感激すると思ってわざわざ届けていただきました。療育に通っている子どもたちやお客様に一週間ほどご披露した後、スタッフ皆でいただきました。
皮をむかずそのままいただけるブドウなので、手もきれいなまんまいただけます。
昔のブドウは、種を取り、皮を取っていたものだけれど、今は、便利になったものです。しかも昔のブドウより数段おいしい。
つくづくいい時代になったことを喜んで、ありがたくいただきました。
Uさん、いつもありがとうございます。この場を借りて、お礼を申します。

さて、来る11月29日(日)岡山ふれあいセンター(岡山市中区桑野)にて、笹森理絵さんの講演会が行われます。
笹森さんは、発達障害の子どもさんを持たれたお母さんであり、ご自身が当事者でもある方です。テレビでも当事者としてお話をよくされているので、ご覧になった方は、多いのではないでしょうか?
また、フェイスブックなどでたくさん発信をされていて、私は笹森家の大ファンです。
その明るく前向きな考え方に魅了されて、お友達申請をさせていただきました。
3人のお子さんを当事者ならではの視点を持って、上手にサポートされている様子は、読ませていただいて、嬉しくなるものです。
大変そうな時も、それを感じさせない明るさで乗り越えられていく様子が伺えて、参考になります。
そんな笹森さんのお話です。今回は、午後からの開催ですので、時間的にも少しいつものセミナーより短めで、お子様が小さいお母さんが、参加しやすいのではないかと思います。
どうぞ、より多くの皆様のご参加をお待ち申しております。

さて、岡山マラソンもいよいよ近づいてきて、哲平にも二つのテレビ局から取材の話がありました。
もう何年前になるでしょう。哲平の初マラソンの時の写真が欲しいと、その時取材されたテレビ局の方が言われました。
どこへしまったのか、どうしても見つからない写真を、その時伴走してくださったKさんにお願いして、もう一度写真を探し出していただきました。
下の写真がその時のものです。
    
哲平を気遣って走ってくださるKさんの様子に改めて感謝でいっぱいです。
Kさんのおかげで福知山マラソンを無事完走できました。その後、一人でも走っていけるようになりました。
福知山マラソンの出場は、2010年11月23日、事故にあう1年ほど前の事でした。
交通事故さえなかったら、この4年間にきっと次々色んな大会に挑戦して、事故に遭った時は伸び盛りの23歳の哲平でしたから記録をどんどん更新していたと思います。交通事故のこと、つくづく悔しくてなりません。事故さえなかったら、もっとのびやかなフォームで走っていた哲平でした。
バトミントンもとても上手で、SOの今治地区大会で金メダルを取ったくらいの哲平でした。
決勝戦の相手は、中学時代3年間バトミントン部だった人でした。そんな人相手に、とことん拾って拾って拾い抜く哲平は、優勝したのでした。でも、右手が真上まで上げられなくなった哲平にとって、バトミントンは、もう無理なスポーツになってしまいました。それでも愛用のラケットは今も部屋の隅に置いてあります。
哲平は、今事故から4年の月日をかけて、やっとマラソンを走れるだけの体力と、新しいフォームをなんとか手に入れて、もう一度42.195kmに挑戦します。応援してくださいね。
岡山放送(OHK)さんが、その様子を取材してくださって、11月6日の夕方に放映予定です。
10月にもテレビせとうちさんが、ニュースで放送してくださったのですが、急な放映で、皆さんにはお知らせできませんでした。今回は、少し時間がありますので、お知らせしますね。11月6日(金)18:20頃のニュースの時間だそうです。
我が家は、どんな取材でも断ったことがありません。よっぽど出しゃばりのように思われるでしょうか?
私は、少しでも自閉症の事を知ってもらえたらと願い、どこへでも出ています。誰の取材も断らず受けています。決して、出たがりというだけではありません (^_^.)

さて、USJ(ユニバーサルスタジオ・ジャパン)へのバス旅行の日が、すぐ近くまで来ています。
皆さんにこの会報が届くころには、行事も終了していることでしょう。
楽しみに子どもたちがしているのを聞くにつけ、当日の混雑が思いやられます。
最初にバス旅行の計画を立てた時は、須磨の海浜水族館でしたので「10月の終わり頃」→「10/31(日)」に決めたのですが、その後行く先が希望の多かったUSJに変更になり、その日がなんとハロウィン当日でした (^_^.)
皆で楽しんできますね。次回会報には、楽しかった思い出を満載でお送りできることでしょう。
そして今から来年の旅行先を考えている私です。日帰り旅行、楽しい企画あったら教えてくださいね。

次は、グループホームについての報告です。
11月25日(水)は大安吉日です。この日にいよいよグループホーム「ほっぷ1」の棟上げ(建て前)をすることになりました。
当日は、地域の皆さんにお披露目を兼ねて、4時頃から餅まきをしたいと思っております。
餅は、自分たちで作ろうと考えていますので、ぜひ、お手伝いをお願いしたいと思います。
手伝える方は、事務局にご連絡ください。また、餅つき機を貸してくださる方も、募集します。お手伝いの方は、前々日の洗米から必要です。どうぞ、初めてのことで大変ですが、みんなでグループホームのためにご協力をお願いします。
また、餅まきの時、抽選で景品を出そうと思いますので、贈答品などで余っているものなど、寄付していただける方は、事務局まで、お送りいただけるとありがたいです。
余分なタオルや、洗剤、食用油や引き出物など、できれば箱がきれいなものが希望です。
品物はなんでもいいので、よろしくお願いします。
当日は、ご近所の方が大勢こられます。大変混雑が予想されますので、お子さんを連れての参加は、ご遠慮ください。よろしくお願いします。
建築の方は、なかなか工事が思うように進まず、戸惑うことばかりです。現在は、くい打ち作業をする前段階です。どこかの会社のくい打ちのデータが改ざんされていたとかで、大きなニュースになっていますが、私たちの土地もデータと違う内容だったようです。杭を打とうとしたら、地中に大きな障害物があって、これを撤去しないとできないとかで、工事がストップしています。
私たちは素人なので、設計士さんを頼りにするばかりです。本当はもう少し勉強して、解るようになっていなければ、話についていけません。
幸いにも会社でそういう仕事をしているNさんが会員にいらっしゃいますので、これからは、中に入っていただいて、技術的な話をしていきたいと考えています。
まぁ〜いろいろありますね〜。
波乱万丈?順風満帆?・・ 前途多難?前途洋々? できれば洋々と行きたいものです。

ところで、厚労省が来年度以降、軽度の人をグループホームの対象から外すことを考え始めたようだ、という話です。将来のGHの運営や展望を考え直さなければならないようです。
こうコロコロと、制度が変わっていくと、長期展望に立って運営していくことが出来ません。まだ1棟目の、棟上げさえできていない段階でのお話ですよ。どうなることやら・・・、将来的には軽度の人は、グループホームではなく一人住まいができる支援体制を考えているようですが、相当な専門性と調整能力が必要でしょう。
今の軽度の人たちの需要を考えると、それが間に合うのか甚だ疑問です。
私たちの考えているグループホームは、軽度・重度を問わず、自立する能力を養うための自立訓練ホームです。
世話人さんの支援を受けながら、自立して一人住まいができるように支援をしていくホームです。
突然一気に親元を離れて、一人暮らしは難しいと考えています。
支援区分が軽い人であっても、それは同じです。訓練期間が短くなるかもしれませんが、一人暮らし移行の為のホームの存在は、絶対必要と訴えていきたいと思います。そして、もちろん目標は、厚労省の考えているグループホームを出ての一人暮らしです。目標は同じです。
そして、じっくりていねいなサービスがあれば、“軽度”な人だけでなく、重度な人でも一人暮らしは不可能ではない・・・そんな風に私たちは考えています。
頑張りますので、応援くださいね。

さて、今回の会報は、少し我が家の反省のお話をしたいと思います。
息子のグループホームへの移行を目指して、色々取り組んでいることがあります。
お恥ずかしいことですが、色々出来ていないことが見つかりました。
なぜか近頃、ごみをゴミ箱へ入れないことが多い息子です。
サロンパスをはがしたら、そこら辺へポイとおいていたりします。お菓子を食べたら包み紙をポイ。日めくりカレンダーをめくったら、その紙をポイ。いったいどうしてそうなったのか、よく解りません。
時々息子の部屋へ入ってみると、ベットの下は、スーパーで買い食いしたおやつの包装紙などでいっぱいになっています。よくあるゴミ屋敷の住人がごみをたくさんため込むのに似ています。なぜため込むのかは、疑問です。
「ゴミはごみ袋に集めて捨てましょう」そういうとちゃんと捨てますが、何日かすると、再びごみが入っているベッドの下です。
ソーセージの空き箱、ポテトチップの空き袋、カールの空き袋・・・など、いろいろ入っています。
ゴミ屋敷の住人がこの間もテレビで問題になっていました。あれを見ながら、このままでは息子の行く末が心配になりました。
これからは「ごみはごみ箱へ」を徹底しようと思います。
グループホームに入ったら、自分の部屋は自分で掃除しなければなりません。掃除機の扱いは上手ですし、ぞうきんがけもできる哲平ですが、ベッドの下は、見ていないのでしょう。見えないものは、ないのと同じ哲平です。「よく見てね〜」と言わなければやれない人になっている哲平です。哲平にそうやって声掛けできるうちに、言われなくてもできる人に変えていかなければなりません。
グループホームへの独立が間近にあるからこそ、今までの子育ての足りない部分に注目できて、よかったな・・・と、つくづく思います。他のご家族もきっとそんな風にこれからの残り少ない子どもとの日々を過ごしておられることでしょう。

哲平のグループホームの居室には、ロフトがあります。
掃除機を持って上に上がるのは大変なので、ロボット掃除機を使おうと思っています。
それで、我が家も前もってルンバを買いました。
なんとルンバの働きぶりときたらすごい、すごい。
よく健気に隅々まで掃除してくれます。
我が家のリビングは、ダイニングやキッチンともつながっていて、結構広いのですが、一度の掃除で一気にきれいにしてくれます。
家を出る前にスイッチオンすると、帰った時には、すっきりきれいになっています。こんな便利なものがあるのなら、もっと早くに買えばよかったと思いました。
この子は我が家にそのまま居てもらって、哲平のグループホーム用には、もう一台買わなければなりませんね。
我が家のルンバ君は、本当に働きもの。律儀にあきらめずコツコツ、狭いところもコツコツ、台所マットがあってもなんのその。台所マットの上もすっきりきれいにコツコツと、頑張る様子に感激です。
誰も見てなくても、怠けることなくコツコツ頑張ります。健気で律儀です。そして終わったら、きっちり充電器のところまで自分で戻って、次の指令が来るのを待っています。
本当にすごいです。その様子は、自閉症の息子にもどこか通じるものを感じます。
ルンバと息子どっちも素敵!

はなみずきが、紅く色づいた葉を散らしています。
その葉をかき集めて、哲平が抜いた草の山と一緒に焼きました。落ち葉かきとたき火が、とっても楽しい季節です。火をつけてしばらくして家に入りました。一時間ぐらいして庭を見てみると、きれいに燃えてすっきり庭が片付きました。
さて、それからしばらくして、出かけようと庭に出てみると、また落ち葉で庭がいっぱいになっていました。少し風が吹くと、はらはらと散りゆく落ち葉です。また明日も落ち葉かき・・・、体中からたき火の煙の臭いがして、なんだかこのにおい嫌じゃない。
そういえば、夫の祖父がたき火が好きだったな〜と懐かしい人をふと思いだしました。
物思う秋、秋のせいかちょっぴり感傷的な私です。
明日はいよいよ待ちに待ったUSJへのバス旅行の日です。報告は、また来月号でいたしますね。皆さん、お元気で、また来月号でお会いいたしましょう。
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)

教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ

  ☆ 第6回 ☆ 平成27年11月11日(水) 19:00〜20:55

テーマ :理解コミュニケーションの支援(2) 補助代替コミュニケーション(構造化を中心にA)
場 所 : 岡山県生涯学習センター 大研修室 (岡山市北区伊島町3-1-1)
講 師 : 門 眞一郎 先生(児童精神科医:京都市児童福祉センター)
対 象 : 教職員・保育士やそれを志す方、施設・福祉関係職員の方 対象。
          (申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
        欠席された回の講義については、BD(ブルーレイディスク)をお貸しします。
まだ、申込みをされていない方で、参加を希望される方は事務局までどうぞ。
入金確認後、これまで講義のBDを送らさせていただきます。
【予告】 今回は生涯学習センター 大研修室ですが、次回、第7回(12月)と
      第8回(1月)は会場が、生涯学習センター 視聴覚室 に変更になります。

育てる会 クリスマス会のお知らせ

ひと足早いのですが、12月6日(日)に岡大児童文化部さんにご協力いただいて、今年もクリスマス会を開催します。
正会員の方には詳しいチラシを同封していますので、ご覧ください。
日 時:平成27年12月6日(日) 13:00〜15:00
場 所:岡山大学 第2体育館
参加費:500円  申込締切:11月20日(金)
定員20名、先着順です。毎年すぐに定員に達し、キャンセル待ちになるクリスマス会です。
うっかりしないで、お早目に申し込みください。(正会員限定)

18歳の春を目指すクラブ お知らせ

18歳で花咲く春を迎えたいと願って、活動しています。
11月は2回、定例会を開催します。

 @ 岡山障害者職業センター見学会&ランチの会

働く上で必要な作業、対人、両面から就業に向けた準備、就業後も支援してくれる機関を、親の目で見学しましょう。
ご都合のつく方は、その後、中華バイキングでランチしながら話しましょう。
日時 11月13日(金) 10:00〜13:00(見学は11:30頃まで)
場所 岡山障害者職業センター(岡山市北区中山下1-8-45 NTTクレド岡山ビル17F)
(※ 18歳の春会員限定)
詳細や出欠はメールにて行います。 今から予定を空けておいて下さいね。

 A 第2回・武蔵先生の会

7月に引き続き、武蔵先生にお越しいただきます。 9月から延期でお待たせしましたが、11月に開催です!!!
前回参加されなかった方も、何か取り組んでいたり、ツールがあれば、アドバイスが頂ける良い機会なので、是非ともご参加下さい。
日時 11月20日(金) 10:00〜15:00(受付9:45)
場所 きらめきプラザ 研修室1・2(岡山市北区南方2-13-1)     
* 正会員に限り、1000円で参加可能です。
 定員40名になり次第締め切りますので、お早目の申し込みをお願いいたします。
 申し込み先 育てる会事務局 рO86−955−6758(正会員限定)

OHAの会 お知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。

  【 次回の予定 】 11月はお休みです。

日時:平成27年12月4日(金) 10:00〜12:00
場所:きらめきプラザ 小会議室 3 
アドバイザー:利守 愛子 先生(臨床心理士)
持ち物:「青年期のアスペルガー症候群 仲間たちへ まわりの人へ」
                ルーク・ジャクソン:著(スペクトラム出版社)
      今年度の参考書籍です。お持ちでない方は事務局で手配します。
参加費:1000円(書籍購入希望の方は、別途1900円・・書店よりお買い得です)
申込み:育てる会 事務局 (п@086‐955‐6758) (正会員限定)

『俺ノートの会』のお知らせ

『俺ノート』の会です。
参加は小学校高学年(四年生)以上の男子です。
日 時:11月8日(日曜日) 14:00〜16:00
場 所:おひさまハウス
持ち物:のり、はさみ、ノートや画用紙、切り抜き用雑誌など、休憩用のお菓子や飲み物
参加希望の方は、事務局にご連絡下さい。Tel.086‐955‐6758(正会員限定)

つばさの会のお知らせ

つばさの会は、働いていたりして、平日に活動している「18歳の春を目指すクラブ」に参加するのが難しいお母さん達が、土日に集まって勉強している会です。
「18歳の春を目指すクラブ」や「つばさの会」で、子どもの就労を目指して身辺自立やスケジュール、手順書の作成・使用などについて勉強してきました。
その子どもたちが、いよいよ18歳を迎える年齢になってきています。
保護者の中には、希望とともに、焦りや不安もあります。ここで改めて、就労への心構えや準備すべきことについての勉強会をつばさの会でも行いたいと思います。
また、お子さんがまだ小さくても、「将来、働ける大人にしたい!」と考えられているお母さんにとっては、とても役に立つ話が聞けると思います。
正会員の方でしたら、どなたでも参加できますので、ぜひご参加ください!!
日 時:11月23日(月・祝)10:00〜12:00
場 所:おひさまハウス(育てる会事務局)
参加希望の方は、事務局(Tel.086‐955‐6758)にご連絡ください。(正会員限定)

さをり織り教室のお知らせ

つるべ落としの夕日に紅葉が映え、そろそろこたつも欲しくなる季節になりました。
夏のさをりもいいですが、さをりの暖かさはやはりこれからの暮らしになじみそうです。
11月もさをり織り教室を開きます。
日 時:平成27年11月10日(火) 9:30〜12:00
場 所:おひさまハウス 離れ和室 (赤磐市和田194‐1)(正会員限定)

水泳教室のお知らせ

日 時 : 平成27年11月15日(日)15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
連絡先 :育てる会事務局(Tel.086‐955‐6758)
当日のキャンセルは水泳教室担当まで連絡してください。
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
 体験してみたい方は、1回 1000円ですので、気軽に参加してください。(正会員限定)
 ロビーからの見学はいつでもOKですので、興味のある方は覗いてみてください。
★欠席される方は11月12日(木)までに連絡してください。

サッカークラブのお知らせ 

日時:平成27年11月8日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで(正会員限定)

 ぐんぐん だより 

赤磐ぐんぐん  

10月も終わり、朝と夜肌寒くなり暖房がいる時期になってきましたね。これからどんどん寒くなってくると思うので、皆さん体調には気を付けて下さいね。
現在、個別療育プログラムの見直しを行っています。およそ半年前に立てた計画を振り返って評価し、新しい目標を立てています。
評価の時に支援グッズなどの写真をレポートに貼って説明も加えていましたが、もっとお母さんたちにわかりやすく説明するために、今回から実際にお母さんに療育部屋入ってもらい写真も自由に撮ってもらうことにしました。
実際に見てもらう目的は、構造化やスケジュールや支援グッズなどを日常生活の中で活用したり支援の必要性をお母さん自身が誰かに説明できるようになるためにはただレポートを読んでもらうよりも伝わりやすいと思ったからです。
いつも入っていないお母さんが療育部屋に入るということはお子さんにとって大きな変化なので、今日はお母さんが入る日か入らない日か、お母さんの顔写真を貼って伝えるようにしました。
お母さんに実際に入ってもらって子どもたちは、すごく嬉しそうでした。勉強していてもお母さんの方を時々見たり(でもいつも通りやることはしっかりとこなしています♪
)、遊びの部屋でも「お母さん見て。」と遊んでいるところを見せたり、ほんとにお母さんのことが大好きなんだなと実感しました。自分が使っているスケジュールを「みて!みて!」と嬉しそうに紹介しているお子さんもいました。
お母さんからは、「こんなふうに褒めるんですね。勉強になりました。」「自分で片付けることができるように片付けるところに写真貼っているんですね。早速家に帰ってやってみようと思います。」などの声があり、実際に見てもらってよかったなと思いました。
いつもと違う環境の中でも、いつもと変わらない支援グッズを使ってスケジュールをこなしていく子どもたちの姿を見て支援の大切さを改めて実感してもらえたと思います。これからも、こんな参観日の機会を作っていきたいと思います。
児童発達支援赤磐ぐんぐん 療育スタッフ

ぐんぐんキッズ

ぐんぐんキッズ朝晩が冷えるようになり、毛布を出す時期が来ましたね。今年は「暖冬」とのことですが、本当かな?寒がりなぐんぐんキッズスタッフは、今からビクビクしています。
先日10月23日に、療育に通っている保護者対象に「サポートブック作成勉強会」を開催しました。
サポートブックは書き始めにはハードルが高く感じますが、その効果は様々です。
たとえば、
★子どもの特性や支援方法を文章にすることで、保護者自身がより深くお子さんのことを理解でき、整理することができます。
★初めての人にお子さんの特性・性格・可愛さや面白さを知ってもらうことができます。
★普段の関わりや声のかけ方などを家庭でどう工夫しているかを伝えることで、学校や園でも同じ関わりをしてもらえます。
★共通認識を持って、身辺自立やコミュニケーションや集団生活などで、適切な目標が立てられることによって、お子さん自身が安定します。
サポートブックの書くときのポイントや、どのように活用したらいいか、また実際にその場で見本を見ながら書く演習も行い、あっという間の約2時間でした。
保護者の方からも、前向きな感想をたくさんいただいたので、一部紹介します。
「サポートブックとは何か、から教えていただき、実際に作ったものを見せていただきながらの説明が分かりやすかったです。どのように活用すればいいのか、どのように作成すればいいのかよく分かりました。説明の時間と作業の時間があり、集中して聞けました。何から手をつけていいのかと思いましたが、いただいたサポートブックのフォーマットは項目が分かれていて、取り組みやすかったです」
「小学校に上がるため、連絡帳の取り方・宿題や運動会での行動などの例が良かったです。なぜ必要か、何のためか、使い方なども分かりやすかったです。
肯定的な表現に変えていくのが難しそうですが、自分ではなかなか取り組めなかったので、良い機会をもらいました! 」
「サポートブックにどういうことを書けば良いかが分かりました。できないことについ目がいきがちですが、そういうところをポジティブな表現を使えば、印象が変わるというのは大事だなと思いました。
とても分かりやすかったです。ありがとうございました」
「以前、我が子が小さい頃にサポートブックを作ったことがありましたが、それきりになってしまっていたので、もう一度勉強できるきっかけになりました。
書けたことに満足してしまうので、見直しをしていくことが大切だと思いました。
中学へ向けて何か伝えるものを作っていきたいと思っていたので、先生のお話や見本のサポートブックがとても参考になりました。これから頑張って作ろうと思います。いつもとても勉強になっています」
次回11月13日(金)の勉強会では、いよいよ実際に書いてきていただいたサポートブックを持ち寄って、具体的に内容についてのアドバイスや、学校の先生への渡し方・先生とのコミュニケーションの取り方などもお話する予定です。
たくさんの方と学び合い、共に考え合う保護者勉強会は、スタッフにとってもすごく刺激的で楽しい時間です。次回もお待ちしています。

  〜ぐんぐんキッズ面白エピソード〜

学校などで困った時、先生にアドバイスをもらう練習をするため、「もしも●●だったらどうする?」を考える勉強をしているAくん。
クッキングの前に「もしも焦げたらどうする?」(←こちらの期待する答えは「焦げる前に先生に聞く」など、先生からアドバイスをもらうこと)と聞くと、しばらく考えて「・・・焦げたらもうどうしようもないから、諦める」と。
「失敗してしまった後にどう振る舞えばいいか」となってしまった様子。「失敗しないためにどうしたらいいか」と説明したら良かったな、と反省しました。
クッキングをした際に、「普通のチョコ(茶色)」をつけている説明の写真を見たBちゃん。ホワイトチョコが隣にあっても、絶対にホワイトチョコは使いません。字義通り、見えた通りだなあとしみじみ。可愛い子どもたちです。
ぐんぐんキッズスタッフ

支援センターNEWS

運動会、地域の秋祭り、音楽祭などイベント目白押しの秋。今年は秋晴れのさわやかな日が続き、例年より長いこと、秋を楽しめたような気がします。
勉強をするのにも、最適な気候だったので、読みたくてためていた本を少し読み進めることができました。自閉症に関する本もどんどん新しいものが出ていて、またいろんな分野の方がお書きになっていて、興味こそあるもののなかなかついていけませんが、こうした機会を使いながら情報収集はあきらめずにやっていきたいと改めて思いました。
今回は、今年からセンターが企画している自閉症支援者のための夜間講座の第2回目を行ったときのことを少し紹介させていただきます。
2回目は、「構造化」のお話を中心にさせていただきました。まず、構造化が必要な自閉症の脳と学習スタイルの違いについて勉強(おさらい)をし、「構造化と言えばスケジュール!」といった単純な解釈で誤解をされがちなところを、もう一度説明し学習しなおしていただきました。
そうした誤解から「社会に出ると絵で見て分かるスケジュールなど示してはくれないのだから、社会に存在しないような構造化の工夫は子どもにやっても意味がない」と言われ方もいるけれど、ここで学習した構造化の意味が本当に分かっていれば、意外と身近な社会に溢れている構造化の工夫に目が向くようになるので、後半はグループに分かれて、会場(赤磐市中央公民館)の中で取り入れられているものを探して歩いてもらいました。
歩きながら、誰のための何の目的でなされた工夫かを話し合ってもらっていると、自然とこれでは分かりにくい、見にくいなどの意見も出るので、どのように工夫したら良いかも考えてもらい、それがつまりは再構造化の作業にあたるという説明もさせていただきました。
グループワークを取り入れたことにより…
当初の目的通り、一般社会の中も構造化されており、意味を分かりやすく伝える工夫にあふれた社会で当たり前に生きていることも痛感していただけたようで、駐車場の白線や、会場案内板、トイレのマークなどを頼りに生活している自分たちの生活を振り返り、大いに話が盛り上がりました。
参加された先生方の感想や反応を見ながら感じたことは…
物事の意味を分かりやすく伝えるために出来る工夫として何ができるか考えてみたときに、言葉(中でも自閉症のお勉強をされたことがある先生方は、絵や文字)を使って説明することに力を入れる傾向にあるなということでした。
つまりは、工夫しながら支援を「加える」という視点が強いのだと感じます。
しかしながら、社会に溢れた構造化の工夫を探しながら会場内を歩いたときに目につくのは、それらによって分かる便利さより、情報量の多さなどで困る不便さの方だったようです。
このあたりを良い気づきとし、保育環境などの工夫も行ってもらえるといいな〜と思いながら2回目を締めくくりました。
第3回に向けては、園や学校で取り入れている構造化の工夫を持ち寄り、グループのメンバーと共有するため、宿題を出しています。実はこの宿題のシート、上から埋めていくと目的に添った評価→構造化→実行・評価→再構造化の流れで進んでいく形になっています。これらのサイクルをきちんと回しているか、改めて確認してもらう機会になればと思っています。
また、参加者同士が持ち寄る様々なアイデアが、互いの刺激になり、現場に持ち帰って試してみたくなるような、活力剤になればいいなとも思っています。
なかなか楽しそうなことをしているな〜と思って目を通された赤磐市内の支援者の方々。第3回からの参加でも構いませんので、ご興味があれば、育てる会か当センターまでお問い合わせください。
学びの秋を共にenjoyいたしましょう!
あかいわ発達障害支援センター 原 未春

  『 支援者養成 夜間講座  第3回 』

日 時:平成27年11月13日(金)18:30〜20:00
場 所:赤磐市中央公民館 視聴覚室(赤磐市下市337)
テーマ:「支援ツールを持ち寄っての情報交換」
主 催:あかいわ発達障害支援センター
参加費:無料  定員:80名
申 込:Fax.086‐955‐6748 (育てる会 事務局)
問合せ:Tel.086‐229‐1150(あかいわ発達障害支援センター)

新聞記事のご紹介


グループホーム建設寄付 御礼

今月も温かいご寄付、ありがとうございます。
子ども達の夢を現実の形にするため、大切に使わさせていただきます。

  【 ご寄附をいただいたみなさま 】 (10.1〜10.31)

○ I. K 様(東京都)    ○ S.N 様(総社市)
平成27年10月31日現在 寄付金合計 24,679,993円となりました。ありがとうございました。
新聞記事にもあるように、第2・第3のグループホームも創っていきたいと考えています。
今後とも、応援よろしくお願いいたします。
寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
              岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

新聞記事のご紹介

先日の東田直樹さんと美紀さんのセミナーを聴きにきていただいた山陽新聞の論説委員の方が、自閉症の理解に向けてのコラムを書いてくださいました。
皆様にも紹介させていただきます。

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

   会報一覧   育てる会HPへ   てっちゃん通信HPへ