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平成27年12月31日

第212号
NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会
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212号 目次
暖かなお正月
即実践講座のお知らせ
クリスマス会の報告
18歳の春を目指すクラブ・キッズルーム・OHAの会 お知らせ
クローバーの会 報告・さをり織り教室・ 『俺ノート』の会 お知らせ
つばさの会・コーラスグループ・水泳教室・サッカークラブ お知らせ
私のお薦め本コーナー
「発達障害と大学進学」
ぐんぐんだより
赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ
支援センターNEWS
グループホーム建設寄付 お礼
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あけましておめでとうございます。
本格的な寒さの到来は何時になるのでしょうか。
今年はなんとも暖かいお正月です。
昼間は暖房もつけないような日もあり、暖房費が少なくて済むことはありがたいことです。
今年初めての会報をお届けいたします。
今年は、申年ですね。今年もキャッキャと元気よく頑張りますので、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます〜♪
年明け早々の1月4日には、ぐんぐんぴっぴの開所式を行いました。
ぐんぐんぴっぴは、これまで赤磐ぐんぐんの中で運営しておりました。
ただ場所(1階)もスタッフも全く別にしていて、1歳台から3歳までの発達が少し気になる小さなお子さんがお母さんと一緒に通ってくる場でした。
一方の赤磐ぐんぐんは、4歳から就学するまでのお子さんが、おひさまハウス2階でお母さんと離れて通う場所でしたが、これまではこの二つを合わせて一つの事業所として10人の定員で運営しておりました。ところが10人の定員では、いつも定員いっぱいで、困っておられる方へ十分応じることが出来ませんでした。
保護者の方からお電話がかかってくるたびに、お断りしなければならなかったのは、本当につらいことでした。今回ぐんぐんぴっぴが新たなる事業所として出発することができたことで、赤磐ぐんぐんもぐんぐんキッズも一日定員が10人ずつになります。
これで少しは余裕を持って、お母さんたちの助けになることができそうです。
今日は、そのおめでたい開所式のお話です。
当日は、赤磐市の友實市長をはじめ、市議会議員の方々、市役所の社会福祉課、子育て支援課、健康増進課のそれぞれの課長職の皆さんが来てくださって、なんともすごいメンバーの列席となりました。また、ぐんぐんぴっぴの療育を希望される方も見学を兼ねて来られるなど、大勢の方でにぎやかな開所式となりました。
赤磐市の将来を担う子供たちの為頑張ってくださいというエールを市長さんからいただき、スタッフ一同気持ちも新たに頑張る勇気と元気をいただきました。
皆で開所式の後の記念撮影を行いました。とてもいいお天気で、暖かい冬を喜びました。
ぐんぐんぴっぴの新設に伴って、スタッフとして赤磐ぐんぐんの創設時メンバーの利守さんが帰ってきてくれました。懐かしいですね。
今のぐんぐんを作ったメンバーの一人です。まだお母さんではなかった彼女も今は、子育てママの一人です。お母さんとしての視点で母と子を支えていってくれることでしょう。
一方、ぐんぐんぴっぴの移転に伴い、ぐんぐんキッズは、事務局のあるおひさまハウス内に移転いたしました。こちらも今までとは大きく変わっていますよ。放課後等デイサービスとして、少し大きくなったお子さんの為の空間はどうあるべきか、スタッフたちで考えられたとても素敵な工夫された空間となりました。
日々、留まることなく子供たちにとって一番いいことがしたい・・・。それを常に考える療育事業所でありたいと願っています。
さて、これからの行事として2月の服巻先生のセミナーをご案内したいと思います。
一年に一度、必ず来てくださる服巻先生です。今年はどんなお話しをお願いしようかと理事さんたちで話し合いました。
高機能のお子さんへの支援が、なかなか難しいということから、ここはやはり服巻先生には、将来を考えての今の支援についてお話ししていただきたいと思います。
親は、毎日の暮らしで精いっぱいで、ずーっと先のことは考えにくいところがあります。
不安でいっぱいなまま、その日その日を暮らしていくだけで精いっぱいなのではないでしょうか? けれど、そんな暮らしに終始していると、あっという間に時間は経ってしまいます。気が付けば、小さかった子供たちはいつの間にか小学校高学年。思春期の難しさに苦悩しているうちに中学生。高校受験を悩んでいるうちに、とにかく行けるところに行くという形の高校生・・・。その日暮らしの毎日ではないでしょうか?
決して責めているのではありません。それが現状です。でも、そんな中でも何かしっかりした指針があれば、もう少し太い柱に沿った子育てができるのではないかと思えるのです。
「どんな大人になってほしいですか?」
そう尋ねたら、まだ小さいお子さんを育てているお母さんたちは、必ず「将来は地域の中で働いて、安定した暮らしを送ってほしい」というようなことを言われます。
では、そのために何をしているのかというと、実際は毎日の園生活や学校生活での悩みに翻弄されて、大局が見えなくなっていくような気がします。
みんなと一緒、みんなと変わらず・・・、目立たず、毎日が過ぎていくことにキュウキュウとして大切な時期をむざむざ過ごしてしまわれてはいませんか?
服巻先生が、前にお話しいただいた時のお話しを覚えています。
たいていの親御さんは、支援クラスを選ばないで、普通クラスを選ばれる。普通クラスでうまくいかなくなった時点で支援クラスに行かれる。佐賀では違います。はじめは支援クラスからのスタートをして、丁寧な支援の下に学校生活を送り、学校に慣れてから普通クラスへ入っていくやり方をとっている。そうすることで、安定して学校生活が送れる。そういう先生のアドヴィスの学校生活を送った彼らは、大学へも進学し、自分自身の障害もしっかり受容しておられるというようなお話でした。
今回、もう一度先生にそのお話しを交えて講演していただけたらと願っております。
会場は、三木記念ホールです。三木記念ホールは、3月末をもって閉館とのことです。とても便利で素晴らしい会場でしたが、今回で育てる会としては、この会場で行う最後の講演会となります。
会場の廊下から見下ろす旭川と後楽園は、ここでしか見ることが出来ない素晴らしい景観でした。
この会場を存分に味わいながらお別れが出来たらと思います。
皆様お誘いあわせの上、ぜひおいでください。お待ち申し上げております。
さて、新年早々に去年のことで恐縮ですが、クリスマス会のことについて、少し触れたいと思います。
今回も岡山児童文化部さんのご協力のもと、大勢の子どもたちと一緒に岡大体育館でクリスマス会を行うことが出来ました。
毎年、希望者が多すぎてお断りすることになる企画です。でも、今回はなんとかスタッフで頭を絞り、希望者全員を受けることが出来ました。
後の報告のページの写真をご覧ください。こんなに大勢の参加者でした。
当日の企画は、工作のサンタさんが入れる煙突を作ることから始まりました。
どこの家にも今は煙突なんてない時代です。煙突がなければサンタさんはどこからプレゼントを持ってきてくれるでしょう???
心配はいりません。だってみんなのおうちには、煙突が出来たのですもの…。
きっと素敵なプレゼントがもらえたことでしょう。
次に児童文化部さんによる人形劇のスタートです。毎年先輩からの譲りを受けて、児童文化部の部員のみなさんが、披露してくださる人形劇は、同じ演目でも毎年少しづつ違います。今年は、間がとてもいいセンスの光る人形劇でした。毎年毎年見ている私ですが、なぜか引き込まれてしまう…そんな暖かい人形劇でした。
人形劇の後には、場所を移して今度は、ビンゴ大会です。ビンゴになれば一人ひとりお母さんが用意したプレゼントをサンタさんに扮した学生さんからもらいます。
「どうして僕がほしかったもんがわかったんじゃろ〜」なんてかわいいことを言ってくれる子供たちです。
楽しい楽しいビンゴゲームの後には、ケーキの時間です。
皆でケーキをいただいて、最後は、おやつをもらってさようならをします。時間にして約2時間。ちょうどいい時間配分で飽きることなく、毎年同じことを繰り返しています。
準備も慣れたものです。学生さんたちも先輩からの譲りでしっかり自閉症のことを学んでくださっています。
こんな居心地のいい時間や人たちの中で過ごさせることが出来るのも、何より学生さんたちのおかげです。岡大児童文化部さんありがとう。私たちの子どもを通して、あなたたちも何かを学んでいただけていることを信じて、いつも甘えさせていただいています。寒い中コートを着込んで参加してくれる子供たちにも感謝です。会場は、体育館です。広い会場は暖房がありません。でもね、みんなの優しさで「暖かいんだから〜♪」
児童文化部さんにお世話になりはじめて今年で18年になります。本当にありがとう。
そしてこれからもよろしくお願いしますね
会報の紙面を借りて感謝の言葉を述べたいと思います。
ここらで我が家のお話しです。
毎年恒例の御津マラソン。今年も参加してきました。今年は、なんと哲平が5位に入賞いたしました。10キロコースの高校生から39歳の部での入賞でした。久しぶりの入賞にニンマリの哲平でした。
いつもいつも一番を目指して走っている哲平は、はじめから飛ばします。
途中経過はわかりませんが、一緒に走った皆さんからも、てっちゃん、てっちゃんと声かけていただいて、私たち親は、相手の方をちっとも知らないのですが、向こうは哲平をよくご存じで、励ましていただきながらいつも走っている仲間なのかもしれないと思ったのでした。
哲平は、一位の方のタイムが気になるようで、その方の完走賞を覗き込んでいました。哲平にとっては、みんながライバルなのでしょう。哲平の考えていることを覗き見たようで、楽しいですね〜。
御津マラソンの帰りにいつもお世話になっているUさんのお宅へ親子でお邪魔してお昼をご馳走になりました。帰りには、たくさんの野菜やミカンをいただいて、帰ってまいりました。実り多い一日でした。
SO(スペシャル オリンピックス)陸上山陽の仲間も一緒に走って、みんな頑張りましたよ。
そうそう、SO山陽陸上に新しい仲間が増えました。哲平君の走っているのが素敵なので、自分も走りたくなったと言ってくれた女子中学生のOちゃんと、もう一人は、6年生の女子Kちゃん。二人とも女の子です。SOは女の子が少ないので、大歓迎です。
皆で頑張りましょう。
ちなみに山陽陸上の練習日は、第1と第3日曜日9時から10時半。場所は赤磐ふれあい公園です。詳しいことは、事務局までお尋ねください。皆様のご参加を待っております。
今年は暖かい冬。優しい光が差し込む窓辺で、去年10月頃まで咲き続けてくれたシクラメンが、また花をつけています。小さなつぼみが次々と根元のほうに生えてきているのが、みえます。花後の手入れもせず、咲かなくなった花を家の北側の軒下に放りっぱなしにしていたのを、庭掃除をしていて見つけました。
小さな葉がたくさん出ていたのを慌てて室内のいつもの窓辺へ入れてやると、なんと3つの鉢の一つから、つぼみがびっしりと生まれてきました。
そして今この通りの仕上がり様。
シクラメンの見事さ、逞しさに驚くばかり・・・。
そんなに頑張って大丈夫? 思わず声をかけてしまうほどの見事な咲きっぷりです。3鉢のうちの一つの鉢は枯れてしまい、もう一鉢は葉ばかりが付いているという状態。健気なこの1鉢のシクラメンに感激!大切に大切に育てて、また10月まで咲いてくれるといいなぁ〜なんて、図々しいことを考えている私。売値498円の大安売りのシクラメンだったことをふと思い出しました。
頑張れシクラメン。値段じゃないよ〜、心意気!私もシクラメンのがんばりに刺激を受けて、もうひと踏ん張り頑張ろう!!そんなことを思う年の初めの私です。
皆様、今年もどうかよろしくお願いいたします。
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)
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教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ
☆ 第8回 ☆ 日 時 : 平成28年1月13日(水)19:00〜20:55
テーマ : ソーシャルスキルの支援(2)
場 所 : 岡山県生涯学習センター 視聴覚室(岡山市北区伊島町3-1-1)
講 師 : 門 眞一郎 先生 (児童精神科医:京都市児童福祉センター)
対 象 : 教職員・保育士やそれを志す方、施設・福祉関係職員の方 対象。
(申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
欠席された回の講義については、BD(ブルーレイディスク)をお貸しします。
まだ、申込みをされていない方で、参加を希望される方は事務局までどうぞ。
金確認後、これまで講義のBDを送らさせていただきます。
【注意】 今回は会場が生涯学習センター 1F 視聴覚室 に変更になっています。
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育てる会 クリスマス会 報告
12月6日(日)、岡山大学体育館内でクリスマス会を行いました。
岡山大学児童文化部の学生さん方に協力していただいて楽しい時間を過ごすことができました。
今年の工作は、ダンボールでミニのえんとつを作りました。
また、サンタさんの絵に色をぬったり、お願いごとを書いたクリスマスカードを作って、えんとつに飾りました。
それぞれに可愛らしいカードができました。
みんなの願いがサンタさんに届くといいですね!
その後、児童文化部さんの人形劇をみたり、ビンゴゲームをしてプレゼントをもらったり、もちろんクリスマスですから苺のケーキをみんなで食べたりと、お楽しみが盛りだくさんでした。
参加者の皆様からの感想を紹介したいと思います。
〇えんとつの工作は家でのクリスマスのお楽しみになり良かったです。
えんとつから「サンタが入ってくる」と言って喜んでいました。
人形劇はメルヘンあり、夢あり。言葉のない人形劇でしたが、リズムと表現でストーリーになっていてステキでした。クリスマスの良い思い出になりました。また参加したいと思いました。
〇普段は苦手な工作も一生懸命取り組むことができました。手順書がカラーだったのが分かりやすかったようです。
人形劇もコミカルな動きですっかり引き込まれてしまいました。
ビンゴでは子どもの喜ぶ顔が見れてこっちまで嬉しく思いました。
〇初めての参加だったので最初は緊張ぎみでしたが学生の方が声をかけてくださり、体育館を走って、慣れてからはスムーズに参加することができました。ビンゴゲームが楽しかったそうです。また参加したいです。
〇今日はありがとうございました。人形劇は下の子も楽しんで見ていました。
工作も家では思いつかないものを作れて良かったです。
ビンゴゲームは当たるかすごく心配していたので、全員当たるというのが安心でした。
学生の方にも遊んでいただいてありがとうございました。
最後に、今年も明治ホールディングス株式会社の株主の方々から、たくさんのお菓子のプレゼントがありました。
サンタのお姉さんからもらった、袋いっぱいに詰まったお菓子に、みんな大喜びでした。
また来年もお会いしましょう!!
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18歳の春を目指すクラブ お知らせ
18歳で花咲く春を迎えたいと願って、活動しています。
12月11日(金)には、先輩お母さんの勝浦さんとメンターの近藤さんをお迎えして、貴重な経験談を分かりやすくお話し頂き、心に響くアドバイスを頂きました。
参加者の方から
「子供が自分のことを理解して、楽に過ごすことができる方法を見つけることが大事、という言葉がすごく心に残りました。
勝浦さん:子供の環境を整える取り組みや、学校へのアプローチの仕方がとても参考になりました。
近藤さん:子供の力を信じて待つ、ということは親にしかできない唯一のことだと感じました。
近藤さんのように「あなたがそう思うならいいよ」と受け止められるようになりたいと思います。」
等の感想を頂いています。
1月は引き続き、勝浦さんと近藤さんをお迎えします。今回は、話し合いをメインに考えていますが、前回参加されなかった方も、とても有意義で心温まる会でしたので、
是非ご参加下さい。
今回は、お二人とも午後もお付き合い頂けます。皆さんもお昼ごはんをお持ち下さい。しっかり話しましょう!
いつでも、途中退室は可能ですので、お気軽に参加して下さい。
日時 1月22日(金)10:00〜15:00
場所 東山公民館 和室(岡山市中区平井4丁目13−33)
*正会員に限り、1,000円で参加可能です。(正会員限定)
申し込み先 育てる会事務局 рO86−955−6758
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キッズルーム お知らせ
キッズルームでは、岡山大学児童文化部のお兄さん、お姉さんが子ども一人ひとりについて一緒に遊んでくれます。もちろんお父さん、お母さんや兄弟と一緒に遊ぶこともできます! ビッグボール、パズル、トンネルなど、いろんなおもちゃで遊んだり、人形劇を見たりして楽しい時間を過ごすことができます♪ 小さいお子さんでも参加しやすいイベントですよ!
今回は、いつもと違って土曜日の開催ですのでお気をつけください。
日 時:2月20日(土) 13時〜15時
場 所:岡山大学 清水記念体育館
持ち物 :うわぐつ、お茶、防寒具
申込締切:2月10日(水) (正会員限定)
プロフィールを出していない方は提出してください。
質問等ありましたら、育てる会事務局(086−955−6758)まで。
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OHAの会のお知らせ
OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。
今回もASのお子さんが書かれている本の読み合わせをした後、最近の我が子の様子や困っていることなどについて話しました。
ずっと参加されている方のお話を聞いていると成長が感じられるエピソードがあり、利守先生をはじめ、メンバーからも「すごいね」という声が上がります。
言われた方自身も嬉しいでしょうし、他のお母さん方も「うちも頑張ろう」という励みになっていると思います。反対に今悩んでいる方のお話には利守先生からアドバイスがあり、他のお母さん方にも「なるほど、そういう対応があるのか」と参考になっています。
新しい方々の参加も増えてきています。子どもの特性の理解や対応の仕方など、勉強になると思います。ぜひご参加ください。
なお、次回は場所がおひさまハウスに変わります。ご注意ください。
日時:1月29日(金)10:00〜12:00
場所:おひさまハウス(赤磐市和田194‐1)
アドバイザー:利守 愛子 先生(臨床心理士)
持ち物:「青年期のアスペルガー症候群 仲間たちへ まわりの人へ」
ルーク・ジャクソン:著(スペクトラム出版社)
今年度の参考書籍です。お持ちでない方は書店で購入ください。
参加費:1000円
申込み:育てる会 事務局 (п@086‐955‐6758) (正会員限定)
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クローバーの会 報告
12月19日、ANAクラウンプラザにクリスマスランチへ行ってきました。
大人っぽく苺のカクテル(もちろん、ノンアルコールですが)での乾杯から始まり、デザートのブッシュドノエルに喜びました。
今回は、新しい仲間も増え、いつもにもまして楽しみな会となりました。食事の後にはお菓子の家の前で、みんなで写真を撮り、よい思い出となりました。
参加者の感想です。
初めての出席だったので母娘ともちょっと緊張して参加しました。先輩お母様たちが娘に話しかけてくれたり、気遣って下さったのがとても嬉しかったです。次回のお菓子作りも楽しみです。 (Mママ)
ランチは美味しくて、おしゃれな雰囲気でおしゃべりもして楽しかったです♪なかなかホテルでランチはできないので、嬉しかったです。また美味しい食事が食べられるのを楽しみにしています。 (Yママ)
新しいお子さんもいたのでいろいろ話題をふっていましたが、周りの子も色々と教えてくれました。なりたい仕事とか。楽しい時間になって良かったです。 (お子さん)
ランチメニューを子どもに見せた瞬間から、「あと何日したら行けるのか」と嬉しそうにしていました。久しくフォーク、ナイフを使っていなかったのでハラハラする場面もありましたが、親子で楽しめました。 (Sママ)
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さをり織り教室のお知らせ
あけましておめでとうございます。
今年も、寒さに負けず、心からあったかくなるようなさをりをみんなで織っていきたいと思っています。
日 時:平成28年1月17日(火) 9:30〜12:00
場 所:おひさまハウス 離れ和室 (赤磐市和田194‐1)(正会員限定)
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『俺ノートの会』のお知らせ
『俺ノート』の会です。
参加は小学校高学年(四年生)以上の男子です。
日 時:1月31日(日) 14:00〜16:00
場 所:おひさまハウス
持ち物:のり、はさみ、ノートや画用紙、切り抜き用雑誌など、休憩用の飲み物
参加希望の方は、事務局にご連絡下さい。Tel.086‐955‐6758(正会員限定)
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つばさの会の報告とお知らせ
つばさの会は、働いていたりして、平日に活動している「18歳の春を目指すクラブ」に参加するのが難しいお母さん達が、土日に集まって勉強している会です。
12月7日(月)にA型事業所の西山ファームとクロスファームの見学に行きました。
今までの事業所見学では、我が子の就労先としてどうかという視点で見ていましたが、今回は「私たちで事業所を立ち上げるとしたら」という視点にも立って、いろいろな質問をさせていただきながらお話をうかがいました。
西山ファームでは桃やイチゴの栽培、園内の清掃、草刈りなどの仕事をされていました。
「ここで仕事を覚えて、出来る人を育て、一般就労を目指したい」と言われていました。
クロスファームではぶどうの栽培をしている事業所もあるそうですが、今回は室内での作業を主にされている方の事業所でお箸入れの作業の様子を見学しました。
他にもお茶葉や干しブドウを作ったり、財布を作って売ったり様々な取り組みをされていました。仕事の受注や売り場の開拓など、事業所を立ち上げるにはさまざまな課題があると思いました。
育てる会としての、事業所立ち上げの方向性を探っていく一歩となったと思います。
次回も事業所見学を予定しています。関心のある方はぜひご参加ください。
日 時 1月25日(月)
見学先 就労継続支援A型 ZENKO
参加希望の方は、事務局(Tel.086‐955‐6758)にご連絡ください。(正会員限定)
詳しい集合時間・集合場所等は参加希望の方と打ち合わせして決めたいと思います。
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おやじの会 コーラスグループのお知らせ
昨年夏の陶芸教室に続き、おやじの会の企画第2弾です。
歌の好きなお父さん達がたくさんいて、「子ども達と一緒に唄おう」ということになりました。
まずは、練習曲は「Let It Go 〜ありのままで〜」と「ふるさと」の2曲を予定しています。指導は、劇団出身で、今はぐんぐんっぴっぴのスタッフをされている古川恭子先生にお願いしています。
練習曲のCDや楽譜は事務局にありますので、唄ってみようと思われたお父さん・・・もちろんお母さんでもかまいません・・・や、お子さんは事務局まで申し込んでください。(Tel.086‐955‐6758)(正会員限定)
みんな集まっての練習日は、2月20日(土)を予定しています。
詳しい時間や場所は来月号でお知らせしようと思いますので、よろしくお願いします。
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水泳教室のお知らせ
日 時 : 平成28年1月17日(日)15:30〜17:30
場 所 : OSKスポーツクラブ岡山 3階ロビー(岡山市北区絵図町1-50)
連絡先 :育てる会事務局(Tel.086‐955‐6758)
当日のキャンセルは水泳教室担当まで、電話またはSMSにて連絡してください。
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。(正会員限定)
体験してみたい方は、1回 1000円ですので、気軽に参加してください。
ロビーからの見学はいつでもOKですので、興味のある方は覗いてみてください。
★欠席される方は1月14日(木)までに連絡してください。
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サッカークラブのお知らせ
日時:平成28年1月17日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで(正会員限定)
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| ぐんぐん だより |
赤磐ぐんぐん
新しい年の始まりは喜びと期待で心が弾みます。今年も日々、成長する子ども達に負けないよう、スタッフ一同、力いっぱい頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
先月、ぐんぐんではグループ活動でクリスマス会を行いました。
「今日は何するん?」毎回、グループ活動を楽しみにしている子ども達。遊びからの移動もスムーズです。
席に着いて、みんな揃うと、まず、活動の流れを活動内スケジュールを見ながら、先生から聞きます。
次は、クリスマスリース作り。手順書を見ながら、折り紙で折ったサンタやシールを貼ったり、絵を描いたり、思い思いのリースを完成することができました。
早く出来た子は、本を読んで、友達が出来上がるのを待ちました。○○をしながら待つというスキルは重要で身に付けると日常生活の様々な場面で活用することができます。
みんなが出来上がると、いよいよ友達の前で自分の作品の発表です。名前を呼ばれると、前に出て恥ずかしそうにしながらも「私はこんなのを作りました」と言える子もいれば、発表が難しく先生と一緒に言うなどサポートの必要な子もいました。待っている子も、自分の作品と見比べながら、興味を持って友達の作品を見ることができていました。
その後は、クリスマスの紙芝居を見たり、スタッフからクリスマスカードのプレゼントをもらったりして友達と一緒に楽しい時を過ごしました。
ぐんぐんでは、「先生とお勉強」「一人でお勉強」などの個別療育の他に、このようなグループ活動も行っています。活動内容は、2〜5人の小グループでゲームや製作遊び、運動遊びなど様々です。
友達と一緒に楽しく活動する中で、友達を意識したり、順番を待ったりするなどコミュニケーションや社会性を育てていけるよう支援しています。
小グループでの活動を繰り返しすることで、友達と一緒に活動する喜びもたくさん経験して欲しいと思います。また、子ども達が楽しいと思えるよう私たちもいろいろな活動を工夫して考えていきたいと思います。
赤磐ぐんぐんぴっぴ 療育スタッフ
ぐんぐんキッズ
皆さん、元気に新年を迎えることができたでしょうか?
冬休みも終われば、いよいよ3学期。健康に気を付けてくださいね。
「こんにちは!」の元気なお子さんたちの挨拶から始まるぐんぐんキッズ。毎回、キッズタイム(集団テーマ活動)を楽しみに「今日は○○作るんよな!」と言いながら入室してくれている様子から、ご家庭でお母さんたちがお子さんに今日何があるかを話してくださっていて、必要なものをご準備いただいているからこそだと感謝しています。いつもありがとうございます。
小物作りやクッキング、買い物体験や年賀状作りなど、お子さんたちのスキルアップのために、それぞれの支援プログラムに基づいて取り組んでいます。始める前にはスタッフから、やり方の説明やルールを聞き、分からないところがあれば質問をして取り組みます。また手伝ってほしい時・分からない時などは、どうすればいいか、どういう伝え方をすれば伝わるかなど、自立に向けてコミュニケーションを育てる取り組みもしています。
療育後にはスタッフで毎日ミーティングを行い、「この力がすごく伸びてきたよね」「次はこういうステップに踏み込もう」「もう少しここを変えてみよう」「自立していくために、あえて少し待った方がいいかもな」などお子さん一人一人の現状をスタッフ全員で把握しながらプログラムを立てています。
また、お母さん方にあらかじめ作っていただいた視覚支援グッズをお子さんが持って、近所のコンビニに年賀状を買いに行く活動も行いました。「我が子に合わせたオーダーメイド」の支援グッズをそれぞれのお母さん方が作ってくださいました。ご準備、ありがとうございました。
スタッフの支援も日々試行錯誤の連続です。うまくいかなかった時には、どうしたらうまくいくか、どういうポイントで支援したらお子さんの長所が活かせるか、お母さんと相談しながら一緒に考えていきたいと思っています。ぜひおうちで取り組まれた際のエピソードなども、スタッフに教えてくださいね。
また、作品を持って帰った時、クッキングや買い物などに行った時、スタッフから短いですが時間を作ってお話したり連絡帳に記入したりしていることを、お子さんに聞いてみてください。学校のことをなかなか家庭で話してくれないと悩まれている方、実際のエピソードを知った上で「これはどうやって作ったの?」「上手にできたね」「家でもやってみようか」などお子さんの話しを引き出すきっかけになればいいなと思います。以前の勉強会でもお話してきましたが、「短く」「簡単に」「ポジティブに」褒めてあげてください。
進級までもう少し。ぐんぐんとスキルアップしていけるように、ぐんぐんキッズスタッフ一同今後とも全力で療育に取り組んでいきますので、皆さん率直な声を、お寄せくださいね。
ぐんぐんキッズ 療育スタッフ
赤磐ぐんぐん 見学会のお知らせ
療育希望者対象の見学会を開催いたします。
募集する対象年齢は、平成22年4月〜平成24年3月生まれまでのお子さんです。
(24年4月以降お生まれのお子さんは「ぐんぐんぴっぴ」にお申し込み下さい)
日時: 平成28年 1月 21日(木)10時00分〜11時30分
(終了時間は、申し込みをされる方の人数によって多少前後いたします)
場所:岡山県赤磐市和田194−1 NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会 内
「児童発達支援事業 赤磐ぐんぐん」
事務局TEL 086−955−6758. FAX 086−955−6748
★見学会は、保護者の方のみでお越しください。お子さんを連れての参加はできません。
★全体の説明後、赤磐ぐんぐんでの療育を希望される方は、おひとりづつ10分程度の面談を行います。
見学会への参加を希望される方は、申し込みが必要です
育てる会事務局 TEL086−955−6758 までご連絡ください
ぐんぐんぴっぴ 見学会のお知らせ
これまで「赤磐ぐんぐん」の中でも、3才までの母子同室での超早期療育を行っていた「ぐんぐんぴっぴ」です。
新しく、1月より「赤磐ぐんぐん」より独立して赤磐市立川で開所いたしました。
「ぐんぐんぴっぴ」では、見学、説明は、通所を検討されている保護者の方を対象に、個別に行いたいと思っています。
できるだけ希望にそいたいと思いますので、見学をご希望される方はまずはご連絡ください。(見学は平日の午後に行う予定です)
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支援センターNEWS
新年明けましておめでとうございます。
昨年、平成27年は、年のはじめから「絵カード推進事業」の準備を進め、春には「広報あかいわ」を通して発達障害の理解啓発に取り組みました。
そして、夏からは、保育所・幼稚園等の先生方を対象とした支援者のための連続講座の開設、秋からは、福祉・保健等の関係機関と中学校の連携による支援事業も始めました。また、各学校・園や民生・児童委員さんの会等での研修の講師要請を受ける機会も増えました。
センター発足以来次々と手を広げてきた様々な取組を見直し、整理をしようと話し合ってスタートした平成27年でしたが、さらに前のめりに戦線を広げてしまうことになってしまいました。「選択と集中」でしょうか。
年末には、新しい年の取り組みを始めるに当たって、大切な示唆をいただきました。
一つは、支援センターの業務についてです。
県下の発達障害者支援関係者の連絡会で、各地域の発達支援の仕組みづくりの取組状況の報告がありました。この会議では、「就学前後の移行期の情報連携に関するガイドライン(骨子案)」として、次の6点の「指針」が示されていました。
(1)部局横断で構成される検討組織が設置されている
(2)就学前後の移行期の情報連携の仕組みを運用し点検する
(3)発達支援が必要な子どもと家族に対する段階的なスクリーニングが実施できる
(4)市町村内共通の移行期の情報共有ツール(共通支援シート)を活用している
(5)上記(3)(4)を保健師・保育士・幼稚園教諭・小学校教員が理解している
(6)就学前後の移行期に情報共有における年間スケジュールが共有されている
一人一人の子どもと家族にとって必要な発達支援を提供するために、現状は、「何ができているのか」、「何が不足しているのか」を点検し、見直し、計画を立てて実行し、また、点検することを繰り返していくこと。その過程で、子どもと家族への個別支援の提供はもとより、保健、福祉、医療、教育など各領域の連携を促進させる体制の整備が重要だとされています。
赤磐市では、幼児期からの早期支援を進めていますが、大切な見直しの視点をいただきました。
もう一つ、岡山県「頑張る学校応援事業」の発表会で、平成27年度優良実践校として表彰された赤磐市立磐梨中学校の発表がありました。
「発達障がいの視点を持ち、教育課題を根本から改善する学校経営」の取組とその成果を校長先生が熱く語られ、関係者に大きな関心を呼びました。
学校の先生方だけでなく、保護者や学校支援ボランティアも巻き込んで、発達障がいの理解と支援方法を持ったインクルーシブ教育を進め、「いじめ・非行」、「不登校」などの教育課題の改善に大きな成果を上げているということ、さらに、必要な状況では、外部専門家との協働での取組が効果を上げているものです。
保護者や地域を巻き込んで取り組んでいること、「どんな理由があっても決して『排除』という方法はとらない」という言葉が印象に残りました。こうした取り組みを「応援」することも大切だと受け止めました。
さらに、平成28年には、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が4月から施行されます。
学校園等で「合理的配慮」が、浸透していくよう協力していきたいと思います。
また、「発達障害者支援法」の改正案が準備されていることにも期待したいと思います。
新しい年、センター職員が力を合わせ、発達障害のある人の人権が守られ、すべての子どもたちが健やかに成長する赤磐市を目指して、相談支援の充実に取り組んでいきます。
あかいわ発達障害支援センター 岡本 啓
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グループホーム建設寄付 御礼
今月も温かいご寄付、ありがとうございます。
子ども達の夢を現実の形にするため、大切に使わさせていただきます。
【 ご寄附をいただいたみなさま 】 (12.1〜12.31)
○ S.K 様(岡山市) ○ 事務局スタッフ
平成27年12月31日現在 寄付金合計 24,847,068円となりました。
ありがとうございました。
グループホームのカフェ部分や各部屋のレイアウトもほぼ決まり、完成を待っているところです。みなさまにお披露目できるのが楽しみです。
完成まで、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
寄付金振込口座 中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代
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以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「育てる会 HP」に記載しています。
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