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平成28年3月31日

 

 第215号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 215号 目次

     散り始めた桜の下で

     新聞記事のご紹介

     即実践講座のお知らせ

     OHAの会・18歳の春を目指すクラブ・クローバーの会 お知らせと報告

      つばさの会・水泳教室・『俺ノート』の会・サッカークラブ お知らせ    

     私のお薦め本コーナー
           「イラストでわかる ABA実践マニュアル」

     近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
        ぐんぐんぴっぴ・赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ

     支援センターNEWS

     グループホーム建設寄付 お礼

満開の桜が雨に打たれて散り始めました。
今年の春は、駆け足です。
長かった冬が終わり、ようやく春の足音が聞こえてきたと思ったら、あっという間に春真っ只中に突入という感じの花の季節の始まりです。
庭のパンジーが、やっと訪れた暖かい光をいっぱいに浴びて咲き誇っています。通りにあるミモザの花が、黄色い花をいっぱいつけています。桜の花は、もう満開を過ぎて、葉桜の季節に入りました。
桜の木で思うのは、結婚してしばらく住んでいた、近所にある元の我が家の桜です。
桜は長女が3歳の頃に植えたものです。あれからの長女の成長と、我が家の暮らしをじっと見つめてきたのがこの木だと思うと、なんだか涙が出そうな気持になります。
桜とあの頃の我が家の暮らしが重なります。塀際に植えたので今でもそばを通るたびに私たちの目を楽しませてくれる桜の木です。
その桜が、折からの雨に濡れています。
散る桜 残る桜も 散る桜(良寛和尚)
春が巡ってくることの喜び、悲しいことやうれしいことの様々な思いをこの木は、そっと見ていてくれたのかしら・・・、とまあそんな気分になる春の日です。

さて、皆さんお元気でしょうか?
先日念願だったグループホーム ほっぷ 1(ワン)が完成しました。
そして4月の5日に開所式がありました。
当日は、たくさんの方が、お祝いに駆けつけてくださいました。
赤磐市長、市議会議長、市会議員の方々をはじめ、いつもお世話になっている福祉課の課長さん、ボランティアの皆さんや、懐かしい方々、遠くに暮らす親戚、ずーっと支援してくださった皆さん、開会式で歌を歌ってくれたゴスペルの仲間たち、たくさんのお料理を作ってくれた会員のお母さんや友人たち、お世話になった建築会社の社長さんや設計士の方・・・そして、式場の準備の為の備品を貸してくださった公民館や社協さんにも感謝です。
当日の朝、紅白の餅をついてお祝いしてくださった赤磐もちつき隊の皆さん、などなど・・・、みんなの善意と優しい思いがいっぱいの暖かい開所式になりました。
当日はテレビ局の方も3社も来て取材していただき、また開所式の様子は新聞記事を載せましたのでご覧ください。
 新聞記事のご紹介 





グループホームは、とても居心地の良い建物です。
一階と二階は、少し様子が違います。一階は、世話人さんの部屋を近くして、支援度の高い方が入居しています。静かな環境と使い勝手のいい居住空間を意識して設計をお願いしました。
二階は、それに比べると活動的な空間となりました。斜め傾斜の屋根を利用して、各部屋にロフトを作っていただきました。夏になると屋根からの直接の熱が伝わらないかと、少々危惧もありますが、設計者や建設会社さんの太鼓判を信じて、楽しそうな空間を優先しました。
そんな二階のいちばん西側の部屋が、哲平の部屋になりました。西陽が強い部屋で夏の暑さが思いやられますが、みんなの部屋にはない小窓はついているという部屋です。完成して荷物の搬入も終わった頃、本人を連れていきました。するとさっそくテレビをつけて、持ってきたBSカードをテレビに挿入して、録画予約を始めました。
なんだか気に入ってくれたみたいで、ちょっぴり「ほっ」でした。
実は、工事中に一度連れてきたことがありました。
「ここでお泊りする?」と軽く聞いてみると、「お泊りしません!!」と宣言されてしまいました。
その時は、工事中で壁も床もまだむき出し状態でした。
そんな時に「ここでお泊りする?」なんていう方もどうかしていました。                  
相談した門先生にも、呆れられてしまいました。
でもね、少し予告もいるかな〜なんて思ったからですよ。浅はかでした。
完成して、しかもテレビやブルーレイプレイヤーやベッドにソファも入れてから、聞いてみたら、気に入ってくれたみたいです。
でも、まだ不安はありそうでした。
それで、一計を案じてみました。
お泊り練習のあった土曜日のことです。
哲平は、お手伝いが大好きな人です。でも、お泊りすると家のようにはお手伝いができません。お手伝いをしてお金儲けをするのは、哲平の生きがいの一つになっている事です。
そのお手伝いを、平日は、他の早めにホームに帰る利用者が分担してやってしまうので、遅く帰る哲平の仕事はあまり残っていません。それで、みんなが自宅へ帰っていく土曜日には、少し後に残ってお風呂掃除とトイレ掃除をしてもらうことにしました。
家でのお風呂掃除の手間賃は、300円です。トイレ掃除は、100円。グループホームで土曜日の朝これをしてから家に帰って、そのあと、家のお風呂とトイレも掃除してくれれば、合わせて800円が儲かるわけです。これを聞いた時の哲平の顔と来たら、「( ̄▽ ̄)」こんなでした。そんな風にして、お仕事してもらおうと考えています。
もう少しお金儲けをしてもらう為に、短い時間でもできる仕事を考えたいと思います。
お金は、グループホームからではなくて、我が家から出していますので、誤解のないように言っておきますね。
家に帰った哲平は、草取りや掃除機を頑張ってやってくれました。アイロンかけもたくさんしてくれました。そして、食事つくりを二人でやりました。幸せな時間でした。
家にいるのもいいし、グループホームにいるのもいい。そんな風に思ってくれたらいいですね。
開所式の前、6人の利用者の家族が、それぞれ子供と一緒に宿泊練習をしました。
何もかも初めての彼らに、ここでの暮らしを教えていかなければなりません。
世話人さんにとっても初めてのグループホームです。どうしたらわかりやすいのかどう教えれば、彼らがわかるのかは、事前の聞き取りだけでは十分にはわかりません。
お風呂の使い方、トイレの入り方、食事の形態も全部初めてのことばかりです。親たちがどんな風に子供にかかわって、どんなふうに教えればいいかを見せていただくこともこの宿泊練習の目的の一つです。
お泊り練習の間、私は個別の支援計画を立てるために、アセスメントとしてみんなの様子を見させていただきました。
さぁ〜、そしてこれを受けて、それぞれの入居者の方に支援ツールを作っていかなければなりません。
ただ、支援ツールは、今まであまり使っていない人には、使い慣れるまでの時間もかかることでしょう。
スケジュールに指示書など,色々うまく暮らしが成り立つためのグッズがいります。
しかも一人ひとりに個別化したものがいるわけです。
はじめは、福祉的職場に行っている人は、そこでのスケジュールに準じたものを使わせてもらおうと思っています。その方がお互い協力でき、本人も混乱なく過ごせると思うからです。
2〜3ヶ月経ったら、スケジュールもグループホームでの暮らしに合わせて改良されて、落ち着いてくると思いますので、見学はその頃お願いします。
開所式のあとは、しばらくじっくり考える時間をくださいね。

さて、世界自閉症啓発デーの次の日、4月3日の日曜日、世界中が自閉症に注目していてくれるこの時に行った自閉症啓発講演会です。
横浜から吉田友子先生(横浜発達クリニック児童精神科医)にいらしていただきました。
吉田先生は、私が一番尊敬する先生で、私の大好きな本「その子らしさを生かす子育て」を書いてくださった先生です。
この本を読み返すたびに、子育てを考え反省する日々です。
先生の本もお話しも、自閉症の子供たちに対する愛情にみちています。
私は初めて先生とお会いした瞬間に、この先生のお話しを岡山のみんなで絶対聴かなければいけない。そう思いました。
そのとき、演壇におられる先生の所へつかつか歩み寄り、「先生、岡山でも今のお話ししてください」と、ぶしつけにも申し上げたのを昨日のことのように覚えています。
皆さんには、子供のことが、疎ましく思えてしまうときがありませんか? 
自閉症のこの子が、自分の不幸の根源のように思えてしまう時がありませんか? 
何もかも放り出してしまいたいそんな気持ちになることはありませんか?
私は、今こんな風に、育てる会の代表をして、「子供のことがかわいくてなりません」などと言っています。でも、その昔、子供をベランダから放り投げようとした者です。鬼のような親でした。そんな私だからこそ、先生の愛が心に染み渡りました。
もっと早くお会いしたかった。もっと早くお話し聴きたかった。そう思いました。
もっと早く知っていたら、もう少し早くあの子のことが理解できたのかもしれないと思います。
皆さんの子育ては私と比べればまだ始まったばかり・・・。前途洋々な子育てはこれからです。うらやましい限りです。
講演会の後半に、我が家の息子の働く姿を紹介くださいました。
そして、その仕事する様子について、先生からたくさんのうれしいコメントをくださいました。尊敬する吉田先生からのお褒めの言葉に,感激しきりの幸せな私でした。
講演会を聞いて私が心に誓ったことは、こんなことです。
どんな出来事も、困難な状況も、その子のせいにしないということです。
障害のある人を見ていて思うのは、「どうしてこんなに困難な状態になってしまったのだろう」「誰がこんなにしてしまったの?」というような誰かのせいにしてしまいそうになることです。でも、そういう思いをもって何になるのでしょう。
そうじゃなくて、この子の、この人の現状にもっと寄り添うこと、どうしてもやってしまう行動だとしたら、「つらいな、どうしてもそういう風にしてしまうのね」というそのひとへの温かい気持ちの寄り添いだと思いました。先生は、どこまでもあの子たちに対して優しいのです。私もそんな風になれたら…、無理だろうなぁ〜、でもすこしでも近づきたい・・・と強く願いました。
当日お忙しくて来られなかった皆さんは、ぜひ事務局での上映会に来てください。
当日の講演会の記録ビデオは、事務局の中でなら見ていいですよ、と先生からOKをいただいています。
講演会の詳しい報告や、ビデオの上映会については、来月号の会報でお知らせいたしますので、少々お待ちください。

さて、開所式やセミナーのおかげで、もうずいぶん前のことのように思えますが、実は我が家のお話しで、嬉しいことがもう一つありました。
実は、我が家の息子哲平が、就労してちょうど10年になります。
これまでお世話になった皆さんにどうしたらお礼ができるかと、夫婦で考えました。
それで3月20日がちょうど入社式のあったその日だったので、この日に皆様をご招待してお礼の集いをしようと思いました。
2016年3月20日(日)ホテルの一室を借りて、お食事会を企画しました。
当日は、就職当時のNTNテクニカルサービス株式会社の所長のSさんご夫妻、ずーっと就職の時からその後のサポートまで長くかかわっていただいたT部長、そして、当時の直属の上司のNグループ長、現在のYグループ長、10年間今もお世話になっている支援員のIさんが来てくださいました。学校のほうからは、高等部1年〜2年までの校長先生、当時の進路のF先生と、担任のT先生の合計9人のお客様がいらしてくださいました。
     
初めに鳥羽父が、感謝を込めてご挨拶。次にS所長の乾杯の時のお言葉に思わず感激に胸がキュンキュン。
その後、10年前のNHKで、就労間もない頃の職場の様子や家庭のことを放映してくださったVTRと、8年前に同じくNHKで全国放送もしていただいた特集番組のVTRを会場のスクリーンに映しました。
登場している一人ひとりが、ちっとも10年前と変わらない中、私だけが髪の毛白くなっていて、年月が経ったのを感じました。
いい記念になる映像を撮ってくださったNHKさんにお礼が言いたい思いでした。
参加者の皆さんで見ることで、より当時のことが思い出されていい時間でした。
それからお一人お一人が、哲平の昔の事、思い出話など、次々話してくださって、食事しながらお酒を飲みながらの2時間半は、瞬く間に過ぎていきました。
お世話になった皆様に、お礼が言いたかった。ただそれだけですが、今というこの時にしておかないと、もう今度はいつお礼ができるかわかりません。
哲平がこのまま20周年を迎えられたとしても、そのとき私たち夫婦が元気だとは限りません。今しかない!そう思いました。
皆さんをお送りして、ホテルを出て家への帰途、なんて幸せな時間だったことだろうと、感慨ひとしおでした。
「就労自立」を夢見て、養護学校では「就労させたい。税金を払える大人にしたいのです」などと、わがままを言い続けた私でした。
困られた先生は、一生懸命に仕事先を探してくださいました。
高等部3年の障がい者職業センターの評価では、「相当な支援がなければ、就労は難しい」と言われた哲平でした。
それを「相当な支援があれば、就労も可能」と言い替えて、就労先を探していただきました。
なんというわがままな親だったことでしょう。
そんな私たちの要求に対して、心を込めて一生懸命進路先を探してくださったF先生でした。しつこいくらい何度も会社訪問を繰り返してNTNへの進路を開拓いただきました。
そして担任のT先生は、就労移行支援プログラムの中に一般就労への道筋をしっかり捉えて、日々の授業や活動の中へ組み入れ、取り組んでくださいました。
哲平が人と協力して何かをやり遂げることができるようになったのは、こうした取り組みのおかげです。
このお二人の先生がおられなかったら、哲平の就労は、きっと叶わなかったことでしょう。
また、就労先のNTNテクニカルサービス株式会社の当時のS所長とT部長のお二人が、哲平のありのままを受け止め、良さを認めその律義さを評価してくださったからこそ、今のお仕事を続けることができました。支援員のIさんの支援の素早さと機転の利くしなやかな心配りを忘れることはできません。
つくづく良い方との巡りあいを感じずにはいられません。
哲平の強運とともに、お告げのように私の心の中でいつもささやかれる声
「こんな子にはなぁ〜、神さんがついてくれてはるんやから、心配せんでもええのやで〜」
そんな声に導かれての10年間だったように思います。
さて、これからの哲平がどんな仕事をしてくれるのか、NTNでの20年目の春がめぐってくるよう祈りながら、就労10年感謝の集いの報告を終わりましょう。

4月2日の自閉症啓発デーには、自閉症を知ってもらうためのチラシ配りをマルナカ山陽店前で行いました。
多くの皆様に、自閉症を知っていただけるよい機会と思い、毎年赤磐市役所の職員の方、あかいわ発達障害支援センターと一緒に頑張って啓発活動しています。
これは、岡山県発達障害児・者親の会連携協議会(DDネット)が、県下一斉に啓発活動をしているわけです。岡山・倉敷・津山、そして私たち育てる会の親たちが赤磐でと、それぞれの地域で力を合わせて、自閉症の啓発を行っています。
ここ赤磐のマルナカ前では、親子40人が集まりました。声を上げて「自閉症への理解をお願いします」というだけで、なんだか爽快な気持ちになりました。
一人でやったらあんなに堂々としていられないかもしれません。でも、総勢40人もの親子でやると、爽快感があるんですよね。
自閉症のこと、ちっともわかってもらえない。そんな風に言うだけでは、だれにもわかってはいただけません。行動しなければ、訴えなければ、だれがわかってくれるでしょうか?
文句を言うのはやめにして、今は動こう。もう、文句ばかり言うのは、やめよう。
私が変われば、地域が変わる。世間が変わる。
そのはじめの一歩を踏み出した皆さん。明るく元気よく、幸せそうに、啓発チラシをかっこよく手渡ししました。
私たちは、不幸じゃない。不幸なのは、差別のある人の心です。あの子たちのいいところ、素敵なところを皆さんに見てもらおう。そんな風にして、多くの皆さんの前で、声を出しました。そして爽快感。
テレビ局(RSK)も取材に来られ、夕方のローカルニュースで放映してくださいました。
チラシ配りの後は、グループホームの内覧会に場所を移し、みんなで内部を見学の後、ビンゴゲームなどで楽しく過ごしました。

そうそう忘れるところでした。今年のDDネットでは、自閉症への啓発のため、各地で「ぼくはうみがみたくなりました」の映画の上映をすることになりました。
詳細は、後の「近隣の講演会等」のコーナーに載せていますが、チラシ配りと同じく育てる会では、赤磐市での上映を担当することになっています。
日時:平成28年4月21日(木) 10:00〜
場所:赤磐市中央公民館 視聴覚室(赤磐市下市337)
参加費:無料  申込:事務局  当日参加 OK
とてもいい映画ですので、まだご覧になってない方は、この機会にぜひどうぞ。

就労して自立する暮らし。就労は10年前にかない、そして夢にまで見た哲平の自立の時が、はじまりました。この日を目指して育ててきたはずなのに、哲平のいない夜の寂しいような、情けないような、嬉しいような・・・複雑な心境です。
さて、春です。風が強く吹いて、中国大陸から黄砂を運んできます。我が家の愛車は濃い紺色です。
春のこの風の威力はすごくて、たった一日で洗車したばかりの愛車は白く汚れてしまうのです。これが白い車だったらそれほど気にならなかったのになぁ〜と、悔やまれます。
でも、哲平がこの色にしたいと言い張ったから選んだ色です。仕方がないのです。この車も乗り始めて5年が経ちました。先日二回目の車検を終えたところです。
思えば、哲平が「自動車買う」と言い始めてから何年もかかって50万というお金を貯めて買ってくれたホンダのフィットでした。
哲平は自分で買ったと思っていますが、実は、後から哲平名義の貯金通帳に返しているのです。でも、自分が頑張って買った車。そんな意識が大切だと思う私です。
だからこそ、目標を持ってお金を貯めたいと思えるのです。だからこそ、お仕事したくなる。もっと稼ぎたいと願い頑張る・・という哲平の力の源になるのが、このお金というものです。哲平のがんばりの何よりの強化子がお金です。
去年はハワイに行ったばかりなのに、「2018年は、ヨーロッパ旅行!」なんて言っている哲平です。ヨーロッパですか・・・。親もお金をためないといけませんね。
夫婦でヨーロッパへ行くとなると、相当かかるのと、その間の育てる会の事務がどうなるのか・・・、2018年までには、代表と事務局業務の引継ぎが課題ですね。私たちがいなくなった後を考えて、今から取り組み始めましょう。
今日の私は、少し元気がありません。散り始めた桜のせいなのか、哲平のいない少し広くなった家のせいなのか、それとも、お泊り体験とその後の行事の連続に悲鳴を上げている体のせいなのか・・・。
昨日、誕生日を迎えました。64歳ですよ。65歳引退を宣言していたのですが、すぐにはそうもいかないみたいです。
「がんばれ!!私の体。そして脳細胞さん。もう少しお仕事させてくださいね。」
そんな風に自分自身に言い聞かせながらお仕事しています。
皆さんも、どうか力を貸してください。よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、正会員の方には今年度の育てる会に対するアンケートを同封しています。みなさんからの希望は、できるだけ理事会や事務局で応えていきたいと思っていますが、
できれば「こんなことがしてほしい!」よりも「こんなことがやりたい!!」という、ご意見をいただければ嬉しいです!
今月はアレやコレやで、会報の発送が遅れて申し訳なかったです。でもその分、次はいつもより早くにお目にかかれそうですね。では次号でお会いしましょう!
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)

平成28年度 教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ

  ☆ 第1回 ☆ 

日 時 :平成28年5月13日(金)19:00〜20:55
テーマ :ASDであるということはどういうことなのだろうか
場 所 : 岡山県生涯学習センター  大研修室(岡山市北区伊島町3-1-1)
講 師 : 坂井 聡 先生(香川大学教育学部特別支援教育 教授)
今年度も、即実践講座が始まります。
講師は、お互いのコミュニケーション、伝え合え、分かり合えることを大切にされている香川大学教授の坂井聡先生です。
昨年の門先生はウィットに富んだ講義でしたが、坂井先生はユーモア いっぱいのお話しで、笑いの質(?)は少々違いますが、今年も楽しい学びができそうです。
今年度も多くの現場の支援者の方の参加をお待ちしています。
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/2016sokujissen.pdf

OHAの会の報告とお知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。
今回は、著者であるルーク君が自身の経験をもとに、いじめを切り抜けるためのヒントや友だちづきあいのことについて書いている章を読みました。
その後、この一年を振り返っての感想や相談事などを話しました。
参加者からの感想を紹介します。
○本読みは「いじめ」についてでしたが、日頃から「いじめをする子がおかしい」ということを伝えて、何かあっても隠さずに話してもらいたいと思いました。後、子どものことについて相談させてもらいましたが、子どもが思いつめないようにポジティブシンキングで支えていこうと思いました。利守先生からたくさんの声かけのアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
○今日はいじめや友だちづきあいの話でした。いじめは「いじめる人が悪い」という大原則を忘れないようにしようと思います。また、どう反応したら良いかはあらかじめ教えておいた方がいいと思いました。ファッションなどの見た目は比較的簡単に変えられるので
ある程度きちんとした服装を心がけさせたいです。

  次回の日時

日時:平成28年4月20日(水) 10:00〜12:00
場所:おひさまハウス
お申し込み、お問い合わせは事務局までお願いします。(正会員限定)

18歳の春を目指すクラブ お知らせ

18歳で花咲く春を迎えたいと願って、活動しています。
4月はお休みで、5月から活動を始めます。

  第1回 定例会

日時 平成28年5月13日(金) 10:00〜12:00(受付9:50〜)
場所 東山公民館 会議室(岡山市中区平井4丁目13−33)
内容 顔合わせ(正会員限定)
*正会員の新規加入者をお待ちしています。詳しくは、同封のチラシをご覧下さい。
尚、見学は正会員限定で無料です。

クローバーの会 の 報告

2月11日、おひさまハウスにて毎年恒例のお菓子作りをしました。
バレンタインにぴったりのガトーショコラです。
やはり女のたち、みんな楽しそうに作ります。
ハンドミキサーを使う場面では、みんなが使っているのを見てわが子も使ってみたくなり積極的に挑戦しました、が、やはり日ごろあまり使っていないので上手くいきません。母と二人であったならば険悪ムードが漂いかねないところですが、他のお母さんたちから「こうするといいよ」とお手本を示してもらい乗り切ることができました。このようなさりげない手助けを方々からもらい、無事完成!家に帰って父親に渡していました。(でも、一番たくさん食べたのは子どもでした)
ありがたいなと感じることの多いクローバーの会です。
新しい女の子の参加もお待ちしております。

つばさの会のお知らせ

つばさの会は、働いていたりして、平日に活動している「18歳の春を目指すクラブ」に参加するのが難しいお母さん達が、土日に集まって勉強している会です。
3月19日(土)におひさまハウスにて茶話会を行ないました。
今年度活動の振り返りや、4月以降の活動内容について話し合いました。
今後も事業所見学などを中心に活動を進めていこうと思っています。
4月以降の日程などについては決まり次第 、会報やメール等でお知らせいたします。(正会員限定)

水泳教室のお知らせ

日 時:平成28年4月17日(日) 15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
当日のキャンセルは担当携帯まで電話、またはSMSにてお知らせください。(正会員限定)
今年度も引き続き、第3日曜日(8月はお休みです)に行います。コーチも担当者も昨年度と同じです。
よろしくお願いします。
水泳教室参加ご希望の方は事務局までご連絡ください。体験してから参加!も大歓迎です。

『俺ノートの会』のお知らせ

『俺ノート』の会です。
参加は小学校高学年(四年生)以上の男子です。
のんびり活動してますので、ぜひ見学にいらしてください。
日 時:4月24日(日曜日)14:00〜16:00
場 所:おひさまハウス
持ち物:のり、はさみ、ノートや画用紙、切り抜き用雑誌など、休憩用のお菓子や飲み物(正会員限定)

サッカークラブのお知らせ

日時:平成28年4月10日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで(正会員限定)
本年度最初のサッカークラブです。ボランティアの学生さんが一緒に活動してくれるので
就学前のお子様から中学生まで、それぞれの興味に合わせて活動を楽しんでいます。
昨年度までのメンバーが抜けてちょっぴり寂しくなりました。参加メンバーを大募集しています。見学もOK。ふるってご参加下さい!

 ぐんぐん だより 

ぐんぐんぴっぴ 

桜の花が満開ですね!
ぐんぐんぴっぴの庭でも、植木鉢にオレンジ、色、紫、白のビオラが可愛らしく咲いています。
実はこのお花たち、私たちの役に立ってくれているのです。
ぴっぴでは、療育開始時間までお庭で待ってもらっています。
砂利と、雨水枡があって、それを年少以下のお子さんが見つけたらどうなるか・・・?
正解は、穴に石を入れる!
みんなプットイン課題大好きですからね〜♪ 
あまりにお子さんたちが楽しそうなので、私も一緒に何粒か入れちゃったりしてね〜。
しかし!それでは雨水枡が詰まってしまうので、どうしようかな、ということで、入れないようにお母さんたちにお願いしてみても、穴と石が揃っているのですから、お子さんたちに我慢させるのは一苦労です。
そこで、植木鉢のお花が登場しました!
みんな、眺めたり、ちょっと摘んだり、きれいだね〜♪
何色が好きかなぁ?何てお話ししたりはするものの、「穴がなくなったー!」と驚く子は誰もいませんでした。
見えないものは、無いもの。
誰も何の苦労もなく、楽しく問題は解決したのでした。
今回の例は気になるものを見えなくしただけ、というシンプルなものでした。しかし、お子さんの行動そのものだけを見て何とかしようとするのではなく、特性に合わせて環境を調整することで、無理なくスムーズに行動が変わるということが実感できました。
困ったことそのものだけにアプローチして解決しようとせず、環境調整して、楽しく解決できるとみんなハッピーなのではないかな〜。
ぐんぐんぴっぴ 療育スタッフ

赤磐ぐんぐん

桜がちらほらと咲き始めています(3/29:記)。ようやく暖かい春がやってきましたね。
「お弁当を持ってお花見に行くんだよ♪」と嬉しそうにこれからの予定を話してくれる子どもたち。暖かくなってきて気持ちもウキウキしているんでしょうね。
こんなお話をしているとき、「先生も行きたいなぁ〜」と何げなく言ってみると、「お母さんに聞いてみる!!」とこたえてくれるお子さんがいます。
「先生もいっしょにつれていってあげなくっちゃ!!」と真剣に考えてくれているんでしょうね。どこまでもまっずぐな子どもたちです^^そんな子どもたちのキラキラした顔にいつも癒されながら過ごせて私たちはとっても幸せだなぁ〜と思います。
毎年この時期の会報には、「お部屋の再構造化をしていますよ!」と書いているように思うのですが、今年も毎年恒例の模様替え♪の時期がやってきました!
日々の療育の中で細かな環境調整は行っているのですが、新年度を迎える時期にはちょっと大きめの模様替えです。今年度は、今までより大きな変化をしてみようと考え中です。この会報が届くころにはスタッフみんなで物を動かしたり物を作ったり・・・慌ただしく動いていることと思います。
4月から新しくなったお部屋に子どもたちが通ってきてくれることが今からとても楽しみです。子どもたちが今まで使っていたスケジュールなどの支援グッズはそのまま使います。お部屋は変わっていても変わらない物があるので子どもたちはきっと安心して過ごすことができるはず。でも、うまくいかなかった時にはすぐに環境を整理し直していこうと思っています。子どもたちが安心して楽しく過ごせることが一番です♪
次回の会報では新しくなったお部屋の様子や子どもたちの反応などを報告したいと思っています。
4月は何かと気忙しい時期でもありますが子どもたちの笑顔をパワーに、大人も負けずにがんばっていきましょう♪
赤磐ぐんぐん 療育スタッフ

ぐんぐんキッズ

ぐんぐんキッズのまわりをお散歩していると、つくしがたくさん顔をのぞかせています。
あちこちで桜の開花の知らせが舞い込む今日この頃、やっと春がやってきましたね。
春は出会いと別れの季節とも言われます。ぐんぐんキッズに通っているお子さんにも、新しい学年へ進級や卒業などの節目を迎えています。新しい仲間を迎える楽しみと、巣立っていく寂しさを感じる季節ですね。ぐんぐんキッズにはいつかは卒業があります。限られた期間だからこそ、ぐんぐんキッズの療育で大切に育てたいことについて今一度、スタッフで話し合いました。
平成28年度からぐんぐんキッズの療育は、働ける大人になる!を大前提におき、「将来を見据えた身の回りのことを身につけること」「ポジティブな自己理解」を特に大切に療育していくという話になりました。
「身の回りのことを身につける」には、ご家庭の協力が必要になってきます。キッズで過ごす時間より家庭や学校で過ごす時間が圧倒的に長いので、身の回りのことに取り組む機会も多くあります。うまくいくやり方を一緒に考えながら、自分でできることを増やしていきたいですね。
また、「ポジティブな自己理解」では、いろいろな経験を通して、私ってこういうところがある。こういうやり方が分かりやすい。など、自分を知る機会がたくさんもてたらいいなぁと思います。そして保護者の方とも連携を図りながら、お子さんについての理解をよりいっそう深めていけたらと思います。
ほっこり嬉しい出来事があったので、最後に紹介させてください。
このたび、ぐんぐんキッズを卒業するお子さんとお母さまから、感謝の気持ちを込めて素敵なプレゼントとお手紙を頂きました。
お花がいっぱいちりばめられた贈り物からは、彼の優しさを思わせるふんわりとした香りが溢れてきます。
お花は彼が選んでくれたそうで、とっても華やかで素敵なものです。
添えられた手紙には、丁寧な字で感謝の想いが綴られていました。中学校になったら、部活をがんばりたい!と期待に胸をふくらませていた彼の顔が何度も目に浮かんできました。
お母さまからの手紙には「中学校生活に慣れるまでは色々と大変かもしれませんが、キッズで勉強したことを思い返しながら親子で乗り越えていこうと思います」とありました。なんて頼もしいことでしょう。
お別れは寂しいけど、新たなスタートと考えると希望でいっぱいになります。
これからの活躍を応援していきたいと思います。
平成28年度もぐんぐんキッズをよろしくお願いします。
ぐんぐんキッズ療育スタッフ

 赤磐ぐんぐん 見学会のお知らせ

療育希望者を対象に見学会を開催いたします。
募集する対象年齢は、平成23年4月〜平成24年3月生まれまでのお子さんです。
(24年4月以降お生まれのお子さんは「ぐんぐんぴっぴ」にお申し込み下さい)
日時:平成28年4月21日(木) 13時30分〜15時00分
(終了時間は、申し込みをされる方の人数によって多少前後いたします)
場所:岡山県赤磐市和田194−1
    NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会 内
    「児童発達支援事業 赤磐ぐんぐん」
    事務局TEL 086−955−6758.FAX 086−955−6748
★見学会は、保護者の方のみでお越しください。

  《当日の流れ》

13:30〜14:15
  療育部屋内部の紹介と療育の流れの説明、説明終了後、質問にお答えします。
 *ここでは、療育部屋の説明で分かりにくかった点など全体的なことについての質問をお願いします。
14:20〜個別面談
*来年度、赤磐ぐんぐんでの療育を希望される方は、おひとりづつ10分程度の面談を行います。
 見学会への参加を希望される方は、申し込みが必要です
育てる会事務局TEL086−955−6758までご連絡ください。

ぐんぐんぴっぴ 見学会のお知らせ

3才までの母子同室での超早期療育の「ぐんぐんぴっぴ」です。
「ぐんぐんぴっぴ」では、見学、説明は、通所を検討されている保護者の方を対象に、個別に行いたいと思っています。
できるだけご希望の日時にそいたいと思いますので、希望される方は、まずはご連絡ください。(見学は平日の午後に行う予定です)

支援センターNEWS

4月2日の世界自閉症啓発デーを控えた3月末、岡山県立図書館入り口の情報コーナーでは、自閉症をテーマにした展示が行われていました。
多くの図書が並べられ、日本自閉症協会が作成したビデオで、学校でのスケジュール(時間の構造化)や肯定的なアプローチ(声かけ)の様子や、家庭や地域で絵カードを使う男児などが紹介されていて、多くの入館者が足を止めている姿が見られました。自閉症への関心の広がりが実感できるようになりました。
さて、4月から障害者差別解消法が施行され、学校では、「合理的配慮」が求められるようになります。障害の有無にかかわらず子どもたちに、分かりやすく安心して学習できる環境が提供されるよう取り組んでいる学校への協力・支援に努めていきたいと思います。
平成28年度の始まりに当たり、センターの今年度の事業について報告します。
第1点は、保育園・幼稚園の巡回訪問です。幼児期からの継続した支援体制の構築が課題となっており、保健・福祉・教育などが連携した支援体制づくりに向けたステップとして、今年度、保育園・幼稚園の巡回訪問を計画しています。
各園を年間2回程度訪問し、乳幼児検診後の必要なフォロー、就学に向けての対応、各園の発達障害に関係する悩みの相談などに、関係機関が連携して対応することができればと考えています。
第2点は、支援者養成 夜間講座の開催です。
昨年度実施し、好評をいただきました保育所・幼稚園等で保育や支援に当たっている方々を対象とした夜間講座を今年は、6月から9月まで、4回の連続講座として開催します。
発達障害の理解と具体的な支援、構造化や合理的配慮、支援ツール、保護者への寄り添い方などについて研修を深めていきたいと思います。
その他、赤磐市自立支援協議会(ピーチネット)とも連携しながら、ピーチファイル(相談支援ファイル)や絵カード利用の普及、保護者・地域の発達障害に対する(人権の観点からの)理解・啓発に取り組んだり、中学校と連携した発達障害児支援の取組も進めていきます。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
あかいわ発達障害支援センター 岡本 啓

支援センターNEWS

今月も温かいご寄付、ありがとうございます。
念願の「グループホーム ほっぷ 1」がおかげをもちまして、ようやく産声をあげることができました。
みなさま、ありがとうございました。

  【 ご寄附をいただいたみなさま 】 (3.1〜3.31)

○ U.T 様(岡山市)  ○ H.H 様(岡山市)  ○ R・M 様
○ N.Y ・H 様(赤磐市) ○ A寝装 様(赤磐市)  ○ H.N 様(総社市) 
○ K・T 様(赤磐市) ○ O.K 様 
○ M .K 様 ・ T.I 様 ・ T.A 様(赤磐市)
平成28年3月31日現在 寄付金合計 25,458,006円となりました。
 もちろん、この「ほっぷ 1」の完成がゴールではなく、次に目指すのはこれからグループホームを必要としている子どもたちの「ほっぷ 2」や、「ほっぷ 1」から出て一人ぐらしに向かうための、さらに自立度の高い「ステップ 1」など、 まだまだ夢は膨らみます。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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