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平成28年6月30日

 

 第218号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 218号 目次

     やさしい風に

     即実践講座のお知らせ

     OHAの会・キッズルーム・木工教室 お知らせ

      18歳の春を目指すクラブ・サッカークラブ・水泳教室 お知らせ    

     私のお薦め本コーナー
           「自閉症ガール ひまわりさんの日常」

     近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
        ぐんぐんぴっぴ・赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ

     グループホーム寄付 お礼

梅雨空の中、田植えの終わった田んぼで早苗がやさしい風に揺れています。
時折風がやむと、濃い山の緑が田んぼの水面に映って鮮やかです。
濃い緑のあの山を見るとき、いつも思うのは、マンモスのオデコです。稜線が夕焼けの中にくっきり浮かんでいるさまは、まさにマンモスのオデコです。
マンモス君なんて勝手に呼びかけて、面白がっている私です。本当の名前は、兜岩(かぶといわ)でした。嫁いできてから42年、いろんな場面をじーっと見守ってくれた山でした。
そんな山を夕焼けの光の中で見るのも好きだけど、水鏡のような田んぼに映る姿も私は好きです。
厚い梅雨の雲に覆われた、6月の赤磐は、時折覗く晴れ間にほっと一息をつく・・・そんな毎日です。

さて、来る7月31日には、吉田友子先生の「自閉症スペクトラム その子らしさを生かす子育て 〜自己理解を支援する〜」と題してのセミナーが、岡山ふれあいセンター 大ホールで行われます。
吉田先生には、4月3日の世界自閉症啓発デー記念セミナーにも来ていただきました。
素晴らしい講演会でした。参加された方は、早く次をと待ち遠しい思いでおられることでしょう。今年は、連続で2回も来ていただけることになっております。なんという贅沢なことでしょう。今回はその2回目の講演会です。
本人を支えるための診断告知について詳しくお話しくださると思います。どんなに楽しみにしていらっしゃる方が多いことか、私もその一人です。
前回の講演会の時には、啓発を大きな目的として、自閉症についての基礎的なお話しから、特性に応じた支援についてお話しをしてくださいました。
今回は、さらに本人への自己理解を支援するという視点から、実際の診断名告知の様子や、その後のフォローの仕方、自分らしさの伸ばし方などについてもお話しくださることでしょう。
また前回の講演会については、正会員の方を対象に、当日来られなかった方のための上映会をします。みなさん都合があると思われるので3回行うことにしました。もちろん前回来られた方も、今度のセミナーに備えての復習として参加していただいても結構です。
日時は、7月8日(金)、7月11日(月)、7月13日(水)、10時から2時まで、お昼ご飯を持って、事務局にお集まりくださいね。(申込み 086-955-6758)
そして、7月31日のセミナーでは、今度こそ先生のお話しを会場で聴いてください。講演会は、DVDで見るのとは大違いです。熱気が全然違います。
直に先生のお顔を見ながら、お声を聴きながら、お話を聴くと理解の度合いが違うのではないでしょうか? ぜひぜひ今度はご参加くださいね。次の日から、子供に対する気持ちが変わりますよ。それなら一日も早く聞かなくちゃ〜。
先生は、前日には、グループホームも見学したいといってくださっています。今から緊張と嬉しさでいっぱいの私です。

さて、今回は、たくさんの募集がありますので、注意して会報を読んでくださいね。
うっかり会員対象のページを読み忘れてしまう方もいらっしゃるようなので、ここに書いておきます。
カレンダーに書き込んでおきましょう。
○ USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)バス旅行   平成28年10月15日(土)  募集開始:220号(予定)
○ 木工教室   平成28年8月28日(日)   募集開始:受付中 〜 詳細は219号
○ キッズルーム    平成28年7月17日(日)   募集締め切り:7月6日(水)お急ぎ下さい。
○ 18歳の春 ひか☆りんく 説明会   平成28年7月8日(金)    申込:すぐにお電話ください。
たくさんの事業が同時に動き出して、私は大忙しです。代表として、いろんなことの相談に乗っていると自分のキャパを超えてしまいそうで・・・、いいえ、すでにもう超えているようです。
療育部門「赤磐ぐんぐん」「ぐんぐんキッズ」「ぐんぐんぴっぴ」の3事業所、加えて相談支援事業所「エール 1」とグループホームの「ほっぷ 1」、それに今はまだ赤字のカフェ「スプリングカムカム」(みなさん、食べに来てくださいね)の運営と、目の回るような日々です。
「あかいわ発達障害支援センター」にいたっては、所長の岡本先生と相談員の原さん、政田さんに、すっかりまかせっきりです。
私は学生からすぐ結婚して、就職したこともなく、ずーっと専業主婦でした。そんな私が、こんなにたくさんの事業の責任者になっているわけです。本当に大変なことをしているんだなぁ〜と、最近改めて思っています。
忙しいのは、半端ないのですが、どの事業も夢がいっぱい詰まっていて、必要なことばかりです。どれもこれも自閉症の子供や大人にとって不可欠の事業ばかりです。ここが頑張り時と思っています。
そんな私に先日夫が言いました。
「最近、愚痴が多いよ。もっと前みたいに楽しんで仕事したら・・・」
「ええ??そうだったのか・・・」 私って、そんなに愚痴が多くなってましたか・・・
そんなことを気づきませんでした。いつも通りにしていたつもりでしたが、いつも一緒にいる人の指摘です。間違いないことでしょう。
夢いっぱいの仕事をしているはずなのに、愚痴をいっぱい言っていたなんて・・・、
反省反省!でも、愚痴を聞いてくれてありがとうです。
そういえば、昔のことですが、哲平が小さかった頃、辛いことがあると夫が帰ってくるのを待ちかねるようにして、愚痴を洗いざらいぶちまけていたことを思い出しました。
あの、しんどかったあの頃、夫に愚痴を言うのだけが私の対処法だったように思います。
あの頃があって、今がある。
愚痴は、私にとっては、ストレス発散の効果があるのでしょう。
いまそれほどのストレスがかかっているということに自身が気づいていなかったみたいです。
一生懸命になっていると、気持ちにゆとりがなくなってきます。ストレスは体や精神に影響しますよね。
そんな自分を気付かせてくれた夫に感謝して、もう少し愚痴聞いてもらいたいと思います。
また、元気になるために・・・。
皆さんは、どんなストレスの解消法を持っていますか?
インターネットで検索してみるとたくさんのサイトがあります。一つのサイトで診断してみると、私は、イライラ型だそうです。こういう人は、ストレスをため込まずにすぐにでも解消したほうがいいそうです。
スポーツしたり、思いを大きな字で書いたり、新聞紙を破いて、それを足で踏みつけるのも効果的だとか。いろいろ試してみようかなと思いますが、やっぱり夫に話を聞いてもらうのが一番のように思います。

さて、育てる会職員の募集をさせていただいてもよいでしょうか?
実は、療育部門のサービス管理責任者の一人が妊娠中です。どなたか9月以降転職を希望されているような方がありましたら、ご一報ください。放課後等デイサービス事業です。よろしくお願いいたします。
また、グループホームの生活支援員も募集中です。16時30分から20時30分までの4時間です。こちらは経験がなくても指導します。夕方から夜にかけてのお仕事なので、子育て中の主婦には難しい時間帯です。ハローワークで募集をかけているのですが、なかなか応募してくださる人がありません。どなたか紹介していただけるとありがたいです。

それでは、グループホームのお話しをしたいと思います。
4月6日に開所してもうすぐ3か月が経過しようとしています。
利用者は、6人。状態は様々ですが、みなさんここでの生活にも慣れて、家に帰りたがるなんて人もありません。ここが家よりも快適ということだと理解して胸なでおろしております。
そんな彼らの事ことを少し紹介します。
写真は、I君いい笑顔でアイロンかけをしています。
とっても丁寧なお仕事ぶりで関心してしまう手さばきですお母さんが丁寧に教えてこられたからこそ、こんな風に丁寧なお仕事ができるんだと思います。
   
また、彼は、自室でもとてもリラックスしてテレビを見て過ごします。入居したばかりのころは、緊張してきちんと部屋でも背筋を伸ばして座っていたソファに今はこの通りリラックスです。
我が家の哲平は、どうしているかというと・・・・、我が家よりも豪華な夕食をいただきながら、幸せそうなこの顔を見てください。
私と出会うと、9月の連休に東京へ行って秋葉原でAKBショップとメイドカフェへ行く話で盛り上がる哲平です。
この雰囲気いいでしょう。
そんな哲平も先ほどのI君に触発されたのか、今までは当てなかったズボンにアイロンをかけ始めました。
多くの友との暮らしは、お互いにいい影響を与え合うようです。
これは、M君のスケジュールボードです。
次に何をするのかわかりやすく示されている、彼にとっての見とおしグッズです。
     
今は、お風呂に入っている人がいるのでお風呂が空くのを待っている時間のようです。
トントンとドアを叩く音がしました。出てみると、K君が、お風呂札をもって来てくれました。
「これはお風呂が空きましたよ」の合図の札です。
「ありがとう!」と受け取って、お風呂へ入るMくんでした。
お互いにとってわかりやすいシステムにするためにいろいろな工夫をしています。
お風呂から上がったK君は、防音設備の整った自分の部屋で寝るまでの時間、のんびりテレビを見て過ごしています。
家では、テレビを見る習慣はなかったそうですが、ほっぷ1に入居してからは、テレビを見ることができるようになりました。余暇が適切に過ごしにくいと思われていた彼でした。
テレビを見るという余暇の過ごし方が生まれたことは、素晴らしいことです。時には、うっかりして10時半になるまで夢中で見ていることもあるそうで、世話人のTさんに注意を受ける日もあるほどです。
お気に入りは、教育テレビの中国語やイタリア語だとか・・・。そういえば哲平も今はAKBに夢中ですが、前にはイタリア語講座やフランス語講座など外国語のテレビが好きでした。どうして好きなんでしょうね。
幸せそうなこの雰囲気いいでしょう。いつもイヤーマフが離せない彼ですが、自室ではこの通り、苦手なくしゃみも咳も聞こえないので、この笑顔です。
K君は洗濯を干しています。ホップ1の入居者は、全員自分のことは自分でやります。それがホップ1でのルールです。
時間がかかっても最後までやれるように見守ります。
野菜嫌いの彼が、最近何度か全部完食ができて、スタッフ一同、お母さんも大喜びです。
完食したK君も勝利者ですが、完食をさせ切った世話人のTさんも勝利者です。あきらめない支援は続きます。
K くん、Tさんがんばれ!!
こんな風に、自立への道を丁寧に探っている人もいるし、もうすぐにでも次のステップに行けそうな人もいる「ほっぷ1」です。
いろいろな人が、一緒に生活しています。
私たちの夢は、彼らがもっと自由に楽しく地域での一人暮らしができるようになることです。
その為の自立訓練です。その為の余暇の支援であり、偏食指導です。あきらめないで支援することの大切さを、彼らが日々私たちに教えてくれます。
いくつになっても変わることができる。進歩することができるなんて素敵なことでしょう。きっと叶うと信じていれば、どこからかその力が与えられる。
そんな風にこの会報を書いていて、ふっと思いました。私は時々、悩んだとき、こんな風に文章を書くことで慰められると感じることがあります。
学校へ息子が通っていたころ、先生とのお便りの交換をずーっと続けていました。
日々家庭であったことを担任の先生に伝えるお便りを書いていました。
言葉もほとんどしゃべらない息子のことを少しでも知ってほしくて書いておりました。
今日は、こんなことがありました、・・・・と書いているうちに、その出来事があったときは見過ごしていた出来事の本当の意味が見えてきたものでした。パニックになった本当の理由がわかったり、自分のいい加減さに気がついたりしたものでした。
書くことは、客観的に自分を見直すきっかけになりました。
今回のグループホームのお話しで、書いていてふとこんな風に悩んでいたことへの示唆が与えられる。ありがたいことだと思います。やっぱり神様ついていてくださる。そんな風に感じる私です。
忙しいけれど、充実している毎日は、幸せな毎日なんだと再び思います。
あまりの忙しさに、思わずリタイヤしたいと思うわたしですが、今は、そうもいかない現実の中、頑張るしかない・・・なんて思っていたわたしでした。そんなこともストレスの原因だったかもしれません。
けれど今日、「私がやらないで誰がやるのよ」という気持ちがムクムク湧いてきました。いい調子です。この調子なら、不調からの脱出間違いなしでしょう。
会報を書く前と書いた後でこんな風に変わるなんて、私も調子いい奴ってことでしょうね。今日はこの辺で失礼しましょう。
そうそう忘れるところでした。
今年も哲平と夫は岡山マラソンに当選して、二人一緒にフルマラソンを走るそうです。
11月13日(日)、沿道で見かけたらまた応援よろしくお願いします。
それではみなさん、来月号でまたお会いしましょう。
お元気で、再見。
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)

平成28年度 教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ 

☆ 第3回 ☆ 平成28年7月1日(金)19:00〜20:55
           テーマ  :コミュニケーション A メッセージの送受信と手段
☆ 第4回 ☆ 平成28年9月9日(金)19:00〜20:55
           テーマ  :コミュニケーション B コミュニケーションの評価と文脈
場 所 : 岡山県生涯学習センター  大研修室(岡山市北区伊島町3-1-1)
講 師 :坂井 聡 先生(香川大学教育学部特別支援教育 教授)
講座に通っている同僚の方に勧められて・・・と、途中から参加される方もいらっしゃいます。連続10回講座ですので、まだ追いつけますよ。
これまでの講義のBDもお貸しするので大丈夫です。
ニューフェイスの方、お待ちしています。
参加費:一般 20,000円、賛助会員 17,000円 全10回分 
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748 
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/2016sokujissen.pdf

OHAの会のお知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。
7月・8月はお休みします。

  《 次回のOHAの会 》

日 時:平成28年9月15日(木) 9:30〜11:30
場 所:おひさまハウス 食堂
申込み:Tel.086-955-6758(事務局)
次回からの読書が決まりました!
『あたし研究』 小道 モコ:絵・文 クリエイツかもがわ:発行
以前、門 眞一郎 先生とコラボセミナーをお願いした小道さんの本です。
9月から、利守先生のアドバイスを受けながら、みんなで読みあいと思っています。

キッズルームのお知らせ

キッズルームでは、岡山大学児童文化部のお兄さん、お姉さんが子ども一人ひとりについて一緒に遊んでくれます。広い体育館で行うので、体を動かして思いっきり遊べますよ!
前回の会報でもお知らせしましたが、定員までもう少し余裕があります。
締め切りを延長しますので、いつも参加して下っている方も、初めての方もぜひご参加くださいね。
日  時:平成28年7月17日(日)13時〜15時
場  所:岡山大学 第2体育館
持ち物 :うわぐつ、お茶、汗をふくタオルなど
申込締切:7月6日(水)
質問等ありましたら、育てる会事務局まで。

木工教室のお知らせ

暑い夏とともに、今年も木工教室の季節がやってきました。
今年は、7月の終わりに吉田友子先生のセミナーがありますので、木工教室は8月の終わりに開催したいと思っています。
今年はポスト制作を予定しています。
詳しい写真や材料代などは、改めて来月紹介いたしますが、とりあえず日時をお知らせしておきますので、参加希望の方はスケジュールに入れておいてください。
日 時:平成28年8月28日(日) 13:00〜15:00
場 所:岡山県生涯学習センター 木工教室(岡山市北区伊島町3-1-1)
講 師:川月 清志 先生(成羽在住 木工作家)
定 員:子ども12人(きょうだい児を含む)

18歳の春を目指すクラブ お知らせ

18歳で花咲く春を迎えたいと願って、活動しています。
5月13日(金)に、あおぞら会を見学させて頂きました。
まず老人ホーム阿知の里で、クリーニングと清掃を見学させて頂き、事務所であおぞら会の詳しい説明をして頂きました。
最後にうどん店で、昼食にうどんを食べて帰りました。リーズナブルで美味しかったですよ。
見学した保護者の方からは
初めて、A型とかB型という働き方を知りました。
多くの事業所をお持ちなので、職種も多く、より自分に合った仕事にたどり着ける可能性を感じました。
事業所によって雰囲気が違うということでしたので、他の事業所も見学してみたいと思いました。
等の感想が寄せられました。
次回は、ひか☆りんく(岡山市発達障害者支援センター)の方が、利用方法や事業内容等をお話下さいます。
日時 平成28年7月8日(金) 10:00〜12:00
場所 東山公民館 実技室(いつもと部屋が違います)(岡山市中区平井4-13-33)
※正会員の方は、500円で参加可能です。
申し込みは、育てる会事務局 рO86−955−6758まで。

サッカークラブのお知らせ

日時:平成28年7月10日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで
7月の活動日は10日(第2日曜日)です。見学、体験大歓迎。
たくさんの皆さんの参加をお待ちしています。

水泳教室のお知らせ

日 時:平成28年7月17日(日) 15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
当日のキャンセルは担当の携帯まで、電話、またはSMSにてお知らせください。

 ぐんぐん だより 

ぐんぐんぴっぴ 

2014年から少しずつ始まったぴっぴの早期療育。2016年のお正月に「ぐんぐんぴっぴ」の名前で一事業所として独立して半年がたちました。
ぐんぐんぴっぴを利用してくださるお子さん、ご家族のみなさんに、より良いサービスを提供したい、小さい時に気付いて、早くから療育を始められて良かったと思っていただける支援をしたいと思って、スタッフ一同熱意を持って試行錯誤してきました。
身近に年少以下のお子さんに対象を絞って療育しているところがあまりないため、「一生懸命取り組んでいるけど、私たちがしていることはこれでいいのか、大丈夫なのか?」という自問自答をいつも繰り返しながら療育しています。
そんな私たちの所に、6月初旬、あの服巻智子先生がスーパーバイズに来てくださいました。
服巻先生に私たちが今していることを見ていただき、悩んでいることを聞いていただきました。
先生はたくさんのアドバイスをくださり、貴重な動画も見せてくださいました。
そして、ぴっぴに来ておられる小さなお子さんたちにとって、今しか伸ばせない・今取り組むべき課題は何かを教えていただきました。
そして、一人ひとりにとって最適な目標を見つけていくために必要なこと、アセスメントについてもご説明いただき、アセスメントの大切さを改めて痛感しています。熱意だけではダメ。熱意は絶対に必要なもの。だけど、それだけでは適切な支援はできない。胸に響きました。お子さんたちの今の状態を正確に把握し、ご家族と共通認識を持ちながら、着実に療育をしていきたいです。
服巻先生、本当にありがとうございます。
お子さんたちとスタッフが心底大笑いしあえて、お子さんたちに「人と過ごすって楽しい!面白い!」と実感してもらえること、お子さんたちが自分の感情を相手に向かって適切に表現できるようになること、おうちの方がここに来るとホッとできること、等、私たちが提供していきたい支援が見えてきました。次回先生が来てくださる時までに、今回いただいたアドバイスを受けてぐんぐんぴっぴがより良い変化をしているようスタッフ一同日々丁寧に取り組んでいこうと思います。
ぐんぐんぴっぴ 療育スタッフ

赤磐ぐんぐん

先日、幼稚園や保育園の先生方対象の見学会を開催しました。
赤磐ぐんぐんは、年中と年長の学年の子どもたちが通ってきています。子どもたちが家庭の次に多くの時間を過ごしている場所が、保育園や幼稚園になります。
保育園・幼稚園の先生方は家族の方の次に身近な支援者です。
この見学会を通じてつながりあい、自閉症スペクトラムの子どもたちが暮らしやすい日々を送るためにはどうしたらよいか、家族の方が子育てを楽しいと思えるにはどうしていけばいいかを一緒に考えていける第一歩になればと思ってこの見学会を企画しました。
当日は、赤磐市・岡山市・瀬戸内市の14施設から24名の方が参加して下さりました。
予想をはるかに超える申し込みで、この狭い療育部屋を効率よく案内するためにはどうしたらいいかを考えて当日を迎えました。
まずは全体に向けてのお話をさせていただき、その後は3グループに分かれて各エリアを実際に見ていただきながらの説明をしました。
ロッカーエリア・スケジュールエリア・みんなの会(グループでの活動エリア)・先生と勉強のエリア・一人で勉強エリア・遊びエリア・おやつエリア7つのエリアを資料を見ながら説明していきました。
各エリアで使っている支援グッズの紹介や、何を大切にして取り組みを行っているかを説明していきました。
狭い療育部屋なので移動するのにご不便をおかけたり、待ち時間ができてしまったり、説明が聞きとりづらいこともあったかもしれません。
こんなにも多くの参加者の見学会は初の試みだったので、反省点も多くありますが、熱心に質問をして下さる方も多く、とても有意義な時間を過ごせたと感じています。
見学会に参加して下さった方からの感想を一部紹介いたします。
・「視覚支援が大切だと思って取り入れていましたが、実際に使っている視覚支援が本当に有効なのかどうかもう一度考え直すチャンスを頂けてとてもありがたかったです。園に通っている子どもの様子も聞けてとてもよかったです。」
・「その子その子に合った支援の仕方、表示の仕方が様々だということを改めて感じることができました。失敗体験ではなく成功体験を多くさせてあげられるよう、園での話し合いの中で出していきたいと思います。」
・「普段、赤磐ぐんぐんに通っている子どものお母さんから聞いていること、スケジュールの示し方等、今までは部分的に知っていたことが、今日見学して、「なるほど!」とつながることがたくさんありました。園でもスケジュールを取り入れることで子どもの動きが変わることを最近すごく実感するので、スケジュールや視覚支援を取り入れていかなくてはいけないと思いました。」
療育は週に1回の限られた時間です。私たちは、自閉症スペクトラムのお子さんにとって必要な支援が何なのか、どのように育てていけばいいかを家族の方と一緒に考えていくパートナーでありたいと思っています。
今回の見学会が、子どもたちに関わる人たちがつながりあい子どもたちのためにより良い支援を一緒に考えていくための第一歩になればと思っています。お忙しい中、参加して下さった先生方にあらためて感謝いたします。今後もよろしくお願いたします。
*年内にもう一度見学会を企画したいと思っています。見学会の日程が決まりましたら各園に案内を送らせていただきます。次回の見学会も皆さんの参加をお待ちしています。
赤磐ぐんぐん 療育スタッフ

ぐんぐんキッズ

梅雨の時期。ぐんぐんキッズでは、周りの畑からリアルカエルの大合唱が聞こえています。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
低気圧の影響やムシムシとした湿気や気温などで機嫌が悪い子もいるかもしれません。一般でも頭痛の24%が気圧の影響だと言われることもあるほどなので、色々な感覚の特異性がある子どもたちは、しんどい時期です。
小学生のお子さんは運動会などの大きな行事が終わり疲れが出やすい時期でもあります。いつもはできていることでも、しんどい時には無理せずに手伝ってあげてくださいね。
さて、ぐんぐんキッズでは、6月19日の父の日に向けて、子どもたちからお父さんへのハンカチタオルプレゼントを企画しました。
実際のお店での買い物に挑戦する前に、キッズで先生がお店屋さんになって、支払練習です。
250円の物を買うのに財布に入っているお金全部を出してしまう子・財布を開けたまま移動してお釣りを落としてしまう子・買い物するのに必死になりすぎてせっかく買ったハンカチタオルを忘れてしまう子。
メッセージカード作りも、全体のバランスを考えてシールを貼ることが難しく、見本通りに作ったり、裏側にまではみ出してしまう子など、様々でした。
一人一人が「お父さんに喜んでもらいたい」という気持ちで、ハンカチを選び、カードを作り、丁寧にラッピングをしました。喜んでもらえたらいいなと思います。
メッセージカードを作成する時に、子ども達に聞いてみました。
たくさんのシールがぐちゃぐちゃに入っているもの(左)と、種類ごとに分けて入っているもの(右)、どちらが見やすい・選びやすいですか?
子ども達はどちらを選んだでしょう?
     

また、作る時のやり方の説明で、全部が載っているものがいいか、それとも一枚ずつ工程が終わるたびにめくっていくものがいいか、どちらがいいかお子さんに選んでもらったり、「自分の要望(困っている・何かが足りないからもらいたいなど)を先生に伝える」際に、台詞だけが載っているものがいいか、それとも具体的に写真カードがあるものがいいか、お子さん一人一人に選んでもらったりしました。
どちらが見やすい・選びやすいですか?子ども達はどちらを選んだでしょう?
知的障害のない、いわゆる「高機能タイプ」と呼ばれる高学年のお子さんたちも、「一枚ずつのめくる分の方が分かりやすい」「カードを渡す方が、誰に何て言えばいいか分かるから助かる」など、驚くことにほとんどのお子さんが、自分にとって分かりやすいものを選んでいました。
自分にとって分かりやすい・便利と思える体験をどれだけ積んでいるかは、自己理解にもつながります。「どちらが正解」ではなく、自分にとって得になる工夫を自分で選び取れるようになることは、将来のためにも、すごく重要な力です。
ぐんぐんキッズでは、様々な体験を通じて子どもたちが「こういうのがあると助かる」「だから使ってみよう」と思えるよう、設定して伝えています。
もうすぐ夏休み。いつもより長い療育時間の中で、たくさんの気づきのチャンスを作っていけるような取り組みをしていきたいと思っています。夏休みのぐんぐんキッズだよりも、お楽しみに!
ぐんぐんキッズ 療育スタッフ

グループホーム寄付 お礼

今月も温かいご寄付、ありがとうございます。
【 ご寄附をいただいたみなさま 】 (6.1〜6.30)
○ M.T 様(岡山市)  ○ 育てる会 有志一同様 (岡山市 他)
平成28年6月30日現在 寄付金合計 26,293,936円となりました。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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