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平成28年9月30日

 

 第221号 

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

 221号 目次

     あぜ道の彼岸花

     即実践講座のお知らせ

     OHAの会・ 18歳の春を目指すクラブ ・サッカークラブ・水泳教室 お知らせ    

     私のお薦め本コーナー
           「もっと素敵に生きるための 前向き言葉 大辞典」

     近隣の講演会等のご案内

     ぐんぐんだより
        ぐんぐんぴっぴ・赤磐ぐんぐん・ぐんぐんキッズ

     グループホーム寄付 お礼

あの暑かった夏が去って、やっと過ごしやすい秋がやってきました。
あぜ道には田んぼを縁どるように 赤い彼岸花が今年も咲き始めました。
何年も何年もこんな風に夏を送り、秋を迎え、そして寒い冬に備えていく・・・。そんな暮らしを続けていると、こんな毎日がずーっと続いていくような気がします。
でも、人の人生には、いつか終わりの時が来て、みんなこの世を去っていく・・・。
もし私がいなくなっても、この世界は何にも変わらず、続いていくんだ・・・。
そんな事を考えると、なんだか急に寂しく感じてしまいます。やっぱり秋ですね。
人生の初秋(?)を迎えた私です。厳しい冬は、まだまだ先・・・。この過ごしやすい秋にこそ、厳しい冬が来る前に、人生の集大成、仕上げをやって行きたいものです。
優先順位を付けて、何をやるべきか、何を切り捨てるべきか、人生のやり残したことや、やらねばならない事を、意識して取り組んでいきたいと思います。
こんなことを考えてしまうのは、やっぱり物思う秋のせいでしょうか・・・。
皆さんは、お元気でしょうか?
夏の疲れを残していませんか?
私は、とっても元気ですよ。過ごしやすい気候のせいか、秋になると気力や体力も充実してくるような気がします。

さて、皆さん、お願いがあります。
育てる会講演会が、ピンチです。自閉症の講演会を高名な先生方をお呼びして、年5回行ってきましたが、今年度第3回の講演会は、仙台から高橋みかわさんに来ていただいて、「大震災 その備えと生きのびるために」と題しての講演会を行います。
タイトルを少しセンセーショナルにつけ過ぎたためか、「我が家にはあまり関係ないわ」と思われたのかもしれませんね。反省です。
でも、災害の少ないと言われる岡山県ですが、それだけ私たちにも油断があって、心構えも備えも不足しているのでは、との思いから今回のセミナーを企画した次第です。
特に、自閉症児や発達障害児の場合は、理解されにくい障害であるため、避難所等でも周りの方からの理解が得られず、遠慮して危険な自宅や車中泊での避難生活を余儀なくされる家族の方が多いと聞きます。
このセミナーで、災害に備えて、家族や支援者、行政においてどんな準備が必要か、どう助け合っていくか、一緒に学んでいきたいと思っております。
そのため、今回の講演会は、保護者の方だけでなく出来れば行政の方の防災担当者の方に来ていただきたかったのですが、なんとこの日は、岡山県知事選の投票日でした。
官公庁は、担当部署以外の方もそれぞれ忙しくて、誰も来られないみたいです。
そこで皆さん、お願いです。もう一度チラシを入れておりますので、ぜひお誘い合わせていらしてください。とってもいいお話が聴けるはずです。
高橋みかわさんのお子さんは、自閉症でしかも重度の知的障害もお持ちです。たとえ重度の知的障害がなくても、自閉症の子どもを持っている私たちは、いったん事が起これば、避難所では暮らせるようには思えません。どんな風にあの3.11を過ごし、どのような教訓を得られたのか、それを今後の私たちの暮らしにどう生かせるか・・・、こんないい機会はまたとありません。是非とも多くの参加者でお迎えしたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

さて、先日、岡山の旭川荘の療育アカデミーでお話をさせていただきました。私のようなちょっと変わったおばちゃんを呼んでくださるのはどうしてだろう・・・と思いつつ、お話させていただいて、3年目です。
今はほとんどの講演会をお断りしている私ですが、お世話になった旭川荘ですから、お断りするのも失礼かと思いつつ、お話を毎年少しずつ変えながら、させていただいています。
哲平を産んでからの困難を極めた子育てのお話、少しずつ生活が整い始めた小学生の頃、そして中学高校は、色々な余暇や家事を教えて行った事、そして、就職への取り組みなど、哲平の子育てをたっぷり話をさせていただきました。
その後は、育てる会を作ったいきさつや、活動の様子、そして赤磐ぐんぐんの療育についてもお話させていただきました。
今年はその今までのお話に加えて、グループホームやカフェが出来たことなどもお話しました。一人の母親としては、力も能力もない私たち親ですが、みんなの力を寄せあえば、こんな風にいろんな事業を展開する事が出来ます。
講演に先立ち、お話の組み立てを考えていく過程で、思ったのは、多くの仲間の中にいることの大切さです。一人の力は弱いけれど、親たち一人ひとりの力を合わせると、子どもたちの未来を親たちで切り開いていける。そんな風に思った事でした。
「育てる会は、小さな親の会です。でも小さいけれど、情熱の塊のような力強い会です。
一人ひとりの親たちが、子どもの事を想い、精いっぱい頑張ろうとしている親の会です。とっても良質な稀にみるいい会なので、ご支援よろしくお願いします。」と、どこででもお話しています。
私はこの会の代表なので、育てる会のスポークスマンだと思っています。
色んな方に育てる会の事を知ってもらいたいし、応援もしていただきたいです。寄付だって集めたいし、活動に協力もして欲しい。
そして、自閉症の子どもを持つお母さん達に元気になってもらいたいから、頑張って活動をしています。どうぞ、よろしくおねがいします。

さて、先ほども言いましたようにお話に行くのは苦手な私ですが、グループホームの事について、私たちのカフェの取り組みについて、聴きたいと思っていただける方がありましたら、お話しに行きたいと思っています。県内の遠い街へも行きますので、お声かけください。出来れば親の会などの代表の方に伝えて人を集めていただけたらと思います。行かせていただきます。
キャラバン隊と銘打って、グループホームのつくり方や地域に開かれたカフェについて、お話します。県北の方や、漠然とグループホームに憧れてはいるけれど、どうしたらいいかわからない方など、大勢いらっしゃると思います。私たちがしてきたことを、お伝えできたらと思っています。
グループホームに息子が入ってからの我が家は、親としては少々寂しい毎日です。でも、私たちが、急に倒れたりしても、「何とかなる!」そう思うと親としてはとても安心できる日々です。
「哲平がグループホームに入ったら、のんびりお酒を飲みに行こうね」なんて二人して言っていましたが、哲平がいないので、急いで帰る必要もなくなった二人は、事務所に遅くまで残ってお仕事ばっかりしています。
10月が来ると入居して半年です。早いものです。
まだ一度もお酒を飲みに行けていない私たち夫婦ですが、お仕事だけでなく、何か二人で共通の楽しみや趣味でも見つけたいものです。子育てに懸命だった時を経て、今は静かな暮らしです。二人ののんびりした老後は、まだまだ先のようですが、仲良く何か出来たらいいのに・・と思う私です。旦那様がどう思っているかは、解りません。

そういえば先日、主人と哲平の男二人が東京に2泊3日で出かけました。
例によって秋葉原とディズニーランド・・・ホントは夫に留守番をさせて、私と哲平と二人でゆっくり楽しんでくるつもりで予約を入れていたのですが、前に書いた旭川荘でのお話しさせていただく日と重なってしまい、いまさらの予定変更は哲平にとってキツいので、泣く泣く主人に権利を譲りました。
哲平にとって一番の目的地であるAKBショップとメイドカフェを男同士で満喫したあと、ディズニーランドとディズニーシーでは、ファストパスと障害者パスを組み合わせて、ほとんどのアトラクションを制覇してきたそうです。
ビッグサンダーマウンテン、スプラッシュマウンテン、スペースマウンテン、ホーンデッドマンション、インディージョーンズ、センターオブジアース、トイストーリー、プーさんのハニーランド・・・などから、蒸気船、いかだや鉄道、はてはコーヒーカップや回転木馬まで、大いに楽しんできたようです。
唯一「行きません」と言ったのは、タワー・オブ・テラーだったそう・・・たしかに、エレベーターが垂直に落っこちるというのは、あまり気持ちいいものではなさそうですね。
後々思い出してエレベーターに乗れなくなってもいけませんので、まあいい判断でしょう。
ただし、「怖かったけど、楽しかった」と言っていた数々の絶叫マシンでも、写してもらった記念写真はどれもも肝心な撮影スポットでお父さんにしがみつき、前を向いていなかったので、残念ながらいい写真は撮れていなかったそうです。
この余裕を持って写っているのは・・・コーヒーカップでのワンシーンです。

そうそう、我が家の話でもう一つ、新しい車が来ました。
最近の車の低燃費(なんとパンフレットでは40km/リットル・・・)とその機能の高さに驚きます。
まだ納車して、2週間しか経っていないのですが、バックしようとしたら急に止まるのでどうしたのかと思って夫が降りて見てみると、なんと気付かないポールが真後ろにあったそうです。
今までの車だったら、間違いなく当てていたはずでした。
なにしろこれまでの主人の愛車ファンカーゴ、アチコチ当てまくって満身創痍の状態でした。
でも16年乗って走行距離も23万キロを超え、育てる会のためによく走ってくれました。キャンプやキッズルーム、セミナーのたびにお世話になりました。ご苦労様でした。 
夫も65歳です。うっかりミスも多くなって、車線からもはみ出しがちになる彼を、今度は新しい車の性能が助けてくれることでしょう。
色も、周りの人が気づいてくれやすいようにと、一番目立つライムグリーンにしました。
事務局近くで派手な色のプリウスを見かけたら、“年寄り注意”の色ですので、お気をつけくださいネ。
この車「テレビつける」と言うとつけてくれたり、「自宅へ帰る」というとナビの案内が始まったりもする機能もあるそうです。世の中進化していますね〜。この贅沢な暮しに慣れすぎないようにしたいものです。でも機械はやがて壊れます。機械だけに頼らず、機能を補助的に使いつつ、安全運転してくれたらと願います。

さて、その夫、岡山マラソンへ向けて練習を頑張ってしています。
先日も朝起きると夫がいないのでどうしたのかしら・・・と思いつつ、私も出掛けなければならず家を後にしました。2時間後に家に電話を入れると、帰っています。どうやら朝食前に20キロほどを走っていたらしく、さすがにしんどい様子でした。哲平の方も頑張っています。
また今年も頑張って2人で出場しますので、応援の方をよろしくお願いいたします。
そんな中グループホームやカフェの事をRSKテレビさんが、取材して下さいました。「岡山生き活きテレビ」という番組でした。
育てる会のメーリングリストに入っていただいている会員の方には、放映時間を連絡させていただいたので、見ていただい方もいらっしゃると思います。(まだメーリングリストに入られていない正会員の方も、ぜひこの機会に登録してください。1か月に一度の会報では間に合わない情報を発信させていただいています。)
カフェをたくさん宣伝して、お役さんが来て下さるようにと、県民局さんがお手伝いくださっています。皆さん、一度おいで下さい。カフェとは言いますが、気楽なのんびりした店です。ゆっくりしに来て下さいな。お待ちいたしております。
また、グループホームの見学も随時受け付けています。
では、皆さん今日はここまで、また来月号でお会いしましょう。
(育てる会 代表 鳥羽 美千子)

平成28年度 教師・保育士対象 即実践講座 お知らせ

☆ 第5回 ☆ 平成28年10月14日(金)19:00〜20:55
  テーマ  :受容性のコミュニケーション
  場 所 : 岡山県生涯学習センター  大研修室(岡山市北区伊島町3-1-1)
  講 師 :坂井 聡 先生(香川大学教育学部特別支援教育 教授)
☆ 第6回・第7回 ☆ 11月・12月も予約が取れましたので同じ会場です。
楽しくてタメになる坂井先生の講義ですが、たくさんのビデオの映像を見せていただいている関係で、少し講義が予定のテーマより遅れ気味です。
参加される方は、前回(今回でしたら第4回)で使ったレジュメもお忘れなくお持ちください。
前回分の残りを終えたあと、今回の内容のレジュメに入ります。
参加費:一般 20,000円、賛助会員 17,000円 全10回分 
申込・問合せ:Tel.086‐955‐6758、Fax.086-955-6748 
http://ww3.tiki.ne.jp/~teppey/2016sokujissen.pdf

OHAの会のお知らせ

OHAの会は高機能自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害で知的障害のないタイプの子どもを持つお母さんのための会です。

  《 次回のOHAの会 》

日 時:平成28年10月13日(木) 9:30〜11:30
場 所:おひさまハウス 食堂
参加費: 1000円
申込み:Tel.086-955-6758(事務局)
今回より、小道もこさんの「わたし研究」へ本が新しく変わりました。
「場の雰囲気を読む」と「慣用句に弱い」というお話でした。小道もこさん独自の感じ方を絵と文章で分かりやすく表現されていました。本には、記入する欄があり、自分の子どもに当てはめて、「我が子研究」として使おうという話になりました。我が子の場合のエピソードをそれぞれに話していき、先生から感想をいただきました。「それ面白いね」「うちもありますー!」など楽しく会話をする場面もありました。今までにない形の読書時間となり、とても新鮮でしたし、特性をより深く理解することができたのではないかと思います。その後は、“夏休みの感想と2学期の豊富”を話していき、先生からの助言をいただきました。
参加者からの感想をご紹介いたします。
〇 たくさんのアドバイスをありがとうございました。我が子へのアドバイスもですが、いつもながら、どの方へのアドバイスも参考になり、今回一番心に残ったのは、“学校で起こったことは必ず気持ちをくみながら話を聞いてあげること。なぜなら、学校で起こることは、母が見ていないことなのだから。”ということです。
考えてみると、我が子の簡単な失敗に、ついつい口をはさんでしまいがちでしたが、まずは受け止めること、基本に返りたいと思いました。我が子についてですが、ゲーム時間が長くなりやめられないことについて、まずコーピングをつくることをアドバイスしていただきました。休日にも体を動かすなどのレジャーも行い気分転換させ、ゲームに対する気持ちを軽くさせつつ、強い気持ちで対応していきたいと思います。

18歳の春を目指すクラブ お知らせ

18歳で花咲く春を迎えたいと願って、活動しています。
10月の定例会はお休みです。
11月11日(金)には、先輩お母さん、お二人をお迎えします。
先輩お母さんのお話は、同じような悩みを持ち、経験に裏打ちされています。
悩んでいるのは自分だけじゃない、とか、見えにくい子育ての未来に少しでもホッとしてもらえたら、幸いです。
昨年同様、ほっこり、感動的な会になると思います。
日時 平成28年11月11日(金) 10:00〜12:00
場所 東山公民館 美術工芸室(岡山市中区平井4-13-33)
※正会員に限り、500円で参加できます。
 連絡先 事務局 086-955-6758

サッカークラブのお知らせ

日時:平成28年10月9日(日)10:00〜12:00(9:45集合)
場所:岡山市内グラウンド
持ち物: マイボール、ゼッケン、ハチマキ、お茶(ボラさんの分も)、個人ノート、出席カード、親リーダーはグループノート
体験、見学の申し込み、お問い合わせは、事務局(Tel.086-955-6758)まで
10月の活動日は9日(日)です。
気温も下がり運動には最適の時期となりました。
見学・体験大歓迎。沢山の皆さんの参加をお待ちしています。

水泳教室のお知らせ

日 時:平成28年10月16日(日) 15:30〜17:30
場 所:OSKスポーツクラブ(岡山市北区絵図町1−50)
連絡先:育てる会事務局(086-955-6758)
     当日のキャンセルは担当携帯まで・電話またはSMSにて連絡してください。
★新たに参加されたい方、体験されたい方は事務局までお問い合わせください。
★欠席される方は10月13日(木)までに連絡してください。
体験してみたい方は、1回 1000円です。
お一人、2回まで体験参加OKですので、気軽に参加してみてください。
プールは正会員限定で、育てる会で貸し切っていますので、安心してお越しください。

 ぐんぐん だより 

ぐんぐんぴっぴ 

9月の頭に、ぐんぐんぴっぴの再構造化を行いました。
ぐんぐんぴっぴでは、遊びを通してコミュニケーションや感情の共有を教えていきたいので、遊びのエリアを和室から板間まで思い切り広く取り、のびのび遊べるようにしました。
「余計な物を見なくて済む」環境づくりを心掛け、大人からは見えるけど、お子さんたちは隠れられて落ち着いて遊べる場所を作ったり、窓からの不要な景色を見ないで済むように大人からは外が見えるけど、お子さんたちの背の高さでは空しか見えない高さにスクリーンを貼ったりしました。集団活動のエリアも広くなりました。
新しく変わったぴっぴに、お子さんたちがどんな反応を示すかな?と迎えました。
最初は今までの休憩エリアだった和室の畳に上がると、そこから出てもいいとは思えずに和室の戸から板間にある遊具を見ている子もいましたが、「出てもいいんだよ〜」と教えてあげると喜んであちこちで自由に遊べるようになりました。
お部屋の端から端まで車を走らせたり、箱車に乗ってお母さんにお願いして部屋中を引っ張って走ってもらったり、広いところで毛布ブランコをしたり、風船を飛ばしたり、思い切り遊べてみんな楽しそうです。
エリアからエリアに移動する動線も変更した個所があります。遠回りして以前と同じところから移動したがるお子さんたちもいて、お母さんとお子さんの特性として味わいました。
「こっちからも行けるようになったんだよ〜」と改めて教えてあげると驚いて新しいルートから通ってみたり、変化を楽しんでいるような様子も見られました。
「自閉症のあるお子さんは変化を好まない」といった言葉をよく耳にします。それは、「いつも通りを好む、予測できることに安心する」ということであり、決して、「同じことをずっとしてあげるのがよい」という意味ではありません。
吉田友子先生が『「その子らしさ」を生かす子育て』で「自分の生活にどんな影響を及ぼすかわからない未知のものが怖いということかもしれません」と言われているような、見通しのない変化が苦手なのです。
「よりわかりやすくなること」「より楽しくなること」などの「彼らにとってより良い変化」であれば、彼らも喜んでその変化を受け入れることができる、そのことを今回の再構造化で確認することができたなあと改めて感じました。
ぴっぴに来ているお子さんはまだ小さくて、あまり世の中のことを決めつけてしまっていません。今のこの時期に、しっかり柔軟性や、よい変化なら喜んで楽しめるタフさを身に付けられるようサポートしていきたいと思います。
ぐんぐんぴっぴ 療育スタッフ

赤磐ぐんぐん

暑い夏もようやく終わり、朝夕は随分と涼しくなってきましたね。
秋と言えば、スポーツの秋! 岡山市は春に運動会をするところが増えてきましたが、赤磐ぐんぐんがあるここ赤磐市は9月末から10月はじめにかけて運動会をするところが多いようです。
日中はまだまだ暑い日も多いので練習で疲れてしまう子も多いようですね。
『運動会』子どもたちにとっても保護者の方にとっても嬉しい気持ちと不安な気持ちが入り交ざる行事の一つではないでしょうか。
今年の運動会、何か事前の準備はしましたか??
練習の仕方を工夫した子もいるでしょう、運動会のプログラムの流れを分かりやすく示すスケジュールを使って当日を迎えた子、迎えようとしている子もいるでしょう。自分の出番ではない時に、何をして過ごすかを分かりやすく示したり、待つ時グッズを活用して待てる工夫をした子もいるかもしれませんね。
お子さんに合わせた工夫をたくさん考えたのではないでしょうか。
さあ、いざその支援グッズを使ってみていかがでしたか??
「うまくいかなかった・・・」と落ち込んでいる方もいるかもしれません。でも、ここで終わっていては次につながりません。何が良くなかったのか・・・次にどうすればいいかを考えてみてくださいね。
この、考える作業が次につながるはずです!!支援グッズ大成功!の方も、ここで終わってはいけません。
何が良かったかを考えることが大切です。しっかり考えてみてください。よかったポイントを考える作業は運動会以外の場面での支援を考える時のヒントになります。
子どもの支援を考える時、うまくいかなかった原因を考え続けても答えがなかなか見つからない時があります。“うまくいった時”の情報がとても役に立つことがあるんです。運動会だけに限らず、子どものいい行動が出ている時には、何が良くてうまくいっているのかを考えるようにしてみてくださいね。
療育中のエピソードからのお話を一つ♪
先日、ぐんぐんの先生立宛にお手紙を書いてきてくれた男の子がいました。お手紙が入ってある封筒には折り紙で折った大根が貼ってありました。お手紙の内容は、誕生日カードをくれた先生へのお礼だったのですが、内容の中に、折り紙で折った大根についての説明が書いてありました。その内容に、その子らしさをすっごく感じました。
「ほっかいどうのめいぶつのだいこんです」
 (表には何の折り紙かわかるように「だいこんです」と書いてくれていました)
スタッフ一同、その言葉を見て「北海道と言えば、じゃがいもやとうもろこしじゃないの??」と思ったのですが、彼は曖昧なことが苦手です。
適当になんてことも許せないタイプのお子さんです。
そんな彼が書いて説明してくれてるんだから間違った情報な訳はないんです。
ただ「だいこんです」という説明だけでは納得できなかったんでしょうね。彼らしい説明にスタッフ一同笑顔になりました^^
なんでも詳しく知りたい男の子です。適当になんてできないからどんなことにも一生懸命取り組みたいという気持ちを強く持っています。ということは、日常生活の中で起こっていることもなんでも詳しく知りたいし、何でもできるようにならなきゃ!!と強く思っているのだと思います。だからこそ、うまくいかないことに落ち込んだりすることも多くなるんだと思います。
うれしいお手紙の内容の中にも彼の自閉症の特性があふれていました。
うれしいお手紙です。困ったことではありません。でも、その中からも彼の特性を感じ、あらためてお母さんと一緒に彼に必要な支援を考えることができました。
必要な支援を考えていくためには困ったことだけに注目していても解決策がみつからないことがあります。ちょっと視点を変えてみてお子さんを見て見ませんか?今まで見えていなかったことが見えてくるかもしれません。
彼から教えてもらった情報でスタッフもひとつ勉強になりました!
次にお手紙をもらえる日はいつかな? ちょっと楽しみです^^
赤磐ぐんぐん療育スタッフ

ぐんぐんキッズ

外の空気が随分涼しく感じられるような季節になりました。
小学生は運動会の練習を一生懸命頑張っている時期ですね。
さて、ぐんぐんキッズに来ている子どもたちのなかには、シミュレートをする練習に取り組んでいる人もいます。みなさんも想定外のことが起きると動揺してしまいますよね。自閉症のお子さんはそれ以上に想定外が苦手です。シミュレートは「もし、こういうことが起きたらどうしようか」というのをあらかじめ考えておくことで、想定外の出来事を減らすことができます。
最近では電話をかける時の応対をしました。
「もしも留守だったら・・・」、
「もし友達のお母さんが電話にでたら・・・」など起こりうることをあげたらきりがありませんし、紙に分かりやすくまとめるのは難しいです。
そこで、チャート式の用紙にまとめてみました。
情報が整理されていたほうが分かりやすいですね。
また、1人でできる余暇に取り組んでる子どもたちもいます。
ビーズを並べて、水でくっつけて作品をつくるアクアビーズ。
水でくっつけるので子ども1人でもできちゃいます。
トレッシングペーパーを使って、下絵をなぞる写し絵 。
好きなキャラクターだとより一層やる気がでますね。
めくり式手順書を使って作るレゴブロック。
興味関心によって様々です。
将来を考えた時、お仕事や食事、お風呂等の時間以外の自由な時間はたっぷりあります。
その時に楽しんで取り組めるものがあるのとないのとでは、QOLに差が出てくると思います。子ども1人でそれを見つけていくのは難しいです。大人が子どもに経験させていく必要があります。
最後にぐんぐんキッズに来ている子どものかわいいエピソードを1つ紹介します。
その時間来ている子どもの中では1番年上のNくんが、「僕1番年上なんよなあ。みんな僕に憧れてほしいなあ。」と話してくれました。
お手本になれるようにという意識が、誰にいわれるのでもなくできているのは素晴らしいことです。
その気持ちを大切にしつつ、今できることを少しずつ取り組んでいければと思っています。
今後ともぐんぐんキッズをよろしくお願いします。
ぐんぐんキッズ 療育スタッフ

グループホーム寄付 御礼

今月も温かいご寄付、ありがとうございます。

  【 ご寄附をいただいたみなさま 】 (9.1〜9.30)

○ H.K 様(東京都)  ○ I .K 様(赤磐市)  ○ M.K 様(赤磐市)
○ T.T 様(赤磐市)   ○ I .Y 様(赤磐市) ○ K.T 様(岡山市) 
○ N.Y 様(赤磐市)
平成28年9月30日現在 寄付金合計 27,264,936円となりました。
今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
寄付金振込口座  中国銀行 赤磐支店 普通預金 1321755
岡山県自閉症児を育てる会 代表者 鳥羽美智代

以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「
育てる会 HP」に記載しています。

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